FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

2024/01/26/07:19:10

米国株式市場は上昇:米経済のソフトランディング期待から買い優勢に

NYダウは242.74ドル高の38049.13ドル、ナスダックは28.58ポイント高の15510.50ポイントで取引を終了した。寄り付きは上昇した。朝方発表された2023年10‐12月期の実質国内総生産(GDP)速報値が前期比3.3%増と市場予想を上回る強さを見せた一方、インフレの落ち着きが確認されたことで米経済のソフトランディング期待が高まった。ナスダックは決算が失望された電気自動車メーカーテスラが押し下げ、下落に転じる場面もあった。VIX指数は13.14から13.50へ上昇した。

 

NY外国為替市場:インフレ抑制から米長期金利低下がドルの重し

ユーロ/ドルは、欧州中央銀行(ECB)はこの日の定例理事会で、市場予想通り政策金利を4.50%で据え置くことを決めたと発表した。声明では「金利水準は十分に長い期間維持される必要がある」「総合インフレに対するエネルギー関連のベース上昇効果とは別に、基調インフレの低下傾向は続いている」と指摘した。また、ラガルド総裁は理事会後の会見で「成長に対するリスクは引き続き下振れ方向」「短期的なインフレ期待の指標は著しく低下した」「インフレはさらに緩和すると予想」などと発言した。短期金融市場でECBの利下げ観測が高まると、ユーロを売る動きが広がり、一時1.0822ドルと日通し安値を更新した。なお、ECB関係者の話として「ECBはインフレ統計が改善すれば、3月にも利下げ議論を開始する用意がある」との報道が伝わった。

 

ドル/円は、10-12月期米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率3.3%増と予想の2.0%増を上回ったことが分かるとドル買いが先行し一時147.92円と日通し高値を付けたものの、すぐに失速した。米連邦準備理事会(FRB)が重視するインフレ指標である食品とエネルギーを除いた個人消費支出(PCE)コア価格指数が前期比年率2.0%上昇と市場予想通りとなり、インフレ抑制が進んでいるとの見方が広がった。米長期金利の低下とともに一転ドル売りが優勢となり、一時147.09円と日通し安値を更新した。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。対ユーロ中心にドル買いが進んだ流れに沿って、3時前には147.90円付近まで持ち直した。節目の147.00円や一目均衡表転換線146.84円、雲の上限146.44円がサポートとして働いた面もあった。

 

NY原油先物市場は続伸:紅海での地政学的リスクの高まりから買い

NY原油先物市場は75.16ドル‐77.51ドルのレンジ相場となった。紅海での地政学的リスクの高まりを背景に、買いが先行した。前日のEIA石油在庫統計で原油在庫が大幅に減少したほか、中国の景気回復期待の高まりも上昇を後押しした模様。アジア市場で75.16ドルまで下げたが、需給ひっ迫の思惑が強まり、米国市場の後半にかけて77.51ドルまで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引では主に77ドルを挟んだ水準で推移した。

 

NY金先物市場は小幅反発:米朝金利が低下すると買い優勢に

NY金先物市場は2004.00‐2025.60ドルのレンジ相場となった。10-12月期米国内総生産(GDP)速報値が予想を上回るも、米連邦準備理事会(FRB)が重視するインフレ指標である食品とエネルギーを除いた個人消費支出(PCE)コア価格指数が前期比年率2.0%上昇と市場予想通りとなり、インフレ抑制が進んでいるとの見方が広がった。これを受けて米長期金利が低下すると、金が買われる場面があった。もっとも、その後は明日の12月米PCEデフレーターを前に様子見ムードが広がった。米国市場の序盤にかけて2004.00ドルまで下げた後、一時2025.60ドルまで反発したが、その後は伸び悩み。ドル高を意識して2012.40ドルまで下げており、通常取引終了後の時間外取引では主に2016ドルを挟んだ水準で推移した。

 

米国債券市場は上昇:インフレ鈍化傾向から買い優勢に

米国債券市場で中長期ゾーンは上昇(利回りは低下)した。米2年債利回りは前営業日比0.08%低い(価格は上昇)4.29%で終了した。また、米10年物国債利回りは前営業日比0.05%低い4.12%で終了した。10‐12月期米国内総生産(GDP)速報値は予想を上回ったものの、あわせて発表された物価指標がインフレの鈍化傾向を示したことで買い(利回りは低下)が優勢となった。7年債入札が「無難」と受け止められたことも相場の支援材料。

カテゴリー: 朝の市場コメント

朝の市場コメント!

