FITS エコノミックレポート

金標準先物60分足では出来高の多い価格帯を上抜け!

2022/01/26/08:43:40

 

★1月19日以降の金標準先物の60分足では、雲上限を上抜けもみ合い相場から上昇基調が強まった。しかし、1月20日高値6,772円がレジスタンスとして意識されると、上値の重い展開になった。寄り付き後に雲のネジレがあることから、トレンドの反転や加速など相場の節目になりやすい。そのため、相場に上下放れなど動きが出る可能性がある。

 

NY金先物市場は1834.40-1854.20ドルのレンジ相場となった。昨日は終盤に持ち直した米国株が再び下落した。ウクライナ情勢など地政学リスクへの懸念も継続しており、安全資産とされる金を買う動きが続いた。ロンドン市場で1834.40ドルまで売られたが、ウクライナ問題を巡る思惑で地政学的リスクが高まっていることから、安全逃避的な買いが増えており、ニューヨーク市場で1854.20ドルまで上昇した。通常取引終了後の時間外取引では1850ドルを挟んだ水準で推移した。 

 

価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯を上抜けしたことで、買い方からの『やれやれ売り』も一巡した。そのため、やや上値が軽くなってきている。ただ、高値圏で出来高が膨らむかが焦点になる。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方や緩やかに低下基調になっており、上値が重くなっている。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、高水準から%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きになってきていることで、下落調整の動きになっている。

 

金標準先物の日足では、上向きの5日SMAを上抜けてきたことで、短期的には上昇基調が継続している。そのため、1月6日高値6,792円が視界に入ってきた。NY金先物では、ウクライナ情勢に悪化による買い材料と米FRBの速やかな引き締めを警戒する売り材料などが交錯している。そのため、米FOMCの結果待ちの様相となる。為替市場では、米FOMC結果公表を前に様子見ムードが強く113円台後半でのもみ合い相場となっている。

本日の注目点は、短期的な上昇基調が続いていることから、1月6日高値を上抜け出来るかが焦点となる。60分足では、日中取引で雲のネジレがあることから、上下に放れる可能性もあるので注意。基本的には米FOMCの結果待ちとなり、上下に動きにくい展開になりやすい。ただ、FOMCでタカ派基調が強まるようなら、下方に動きやすい。一方、市場の観測以上にタカ派にならなかった場合は、米長期金利やドルの動向次第では買われる展開になりやすい。

 

カテゴリー: ホットニュース

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 ウクライナ情勢と米FOMCの警戒からドルの上値重い!

2022/01/26/07:17:54

 

★欧州市場朝方の取引では、動意に乏しく113.80円台でもみ合い商状となった。なお、欧州主要株価指数は反発して取引をスタートした。欧州株の上昇や米長期金利が低下幅を取り戻す動きも支えに、ドルの買い戻しが優勢になった。米長期金利が1.78%近辺に切り返したことを受け114円台にドルは反発した。日経先物が小高い水準に上昇し、欧州株が反発・NYダウ先物が下げ幅縮小の動きとなるなか、リスク回避の円買いが後退した。ウクライナ情勢への警戒感は根強く円買い圧力は残されており、114.16円を高値に伸び悩んだ。

 

米FOMCを警戒し、NYダウ先物は300ドル近く下落し、米長期金利が1.775%から1.7512%まで低下すると、リスク回避の円買いが再燃した。NYダウが下落幅を広げ一時770ドル超下落するとリスク回避の円買いが継続した。NYダウが400ドル安に下げ幅縮小するとドル買い戻し、米FOMCを控え荒い展開になった。リスク回避の円買いがやや緩み、114円回復目前まで戻す場面があった。しかし、複数のオプション設定が観測される同節目付近で上値が抑えられた。好調な5年債入札だったが、米長期金利が上昇したことを受け底堅い展開となった。

 

★欧米主要経済指標

・独・1月IFO企業景況感指数:95.7(予想:94.5、12月:94.7)

 

・米・11月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+18.29%(予想:+18.00%、10月:+18.46%←+18.41%)
・米・11月FHFA住宅価格指数:前月比+1.1%(予想:+1.1%、10月:+1.1%)
・米・1月リッチモンド連銀製造業指数:8(予想:14、12月:16)
・米・1月消費者信頼感指数:113.8(予想:111.2、12月:115.2←115.8)

 

★欧米市場のポイント

・ドル/円相場は113.74-114.16円のレンジ

・ウクライナ情勢を巡る緊迫で欧州景気への懸念からユーロ売り

・米FRBによる積極的な金融引締めへの警戒感強まる

・現物の米国株が下落すると徐々にドルの上値が重くなる

・NYダウは一時810ドル超下落するなど資金流出広がる

・VIX指数は29.90から31.16へ上昇

カテゴリー: ホットニュース

ドル/円中期トレンドでは13週SMAの攻防!

