用語集

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公開市場操作 【 こうかいしじょうそうさ 】
中央銀行が自国の経済状況に合わせて最も適切と思われる金利水準に誘導するため、市場を通じて債券などを購入したり、保有債券などを売却したりして金利水準を変動させていく金融操作のこと。


鉱工業生産指数 【 こうこうぎょうせいさんしすう
鉱工業部門の生産活動状況を指数化したもの。景気全般の動きと密接な関係を持っており、生産活動の良し悪しを示している。


小動き 【 こうごき 】
市場を刺激するだけの大きな材料がなく、相場が小さな上がり下がりをするだけの状態。


好材料 【 こうざいりょう 】
相場を上昇にむかわせるとみられる要因(情報・データ等)。
【同意語】 強材料、買い材料
【反意語】 弱材料、売り材料、悪材料


公定歩合 【 こうていぶあい 】
民間金融機関が中央銀行から必要資金の融資を受けるときに適用される金利。


小売売上高 【 こうりうりあげだか 】
国内で販売されているあらゆるものの前月分売上高を合計して推計した数字。一般市民が月にどのくらい消費しているのかを表す統計。


コーポレート・ガバナンス 【 こーぽれーとがばなんす 】
企業統治とも言い、会社経営における意思決定などに株主の意見や利益を反映させようとするもの。


コール 【 こーる 】
金融機関相互のきわめて短期の資金の賃借を意味し、そのレートをコールレート、仲介する業者を短資会社という。
従来は有担保が原則であったが、1985年7月からは無担保での取引も可能となっており、中でも翌日物の無担保コールレートは、日銀が日々の金融調節を通じて望ましい水準に誘導していることから、政策スタンスを示すものとして最も重要視されている。


コールオプション 【 こーるおぷしょん 】
対象商品を決められた価格で、決められた日に買うことの出来る権利(買い付ける権利)。「プットオプション」と反対の意味。


小型株 【 こがたかぶ 】
東京証券取引所の一部に上場している銘柄の内、上場株式数が6千枚未満の銘柄。


国債 【 こくさい 】
国の借金のこと。国が財政上必要とした時に発行、販売する債券。


国際収支 【 こくさいしゅうし 】
一定期間における一国全体の対外経済取引による収入支出勘定。経常収支と資本収支から構成される。


国際収支説 【 こくさいしゅうしせつ 】
為替相場の決定理論一つで、為替レートと国際収支との関係に着目する説。


国際天然ゴム機構 【 こくさいてんねんごむきこう 】
INRO、1974年国際連合貿易開発会議(UNCTAD)における一次産品総合計画に基づき作成された国際天然ゴム協定(INRA)に従って、天然ゴムの供給及び需要の均衡が取れた状態を達成し、かつ天然ゴムの過剰、不足の緩和に寄与するもの。


国内総生産 【 こくないそうせいさん 】
1年間にその国でつくり出された財・サービス(あるいは付加価値)の総額のことである。つまり、国という会社の1年間の総売上高と言える。
通常、GDPと呼ばれ、四半期(三ヶ月おき)毎に発表となる。以前発表になった値と比べて増えてるのか(プラス成長)、減っているのか(マイナス成長)で判断される事が多い。日本の国内総生産高は約500兆円である。


小確り 【 こじっかり 】
相場が少し高いことで、「小高い」とほぼ同じ。
【反意語】 小甘い


御祝儀相場 【 ごしゅうぎそうば 】
大発会、大納会、新規上場のとき、取引上の新規開設など、おめでたいときに御祝儀商いが重なり、商盛となり、相場が高いときにいう。


個人所得 【 こじんしょとく 】
所得から保険料を控除した後に実際に手元に残る所得。


個人向け国債 【 こじんむけこくさい 】
発行済み国債の9割を機関投資家や金融機関が保有している現状を改善するため、個人投資家のみを対象として発行する国債のこと。
利子は半年毎に支払われ、利率に関しては最低利率(0.05%)は保証されていますが確定はしておらず、実勢金利に応じて半年毎に見直される。


個人持株比率 【 こじんもちかぶひりつ 】
個人名義で株式を保有している株主の割合。個人持ち株比率は年々減少しており、1970年には40%を割り込んだが、一方で株式の小口化やインターネットの普及に伴い、個人株主数は増加している。


コットン 【 こっとん 】
綿


固定金利 【 こていきんり 】
金融機関へ預けいれたお金に付く利息が固定されている金利。金利情勢が変化しても変わらない金利。「変動金利」と反対の意味。


固定相場制 【 こていそうばせい 】
外為相場の安定を目的として、相場を一定範囲の変動幅に限定した制度。例えば1ドル360円と決めたとすると、経済状態が変化し需給のバランスが変化しても1ドル360円のレートが変わらない。