2024/01/25/07:18:35

米国株式市場はまちまち:米長期金利上昇を嫌気した売り優勢に

NYダウは99.06ドル安の37806.39ドル、ナスダックは55.97ポイント高の15471.92ポイントで取引を終了した。寄り付きは上昇した。動画配信のネットフリックスや半導体製造メーカーASMLホールディングの好決算を背景にハイテク・半導体関連銘柄を中心に買いが入り上昇をけん引した。しかし、長期金利の上昇に伴い上昇幅を縮小させるとNYダウは下げに転じ、前日の終値近辺でもみ合う展開した。結局小幅安で取引を終え、一方ナスダックは5日続伸した。VIX指数は12.55から13.14へ上昇した。

 

NY外国為替市場:低調な入札受け米長期金利が上昇するとドル買戻し

ドル/円は、本邦長期金利の上昇や日経平均先物の下落を背景に円買い・ドル売りが先行した。米長期金利の低下に伴うドル売りが強まると、前日の安値146.99円を下抜けて一時146.66円まで値を下げた。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢になった。1月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を上回ると、米長期金利が上昇に転じたためドル円にも買い戻しが入った。市場では「一目均衡表雲の上限146.44円がサポートとして意識されている」との指摘もあった。低調な米5年債入札を受けて米長期金利が上昇幅を広げると、147.64円付近まで下値を切り上げた。

 

ユーロ/ドルは、明日25日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前にポジション調整目的の買いが入ったほか、米長期金利の低下に伴うドル売りが出ると、一時1.0932ドルと日通し高値を更新した。ただ、米経済指標の上振れや低調な米5年債入札をきっかけに米長期金利が上昇すると、ドルを買い戻す動きが優勢になり、1.0878ドル付近まで下押しした。

 

米ドル/カナダドルは一転上昇して、一時1.3430カナダドルまで値を下げたものの、1.3528カナダドルまで値を上げた。米長期金利の動向につれた。なお、カナダ銀行(BOC)はこの日、市場予想通り政策金利を5.00%に据え置くことを決めたと発表した。声明では「インフレ率は徐々に低下し、2025年には目標の2%に達すると予想」「依然としてインフレ見通しに対するリスク、特に潜在的なインフレ圧力の持続を懸念している」と表明した。また、「コアインフレのさらなる持続的な緩和を確かめ、経済の需要と供給のバランス、インフレ期待、賃金上昇率、企業の価格設定に焦点を当てている」とし、前回までの「必要があればさらに利上げをする用意がある」との文言を削除した。

 

NY原油先物市場は反発:中国経済に対する不安和らぎ買い優勢に

NY原油先物市場は73.94ドル‐75.83ドルのレンジ相場となった。中国の預金準備率引き下げを背景に中国経済に対する不安が和らいだことから、原油は買いが優勢となった。なお、EIA石油在庫統計では原油在庫が予想を上回る減少となったことが明らかとなった。ロンドン市場で73.94ドルまで下落したが、米国市場の中盤にかけて75.83ドルまで買われた。供給不安の増大を懸念した買いが再び活発となった。通常取引終了後の時間外取引では主に75ドル台で推移した。

 

NY金先物市場は反落:米国の早期利下げ観測後退で売り優勢に

NY金先物市場は2011.70‐2037.90ドルのレンジ相場となった。強い米経済指標を受けて米国の早期利下げ観測が後退したことが重しとなった模様米国市場の序盤にかけて2037.90ドルまで買われたが、その後は伸び悩み、通常取引終了後の時間外取引で一時2011.70ドルまで下落した。

 

米国債券市場は下落:低調な5年債入札受け売り優勢に

米国債券市場で中長期ゾーンは下落(利回りは上昇)した。米2年債利回りは前営業日比0.01%高い(価格は下落)4.37%で終了した。また、米10年物国債利回りは前営業日比0.05%高い4.17%で終了した。1月米PMI速報値の改善を受けて、米早期利下げ観測が後退すると売りが優勢となった。5年債入札が「低調」と受け止められたことも相場の重しになった。

カテゴリー: 朝の市場コメント

朝の市場コメント!

2024/01/24/07:35:45

米国株式市場はまちまち:高値警戒感や利益確定売りが重しに

NYダウは96.36ドル安の37905.45ドル、ナスダックは65.66ポイント高の15425.94ポイントで取引を終了した。寄り付きはまちまちだった。冴えない決算を発表した3Mが大幅安となりNYダウを押し下げた。好決算を発表した銘柄が支えるも、高値への警戒感や利益確定の売りも重石となり、NYダウは終日軟調に推移した。ナスダックは長期金利の上昇に伴い下落する場面もあったが、小幅に続伸した。VIX指数は13.19から12.55へ低下した。

 

NY外国為替市場:米長期金利上昇からドル買い優勢に

ドル/円は、植田日銀総裁の発言をきっかけに一時146.99円まで急落した反動で買い戻しが先行した。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.15%台まで上昇すると全般ドル買いが活発化し、東京時間の高値148.55円を上抜けて一時148.70円まで上値を伸ばした。ただ、19日の高値148.80円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。

