FITS エコノミックレポート

日経225は5日SMAと25日SMAの攻防!

2019/06/17/03:03:43

 

★日経225の日足では、4月24日の高値を起点として5月28日高値を結んだトレンドライン(R1)を上抜けしたことで、上昇基調となった。その後、6月4日の高値を起点とした6月11日安値を結んだトレンドライン(S1)を下抜けした。同起点から6月13日の安値を結んだトレンドライン(S2)がサポートラインとして意識されており、週明け後もサポート出来るかが焦点となる。

 

SMAでは、5日SMA(赤線)21,123円がレジスタンスとなり、上値を抑えている一方で、25日SMA(青線)21,030円がサポートラインとして下値を抑える狭いレンジ内での取引となっている。週明け上下どちらに抜けるかが焦点となる。上抜けしても100日SMA(黒線)21,284円がレジスタンスとして意識される一方で、下値では上向きとなっている10日SMA(黄線)20,887円がサポートとして意識される。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを上抜けして両線とも上向きを維持していることから、戻り基調は継続している。ただ、かい離幅が縮小していることから、上向きの勢いは鈍化傾向となっている。

 

まとめると、現在は2や25日SMAにサポートされているものの、上値も重くなっていることから、投資判断は『様子見』となる。売買高も20億円に届かない日々が続いており、上値追いするにはパワー不足となっている。下値ではPERが11倍台にありPBRも1.06倍と割安感があり、押し目買いも根強い。そのため、米国株が大崩することや急速な円高基調とならない限り大崩も考え難い。また、7月に参院選挙を控えて、政府も円高・株安での選挙では厳しくなることから、下支えする政策を打ち出してくる可能性もある。そういう意味では、突発な出来事がない限り狭いレンジ内での値動きになりやすい。

カテゴリー: ホットニュース

東京金60分足では引けにかけ買い戻し!

2019/06/17/03:01:04

 

★6月10日以降の東京金60分足では、利益確定売りに押されサポートとして意識されていた24時間SMA(緑線)を下抜けした。ただ、直近安値4,604円を起点として4,643円を結んだトレンドライン(S1)がサポートとして意識され下げ止まる展開となった。そのため、上昇基調は継続しているがS1を下抜けしてくると、トレンドの転換の兆しとなりやすい。

 

NY金先物市場は小幅に4日続伸して終了した。前日に高まった中東を巡る地政学リスクが引き続き意識されロンドン序盤には1362ドル台まで大きく上昇した。しかし、その後、米5月小売売上高など米経済指標が概ね良好な内容だったことで、為替市場でドル高が進行したことで金に割高感による利益確定売りに傾き、週末引けにかけて上昇幅を大きく縮めて終了した。

 

価格帯別出来高では、4,650円近辺での出来高が多いことから、50円超抜けとなっていたことや、週末ということもあり上値が重くなると利益確定売りが入りやすかった。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロライン上方からMACDがシグナルとデッドクロスして下落基調となっている一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、低水準から%DがSlow%Dを上抜けしてきており、持ち直しの兆しとなっている。そのため、MACDのゼロラインがサポートとなりやすい。

 

東京金の日足では、3月20日の高値4,685円を一時上抜けしたことで達成感からの利益確定売りが入りやすかった。ただ、5日SMA4,654円がサポートして意識され下ヒゲを伴って戻り基調となった。5日SMAと10日SMAは上向きを維持していることから、上昇基調は継続している。NY金も上昇基調が続いていたことで、ドルインデックス指数の上昇やドルが強含みとなったことで、利益確定売りが入りやすい地合いとなっていた。ただ、タンカー襲撃絡みで中東情勢の地政学リスクが高まってきており、底堅い展開が予想される。為替市場では、ドル/円は108円台前半から半ば近辺でのこう着相場となっており、米国の早期利下げの思惑が漂うなか底堅い展開となっている。

週明けの注目点は、5日SMAの4,654円を維持出来るかにある。再び騰勢を回復するようなら2月20日に付けた年初来高値4,789円が次の上値節目となる。一方で、5日SMAを下抜けすると、2月20日高値と5月29日安値の半値戻し4,638円や10日SMA4,634円が下値目処として意識される。

カテゴリー: ホットニュース

イールドスプレッドで6月17日の米国株市場を先取り!

