FITS エコノミックレポート

ユーロ/円は一目均衡表雲の下限がサポートに!

2018/05/31/11:36:03

 

★ユーロ/円の一目均衡表の週足では、下落基調が続いていたが一目均衡表の雲の下限がサポートとなり、一旦下げ止まった。ここで重要なことは、基準線(青線)は相場そのものの基準であり、ロウソク足が基準線の下に位置していることから『弱い相場』である。また、基準線が示す方向が相場の方向性を示すが、下向きとなっていることからも弱い相場となっている。そのため、戻りがあっても転換線9日(赤線)130.04円までの戻りが限界となると言われている。

また、52期間の高低の中心値である先行スパン2(灰色:当日線)を下抜けしており、遅行線(緑線)も26期間手前のロウソク足を下抜け(逆転)していることで、買い方は含み損を抱えている。

さらに、26期間先の先行スパンでは先行スパン1が下向きとなり先行スパン2とデッドクロス寸前となっている。先行スパン2が先行スパン1を上抜けすると下落トレンドとなる。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、%K:18.43、%D:18.99と売られ過ぎ域まで下落していて、%Kが横ばいとなってきていることから、下げの勢いは鈍化してきている。ただ、ストキャスティクスは、トレンド発生時には戻り売りのダマシが発生しやすいことから注意が必要となる。

 

中期トレンドでは、下落基調が継続していることから、短期的な戻り局面では戻り売りが入りやすい。雲の下限の124.66円を下抜けすると加速的に下落するリスクもある。

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日経225の週足のチャート形状が悪い!

2018/05/31/09:19:05

 

★日経225の週足では、13週線(赤線)26週線(青線)の下にある。上昇相場であるならば、13週線が26週線の上に位置する形になっている。直近では2016年でも同様に13週線が26週線を下回った時には、26週線がレジスタンスとなり戻りを抑える結果となった。そのため、再び13週線が26週線を上抜けするまでは、戻り売りが強く上値の重い展開が継続した。

また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、買われ過ぎ域から%Kが%Dを下抜け%Kが下向きとなっている。

しばらくは、下落調整しやすい形となっている。

 

本日は連日下落していたことや、欧米株式相場が上昇したことにつれ上昇して寄り付いたが、戻り基調では戻り売りが強くなる可能性が高いので注意が必要となる。また、下落後にV字に戻ることは滅多にないことから、2段押し、3段押した後の戻りまでは本格的な回復とは言えない。また、TOPIXが8日間下落していたことから、一旦の買戻しも入りやすいという地合いとなっている。

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保護中: 東京金60分足では4526円が下値支持!

2018/05/31/08:29:04

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5分足でわかるドル/円欧米市場動向 一旦リスク回避の動き後退!

2018/05/31/07:25:35

 

★欧州市場朝方の取引では、イタリア株が反発、国債利回りの上昇も一服となったことを背景に、対ユーロ中心にドル売りが高まったため、一巡後はやや上値が重くなった。過度なイタリア懸念が緩和され、NYダウ先物が反発、米長期金利も上昇を維持しているがドルの戻りは鈍かった。米長期金利が2.859%まで持ち直したが、その後2.835%付近に失速し、ドル買いは弱まった。米長期金利が持ち直したほか、NYダウ先物が堅調推移したことでドルは持ち直した。対欧州・資源国通貨でドル売りが強まったものの、株高や米長期金利の上昇を支えにドル買いが進み、108.96円までじり高となった。米5月ADPリポートと米103月期GDP改定値が市場予想より弱い内容だったことが分かるとやや上値を切り下げた。米長期金利が上昇幅を縮めたこともあり、高値圏ながら次第に方向感の乏しい展開となった。その後は、ユーロ/円やカナダドル/円などクロス円の上昇につれてドル買いが入った。ただ、新規材料難の中、NY時間午後に入り次第に値動きが細った。

 

欧州政局に対する過度な懸念は後退した。イタリアの大衆迎合主義政党『五つ星運動』が経済財務相に推していたユーロ懐疑派のパオロ・サボナ氏に指名を辞退するよう要請した』との報道が伝わるとリスク選好の動きが強まった。また、同党と右派の『同盟』が経済財務相候補を差し替えて再び連立政権の樹立を目指していることが明らかになった。さらに別の右派政党『イタリアの同胞』も連立政権に加わる可能性がある。イタリアの政局不安が全て払拭されたわけではないことから、今後も進展次第ではリスク回避の動きとなりやすい。また、スペインでもラホイ首相の進退を問われている。急激にリスク回避の動きになったことから、反動的な買戻しが入った可能性があり、政局次第では再びリスク回避の動きになる可能性も残る。

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保護中: 東京金の日足でのパターン分析!

2018/05/30/12:28:47

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