用語集
と
動意 【 どうい 】
保ち合いを続けていた相場が、上下どちらかの方向に動き出しそうなこと。
投機 【 とうき 】
差金決済を前提にし、利ざやを稼ぐことを目的に取引すること。
【同意語】 スペキュレーション
当業者 【 とうぎょうしゃ 】
上場商品の売買、売買の仲介、取次ぎ、生産、加工などを業務としている関連業者。受渡しを前提として、取引に参加することが多いが、リスクヘッジニーズもある。
東京証券取引所 【 とうきょうしょうけんとりひきじょ 】
日本橋兜町にある日本最大の証券取引所のこと。株式や債券の取引を行っている。
当限 【 とうぎり 】
受け渡し月がきた限月のこと。又は、一番期近の限月を指すこともある。
投資可能資金額 【 とうしかのうきんがく 】
ご入金額上限額および建玉可能な証拠金額のこと。初回の契約時に設定する。
投資顧問会社 【 とうしこもんがいしゃ 】
企業や団体、機関投資家、年金基金などの特定の顧客から預かった資金を専門に運用する投資一任業務に携わる会社のこと。実際の運用は行わずに助言業務のみを行う会社もある。
投資信託 【 とうししんたく 】
不特定多数の資金をひとまとめにして株式や債券などの有価証券を中心に分散投資を行う金融商品。
当社委託者証拠金 【 とうしゃいたくしゃしょうこきん 】
受託契約準則(以下、準則)に規定する委託者証拠金で、(株)日本商品清算機構(以下、JCCH)が算出する「取引証拠金維持額」以上で設定することになっています。
当社においては、以下の計算式により銘柄ごとの証拠金を算出し、その合計額を「当社委託者証拠金:とします。
式:( PSR※1 × 銘柄毎片建満玉枚数※2 ) + 納会月割増証拠金
※1 プライススキャンレンジの略称。JCCHにおいて、SPANにより算出した銘柄ごとの証拠金基本額。
取引ルール/当社委託者証拠金について
当社必要証拠金 【 とうしゃひつようしょうこきん 】
建玉をする上で必要な証拠金として、当社が定めた証拠金です。
値洗損益金通算額が損計算になる等で「受入証拠金の総額」が前述の「当社委託者証拠金」を下回る場合には、「受入証拠金の総額」がこの「当社必要証拠金」を上回るまで追加の証拠金を差し入れて頂きます。
当社においては、以下の計算式により算出された金額を銘柄毎の証拠金として設定し、その合計額を「当社必要証拠金」とします。
式:(PSR×銘柄毎片建満玉枚数)+納会月割増証拠金
但し、SPANパラメータの内容によっては、PSR以外のSPANパラメータを使用して計算する場合があります。
現在は「当社必要証拠金」は「当社委託者証拠金」と同額となります。
(例:SPANパラメータの「商品内スプレッド割増額」がPSRを上回る場合、PSRに代えて商品内スプレッド割増額を使用します。)
(注1)「PSR」・・・プライススキャンレンジの略称。JCCHにおいて、SPANにより算出した銘柄毎の証拠金基本額。
(注2)「片建満玉枚数」・・・売建玉と買建玉を保有している場合、どちらか多い方の建玉枚数。通常は同銘柄全限月の売建玉枚数合計と買建玉枚数合計で算出する。納会月割増証拠金においては納会限月の建玉のみで算出する。
取引ルール/当社必要証拠金について
東証 【 とうしょう 】
東京証券取引所の略。
東証株価指数 【 とうしょうかぶかしすう 】
1968年1月4日における東証1部全銘柄の時価総額を100とし、その後の時価総額を指数化したもの。東京証券取引所が1969年7月に公表を開始し、現在では分単位で東京証券取引所の相場報道システムにより各種情報端末等に伝達されている。
登録外務員 【 とうろくがいむいん 】
商品取引員の役員及び使用人であって、商品取引所法に基づき、主務大臣の登録を受け、商品市場における取引の受託等または委託の勧誘を行なう外務員のこと。
途転 【 どてん 】
方針を変えて、売り方ならば売り玉を手仕舞いし、反対に買い玉を建てること。買い方ならば買い玉を手仕舞いし、反対に売り玉を建てることをいう。
取組高 【 とりくみだか 】
売買約定が成立したもので、まだ手仕舞いをしていない玉の数。
取引単位 【 とりひきたんい 】
1枚当たりの売買単位。 (例)金→1000g、とうもろこし→100t 等
トリプル安 【 とりぷるやす 】
株式、債券、通貨がそれぞれ下落すること。日本であれば株価の下落とともに債券価格が下落(長期金利が上昇)し、円安が進むという状況を指している。当然国内景気にとってはマイナス要因として作用する。
ドルペッグ制 【 どるぺっぐせい 】
中央銀行が必要に応じて介入を行うことによって、自国通貨の為替相場をドルに対して連動させる通貨制度。ドルに対する為替リスクが少なくなる反面、金融政策の自由度が奪われることで弊害も大きい。
トレイリングストップ 【 とれいりんぐすとっぷ 】
利益の出ているポジションを保有しているとき、損失にならないように利食いの逆指値(ストップ)注文を設定すること。これにより、ポジションと逆方向に価格が変動した場合、トレイリングストップによりある程度の利益を確保でる。また、利益を伸ばすことができる手法。
トレンド 【 とれんど 】
相場の大まかな流れのこと。チャートを大きく見た時に相場が上昇しているような場合を「上昇トレンド」と言い、下降しているような場合を「下降トレンド」と言う。