2019/06/17/03:00:20

 

★米国市場のイールドスプレッドは、米国債金利と米国株益利回りを比較する指標である。株式市場は国債市場よりリスクが高いことから、株式市場に割高感が生じ国債市場に割安感が生じれば、投機筋は株式を売って国債を買う。また、国債市場に割高感が生じ株式市場に割安感が生じれば、国債を売却して株式を買うことになる。

そのため、株式市場の天底を探るひとつの参考指標となる。

 

米10年国債金利とNYダウ:2011/4/21以降の平均▲4.396%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲3.069%、19/4/25-▲3.048%

(NYダウが割高・米国10年債割安の状態)

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲4.226%、19/6/3-▲4.038

(NYダウが割安・米国10年債割高の状態)

・6月13日:▲3.637%⇒14日予想▲3.658%

 

14日はNYダウは下落したほか、米長期金利も低下したことで、イールドスプレッドは拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。平均値の▲4.396%から▲0.738%スプレッドがかい離していることや、直近1月3日大底の▲4.226%から▲0.568%スプレッドがかい離している。

NYダウが下落したことで株式益利回りは上昇した。また、米長期金利も低下したことで、イールドスプレッドは前日比で拡大した。そのため、米国債に対してNYダウが前日比で割安となった。米国債券を買うより米国株式を買った方が良いということになる。今後も、米長期金利の動向が重要ポイント。

 

米10年国債金利とS&P500:11/4/21以降の平均▲3.707%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲2.731%

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲3.869%、19/6/3-▲3.881%

・6月13日:▲3.546%⇒14日予想▲3.574%

 

S&P500のイールドスプレッドも前日比で拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。平均値の▲3.707%から▲0.133%とスプレッドがかい離していることや、1月3日の▲3.869%スプレッドに対して▲0.295%、6月3日の3.881%から▲0.307%とスプレッドがかい離している。S&P500は1月3日や6月3日からイールドスプレッドがかい離していることで、割安感はないが特に割高感もない状態となっている。

 

米10年国債金利とNASDAQ:11/4/21以降の平均▲2.235%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲1.198%

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲2.179%、19/6/3-▲2.328%

・6月13日:▲2.032%⇒13日予想▲2.072%

 

NASDAQのイールドスプレッドも前日比で拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。平均値の▲2.235%から▲0.163%とスプレッドがかい離している。また、1月3日の▲2.179%スプレッドに対しては▲0.107%、6月3日の▲2.328%スプレッドに対して▲0.256%とスプレッドがかい離している。

NASDAQも下落し、さらに米長期金利も低下したことで、イールドスプレッドは前日比で小幅に拡大した。NASDAQは米中貿易摩擦の影響が大きく、三指数の中で上下に振れるボラティリティが最も高くなっている。

 

三指数のイールドスプレッドは、わずかに拡大した。現在は割安感も割高感もない水準で推移している。今後も米長期金利が低下し、米国株が下落調整するようなら、過熱感のない状態で米国株が上昇しやすい。トランプ大統領がFRBに利下げを強要するのは、米長期金利が低下すると米国株が上昇してもイールドスプレッドの縮小が抑えられるからである。

 

※PERの発表が時間的に遅行することから、前営業日の数値を使って当日終了時の予想を算定している。

 

毎日イールドスプレッドを掲載していますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

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来週17日は『満月』で円高になりやすい地合い?

2019/06/14/15:55:42

 

★今年に入ってからの『満月』『新月』を見てみると、毎回ではないがトレンド反転やトレンド加速の節目に近いケースが多いことが分かる。

また、『満月』においてはその後円高地合いになるパターンが多い。

来週の月曜日は『満月』となることから、円高の加速に警戒が必要なのかもしれない。

カテゴリー: ホットニュース

東京金の日足では半値戻りを上抜け!

2019/06/14/11:42:22

 

★東京金の日足では、2月20日高値4,789円と5月29日安値4,487円の半戻りの4,638円を上抜けした。また、4月11日の直近高値4,462円を上抜けしたことで、上値切り上げとなってきている。

5日SMA(赤線)がサポートラインとなり、10日SMA(黄線)100日SMA(黒線)75日SMA(緑線)を上抜けゴールデンクロスしたことで、上昇基調が継続している。また、25日SMA(青線)も上向きとなっており、中期的トレンドも上昇基調となってきた。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DとSlow%Dには過熱感が出ているが、モメンタム系オシレータであるためトレンド発生時は高水準に張り付きながら売りシグナルを発しながら上昇するダマシとなりやすい。

現状の投資判断は『買い』または『継続』となる。次の上値節目は3月20日高値4,685円と年初来高値となる2月20日の4,789円が上値節目となる。一方で、投資判断を変更するサインとすれば、5日SMAを下抜け10日SMAとデッドクロスするようなら、上昇基調も一服となり、下落調整入りとなる。オシレーターの機能が低下していることから、各SMAの位置関係やロウソク足の動向を注視していく必要がある。

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