FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

2021/02/15/03:01:07

米国株式市場は上昇:米追加経済対策成立期待の高まりで買い優勢

NYダウは27.70ドル高の31458.40ドル、ナスダックは69.70ポイント高の14095.47ポイントで取引を終了した。2月のミシガン大消費者マインド指数が予想外に低下したことや3連休となる週末を前に目先の利益を確定する売りが優勢となった。しかし、下院歳入委員会が1400ドルの個人向け現金給付を柱とする5935億ドル規模の家計支援策を可決しバイデン政権の追加経済対策成立期待が高まったほか、大統領が製薬大手ファイザー、モデルナと新型コロナワクチンの追加供給契約し全国民の接種分を確保したと発表したことなどが下支えとなり引けにかけ上昇に転じた。主要株式指数は史上最高値を更新し終了した。VIX指数は21.25から19.97へ低下した。

 

NY外国為替市場:前半ドル高も引けにかけてドル安

ドル/円は、欧州市場序盤にコモディティ価格の下落に伴うドル高・資源国通貨安が進んだ流れに沿って、一時105.18円まで値を上げた影響が残った。ただNY市場に入ると、商品相場が持ち直したことでドル安が進み、一時104.91円付近まで下押しした。ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル売りも観測された。もっとも、NY時間の値幅は21銭程度と小さかった。春節でアジア市場の大半が休場だったうえ、米国もプレジデンツデーに伴う3連休を控えていることから、比較的静かな商いとなった。なお、米10年物国債利回りは一時1.2099%前後と約11カ月ぶりの高水準を付けたほか、米30年物国債利回りは2.0115%前後と約1年ぶりの高水準を付けたものの、相場の反応は限られた。 

 

ユーロ/ドルは、原油や銅など商品相場が下落したことでドル高・資源国通貨安が進むと、ユーロに対してもドル買いが先行し、一時1.2082ドルと日通し安値を付けた。ただ、商品相場が持ち直すと一転ユーロ買い・ドル売りが優勢に。ロンドン・フィキシングに絡んだドル売りのフローも観測されて、一時1.2129ドル付近まで値を戻した。もっとも、アジア時間に付けた日通し高値1.2135ドルを上抜けることは出来なかった。 

 

NY原油先物市場は大幅反発:需要が拡大するとの思惑から買い優勢

NY原油先物市場は57.41ドル-59.82ドルのレンジ相場となった。時間外では前日から続くポジション調整の売りが続き、一時57ドル半ばまで下値を広げた。しかしながらNY勢が本格参入すると一転して買いが優勢になった。新型コロナウイルスのワクチン接種が進むことで経済が正常化し、エネルギー需要が拡大するとの思惑などを背景に上値を試す展開となった。59ドル超えではテクニカル的な買いも巻き込み、59ドル後半まで上げ足を速めた。ロンドン市場で57.41ドルまで下落したが、まもなく反転。ニューヨーク市場の序盤でやや伸び悩む場面があったが、中東情勢の悪化が警戒されたことで59.82ドルまで一段高となった。米国の石油掘削装置(リグ)稼働数は前週末比5基増加の397基となった。

 

NY金先物市場は小幅安:米長期金利の意識した売りに押される

NY金先物市場は1810.10-1831.50ドルのレンジ相場となった。軟調に始まったものの、為替相場でドルが売り戻されるとドル建ての金先物は反発した。ニューヨーク市場の序盤にかけて1810.10ドルまで売られたが、この日発表された2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は市場予想を下回っており、一時1831.50ドルまで戻した。ただ、3連休を控えていることや米長期金利が再上昇したことから、換金目的の売りが優勢となり、通常取引終了後の時間外取引で1817.60ドルまで下落した。

 

米国債券市場は続落:ポジション調整目的の売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.04%高い(価格は下落)1.20%で終了した。3連休となる週末を前にポジション調整目的の売りが優勢となった。10年債利回りは一時1.2099%前後と約11カ月ぶりの高水準を付けたほか、30年債利回りは2.0115%前後と約1年ぶりの高水準を付けた。 

カテゴリー: 朝の市場コメント

朝の市場コメント!

