FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

2019/10/18/07:50:39

米国株式市場は上昇:良好な決算発表の銘柄が下支え

NYダウは23.90ドル高の27025.88、ナスダックは32.67ポイント高の8156.85で取引を終了した。英国とEUがブレグジット案の修正で合意したと伝わると、投資家心理が改善し買いが優勢となった。発表が本格化している7-9月期決算が良好だった銘柄が買われ、相場を下支えした面もある。 VIX指数は13.68から13.79へわずかに上昇した。

 

NY外国為替市場:低調な米経済指標受けドルの上値が重い展開

欧州時間に英国と欧州連合(EU)が英国のEU離脱(ブレグジット)を巡る条件を修正することで合意したと伝わると、『合意なき離脱』の回避へ向けた前進としてポンド買いが優勢になった。ただ、英与党に閣外協力する民主統一党(DUP)はブレグジット案を支持しない方針を表明したほか、最大野党・労働党なども反対姿勢を鮮明にしている。議会承認に不透明さが残っている。

ドル/円は、10月米フィリー指数など低調な米指標が相次いだことで円買い・ドル売りが先行した。米長期金利が一時1.72%台まで低下したことも嫌気されて、一時108.42円と日通し安値を付けた。なお、欧州市場ではブレグジット案合意を好感して、NYダウ先物や日経平均先物が上昇したためドル円にも買いが優勢になり一時108.93円と8月1日以来の高値を付ける場面があった。 

ユーロ/ドルは、欧州市場では、ブレグジット案合意を背景にポンドドルが上昇したことにつれて、ユーロ買い・ドル売りが先行し、一時8月26日以来の高値となる1.1140ドルまで値を上げた。ただ、そのあとは1.11ドル台前半でのもみ合いに終始した。

 

NY原油先物市場は続伸:英国の新たなEU離脱案合意などを好感した買い

NY原油先物市場は52.62ドル-54.16ドルのレンジ相場となった。米エネルギー省(EIA)発表の週間石油在庫を控え、原油在庫の大幅積み増しが予想されて原油相場は売りが先行した。結果の928.1万バレル積み増しを受けて原油先物は弱含む場面もあったが、一方でガソリン在庫の取り崩しが支えとなった。ブレグジット案が合意に達したことや、トルコがシリア北東部での停戦に合意したことなどのニュースで投資家のリスクセンチメントが改善したことも後押しとなり、リスク資産の原油は強含みで引けた。また、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国で構成する『OPECプラス』は2020年以降の石油市場の安定を維持していくとの方針を堅持していることも支援材料となった。

 

NY金先物市場は小幅続伸:新離脱案の英議会通過は微妙な状況

NY金先物市場は1487.00-1501.10ドルのレンジ相場となり一時1500ドル台を回復した。弱い米経済指標(9月米住宅着工件数や10月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数、9月米鉱工業生産指数など)が相次ぎ、安全資産とされる金は買いが先行した。EUサミットで修正離脱案が承認されたことで過度なリスク警戒感は後退したが、英議会で19日に行われる新離脱案の採決で賛成多数で議会を通過するかどうか予断を許さない状況となっている。また、ドルが対ユーロで軟調となったことがドル建て金先物の下値を支えた。 

 

米国債券市場は反落:好悪材料で売買交錯

米国債券市場で長期ゾーンは反落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.01%高い(価格は下落)1.75%で終了した。英国とEUがブレグジット案の修正で合意したと伝わると、投資家心理が改善し安全資産とされる米国債に売りが出た。半面、この日発表の米経済指標が弱い内容だったことが分かると買いが入ったため、下値は限定的だった。 

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2019/10/17/07:48:49

米国株式市場は下落:米中対立への懸念から上値の重い展開

NYダウは22.82ドル安の27001.98、ナスダックは24.52ポイント安の8124.18で取引を終了した。米下院が前日可決した『香港人権・民主主義法案』に中国は強く反発しており、米中対立への懸念から売りが出た。この日発表の9月米小売売上高が予想を下回ったことも相場の重しとなった。半面、発表が本格化している7-9月期決算が良好だった銘柄が買われ、相場を下支えした。しかし、 地区連銀経済報告(ベージュブック)では、複数の企業が経済成長見通しを下方修正したことが示されたほか、米中協議の先行き不透明感も根強く、軟調推移となった。VIX指数は13.54から13.68へわずかに上昇した。

