FITS エコノミックレポート

日経225の年足ではモメンタムは上向き!

2021/03/05/12:37:59

 

★日経225の年足では、ダブルボトムネックラインである2007年高値1万8261.98円を上抜ける上昇トレンドが継続していることになる。

2015年にじわりとネックラインを上抜けしたものの、翌2016年には一時下押しする展開となったものの、終値では実体が上抜けした。そして、2017年では一度もネックラインを下抜けすることなく上昇基調の流れとなった。

しかし、2018年には7年ぶりに陰線引けとなったが、ネックラインを下抜けすることはなかった。

ただ、2020年には新型コロナウイルスによるパンデミックショックで一時ネックラインを下抜けしたものの、長い下ヒゲが発生する『下影陽線(たくり線)』になった。

現在は、いったん騰勢の衰えを示唆する『上影陽線(トンカチ線)』となっている。

移動平均線では、上から2年SMA(赤線)5年SMA(青線)10年SMA(緑線)の順番になっており、全SMAとも上向きを維持している。

また、モメンタム10(緑線)モメンタムSMA5(赤線)は上向きになっており、上昇の勢いが続いている。

まとめると、超長期的には上昇基調は継続している。ただ、高値圏でのロウソク足が『トンカチ線』になっていることが気になるところである。

カテゴリー: ホットニュース

白金標準先物と南アランド/円の市場動向!

2021/03/05/10:21:31

 

白金標準先物(赤線)南アランド/円(青線)は、常に相関しているわけではないものの、今年に入ってからは非常に相関関係が強まっている。

南アは世界の白金採掘の約70%のシェアを占めていることから、白金の価格変動が南アランドにも影響を与えやすい。

白金標準先物がダブルトップからの下落基調になると、南アランド/円も弱含む展開になっている。

白金標準が持ち直すまでは、南アランド/円も弱含みで推移する可能性がある。

 

 

カテゴリー: ホットニュース

白金標準先物の日足では節目の25日SMAを下抜け!

2021/03/05/09:56:26

 

★白金標準先物の日足では、25日SMA(青線)がサポートとして意識され上昇基調を維持してきたが、本日明確に下抜ける展開になってきた。

また、下向きの5日SMA(赤線)の4,048円10日SMA(黄線)の4,157円がレジスタンスとして意識され上値を抑える展開が続いている。

さらに、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も、%DがSlow%Dを下抜け両線ともかい離幅を広げて下向きとなっているため、下押しバイアスが強いことを示している。

下値では、75日SMA(緑線)の3,619円100日SMA(黒線)3,452円が一旦の下値節目として意識される。

5日SMAと10日SMAが下向きになっているうちは、下落基調が継続することから、値ごろ感での買いは注意が必要となる。ストキャスティクスでも売られ過ぎ過熱感は出ていないことから、現在は戻り売り目線で見ていきたい。

カテゴリー: ホットニュース

イールドスプレッドで3月5日の米国株市場を先取り! 株価下落でも長期金利上昇でスプレッドは縮小!

2021/03/05/09:10:49

 

★NY株式市場では、三指数ともに続落する展開になった。追加経済対策の速やかな成立期待に加え予想を小幅下回った先週分新規失業保険申請件数を受けて寄り付き後堅調に推移した。しかし、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が討論会でインフレ圧力の高まりに懸念を示さず、長期金利上昇の抑制策にも言及しなかったため、米長期金利が急伸した。高PER(株価収益率)で相対的に割高感が意識されやすいハイテク株中心に売りが広がった。指数は一時720ドル超下げる場面があった。一方米長期金利は、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が討論会でインフレ圧力の高まりに懸念を示さず、長期金利上昇の抑制策にも特に言及しなかったため、失望売り(利回りは低下)が広がった。10年債利回りは一時1.5675%前後まで上昇した。 今後も米長期金利の動向には注意が必要となる。イールドスプレッドからは、以前と比べて三指数ともかなり割高感が残っており、リスク回避の材料が出ると下落しやすい。

 

