FITS エコノミックレポート

日経225は10日線を上抜け出来るか注目!

2018/06/04/09:23:43

 

★日経225の日足では5日線(赤線)22,229円を上抜け短期的な上昇基調となってきた。ただ、10日線(黄線)22,417円逆三尊底のネックラインとなる2月27日高値22,502円が次の上値目安となる。

 

本日は前週末ロウソク足の高値22,317円の窓を空けるスタートなっている。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、売られ過ぎ域から%Kが%Dを上抜け、両線とも上向きとなり、かい離幅を広げ始めていることで戻り基調が強いことを示している。

 

前週末の空売り比率は41.6%と高水準に積み上がっていたことで、朝方は買戻しが強まっている。そのため、買戻し一巡後の動きが重要となる。

カテゴリー: ホットニュース

豪ドル/円は岩盤だと思われたレジスタンスを上抜け!

2018/06/04/07:12:03

 

★豪ドル/円は、岩盤だと思われた10日線(黄線)82.73円25日線(青線)82.59円75日線(緑線)82.64円のレジスタンスを一気に上抜けしてきた。

5日線(赤線)は上向きとなってきたことから、短期的には上昇基調となってきている。10日線が下向きとなっていることで、上値が重い展開となっているが10日線を維持できると徐々に強い上昇基調となりやすい、

3月以降は80円台半ばから84円台でのボックス相場となっていることから、再びレンジ上限の84円台に向かって上昇しやすい。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、今回は売られ過ぎ過熱感が出る前に反転して、%Kが%Dを上抜けして両線とも緩やかに上向きとなっている。そのため、上昇基調を示現している。

 

豪ドル/円の上昇時の特徴としては上昇時の終盤には大陽線が出ることが多い。また、上ヒゲロウソク足が84円台で出始めたら再び下落基調となりやすい。このようなロウソク足が出るまでは、押し目買いのタイミングとなる。

一目均衡表でも転換線は下向きとなっているものの、雲の上限82.68円と基準線82.74円を上抜けしてきたことから、戻り基調が強まる可能性が高くなってきた。

 

しばらくの間は戻り基調を試す展開となりそうだ。そのため、押し目買い目線で見ていきたい。

カテゴリー: ホットニュース

東京金60分足ではストキャスダイバージェンス!

2018/06/04/03:03:45

 

★5月29日以降の東京金60分足では、72時間線(青線)一目均衡表雲の下限がサポートとなり一旦下げ止まる展開となった。基本的には下値4526円として上値は4560円台のレンジ相場となり方向感を欠いた展開となっている。雲の厚みがないことから、ほぼピンポイントの値動きとなっている。

 

NY金先物市場は1293.10ドルまで下落後、一旦1303.20ドルまで上昇した。まずイタリアやスペインの政治不安の後退や、米国の良好な経済指標の結果を受けて、売りが先行した。その後、EUとの貿易摩擦への懸念などから一時買い戻された。しかし、北朝鮮副委員長がホワイトハウスに到着(トランプ大統領と会談へ)と伝わると、米朝首脳会談に向けた状況進展の見方が広がったことから、売りが再び優勢となった。ドルが総じて主要通貨に対して強含んだことも重石となった。

 

価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯の位置にあり、売買が交錯しやすい。そのため、出来高の多い価格帯を上抜け・下抜けすると出来高の少ない価格帯に値が飛びやすいの注意が必要となる。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロライン近辺でトレンドレスの状態となっていることから、ダマシが頻発しやすい。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、上値・下値を切り下げダイバージェンスを起こしていることから下抜けしやすい。

 

東京金日足では、5日線4545円がサポートしている一方で、10日線4558円がレジスタントなり、徐々に値幅が縮小傾向にある。一目均衡表では、雲の下限4555円がレジスタンスとなり上値を抑えて4日目になる。近日中に上抜けするか、下押しするか動きが出てきそうだ。週末に公表された米国の5月雇用統計や5月ISM製造業景況指数、4月建設指数などが強い結果となったことから、FRBによる利上げ継続やドルインデックスの上昇などが嫌気されやすく、金は売られやすい地合いにある。東京金にとっては、ドル高・円安が支援材料になるが、109.70円台では、3月期大企業為替想定レート(通期1ドル109.70円)となることから上値の重さが意識されやすい。一方、本邦輸出勢のドル売りオーダーを吸収して円安が進行するようなら、東京金の支援材料となる。

カテゴリー: ホットニュース

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 雇用統計発表前からドル買い!