 

NY外国為替市場:ドル/円は蚊帳の外で狭いレンジ相場

ドル/円は、17-18日のEU首脳会議を前に、英国のEU離脱案合意を巡る思惑でポンドの取引が活発となりドル円は蚊帳の外だった。9月米小売売上高が前月比0.3%減と予想の0.3%増に反して減少したことが分かると一時108.57円と日通し安値を付けたものの、下押しは限定的となった。10月NAHB住宅市場指数が71と予想の68を上回ったことが相場の下支え要因となり、一時108.85円付近まで持ち直した。そのあとは108.70円台で徐々に値動きが鈍った。

ユーロ/ドルは、ポンド/ドルの上昇につれたユーロ買い・ドル売りが優勢になり、一時1.1086ドルと9月16日以来1カ月ぶりの高値を付けた。9月米小売売上高が予想より弱い内容となり、米長期金利が低下したこともユーロ買い・ドル売りを誘った。

 

NY原油先物市場は反発:減産期待と中東情勢の混乱で買い優勢

NY原油先物市場は、英国・EU離脱を巡る交渉が合意に近づいているとの報道が続くなか、リスク選好地合いの強まりとともにリスク資産の原油には買い戻しが入った。OPEC加盟・非加盟国が12月会合でさらなる減産を進めるのではないかという思惑も原油先物の下値を支えたもよう。また、中東情勢の混乱が続き供給ひっ迫懸念も下支えとなった。もっとも、世界景気の減速懸念は原油相場の重しとなっており、上値の伸びも限られた。

 

NY金先物市場は反発:9月米小売売上高が予想を下回ったことで買い戻し

NY金先物市場は、市場予想プラスの9月米小売売上高の結果がマイナスに下振れたことをきっかけに、金相場は昨日からの買い戻しが強まった。ドルが対ユーロで軟調となったこともドル建て金先物の支持要因となった。また、昨日に米下院が可決した『香港人権・民主主義法案』に中国は強く反発しており、米中対立への懸念の高まりも安全資産の金に資金を向かわせた。

 

米国債券市場は反発:米中対立の懸念高まりから買い優勢

米国債券市場で長期ゾーンは5営業日ぶりに反発(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.03%低い(価格は上昇)1.74%で終了した。9月米小売売上高が予想を下回ったことで、相対的に安全資産とされる米国債に買いが先行した。米下院が前日可決した『香港人権・民主主義法案』に中国は強く反発しており、米中対立への懸念から債券買いが入った面もあった。 

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2019/10/16/07:44:24

米国株式市場は上昇:良好な米企業決算好感した買い優勢

NYダウは237.44ドル高の27024.80ドル、ナスダックは100.06ポイント高の8148.71で取引を終了した。良好な決算を発表したユナイテッドヘルス・グループやジョンソン・エンド・ジョンソン、JPモルガン・チェースなどが買われ、指数の押し上げ要因となった。ユナイテッドヘルスは8%超上昇し、1銘柄でNYダウを132ドルほど押し上げた。今週から本格化する企業決算への期待感から、NYダウは一時330ドル超上昇する場面があった。 VIX指数は14.57から13.54へ低下した。

 

NY外国為替市場:リスク選好の動きが強まりドル買い優勢

ドル/円は、英国とEUが離脱合意を巡り草案の完成に近づいているとの観測を背景に、投資家のリスク選好が強まった。一部主要企業の好決算が意識されてNYダウが一時330ドル超上昇し、日経平均先物が370円上げると円売り・ドル買いが活発化し、一時108.90円と8月1日以来の高値を付けた。なお、欧州の取引時間帯には『中国は米国に500億ドル相当の輸入品に対する関税撤回を求めている』との報道が伝わり、一時108.12円と日通し安値を付ける場面があった。ただ、トランプ米大統領はこの日の会見で『中国の対応は良好。銀行に関する第2段階を想定している』などと述べている。

