用語集

内部要因 【 ないぶよういん  】


市場内部に存在する相場を動かす材料のこと。需要と供給の関係や取組との関係など、市場外部と関係ないもの。主に取組内容、手口などを総称して使われる。

仲値  【 なかね 】


円を外貨に交換する時に使う顧客向けの基準レートのこと。TTMとも呼ばれ、午前10時のインターバンクレートを基準に算出。
TTMに手数料を加えたものをTTS(電信売り相場)と呼び、顧客は円を売って外貨を買う時に使われる。逆にTTMから手数料を差し引いたものをTTB(電信買い相場)と呼び、外貨を売って円を買う時に使われる。

投げ  【 なげ 】


損となった買い玉を損切りして手仕舞うこと。
【反意語】 踏み

成行注文  【 なりゆきちゅうもん  】


売買の際、指値をせず、成り行きにまかせる注文。 (株)東京商品取引所では注文方法の変更により現在廃止されている。最も近い注文は「MO(MarketOrder)」。
注文の種類と約定条件

軟化 【 なんか  】


一般に相場が安いこと。調子が弱く買い気に乏しい状態のこと。

軟調  【 なんちょう  】


相場が安いことをいい、調子が弱く買い気に乏しいこと。
【反意語】 堅調

難平  【 なんぴん  】


損失を平均化するという意から転じて、買いの場合には安値になるに従って買い玉を増やして平均買値段を引き下げ、売りの場合には高値になるに従って、売り玉を増やし平均売値段を引き上げる手法。

二重底 【 にじゅうぞこ 】


相場が下げてきている時に、一旦戻して下がり、その後さらに戻してくるような、チャートでアルファベットのWとなるような値動きを指す。一般的に、二重底を打った後には買い基調が控えているとされている。
【同義語】ダブルボトム

二重天井 【 にじゅうてんじょう 】


相場が上昇している時に、一旦下げて上がり、その後さらに下がるような、チャートでアルファベットのMとなるような値動きを指す。一般的に二重天井の後には売り基調が控えているとされている。
【同義語】ダブルトップ

日銀短観 【 にちぎんたんかん 】


正式名称は企業短期経済観測調査と言い、3・6・9・12月に日本銀行が国内企業の景況感や生産活動を把握するたにアンケート調査を行いまとめたもの。
短観には、資本金10億円以上の企業約700社を対象としてアンケート調査を行う主要短観と、従業員50人以上の法人約1万社を対象としてアンケート調査を行う全国短観とがある。通常4・7・10・12月に発表される。

日経225 【 にっけい225 】


東証1部に上場されている主要225銘柄の株価の単純合計を増資権利落ち(配当や株式分割による株価の下落)等を考慮した除数で割ることにより連続性をもたせた修正単純平均株価。
東京証券取引所が1949年12月に公表を始め、その後日本短波放送、日本経済新聞社へと算出主体が継承され現在に至っている。
これまでは倒産・合併などで企業自体がなくならない限りは銘柄入れ替えを行わない方針であったが、2000年からは年1回の見直しが行われるようになり、時価総額や出来高を配慮した市場影響力のより大きな銘柄を主体に構成されることになった。

日経総合株価指数 【 にっけいそうごうかぶかしすう 】


日本全国にある計5ヶ所の証券取引所において取引されている全銘柄を対象として、時価総額で表している株価指数。機関投資家による日本株投資の運用成果を計るベンチマーク(基準)などに利用されている。

(株)日本商品清算機構 【 にほんしょうひんせいさんきこう 】


委託者から預託された証拠金を預託しておく機構(クリアリングハウス)。JCCHと略される。
(株)日本商品清算機構

ニューヨークダウ 【 にゅーよーくだう 】


ダウ平均、ブルーチップ指数とも呼ばれるダウ・ジョーンズ社が開発した株価指数で、正式にはダウ=ジョーンズ工業株平均株価(DJIA:Dow Jones Industrial Averages)という。ニューヨーク証券取引所に上場されている大企業30社から構成され、同取引所における市場価値の15~20%を占める。この他にも輸送株20種平均、公益事業株15種平均、65種平均が算出されている。

抜け幅 【 ぬけはば 】


売買の際にかかる手数料や税金などを上回って利益を上げるために必要な値動きの幅のこと。「手抜け」ともいう。

値洗い 【 ねあらい 】


売買約定が成立し、未決済の玉に関して、現在値で決済したと仮定した損益計算。

値洗い益 【 ねあらいえき 】


値洗い段階での利益。

値洗い損 【 ねあらいそん 】


値洗い段階での損失。

値頃 【 ねごろ 】


過去の高値や安値、他の銘柄と比較して、売り又は買いに丁度よいと感じる価格水準。

値鞘 【 ねざや 】


限月間、銘柄間、取引所間などの価格差のことをいう。
【同意語】 鞘、スプレッド

ネッティング 【 ねってぃんぐ 】


相殺決済。複数の債権や債務を特定期日に一括して相殺し、差額のみを決済すること。
例えば、輸出入の取引関係にあるA社がB社に対して10万ドルの支払い義務があり、B社がA社に対して20万ドルの支払い義務がある場合、両者の差額である10万ドルをB社がA社に対して支払えばすべての決済関係は終了することとなり、資金の行き来の際にかかる為替手数料などのコストを削減できる。

納会 【 のうかい 】


当限の最終立会いのことをいう。
【反意語】発会

納会月割増証拠金 【 のうかいづきわりまししょうこきん 】


準則の規定により当社において定めた証拠金です。
建玉が1番限月になった際に徴収する証拠金で、1番限月は相場変動リスクが高まるため、JCCHが公表する納会月割増額以上を銘柄ごとの1番限月建玉での片建満玉枚数で乗じて算出します。

納会日 【 のうかいび 】


商品先物取引などにおいて、実際に商品の受渡しを行う日のこと。通常は納会日を迎える前に反対売買によって決済してしまうので、実際に商品の受渡しを行う事は少ない。

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