2022/01/25/10:21:48

 

★ドル/円の中期トレンドを示す週足では、13週SMA(赤線)の攻防となっている。21年12月3日週から13週SMAがサポートとして意識される中、円安基調が続き22年1月7日週に116.35円まで円安基調が続いた。

先週、この13週SMAを下抜けて終了したことで、一旦は下押しバイアスが強まった。ただ、今週に入り再び13週SMAを挟んだ攻防となっている。

ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、価格は上昇したにもかかわらず、ストキャスティクスでは上値を切り下げる動きになっており、弱気のダイバージェンスの様相となっており、先行きの下落の兆候を示している。また、%DとSlow%Dの両線は下向きになっており、下押しバイアスが強まっている。

 

現状は13週SMAの攻防になっているものの、オシレーターでは下押しバイアスが強まってきている。下押しした場合は、21年12月3日安値の112.50円がダブルトップのネックラインとなっており、重要な相場のポイントになる。また、上向きの26週SMA(青線)の112.54円も下値目処として意識される。一方上値では、1月7日週高値116.35円とネックラインの価格差3.85円を高値116.35円を加えた120.20円が上値目処として意識される。

下押ししてネックラインを下抜けるよう展開になると、ダブルトップからの下抜けとなりドル/円の失速につながりやすいので注意が必要となる。

カテゴリー: ホットニュース

イールドスプレッドで1月25日の米国株市場を先取り!

2022/01/25/09:21:27

 

★NY株式市場では、三指数とも全て反発する展開になった。ウクライナ情勢の緊迫化や今週予定されている連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備制度理事会(FRB)が速やかな引き締め計画を発表するとの脅威に寄り付き後は下落した。米国に続き英国やドイツもウクライナの大使館職員や家族の退避を決定したとの報道でさらに警戒感が強まり急落した。その後、安値から売られ過ぎとの見方や値ごろ感からの買いが目立ち下げ止まった。引け間際は、買戻しが加速し、主要株式指数は上昇に回復し終了した。一方、長期金利は、ウクライナ情勢への懸念から、安全資産とされる米国債には買い(利回りは低下)が先行したものの、大幅続落して始まった米国株が持ち直すと一転下落(利回りは上昇)した。 今後も米長期金利の動向には注意が必要となる。イールドスプレッドからは、米長期金利が小幅上昇したうえ、米国主要三指数とも反発したことで前日比で小幅に縮小した。そのため、割高感が若干強まった。

 

世界的な経済成長による景気回復に連れたインフレ懸念が高まってきている。特に、米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを急ぐタカ派姿勢を強まていることから、米長期金利が上昇することでイールドスプレッドが縮小しやすく株価は売られやすい地合いになっている。そして、米国金利上昇は世界的な金利上昇を招くことになり、世界的な株価にとって、ネガティブな材料となりやすい。米国株のVIX指数は28.85から29.90へ上昇した。20を大きく上回ってきたことで、リスク回避の動きが強まってきている。

 

NYダウの割高の目安は3.00%近辺、S&P500は3.00%割れ、ナスダックは1.5%以下が昨年からの割高の目安となっている。一方で割安の目安では、イールドスプレッドがNYダウ:4.0%台、S&P500:3.8%~4.0%台、NASDAQ:2.3%~2.5%台で割安感からの反発となりやすい。割安感となるイールドスプレッドを大幅に上回っていることから、相場が落ち着くと戻りも大きくなりやすい。

 

★米国市場のイールドスプレッドは、米国債金利と米国株益利回りを比較する指標である。株式市場は国債市場よりリスクが高いことから、株式市場に割高感が生じ国債市場に割安感が生じれば、投機筋は株式を売って国債を買う。また、国債市場に割高感が生じ株式市場に割安感が生じれば、国債を売却して株式を買うことになる。そのため、株式市場の天底を探るひとつの参考指標となる。

 

米10年国債金利とNYダウ:2011/4/21以降の平均▲3.279%

・直近イールドスプレッド縮小:20/09/1‐▲2.867%、20/10/12-▲2.847%

                21/1/11-▲2.611%、21/10/21-▲2.758%

(NYダウが割高・米国10年債割安の状態)

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲4.226%、19/8/5-▲4.102%、

               20/2/28-▲4.541%、20/3/23-6.017%

(NYダウが割安・米国10年債割高の状態)

・1月21日:▲2.760%⇒1月24日:予想▲2.740%(前日比で縮小:割高)

 

1月24日のNYダウは7営業日ぶりに反発したうえ、米長期金利が小幅上昇したことでイールドスプレッドは前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は前日比で割高)した。平均値の▲3.279%から▲0.539%と平均値より下方かい離したことで割高になった。19年1月3日の大底▲4.226%から▲1.486%下回った。19年8月5日の大底▲4.102%を▲1.362%下回った。20年2月28日の大底▲4.541%から▲1.801%下回った。20年3月23日の6.017%から▲3.277%下回った。NYダウは、米連邦準備理事会(FRB)による早期利上げ観測や、ウクライナを巡る地政学リスクが意識され急落したが、売り一巡後は買い戻しが優勢となった。NYダウは99.13ドル高(+0.29%)と7営業日ぶりに反発した。NYダウは一時、1115ドル安(-3.25%)まで下落した。

 