感染拡大が縮小することや新型コロナウイルスのワクチン・治療薬の投与で有効性が実証されるなど、終息の方向が出るまでは不安定な市場が続きやすい。しかし、追加経済対策期待や経済活動再開で先行きの景気回復の期待感が株価を押し上げている。ただ、米長期金利の上昇が止まらないことから、市場に警戒感が強まっている。米FRBが長期金利の上昇に懸念を示すまでは上昇基調が続く可能性があり、株価の下押し要因となりやすい。VIX指数は26.67から28.57へ上昇した。VIX指数がえ28半ばで推移していることで不安定な値動きが継続しやすい。20を割れるまでは不安定な動きが継続する。

 

NYダウの割高の目安は3.00%近辺、S&P500は3.00%割れ、ナスダックは1.5%以下が昨年からの割高の目安となっている。一方で割安の目安では、イールドスプレッドがNYダウ:4.0%台、S&P500:3.8%~4.0%台、NASDAQ:2.3%~2.5%台で割安感からの反発となりやすい。割安感となるイールドスプレッドを大幅に上回っていることから、相場が落ち着くと戻りも大きくなりやすい。

 

★米国市場のイールドスプレッドは、米国債金利と米国株益利回りを比較する指標である。株式市場は国債市場よりリスクが高いことから、株式市場に割高感が生じ国債市場に割安感が生じれば、投機筋は株式を売って国債を買う。また、国債市場に割高感が生じ株式市場に割安感が生じれば、国債を売却して株式を買うことになる。

そのため、株式市場の天底を探るひとつの参考指標となる。

 

米10年国債金利とNYダウ:2011/4/21以降の平均▲3.311%

・直近イールドスプレッド縮小:19/4/25-▲3.048%、20/09/1‐▲2.867%

                20/10/12-▲2.847%、21/1/11-▲2.611%

(NYダウが割高・米国10年債割安の状態)

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲4.226%、19/8/5-▲4.102%、

               20/2/28-▲4.541%、20/3/23-6.017%

(NYダウが割安・米国10年債割高の状態)

・3月3日:▲2.953%⇒3月4日:予想▲2.924%(前日比で縮小:割高)

 

3月4日のNYダウは続落した一方で、米長期金利が大幅上昇したことでイールドスプレッドは前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。平均値の▲3.311%から▲0.387%と平均値より下方かい離したことで割高になった。19年1月3日の大底▲4.226%から▲1.302%下回った。19年8月5日の大底▲4.102%を▲1.178%下回った。20年2月28日の大底▲4.541%から▲1.617%下回った。20年3月23日の6.017%から▲3.093%下回った。NYダウは、パウエルFRB議長の発言を受けて長期金利が上昇したことで、ハイテク・グロース株を中心に幅広い銘柄が下落した。米10年債利回りは1.567%と前日比約10bp上昇した。NYダウは一時722ドル安まで下落し、345.95ドル安(-1.11%)で終了した。

 

米10年国債金利とS&P500:11/4/21以降の平均▲2.773%

・直近イールドスプレッド縮小: 20/08/27-▲2.677%、20/10/12-▲2.664%

               20/12/08-▲2.666%、21/1/11-▲2.320%

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲3.869%、19/8/5-▲4.002%、

                19/8/15-▲4.179%、20/2/28-4.499%

               20/3/23-▲6.222%

・3月3日:▲2.856%⇒3月4日:予想▲2.837%(前日比で縮小:割高)

 

S&P500は続落した一方で、米長期金利が大幅上昇したことでイールドスプレッドは前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。平均値の▲2.773%から+0.064%と平均値より上方かい離したことで割安になった。また、19年1月3日の大底となった▲3.869%を▲1.032%下回った。また、19年8月5日の大底となった▲4.002%を▲1.165%下回った。19年8月15日の▲4.179%を▲1.342%下回った。20年2月28日の大底▲4.499%から▲1.662%下回った。20年3月23日の6.222%から▲3.385%下回った。

 

米10年国債金利とNASDAQ:11/4/21以降の平均▲1.791%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲1.198%、20/12/4-1.351%

