FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

2020/01/17/07:42:21

米国株式市場は上昇:リスク選好の材料多く買い優勢

NYダウは267.42ドル高の29297.64、ナスダックは98.44ポイント高の9357.13で取引を終了した。週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、12月小売売上高が堅調な内容となり、買いが先行した。また、米中政府が15日に貿易協議の『第1段階合意』文書に署名したことを好感した買いが続いた。さらに、モルガン・スタンレーの10-12月期決算が予想を大きく上回ったことも投資家心理の改善につながった。VIX指数は12.42から12.32へ低下した。

 

NY外国為替市場:ドル買い先行も上値の重い展開

ドル/円は、この日発表の米経済指標が概ね良好だったことから円売り・ドル買いが先行した。また、米国株が堅調に推移したこともドルの支援材料となり、一時110.18円と日通し高値を付けた。ただ、14日に付けた8カ月ぶりの高値110.21円を上抜けることは出来なかった。なお、12月米小売売上高は前月比0.3%増と市場予想通りの結果となったが、自動車を除く数値は前月比0.7%増と予想の0.5%増を上回った。また、1月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は17.0と予想の3.8を大幅に上回ったほか、前週分の米新規失業保険申請件数は20.4万件と予想の21.6万件よりも強い内容となった。 

ユーロ/ドルは、12月11日-12日分の欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨でユーロ圏の経済動向について『減速に歯止めがかかりつつある』との認識が示されるとユーロ買いで反応し、一時本日高値となる1.1173ドルまで値を上げた。ただ、1.1200ドルにかけて断続的に観測されている売り注文に上値を抑えられると失速した。1月米フィリー指数など良好な米経済指標もユーロ売り・ドル買いを誘い、一時1.1128ドルと日通し安値を付けた。ユーロポンドの下落につれたユーロ売り・ドル買いも出た。 

 

NY原油先物市場は反発:過剰供給懸念が後退して買い優勢

NY原油先物市場は57.56ドル-58.87ドルのレンジ相場となった。米中が署名した通商協議『第1段階の合意』において、中国が米国から原油輸入を大幅に増加させなければ、エネルギー関連の合意の達成はできないもよう。過剰供給が懸念されていた米産原油を中国が吸収するとの見方が広まり、原油先物は買い戻しが優勢となった。また、原油在庫がただちに増加する可能性は低いとの見方も原油先物に対する支援材料となった。

 

NY金先物市場は反落:良好な米経済指標受け売り優勢

NY金先物市場は1548.00∸1558.20ドルのレンジ相場となった。概ね良好な米経済指標を受け、安全資産とされる金は売りが先行した。好調な企業決算に後押しされた米国株相場の堅調さも金先物の重石となった。

 

米国債券市場は反落:良好な米経済指標受け売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日0.02%高い(価格は下落)1.80%で終了した。良好な米経済指標や株価の上昇を受けて、安全資産とされる米国債には売りが優勢となった。 

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2020/01/16/07:49:41

米国株式市場は上昇:材料出尽くしの利益確定売りで上値の重い展開

NYダウは90.55ドル高の29030.22、ナスダックは7.37ポイント高の9258.70で取引を終了した。米中貿易交渉の『第1段階合意』の署名を前に、米景気と企業業績の追い風になるとの期待が改めて強まり買いが先行した。『米政府は今年減税などの財政刺激策を検討している』との報道も好感されて、一時180ドル超上昇した。ただ、米中が合意文書に署名し詳細が伝わると利益確定の売りが出てやや伸び悩んだ。 投資家の関心は既に10-12月期決算に移っており、上値の重い展開となった。VIX指数は12.39から12.42へ上昇した。

 