2018/06/04/03:00:02

 

★欧州市場朝方の取引では、欧州株がイタリア株を中心に全面高で推移、米長期金利も上昇となったことを受け、109.20円付近と日中高値圏でドルが底堅い展開となった。米長期金利が上昇したことでドル買いが強まったが、米国の鉄鋼・アルミ製品の輸入関税に関する適用拡大が嫌気され、ドル買いは抑制された。欧州株全面高で推移、米長期金利も上昇を維持する中、じり高の流れが持続した。米5月雇用統計を控えて一時109.31円まで上げたが、買い一巡後は伸び悩んだ。トランプ米大統領は『8時半発表の雇用統計の数字を楽しみにしている(Looking forward to seeing the employment numbers at 8:30 this morning.)』とツイッターでツイートしたことで、ドル買いが優勢となった。米労働省が発表した米5月雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比22万3000人増となり、市場予想の前月比19万人増を上回り、失業率が3.8%と市場予想の3.9%より強い内容だったことが分かると円売り・ドル買いが先行した。また、平均時給が前月比0.3%上昇と予想の前月比0.2%上昇を上回ったことも相場の支援材料となった。ただ、5月28日高値の109.83円が意識されると買いも一服すると、利益確定売りになどに押されてやや上値を切り下げた。 NY時間午後に入り相場材料が乏しく次第に値動き細った。なお、トランプ米大統領は米朝首脳会談を12日にシンガポールで開催すると表明したものの、相場の反応は限られた。

 

米5月雇用統計は大方の予想を上回る内容となったことから、年内に合計4回の利上げが実施される可能性がやや高まった。Fed Watchによると、年4回以上の利上げが実施される確率は6月1日時点で26.4%から34.3%に上昇した。米5月雇用統計前にトランプ大統領のツイッターによって発表前からドル買いが進んだ。一部では、トランプ大統領は今回の結果を前もってしっていたのではないかとの憶測もある。来月から市場参加者は雇用統計発表前のトランプ大統領のツイッターに釘付けになることは明らかである。これってインサイダー??

カテゴリー: ホットニュース

東京金の6月相場は陰線が多い!

2018/06/01/11:41:11

 

★東京金の6月相場では、1986年から2017年の月足で始値と終値で勝ち(陽線)、負け(陰線)とした場合、12勝20敗と圧倒的に陰線引けとなることが多い。過去10年でも3勝7敗と直近でも陰線が多くなっている。そして、2015年から3年連続陰線引けとなっている。今年6月の始値は4552円となっており、この価格が基準となる。

 

東京金は大雑把に見てみると、4000円~5000円のレンジ相場となっている。その中間である4500円近辺を挟んでもみ合い相場となっている。

上値では12ヵ月線(赤線)4594円がレジスタンスになっている一方で、下値では20ヵ月線(紫線)4528円24カ月線(青線)4495円がサポートとして意識されている。ただ、各移動平均線は横ばいとなっており、トレンドレスの状況となっている。ただし、超長期線となる120ヵ月線(緑線)4061円240ヵ月線(茶線)2813円はゆっくりとした上昇基調を保っている。

2016年3月以降は、大陽線や大陰線の発生がほとんどなく、金価格のボラティリティが低下している。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kと%Dが下向きで下落基調となっているが、%Kが徐々に横ばいとなってきていることで、下落の勢いは鈍化し始めている。

 

6月は米長期金利が上昇しやすく、2006年以降は9勝3敗と一年間で一番陽線が多い月となっている。そのため、金利上昇が金価格の上値の重石となりやすいと思われる。NYダウも一年間で一番陰線が多く、11勝16敗となっている。

カテゴリー: ホットニュース

カテゴリー

カレンダー

5月 2024
« 1月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ページの先頭へ