              21/1/11-1.066%、21/2/16-1.144%

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲2.179%、19/8/15-▲2.383%、

              19/8/15-▲2.498%、 20/3/16-▲4.094%

・3月3日:▲1.409%⇒3月4日予想▲1.393%(前日比で縮小:割高)

 

NASDAQは続落した一方で、米長期金利も大幅上昇したことでイールドスプレッドは前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。平均値の▲1.791%から▲0.398%平均値より下方かい離したことで割高になった。また、19年1月3日の大底となった▲2.179%に対しては▲0.786%下回った。19年8月5日の大底となった▲2.383%に対して▲0.990%下回った。19年8月15日の大底となった▲2.498%に対して▲1.105%下回った。20年2月28日の大底2.803%から▲1.410%下回った。20年3月16日の▲4.094%から▲2.701%下回った。

 

NASDAQのイールドスプレッドは、米長期金利が大幅上昇した一方で、株価は続落したものの縮小した。イールドスプレッドは以前より半分以下まで縮小しているため、引き続き割高感から利益確定売りが出やすい地合いとなっている。NASDAQのイールドスプレッドは、▲1.3%台後半まで縮小して推移している。そのため、割高感が続いていることから、ネガティブなニュースが出ると引き続き下落しやすい地合いが続いている。また、2%台まで拡大するまでは割安とは言えない。

 

※PERの発表が時間的に遅行することから、前営業日の数値を使って当日終了時の予想を算定している。

 

※毎日イールドスプレッドを掲載していますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

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金標準先物60分足では5,900円を挟んでもみ合い!

2021/03/05/08:30:09

 

★2月26日以降の金標準先物の60分足では、11月30日安値5,900円を意識した値動きになっている。何度も下押しを試す動きになっているものの、下押しには失敗している。ただ、上値も一目均衡表の上下限がレジスタンスとして意識され上値の重い展開となっている。ただ、先行きは雲の厚みが薄くなることから、上抜けしやすくなる。各SMAが緩やかに下向きになっていることで、下押しバイアスが強いことを示している。

 

NY金先物市場は1687.60-1721.60ドルのレンジ相場となった。注目されたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演では、長期金利上昇をけん制する発言は期待されたほど強くなかった。米金利が再び上昇傾向となり、金利を生まない金への売り圧力が高まった。為替相場でドル高が進行したこともドル建て金先物の重しとなり、引け後には1688ドル割れまで下値を広げた。ニューヨーク市場の序盤にかけて1721.60ドルまで買われたが、長期金利が一段高となったことやドル高を嫌って、1687.60ドルまで続落。その後1698.20ドルまで戻したが、時間外取引でも1700ドルを下回る水準で推移している。

 

価格帯別出来高では、5,900円割れでは出来高が膨らんでいることから、押し目買いも根強く入ってきている。一方で、上値でも出来高が多いことから、戻り場面では買い方からの『やれやれ売り』に上値を抑えられている。出来高の多い価格帯を下抜けすると、手仕舞い売りが出やすいので注意が必要である。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロライン付近でシグナルを下抜ける展開となっており、下押しバイアスが強まっている。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)でも、%DがSlow%Dを下抜け両線ともかい離幅を広げて下向きになっていることで、下押しバイアスが強い。両オシレーター共に下落基調を示している。

 

金標準先物の日足では、下向きの5日SMAがレジスタンスになり、下落基調が継続している。5日SMAや10日SMAを上抜け出来るまでは、下押しバイアスが強い。値ごろ感からの買いには注意が必要である。NY金先物市場では、心理的な節目となる1,700ドルを下抜けしたことで、さらに上値の重い展開となる。また、米長期金利が上昇基調を強めていることも売り材料として上値を抑える。ただ、為替市場では、日米金利差拡大からドル買い・円売り地合いが継続していることで、金標準先物を下支えしている。

本日の注目点では、下落基調が継続しており明確に5,900円を下抜けするかが焦点となる。5日SMAと10日SMAを上抜けするまでは、下押しバイアスが強い。米長期金利の上昇が一服するまでは、戻り売り目線となる。

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