NY外国為替市場:米中の第1段階合意の文書署名には反応薄

ドル/円は、12月米卸売物価指数(PPI)が前月比0.1%上昇と予想の0.2%上昇を下回ったことで円買い・ドル売りが先行。食品とエネルギーを除くコア指数が前月比0.1%上昇と予想の0.2%上昇を下回ったことも相場の重しとなり、一時109.76円と日通し安値を付けた。ただ、小安く始まった米国株相場が持ち直すとドル円にも買い戻しが入り110.00円付近まで値を上げた。なお、40ドル超安で始まったNYダウは『米政府は今年減税などの財政刺激策を検討している』との一部報道を好感した買いが入り一時180ドル超上昇した。もっとも、東京時間に付けた日通し高値110.01円を上抜けることは出来なかった。米中両国は日本時間16日未明、ホワイトハウスで貿易協議『第1段階合意』の文書に署名した。中国が米国産品の輸入拡大や知的財産権保護などに応じる代わりに、米国は制裁関税の一部を引き下げる。 

ユーロ/ドルは、市場予想を下回る12月米PPIや米長期金利の低下を材料にユーロ買い・ドル売りが進行し、一時1.1163ドルと日通し高値を付けた。ドルが対スイスフランなどで下落した影響も受けた。 

 

NY原油先物市場は反落:米中貿易交渉の第1段階合意は材料視されず

NY原油先物市場は57.36ドル-58.36ドルのレンジ相場となった。米中両国は15日、貿易交渉を巡る第1段階の合意に署名し、米国株式は米中の通商関係のさらなる改善への期待が広がった。しかし、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計の発表後に売りが強まった。在庫統計では、原油が減少となったもののガソリンや中間留分が大きく積み増しとなった。結果が明らかになると、原油先物は約6週間ぶりとなる57ドル前半まで売り込まれた。売り一巡後は58ドルを回復した場面もあったが、先週半ばから続く相場の戻り売り姿勢は変わらなかった。 

 

NY金先物市場は反発:米中通商協議の先行き不透明感から買い優勢

NY金先物市場は1546.50-1558.80ドルのレンジ相場となった。第1段階の合意に至った米中通商協議だが、第2段階の交渉は難航するとの見方が広まり、安全資産の金は買い戻しが先行した。為替相場でドルが欧州通貨に対して軟調に推移したことも、ドル建ての金先物の支えとなった。史上最高値を更新した米国株指数を眺めて上げ幅を縮めた場面もあったが、下値での買い意欲は衰えなかった。 

 

米国債券市場は続伸:低調なインフレ指標受け買い優勢

米国債券市場で長期ゾーンは続伸(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.03%低い(価格は上昇)1.78%で終了した。前日の12月米消費者物価指数(CPI)に続き、本日発表の12月米卸売物価指数(PPI)が低調だったことを受けて債券買いが優勢になった。 

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2020/01/15/07:48:50

米国株式市場はまちまち:好調な大手米銀の決算発表で底堅い展開

NYダウは32.62ドル高の28939.67、ナスダックは22.60ポイント安の9251.33で取引を終了した。JPモルガン・チェースやシティグループなどの大手米銀の10-12月期決算が予想を上回ったため、投資家心理が上向き買いが広がった。NYダウは一時140ドル超上げた。ただ、米国が発動済みの対中関税について『大統領選後まで維持する可能性が高い』との報道が伝わると、第二段階目以降の交渉への先行き不透明感から上げ幅を縮小する展開となった。ナスダックは、過去最高値を更新していただけに利益確定の売りが優勢となった。 VIX指数は12.32から12.39へ上昇した。

 

NY外国為替市場:ドル/円は110.00円を挟んでもみ合う展開

ドル/円は、米中貿易協議の『第1段階合意』の署名式を15日に控える中、米国が中国を『為替操作国』認定から解除したことを受けて、投資家のリスク選好機運が強まり一時110.11円付近まで値を上げた。半面、110円台では戻り売りなどが出やすく、上値も限定的だった。『米国が現在中国からの輸入品に課している関税は11月の大統領選後まで維持される可能性が高い』との一部報道が伝わると、109.83円の本日安値まで値を下げた。ただ、トランプ米大統領は依然から『第2段階合意』については『11月の選挙後になる可能性』と発言しており、大きなサプライズにはならなかった。NYダウもこの報道を受けて下げに転じる場面もあったが、結局小幅高で終えた。 