2021/02/10/07:56:18

米国株式市場はまちまち:利益確定売り優勢で終日軟調

NYダウは9.93ドル安の31375.83ドル、ナスダックは20.06ポイント高の14007.70ポイントで取引を終了した。足もとで相場上昇が続いたあとだけに利益確定目的の売りが先行し、一時140ドル近く下落した。ただ、バイデン政権が推し進める大規模な追加コロナ支援策への期待感は高く、ハイテクが下値を支えダウは上昇に転じる局面もあったが戻り鈍く終日軟調推移となった。ナスダック総合指数は連日で史上最高値を更新して終了。VIX指数は21.24から21.63へわずかに上昇した。

 

NY外国為替市場:米長期金利低下で全般ドル安基調

ドル/円は、米10年債利回りが一時1.1379%前後まで低下したことを受けて、円買い・ドル売りが進行し、一時104.46円まで値を下げた。ただ、104.50円から104.20円までは断続的に買いオーダーが観測されていることから、売り一巡後は104.60円台まで下げ渋った。もっとも、NY時間に限れば狭いレンジでの値動きだった。本日は米経済指標の発表などの相場材料に乏しく、大きな方向感は出なかった。市場では『明日発表の1月米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたい』との声も聞かれた。 

 

ユーロ/ドルは、しばらくは1.2100ドルを挟んだもみ合いの展開が続いていたが、安く始まった米国株相場が持ち直すとリスク選好のドル売りが優勢となり、一時1.2122ドルと日通し高値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時90.43まで低下した。 

 

ポンド/ドルは一時1.3820ドルと2018年4月以来約2年10カ月ぶりの高値を付けた。英国では新型コロナウイルスワクチンの接種が順調に進んでおり、経済正常化への期待感からポンド買いが優勢となった。英中銀(BOE)のマイナス金利導入の可能性が後退していることもポンド買いを誘った。

 

NY原油先物市場は7日続伸:原油の安定供給への懸念から買い継続

NY原油先物市場は57.27ドル-58.62ドルのレンジ相場となった。6日続伸した後でもあり、持ち高調整の売りに押されて57ドル前半まで下落した。ただ需給の引き締まりへの期待は根強く、売り一巡後は58ドル台まで反発。10日公表の米エネルギー情報局(EIA)週間在庫統計に対する警戒感も下値の堅さに繋がった。アジア市場で58.62ドルまで買われたが、その後は上げ渋っており、ニューヨーク市場で57.27ドルまで売られた。 

 

NY金先物市場は3日続伸:インフレヘッジとしての買いが下支え

NY金先物市場は1830.30-1849.50ドルのレンジ相場となった。為替市場でドル売り・ユーロ買いが進み、割安感がでたドル建ての金先物は時間外から買い優勢となった。米国勢が本格参入すると利益確定の売りに押されたが、財政支出の拡大が確実視されるなかで米金利先高感が高まっており、インフレヘッジとしての金買いが下値を支えた。ユーロ高を意識してロンドン市場の序盤にかけて1849.50ドルまで買われたが、ユーロ高が一服したことから、ニューヨーク市場では1848.60ドルまで戻した後、1832.60ドルまで売られた。 

 

米国債券市場は反発:ポジション調整目的の買い

米国債券市場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反発(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.01%低い(価格は上昇)1.16%で終了した。明日の1月米消費者物価指数(CPI)や10年債入札を前に、ポジション調整目的の買いが入った。 

カテゴリー: 朝の市場コメント

朝の市場コメント!

2021/02/09/07:52:43

米国株式市場は上昇:米景気回復期待から買い優勢

NYダウは237.52ドル高の31385.76ドル、ナスダックは131.34ポイント高の13987.64ポイントで取引を終了した。米追加経済対策が早期に成立し、米景気回復を後押しするとの期待から買いが優勢になった。イエレン米財務長官が前日のテレビ番組で『バイデン政権の追加経済対策が成立すれば2022年までに完全雇用を実現できる』と述べたことも投資家心理の改善につながった。また、原油高や新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいること、国内での新型コロナの感染拡大が鈍化傾向にあることも支援し、終日堅調に推移した。VIX指数は20.87から21.24へ上昇した。

 

NY外国為替市場:ドルは米長期金利動向に振れる展開

ドル/円は、欧州序盤に105.67円と日通し高値を付けたものの、前週末の高値105.77円がレジスタンスとして意識されると失速した。一時は1.1981%前後と昨年3月19日以来約11カ月ぶりの高水準を付けた米10年債利回りが低下に転じたことも相場の重石となり、105.11円と日通し安値を更新した。市場では『200日移動平均線が位置する105.57円付近では利食い売りなどが出やすい』との指摘もあった。約1年ぶりに2%台に乗せた米30年債利回りもNY市場に入ると低下に転じた。 

 

ユーロ/ドルは、時間外の米長期金利が上昇したことをきっかけにユーロ売り・ドル買いが先行し一時1.2020ドルと日通し安値を付けたものの、米金利が低下に転じると1.2066ドルと日通し高値を更新した。もっとも、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングにかけてユーロクロスが売られると、ユーロドルにも売りが出て1.2033ドル付近まで伸び悩んだ。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が『新型コロナウイルス急増はユーロ圏の経済活動に重大な下振れリスク』『緩和的な金融政策スタンスは依然として不可欠』などと述べたことも相場の重石となった。 

 