ユーロ/ドルは、NY市場に限れば、大きな方向感は出なかった。ユーロ/ポンドの下落につれた売りが先行し一時1.0991ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢になった。ポンド/ドルの急伸をきっかけにユーロ買い・ドル売りが入ったほか、ユーロ円の上昇につれた買いが入り1.1045ドル付近まで値を上げた。ただ、日本時間夕刻に付けた日通し高値1.1046ドルを上抜けることは出来なかった。

 

NY原油先物市場は続落:世界経済の下方修正で需要への減少懸念

NY原油先物市場は、『中国は米国に500億ドル相当の輸入品に対する関税撤回を求めている』との報道が伝わると、米中通商協議に対する先行き不透明感の高まりでリスク資産の原油には売りが強まった。NY勢参入後は株高を背景に買い戻された局面もあったが、引けにかけては再び下落した。国際通貨基金(IMF)が19、20年の世界経済成長の見通しを下方修正したことを受けて、強まった原油需要への減少懸念が相場の重しとなった。 

 

NY金先物市場は反落:米国株高と米長期金利上昇を嫌気した売り

NY金先物市場は、EUサミットを控えてブレグジット合意への楽観論が急速に広がり、リスク選好地合いが強まった。好調な米企業決算を背景とした堅調な米国株高の動きも安全資産の金にとっては重しとなり、金先物は軟調なまま引けた。 

 

米国債券市場は続落:リスク選好による売りが優勢

米国債券市場で長期ゾーンは4日続落(利回りは上昇)した。米10年債国債利回りは前営業日比0.04%高い(価格は下落)1.77%で終了した。英国のEU離脱を巡る楽観論が広がったほか、良好な米企業決算で米国株が底堅く推移すると、相対的に安全資産とされる米国債に売りが出た。

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2019/10/15/07:45:53

米国株式市場は下落:全般様子見ムード強く方向感を欠く展開

NYダウは29.23ドル安の26787.36、ナスダックは8.39ポイント安の8048.65で取引を終了した。米中通商合意の第1段階について『中国は合意文書に署名する前に一段の協議を望んでいる』との一部報道が伝わると、米中貿易協議の先行き不透明感からやや売りが優勢になった。ただ、前週の米中部分合意を好感した買いでプラス圏に浮上する場面もあり、相場はやや方向感に欠けた。その後は、今週から本格化する7-9月期決算発表を見極めたいとの思惑から下げ幅を縮小した。VIX指数は15.58から15.66へわずかに上昇した。

 

NY外国為替市場:NY時間ではドルはじり高継続

ドル/円は、欧州市場では、米中通商合意の第1段階について『中国は合意文書に署名する前に一段の協議を望んでいる』との報道が伝わり、米中貿易協議の先行き不透明感からやや売りが優勢になり、一時108.03円と日通し安値を付けた。ただ、NY市場では下値の堅さが目立った。小安く始まった米国株が持ち直したタイミングで円売り・ドル買いが優勢となり一時108.46円まで値を上げた。前週の米中部分合意を好感した買いも入ったようだ。もっとも、米国株が小幅に下落したこともあって、アジア時間に付けた日通し高値108.52円は上抜けることは出来なかった。 

 

ユーロ/ドルは、NYの取引時間帯に限れば1.10ドル台前半での狭いレンジ取引に終始した。米国がコロンブスデーの祝日で米債券市場が休場となり、市場参加者が減少した。相場材料にも乏しく、大きな方向感は出なかった。

 

NY原油先物市場は反落:中国の需要鈍化懸念を嫌気した売り

NY原油先物市場は、時間外から利食い売りが先行する中で、米中通商合意の第1段階について、中国側が詳細を詰めるためにさらなる協議を希望しているとの一部報道が伝わった。これを受けて金融市場は、米中通商摩擦への警戒感を強めてリスク回避に傾いた。そのため、一時52ドル後半まで売り込まれ、前週末比3.5%超まで下落幅を広げた。NY午後にかけてはポジション調整が中心の動きとなった。また、中国の9月輸出入の指標が予想以上に悪化したため、需要鈍化懸念が再燃し、売りが優勢となった。

 

NY金先物市場は反発:米中通商摩擦への警戒感から買い優勢

NY金先物市場は1487.10-1501.50ドルのレジ相場となり、3日ぶりに反発した。一部通信社が報じた『中国は米国との第1段階合意を署名する前に、更なる通商交渉を希望』を受けて通商摩擦への警戒感がぶり返し、安全資産の金に資金が向かいやすくなった。金先物は時間外から強含み、一時1500ドル台を回復する場面もあった。