ユーロ/ドルは、ユーロ/スイスフランの下落をきっかけにユーロ売り・ドル買いが先行し、一時1.1104ドルと日通し安値を付けたものの、米長期金利が低下すると買い戻しが優勢になり、一時1.1135ドル付近まで持ち直した。 

米財務省は13日公表した為替報告書で、スイスを為替操作の監視リストに追加した。これを受けて、スイス政府が『競争優位性を得るために自国通貨を操作することは一切ない』と強調したためユーロ売り・スイスフラン買いが優勢となった。

 

NY原油先物市場は小反発:買い方の投げ売り一巡後は底堅い展開

NY原油先物市場は57.72ドル-58.72ドルのレンジ相場となった。時間外では57ドル後半で1カ月以上ぶりの安値を記録したが、ロングの投げが一巡すると底堅さを取り戻した。通商協議を巡り米中が歩み寄ったことで、エネルギー需要への楽観的な見方が相場の支えとなった。明日発表の週間石油統計では原油在庫の減少が予想されていることも買い戻しを誘った。

 

NY金先物市場は続落:リスク選好から上値の重い展開

NY金先物市場は1536.40-1549.50ドルのレンジ相場となった。米中通商協議の『第1段階合意』署名を控える中、米株主要3指数がザラ場で史上最高値を更新するなどリスクオンの地合いが続いた。安全資産の金の上値は重いまま、前日比マイナス圏で推移した。 アジア市場ではポジション調整的な売りが優勢だった。

 

米国債券市場は反発:低調な米インフレ指標受け買いが優勢

米国債券市場で長期ゾーンは反発(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.03%低い(価格は上昇)1.81%で終了した。12月米消費者物価指数(CPI)とエネルギーと食品を除くコア指数が予想を下回ったことを受けて、買いが優勢となった。

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2020/01/14/07:46:57

米国株式市場は上昇:中国を為替操作国から外すとの報道で買い優勢

NYダウは83.28ドル高の28907.05、ナスダックは95.07ポイント高の9273.93で取引を終了した。米中貿易協議の『第1段階合意』の署名式を15日に控える中、米中関係の修復が進むとの期待が高まった。米メディアが『米政府は中国を為替操作国リストから外す方向で検討している』と報じたことも、投資家心理の改善につながった。イランと米国間での緊張が一服したことも好感された。しかし、今週から始まる10-12月期決算シーズンを控えて上値は限られた。VIX指数は12.56から12.32へ低下した。

 

NY外国為替市場:リスク選好もドル上値の重い展開

ドル/円は、米中貿易協議の『第1段階合意』の署名式を15日に控える中、投資家のリスク選好姿勢が強まり円売り・ドル買いが先行した。前週末の高値109.69円を上抜けると目先のストップロスを誘発し、上値を試す展開となった。『米政府は中国を為替操作国リストから外す方向で検討している』との報道を好感した円売り・ドル買いも出て、一時109.94円と昨年5月23日以来約8カ月ぶりの高値を付けた。ただ、110.00円に観測されているバリアオプションに絡んだ防戦売りなどに上値を抑えられたため、節目の110円を上抜けることは出来なかった。

ユーロ/ドルは、ユーロポンドなどユーロクロスの上昇につれたユーロ買い・ドル売りが先行した。ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだ買いも入り、一時1.1147ドルと日通し高値を付けた。 

 

NY原油先物市場は続落:供給不安薄れ売り優勢

NY原油先物市場は57.91ドル-59.27ドルのレンジ相場となり5日間続落となった。イランの緊張は存続しているもののリビアでは内戦を繰り広げる国民合意政府(GNA)と民兵組織『リビア国民軍(LNA)』が9カ月にわたった停戦で合意するなど中東緊張の緩和や米国の供給増加で供給不安が後退した。58ドル半ばを割り込むとロング(買い)の投げを誘い、一時1ヵ月ぶりとなる58ドル割れまで売り込まれた。

 