NY原油先物市場は6日続伸:原油需要回復期待から買い継続

NY原油先物市場は57.00ドル-58.14ドルのレンジ相場となった。石油輸出国機構(OPEC)プラスが高水準で協調減産を順守していることや、サウジアラビアが産油量の追加削減を自主的に実施する方針を示したことなどが依然として相場の支えとなっている。米国の大規模な追加支援策によるエネルギー需要回復への思惑などにも後押しされ、一時58ドル台を記録した。一部で中東情勢の不安定化が警戒されており、原油供給への懸念が生じている 。

 

NY金先物市場は続伸:インフレヘッジとしての買い

NY金先物市場は1807.30-1840.60ドルのレンジ相場となった。為替市場でドル売り・ユーロ買いが進んだ場面では、ドル建ての金に割安感がでて買い優勢となった。また、バイデン新政権や与党・民主党が財政拡大を推し進めようとする中で金利先高感が強まっており、インフレヘッジとしても金に資金が向かった。アジア市場で1807.30ドルまで下げた後、反転し、ニューヨーク市場で1840.60ドルまで買われた。

 

米国債券市場は小幅続落:一時約11ヵ月ぶりの高水準

米国債券市場で長期ゾーンは小幅続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.01%高い(価格は下落)1.17%で終了した。利回りは時間外取引で一時1.1981%前後と昨年3月19日以来約11カ月ぶりの高水準を付けた。ただ、通常取引では利益確定目的の買い戻し(金利は低下)が入ったため、持ち直す場面もあった。 

カテゴリー: 朝の市場コメント

朝の市場コメント!

2021/02/08/03:01:35

米国株式市場は上昇:追加経済対策の前進を好感した買い優勢

NYダウは92.38ドル高の31148.24ドル、ナスダックは78.55ポイント高の13856.30ポイントで取引を終了した。朝方発表された1月の雇用統計は予想を下回ったものの、米上下両院はこの日、バイデン大統領が提案した1.9兆ドル規模の経済対策案の枠組みを定めた予算決議をそれぞれ可決した。追加経済対策が成立に向けて前進したことを好感した買いが優勢となり、一時190ドル超上げた。ハイテクも引き続き強く、ナスダック総合指数は連日で史上最高値を更新して終了した。VIX指数は21.77から20.87へ低下した。

 

NY外国為替市場:米1月雇用統計に失望したドル売り優勢

ドル/円は、米上院が今会計年度予算の大枠となる予算決議案を可決したと伝わると、NYダウ先物が上昇幅を拡大した。米国株高を背景に投資家のリスク志向が改善し円売り・ドル買いが強まったことで、一時105.77円と昨年10月12日以来の高値を更新した。ただ、1月米雇用統計発表後はドル売りが優勢となり、一時105.34円と欧州時間に付けた日通し安値に面合わせした。非農業部門雇用者数は前月比4.9万人増とほぼ予想通りの結果となったが、今週発表の1月ADP全米雇用報告や前週分の米新規失業保険申請件数の好結果を受けて、米雇用統計への期待が高まっていただけに失望売りが出た。前月の数値が下方修正されたことも相場の重石になった。米10年債利回りが一時1.18%台まで上昇すると買い戻しが入り、下げ渋る場面もあったが戻りは鈍かった。
なお、米下院も上院を通過した同決議案を可決した。下院通過により、バイデン米大統領が掲げる1.9兆ドル規模の経済対策案を今後数週間で民主党のみで可決させることが可能になった。

 

ユーロ/ドルは、1月米雇用統計の結果が伝わるとドルに失望売りが広がり、一時1.2050ドルと日通し高値を付けた。足もとで相場下落が続いたあとだけに週末を控えたポジション調整目的の買いも入りやすかった。 

 

NY原油先物市場は5日続伸:需給引き締まり期待継続

NY原油先物市場は56.43ドル-57.29ドルのレンジ相場となった。需給引き締まりの期待を背景に週を通して原油は堅調な動きとなり、この日は為替市場でのドル安・ユーロ高も追い風にドル建ての原油は一段高となった。また、バイデン政権による追加経済対策への期待が強まっていることも、エネルギー需要回復の思惑を強め、原油買いを後押しした。アジア市場から底堅い動きを見せており、米1月雇用統計発表後に57.29ドルまで買われており、中心限月ベースで新型コロナウイルスの大流行前の水準を回復した。ただ、その後は上げ渋った。米国の石油掘削装置(リグ)稼働数は前週末比4基増加の299基となった。

 

NY金先物市場は反発:ドル安・ユーロ高が進んだことを好感した買い

NY金先物市場は1792.20-1816.00ドルのレンジ相場となった。米雇用統計の結果に対する失望から為替市場でドル売り・ユーロ買いが進んだことが、ドル建ての金の割安感につながり、金は買いが優勢となった。アジア市場で1792.20ドルまで下げた後、反転し、ニューヨーク市場で1816.00ドルまで買われた。

