用語集
に
二重底 【 にじゅうぞこ 】
相場が下げてきている時に、一旦戻して下がり、その後さらに戻してくるような、チャートでアルファベットのWとなるような値動きを指す。一般的に、二重底を打った後には買い基調が控えているとされている。
【同義語】ダブルボトム
二重天井 【 にじゅうてんじょう 】
相場が上昇している時に、一旦下げて上がり、その後さらに下がるような、チャートでアルファベットのMとなるような値動きを指す。一般的に二重天井の後には売り基調が控えているとされている。
【同義語】ダブルトップ
日銀短観 【 にちぎんたんかん 】
正式名称は企業短期経済観測調査と言い、3・6・9・12月に日本銀行が国内企業の景況感や生産活動を把握するたにアンケート調査を行いまとめたもの。
短観には、資本金10億円以上の企業約700社を対象としてアンケート調査を行う主要短観と、従業員50人以上の法人約1万社を対象としてアンケート調査を行う全国短観とがある。通常4・7・10・12月に発表される。
日経225 【 にっけい225 】
東証1部に上場されている主要225銘柄の株価の単純合計を増資権利落ち(配当や株式分割による株価の下落)等を考慮した除数で割ることにより連続性をもたせた修正単純平均株価。
東京証券取引所が1949年12月に公表を始め、その後日本短波放送、日本経済新聞社へと算出主体が継承され現在に至っている。
これまでは倒産・合併などで企業自体がなくならない限りは銘柄入れ替えを行わない方針であったが、2000年からは年1回の見直しが行われるようになり、時価総額や出来高を配慮した市場影響力のより大きな銘柄を主体に構成されることになった。
日経総合株価指数 【 にっけいそうごうかぶかしすう 】
日本全国にある計5ヶ所の証券取引所において取引されている全銘柄を対象として、時価総額で表している株価指数。機関投資家による日本株投資の運用成果を計るベンチマーク(基準)などに利用されている。
ニューヨークダウ 【 にゅーよーくだう 】
ダウ平均、ブルーチップ指数とも呼ばれるダウ・ジョーンズ社が開発した株価指数で、正式にはダウ=ジョーンズ工業株平均株価(DJIA:Dow Jones Industrial Averages)という。ニューヨーク証券取引所に上場されている大企業30社から構成され、同取引所における市場価値の15~20%を占める。この他にも輸送株20種平均、公益事業株15種平均、65種平均が算出されている。