 

ユーロ/ドルは、米長期金利の上昇を受けて全般ドル買いが優勢になると、一時1.0822ドルと昨年12月13日以来の安値を更新した。1月ユーロ圏消費者信頼感速報値が▲16.1と予想の▲14.3を下回ったことも相場の重しとなった。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時103.82と昨年12月13日以来の高値を付けた。

 

代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインはこの日も軟調に推移した。市場では「米国で現物を運用対象とする上場投資信託(ETF)が承認されたことを受けて、承認を先取りして買い進めていた投資家の売りが続いている」との声が聞かれた。対ドルでは一時3万8509ドル前後、対円では571万円台と昨年12月1日以来の安値を更新した。

 

NY原油先物市場は反落:供給不安を警戒した買いは一巡

NY原油先物市場は72.56ドル‐75.46ドルのレンジ相場となった。一部産油国での供給増加の動きが原油相場の上値を重くした模様。もっとも、地政学的リスクがくすぶる中で下げ渋る動きを見せた。米国市場の序盤に72.56ドルまで売られた後、一時75.46ドルまで買われたが、供給不安を懸念した買いが一巡したことで一時74ドルを下回った。通常取引終了後の時間外取引では主に74ドル台で推移した。

 

NY金先物市場は反発:手掛かり材料に乏しい展開

NY金先物市場は2020.80‐2039.30ドルのレンジ相場となった。手掛かり材料に乏しい中、積極的な売買が見送られた。週後半に予定されている10-12月期米GDPなど重要イベントを控えていることも、様子見を後押しした模様である。アジア市場で2020.80ドルまで売られた後、一時2039.30ドルまで反発。その後は伸び悩み、米国市場の前半にかけて2022.60ドルまで下落。ただ、その後は下げ渋り、通常取引終了後の時間外取引で2032.00ドルまで戻した。

 

米国債券市場はまちまち:ポジション調整の売買で方向感を欠く展開

米国債券市場で中期ゾーンは上昇(利回りは低下)した。米2年債利回りは前営業日比0.01%低い(価格は上昇)4.36%で終了した。また、長期ゾーンは下落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.02%高い4.12%で終了した。25日の10-12月期米国内総生産(GDP)速報値や26日の12月米PCEデフレーターなど、重要指標の発表を前にポジション調整目的の売りが出た。

 

カテゴリー: 朝の市場コメント

朝の市場コメント!

2024/01/23/07:17:57

米国株式市場は3日続伸:ハイテク企業の業績期待から買い優勢に

NYダウは138.01ドル高の38001.81ドル、ナスダックは49.32ポイント高の15360.29ポイントで取引を終了した。寄り付きは上昇した。先週の流れを継いで業績期待からハイテク株が買われた。長期金利の上昇が一服したことも追い風に主要株式指数は終日プラス圏で推移した。ダウは初の3万8000ドル台を付け、連日で過去最高値を更新した。VIX指数は13.30から13.19へ小幅に低下した。

 

NY外国為替市場:新規材料乏しく大きな方向感は出ず

ドル/円は、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.07%台まで低下したことを受けて円買い・ドル売りが先行し、一時147.62円と日通し安値を更新した。ただ、売り一巡後は徐々に買い戻しが進み、148.14円付近まで下げ渋った。米10年債利回りが4.10%台まで低下幅を縮めたことなども相場を下支えした。なお、市場では「明日の日銀金融政策決定会合の結果公表を前に持ち高を傾けにくく、大きな方向感は出なかった」との声が聞かれた。

 

ユーロ/ドルは、新規材料に乏しかったうえ、25日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を控えて様子見ムードが強まると、1.08ドル台後半での狭いレンジ取引に終始した。NY時間の安値は1.0880ドル、高値は1.0900ドルで値幅は0.0020ドル程度と小さかった。

 

NY原油先物市場は反発:地政学リスクから供給不安が高まり買い優勢に

NY原油先物市場は72.56ドルー75.46ドルのレンジ相場となった。米国がフーシ派への攻撃を続けていることなどを背景に地政学的リスクが高まり、エネルギー供給が不安視されて買いが入ったが、中国や欧米の景気不安もあり、一本調子にはならなかった。ロンドン市場で72.56ドルまで売られたが、供給不安を懸念した買いが強まり、米国市場の後半にかけて75.46ドルまで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引では主に74ドル台で推移した。

 

NY金先物市場は反落:米国の早期利下げ観測後退で売り優勢に

NY金先物市場は2017.40‐2034.10ドルのレンジ相場となった。世界的な株高を背景としてリスクをとることに積極的な環境となったほか、米国の早期利下げ観測が後退していることが、相場の重しとなった模様である。アジア市場で2034.10ドルまで買われたが、米長期金利の動向を警戒した売りも観測されており、米国市場の前半にかけて2017.40ドルまで下落した。その後は売買交錯となり、通常取引終了後の時間外取引では主に2022ドルを挟んだ水準で推移した。