NY金先物市場は反落:リスク選好の動きから売りが優勢

NY金先物市場は1547.00∸1563.10ドルのレンジ相場となった。米国株は、ナスダック総合やS&P500が再び史上最高値を更新し、米長金利上昇で推移した。リスク志向地合いの強まりに、安全資産の金は上値の重い展開が終日続いた。ポジション調整的な売りが優勢となった。

 

米国債券市場は反落:中東情勢の過度な警戒感後退で売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.02%高い(価格は下落)1.84%で終了した。中東情勢への過度な警戒感が後退し『安全資産』とされる米国債に売りが出た。 

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2020/01/13/03:01:02

米国株式市場は下落:週末による利益確定売りが優勢

NYダウは133.13ドル安の28823.77、ナスダックは24.57ポイント安の9178.86で終了した。来週から本格化する米主要企業の10-12月決算を前にポジション調整目的の売りが優勢となった。史上最高値を付けたあとの週末をあって利益確定目的の売りが出やすかった。2度の墜落事故を起こした新型旅客機『737MAX』を巡る社内記録を公表したボーイングが2%近く下落し、指数の下落寄与度トップとなった。VIX指数は12.54から12.56へ上昇した。

 

NY外国為替市場:米長期金利低下でドルの上値が重い展開

ドル/円は、一時109.69円と日通し高値を付けたものの、低調な12月米雇用統計を受けて109.51円付近まで失速した。売り一巡後は買い戻しが優勢となり109.69円付近まで再び上げたものの、小高く始まったNYダウが一時160ドル超下落すると再度下落した。米長期金利が1.81%台まで低下したことも相場の重石となり、一時109.44円と日通し安値を付けた。なお、トランプ米政権はこの日、イランがイラクにある米軍基地を弾道ミサイルで攻撃したことを受けて、イラン高官や企業など合わせて20以上の個人や団体に制裁を科すと発表した。今後もイランへの圧力を強めていく方針を示した。ただ、為替相場への影響は限定的となっている。
 米労働省が発表した12月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比14万5000人増と予想の前月比16万4000人増を下回った。平均時給も前月比0.1%上昇/前年比2.9%上昇と予想の前月比0.3%上昇/前年比3.1%上昇を下回った。失業率は3.5%と市場予想通りの結果となった。

ユーロ/ドルは、低調な12月米雇用統計を受けて一時1.1114ドルまで買いが先行したものの、前日の高値1.1120ドルが目先レジスタンスとして意識されると1.1086ドル付近まで押し戻された。ただ、そのあとは米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが優勢となり、前日高値を上抜けて一時1.1129ドルまで上値を伸ばした。 

 

NY原油先物市場は続落:弱い米雇用統計受け石油需要の低下懸念から売り優勢

NY原油先物市場は、12月米雇用統計が弱い結果となったことで石油需要の低下が懸念され、NY原油先物は59ドル割れまで売りが先行した。トランプ米政権が新たな対イラン制裁を発表したが、既にイラン産原油は禁輸措置をとっているため、相場に直接影響がないとの見方から上値は限られた。また、中東の緊張は存続するとの見方はあるものの、軍事的な反撃は回避される可能性が強く、供給ひっぱく懸念が後退した。米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数は前週末比11基減少の659基となった。

 

NY金先物市場は小幅高:米国株安と米長期金利低下で買い戻し優勢

NY金先物市場は1546.70-1562.20ドルのレンジ相場となった。安全資産とされる金はリスク志向地合いの中で上値が重かったが、弱い12月米雇用統計を受けて反発した。また、米国株主要3指数が史上最高値の更新後に売り優勢となったことや米長期金利の低下も、金の買い戻しを後押しした。 

 

米国債券市場は続伸:ていちょうな12月米雇用統計受け買い優勢

米国債券市場で長期ゾーンは続伸(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.03%低い(価格は上昇)1.82%で終了した。低調な12月米雇用統計の結果を受けて、米景気の先行きに対する強気な見方がやや後退した。相対的に安全資産とされる米国債に買いが入った。 

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