 

米国債券市場は休場

コロンブスデーのため休場となった。

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2019/10/14/07:18:56

米国株式市場は上昇:米中貿易協議で部分的合意を好感

NYダウは319.92ドル高の26816.59、ナスダックは106.26ポイント高の8057.04で取引を終了した。『米中は貿易協議で部分的な合意に達したようだ』との米メディア報道を受けて、キャタピラーやダウ、3Mなど中国関連とされる銘柄に買いが先行した。取引終了間際にはトランプ米大統領が『米中は重大な第1段階の合意に達した』などと発言した。米中貿易摩擦が緩和に向かうことを好感した買いが加速し、一時510ドル超高の2万7013ドルまで上昇した。なお、アップルは約1年ぶりに上場来高値を更新した。VIX指数は17.57から15.58へ低下した。

 

NY外国為替市場:米中通商交渉の進展でリスク選好のドル買い

ドル/円は、米中閣僚級貿易協議がワシントンで開催される中、トランプ米大統領がツイッターに『中国との貿易交渉で良いことが起きている』と投稿すると、米中通商交渉の進展期待が高まった。米長期金利が1.76%台まで上昇し、NYダウが500ドル近く上げると円売り・ドル買いが活発化した。日経平均先物が440円上昇したことも追い風となり、一時108.63円と8月1日以来の高値を付けた。10月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値が96.0と予想の92.0を上回ったことも好感された。もっとも、NY時間午後に入るとやや神経質な動きとなった。米中貿易協議が終了したと伝わると108.28円付近まで下押ししたものの、『米中閣僚級貿易協議では部分的な合意に達した。貿易戦争の一段の激化が回避される可能性』と伝わり108.59円付近まで持ち直した。トランプ米大統領が劉鶴中国副首相の会談後に『米中は重大な第1段階の合意に達した』『合意に知財や金融サービス、農産品購入が含まれる』などと述べ、部分合意したことを公表すると、NYダウが510ドル超上昇した。ドル円も108.58円付近まで強含んだ。しかし、NYダウが失速するとドル円も引けにかけて弱含んだ。いったん『材料出尽くし』として米株やドル円に売りが出た。

ユーロ/ドルは、ポンドドルの上昇につれたユーロ買い・ドル売りが先行し、一時1.1063ドルと欧州時間に付けた日通し高値に面合わせしたが、上抜けることは出来なかった。そのあとは1.10ドル台半ばでのもみ合いに終始した。ポンド/ドルは節目の1.2700ドルを上抜けて一時1.2707ドルと7月1日以来の高値を付けた。英国の合意なきEU離脱への懸念が薄れポンド買い戻しが加速した。

 

NY原油先物市場は続伸:紅海でイラン石油タンカー損傷報道で買い優勢

NY原油先物市場は、サウジアラビア沖の紅海でイラン石油タンカーが損傷したとの報道で、中東情勢の緊迫化が供給ひっ迫につながるとの懸念が買い材料となった。また、米中通商協議への期待感を背景に米株が大幅に上昇するなど、投資家のリスク選好ムードが高まり、原油も買いが優勢となった。トランプ米大統領はツイッターに『中国との貿易交渉で良いことが起きている』と投稿した。 米国内の石油掘削装置(リグ)は前週比2基増加の712基となった。

 

NY金先物市場は続落:米中通商協議進展を嫌気

Ny金先物市場は1478.00-1508.80ドルのレンジ相場となった。閣僚級の米中協議の2日目を迎えたこの日も、協議進展への期待感が強く、米株・米長期金利が大幅に上昇し、安全資産の金の需要が後退した。 

 

米国債券市場は続落:米中対立が和らぐとの期待から売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは3日続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.06%高い(価格は下落)1.73%で終了した。トランプ米大統領がツイッターに『中国との貿易交渉で良いことが起きている』と投稿したほか、『中国が農産品の購入で譲歩する一方、米国が来週予定している中国製品に対する関税の引き上げを見送る方針』との報道が伝わった。米中対立が和らぐとの期待が高まり、安全資産とされる米国債に売りが出た。

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