 

米国債券市場は下落:米予算決議案の可決を受けリスク選好の売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは下落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.02%高い(価格は下落)1.16%で終了した。米上下両院が今会計年度予算の大枠となる予算決議案を可決したことで、バイデン政権の追加経済対策が成立に向けて前進した。米国株相場は上昇し、相対的に安全資産とされる米国債には売りが出た。10年債利回りは一時1.1859%前後と昨年3月19日以来約11カ月ぶりの高水準を付けた。一方、2年債利回りは一時0.1013%前後と過去最低を付けた。 

カテゴリー: 朝の市場コメント

朝の市場コメント!

2021/02/05/08:15:24

米国株式市場は上昇:投資家心理改善で買い優勢

NYダウは332.26ドル高の31055.86ドル、ナスダックは167.20ポイント高の13777.74ポイントで取引を終了した。週次新規失業保険申請件数が予想外に減少し労働市場の改善に期待が高まり寄り付きから上昇した。また、米追加経済対策の成立への期待が高まったことで投資家心理が改善した。金融など景気敏感株の一角が上昇し、相場を押し上げた。前週に混乱を巻き起こした個人投資家による投機的な売買が収束していることも買い安心につながった。引けにかけて上げ幅を拡大した。ナスダック総合指数は史上最高値を更新した。VIX指数は22.91から2177へ低下した。

 

NY外国為替市場:米長期金利上昇からドル買い優勢

ドル/円は、バイデン米政権の追加経済対策成立への期待から米長期金利が上昇すると、円売り・ドル買いが先行した。昨年11月12日の高値105.48円を上抜けて一時105.56円まで上値を伸ばした。良好な米経済指標が相次いだこともドル買い要因となった。前日の1月ADP全米雇用報告や本日の前週分の米新規失業保険申請件数の好結果を受けて、明日の1月米雇用統計への期待が高まっている。なお、200日移動平均線が位置する105.58円や昨年11月11日の高値105.68円が目先レジスタンスとして意識される。

 

ユーロ/ドルは、足もとのドル高傾向が顕著となる中、良好な米経済指標や米追加経済対策への期待を背景にユーロ売り・ドル買いが活発化し、一時1.1958ドルと昨年12月1日以来の安値を付けた。イタリアの政局不安も引き続き意識された。連立政権崩壊による混乱が続くイタリアでは、ドラギ前欧州中央銀行(ECB)総裁がマッタレッラ大統領からの組閣要請を受諾した。ドラギ氏は各党との交渉を開始し新政権発足を目指すが、同氏の首相就任の動きには早くも反対の声が上がっており、先行きは不透明となっている。

 

NY原油先物市場は続伸:需要増大への期待から買い優勢

NY原油先物市場は55.30ドル-56.58ドルのレンジ相場となった。約1年ぶりの高値水準まで上昇したことや、為替市場でのドル高・ユーロ安でドル建ての原油に割高感が生じたことで売りに押される場面もあったが、需給引き締まりの期待や原油在庫の減少などが支えとなり、買いが優勢となった。また、米株が続伸するなど投資家のリスク回避姿勢が後退していることも、リスク資産とされる原油の買いを後押しした。アジア市場で56.25ドルまで買われた後、ユーロ安を嫌気して、ニューヨーク市場の中盤までに55.30ドルまで反落した。しかしながら、景気回復に伴う原油需要増大への期待で56.58ドルまで再上昇した。

 

NY金先物市場は大幅下落:ドル高を嫌気した売り優勢

NY金先物市場は1784.60-1835.70ドルのレンジ相場となった。為替市場でドル高・ユーロ安が進み、ドル建ての金に割高感が生じたことで、売りに押された。バイデン米政権の追加経済対策への期待感で米株の上昇が続いていることが、投資家のリスク回避姿勢の後退につながっていることも、金の売りを後押しした。アジア市場で1835.70ドルから1816.40ドルまで下落。ロンドン市場で一時1827.30ドルまで戻したが、英中央銀行の金融政策発表後に売りが再び強まり、ニューヨーク市場の中盤にかけてはユーロ安を意識して1784.60ドルまで下げ幅は拡大した。

 

米国債券市場は横ばい:ポジション調整の買いで持ち直す

米国債券市場で長期ゾーンは横ばいとなった。米10年物国債利回りは前営業日と同じ1.14%で終了した。米国株相場の上昇や良好な米経済指標を受けて、相対的に安全資産とされる米国債に売りが先行した。ただ、明日の1月米雇用統計を前にポジション調整目的の買いが入ると持ち直した。 

 

カテゴリー: 朝の市場コメント

カテゴリー

カレンダー

5月 2024
« 1月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ページの先頭へ