米10年国債金利とS&P500:11/4/21以降の平均▲2.779%

・直近イールドスプレッド縮小: 20/08/27-▲2.677%、20/10/12-▲2.664%

               20/12/08-▲2.666%、21/1/11-▲2.320%

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲3.869%、19/8/5-▲4.002%、

                19/8/15-▲4.179%、20/2/28-4.499%

               20/3/23-▲6.222%

・1月21日:▲2.912%⇒1月24日:予想▲2.891%(前日比で縮小:割高)

 

S&P500が5日ぶりに反発したうえ、米長期金利も小幅上昇したことでイールドスプレッドは前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は前日比で割高)した。平均値の▲2.779%から▲0.112%と平均値より下方かい離したことで割安になった。また、19年1月3日の大底となった▲3.869%を▲0.978%下回った。また、19年8月5日の大底となった▲4.002%を▲1.111%下回った。19年8月15日の▲4.179%を▲1.288%下回った。20年2月28日の大底▲4.499%から▲1.608%下回った。20年3月23日の6.222%から▲3.331%下回った。

 

米10年国債金利とNASDAQ:11/4/21以降の平均▲1.766%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲1.198%、21/1/11-1.066%

              21/2/16-1.144%、21/11/23-1.299%

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲2.179%、19/8/15-▲2.383%、

              19/8/15-▲2.498%、 20/3/16-▲4.094%

・1月21日:▲1.657%⇒1月24日予想▲1.628%(前日比で縮小:割高)

 

NASDAQは5日ぶりに反発したうえ、米長期金利も小幅上昇したことでイールドスプレッドは前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。平均値の▲1.766%から▲0.138%平均値より下方かい離したことで割高になった。また、19年1月3日の大底となった▲2.179%に対しては▲0.551%下回った。19年8月5日の大底となった▲2.383%に対して▲0.755%下回った。19年8月15日の大底となった▲2.498%に対して▲0.870%下回った。20年2月28日の大底2.803%から▲1.175%下回った。20年3月16日の▲4.094%から▲2.466%下回った。

 

NASDAQのイールドスプレッドは、米長期金利が小幅上昇したうえ、株価も反発したことで前日比で縮小した。イールドスプレッドは以前より半分以下まで縮小しているため、引き続き割高感から利益確定売りが出やすい地合いとなっている。NASDAQ総合指数のイールドスプレッドは、▲1.6%台前半でスプレッドが推移していることで割高感は継続している。2%台に拡大するまでは割安とは言えず、売られやすい地合いが継続する。

 

※PERの発表が時間的に遅行することから、前営業日の数値を使って当日終了時の予想を算定している。

 

毎日イールドスプレッドを掲載していますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

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金標準先物60分足では雲上限上抜け!

2022/01/25/08:37:49

 

★1月18日以降の金標準先物の60分足では、一目均衡表雲の中でもみ合い相場が続いたが、雲上限72時間SMA(青線)を上抜けた。ただ、全般もみ合い相場が続いていることから、6,750円を明確に上抜け出来るかが今後の注目点になる。

 

NY金先物市場は1829.30-1844.90ドルのレンジ相場となった。ウクライナ情勢が緊迫化した。NYダウが一時1100ドルを超える下落となるなど米国株も大幅安となり、安全資産とされる金が買われた。米金利の低下も、金利が付かない資産である金の相対的な価値の高まりを意識させた。米国株安を意識した換金売りが一時優勢となったが、米長期金利の伸び悩みを受けて換金目的の売りは縮小し、金先物は反転した。通常取引終了後の時間外取引では主に1840ドル台で推移した。

 

価格帯別出来高では、徐々に出来高の多い価格帯を上抜けしてきているが、6,750円付近でも出来高が多いことから、レジスタンスとして意識される。6,650円から6,750円の間でもみ合い相場が続いていることから、この価格帯の間で出来高が膨らんでいる。そのため、このレンジ相場から放れると大きな動きになりやすい。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロライン上でほぼ横ばいになっており、トレンドレスの状態となっている。一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%DとSlow%Dは上向きになっており、上昇基調が継続している。寄り付き後にMACDがゼロラインから上方に動くことが出来るかが焦点になる。

 

金標準先物の日足では、5日SMAと10日SMAを回復していることから、短期的には上昇基調が持続している。両SMAは緩やかに上向きになっており上昇基調が続いていることで、1月21日高値6,772円や1月6日高値6,792円が上値目標値となる。一方、下値では5日SAMの6,718円や10日SMAの6,709円がサポートとして意識される。NY金先物市場は、売買材料が多く上下に振れやすい地合いになっている。ただ、心理的節目となる1,800ドル台半ばで推移していることから底堅い展開が続いている。為替市場でも、米FOMCを控え金融正常化へ金融引締めの思惑も根強く、ドルが過度に売られにくい展開になっている。114円を挟んでの動きになっており、金標準先物の下支えになりやすい。

本日の注目点は、5日SMAと10日SMAがサポートとして意識され、直近高値への上値トライになるかが焦点になる。ウクライナ情勢の緊迫化や米FOMCによる金融引き締めへの思惑があり、米国株も不安定な動きになっている。そのため、金買いにつながりやすく底堅い展開が予想される。

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