 

米国債券市場はまちまち:新規材料乏しく持ち高調整売買の展開

米国債券市場で中期ゾーンは前日と変わらずだった。米2年債利回りは前営業日比変わらず4.37%で終了した。また、米長期金利ゾーンは上昇(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.02%低い(価格は上昇)4.10%で終了した。新規材料に乏しい中、持ち高調整目的の買いがやや優勢となった。

カテゴリー: 朝の市場コメント

朝の市場コメント!

2024/01/20/07:28:18

米国株式市場は続伸:半導体関連やハイテク株が相場をけん引

NYダウは395.19ドル高の37863.80ドル、ナスダックは255.32ポイント高の15310.97ポイントで取引を終了した。寄り付きは上昇した。1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を大きく上回ったため長期金利が上昇し、NYダウは小幅に下落する場面もあったが、前日に続き人工知能(AI)向け需要への拡大期待から半導体関連やハイテク株への買いが入り相場の上昇をけん引した。NYダウ・ナスダックともに堅調に推移し、NYダウは過去最高値、ナスダックは52週高値を更新した。VIX指数は14.13から13.40へ低下した。

 

NY外国為替市場:ドルは米債金利動向に振れる展開

ドル/円は、日銀の早期政策修正観測が後退する一方、米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測は後退しており、円売り・ドル買いが出やすい地合いだった。東京市場では一時148.80円と昨年11月28日以来の高値を付けた。ただ、NY市場に限れば上値が重い展開になった。米ミシガン大学が公表した1月米消費者調査で、消費者態度指数(速報値)が予想を上回ると一時148.53円付近まで上げたものの、同時に発表された消費者の期待インフレが予想を下回ったためすぐに失速した。12月米中古住宅販売件数が予想より弱い内容となったことも相場の重しとなり、148.03円付近まで下押しした。一時は4.1957%前後と昨年12月13日以来の高水準を記録した米10年債利回りが4.11%台まで低下したこともドル売りを誘った。

 

ユーロ/ドルは、米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが先行すると、一時1.0866ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.0847ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢になった。米消費者の期待インフレが下振れしたこともユーロ買い・ドル売りを促した。米長期金利が低下に転じたことも相場の支援材料となり、取引終了間際に1.0898ドルと日通し高値を更新した。米株式市場ではNYダウやS&P500種株価指数が史上最高値を更新。リスク選好のドル売りも出やすかった。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは23時30分過ぎに103.55まで上昇したものの、取引終了間際に103.24まで一転下落した。

 

NY原油先物市場は3営業日ぶりに反落:供給不安が相場を支えた

NY原油先物市場は72.99ドル‐74.63ドルのレンジ相場となった。序盤は下げに転じる場面もあったが、売り一巡後は買い戻しが優勢になった。中東情勢の緊迫化を背景にしたエネルギー供給不安が相場を下支えした一方、週末を控えて高値警戒感などから持ち高調整目的の売りも目立った。米国市場の前半にかけて74.63ドルまで買われたが、利益確定を狙った売りが増えたことで伸び悩み、一時72.99ドルまで値を下げた。通常取引終了後の時間外取引では主に73ドル台で推移した。

 

NY金先物市場は続伸:利食い売りで上げ幅縮小

NY金先物市場は2022.20‐2041.90ドルのレンジ相場となった。外国為替市場でややドル安が進み、ドル建てで取引される金相場の割安感が意識された。アジア市場で2022.20ドルまで売られたが、米長期金利の低下を期待した買いが入ったことで米国市場の前半にかけて2041.90ドルまで買われた。ただ、その後は利食い売りが強まり、通常取引終了後の時間外取引では主に2030ドルを挟んだ水準で推移した。

 

米国債券市場はまちまち:ポジション調整の売買中心

米国債券市場で中期ゾーンは下落(利回りは上昇)した。米2年債利回りは前営業日比0.02%高い(価格は下落)4.37%で終了した。また、長期ゾーンは反発(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.02%低い(価格は上昇)4.12%で終了した。米連邦準備理事会(FRB)高官から早期利下げ観測をけん制する発言が相次ぐ中、債券売りが優勢になると、利回りは一時4.1957%前後と昨年12月13日以来の高水準を更新した。ただ、足もとで相場下落が続いたあとだけに、引けにかけてはポジション調整目的の買いが強まり上げに転じた。

カテゴリー: 朝の市場コメント
1 2 3 4 5 6 342

カテゴリー

カレンダー

4月 2024
« 1月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ページの先頭へ