FITS エコノミックレポート

ドル/円の相性の良い17カ月線と34カ月線!

2017/06/29/16:45:25

 

★ドル/円の月足では、17カ月線(赤線)34カ月線(青線)が相性が良い。月足なので、ゴールデンクロスやデッドクロスは滅多に起きるものではないが、2017年1月にはしっかりデッドクロスしている。デッドクロスした際は34カ月線はまだ上向きのことが多いが、その後34カ月線も下向きとなるパターンとなっている。

デッドクロス後は、17カ月線が上値抵抗ラインとなり下落基調となるのだが、今回はデッドクロスしたにもかかわらず、17カ月線の109.41円が下値支持ラインとなり、同線の上で推移していることである。ただ、上値では34カ月線の114.51円が上値抵抗ラインとなり、円安進行を抑えている。

一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)も珍しく、%Kと%Dが横ばいとなり方向感がない状況となっている。

日米の金融政策の相違から一旦は円安方向となっているが、月足でデッドクロスしていることは意識しておく必要がある。さらに、17カ月線は下向きを維持していることも留意が必要となる。

今日明日に円高反転という可能性はないと思うが、いずれにしても長期トレンドは円高基調が継続していることは頭に入れておく必要がある。

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保護中: 東京白金は13週線が上値抵抗!

2017/06/29/11:28:18

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ユーロ/円は120カ月線の攻防!

2017/06/29/09:59:16

 

★ユーロ/円の月足では、120カ月線(緑線)の127.86円まで上昇してきた。120カ月線は、2013年や2016年などでレジスタンスラインとなり、上値を抑えた重要な節目となる。120カ月線を上抜けすると、月足では上値を抑えるレジスタンスがない。ただし、一目均衡表の月足では、52期間の中心値となる先行スパン2の129.63円が次の節目となりやすい。また、週足の200週線が130.63円に位置しており、先行スパン2を上抜けすると次の節目となる。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:81.30、%D:63.38とかい離幅を広げながら上向きを維持していることからも上昇基調を維持している。

 

ただし、120カ月線を上抜け出来ない場合は、24カ月線(青線)の124.04円20カ月線(紫線)の121.91円が下値支持ラインとなりやすい。

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午前の市場コメント!

2017/06/29/09:56:30

★日5月商業販売統計速報:市場予想を下回る

経済産業省が発表した5月の商業販売統計速報によると、小売業販売額は前年同月比2.0%増加となり、市場予想の2.6%増加を下回った。百貨店・スーパー販売額(既存店)は前年同月比0.6%減少だった。

 

★6月18-24日分の対外及び対内証券売買契約等の状況

国内投資家は対外中長期債は3218億円の買い越しとなり、買い越しは3週間連続となった。また対外株式は3661億円の買い越しとなり、5週連続の買い越しとなった。また、海外投資家は対内株式は263億円の売り越しとなり、売り越しは3週連続となった。対内中長期債は1兆4639億円の大量売り越しとなり、売り越しは2週連続となった。一方で対内短期債は6830億円の買い越しとなり、買い越しは2週間ぶりとなった。

 

国内投資家の海外投資は収まることを知らず、外貨投資が進んでいる。そのため、8月の米国債券利払いや償還額も例年にない大きな金額となりやすい。再投資の動きとなる可能性が強いが、それでも米ドルからの円転金額も増えることから、8月中旬までは円高になりやすい地合いとなる。

 

★日経平均株価:米株高・円安を好感し買い先行

米国株の反発や米国の銀行による配当増加、リスク選好の円安地合いなどが下支え要因となりやすい。前日の欧米市場では、英国やカナダの中銀幹部から利上げの前向き発言も見られ、ユーロ/円に続いてポンド/円、カナダ/円なども円安傾向を強めている。ただ、原油の先安リスクは残っている。日米では、政治リスクが残されているほか、日本では7月2日に東京都議選が迫ってきた。29-30日にかけては欧米でインフレ指標が予定されているほか、海外中銀の金融政策『出口戦略』による過剰流動性相場の終焉リスクも残されている。日経平均株価は、前日比130円高の2万260円で寄り付いた。その後は、上昇幅を若干縮小しながらの展開となっている。

 

★東京外国為替市場:ドル/円は底堅い展開

ドル/円は、米長期金利の上昇に加えて、NYダウも堅調に推移していることから、底堅い展開が予想される。日銀としても欧米の金融緩和出口戦略に乗じたいところであろうが、まずはマイナス金利脱却が最優先課題となっている。現時点では欧米双方の金融政策のかじ取りを見極めたいとの思惑となっている。ドル/円も動きにくい展開となっている。ユーロ/ドルは、ストップロスと利食いが交錯しているなか、波乱含みの展開は否めない。現在はストップロス優先の展開にあり、下値は限定的となっている。ポンド高が一服すると、ユーロに関しても一服しやすいので注意が必要。

 

本邦輸出勢は期日決済以外のドル売りは114.00円から観測されている。米系短期筋のドル売りは112.50円から継続的に観測されている。また、本邦輸入勢のドル買いは111.70円から継続的に観測されている。米系短期筋も112.00円割れはドル買いスタンス。

本日は期末を控えての本邦長期資金の動向に注意が必要となる。

 

★円安材料が多い

日銀による超低金利の堅持姿勢もあり、日本と海外の金利差は拡大傾向にある。為替市場では①市場変動率安定化、②日本でのインフレ期待改善、③米国での金融規制の緩和観測、などにより、局地的に日本勢による資金流出や海外勢による円調達・円借入れのキャリー取引を後押しさせる円安材料として注目されている。さらに、米シカゴ商品取引所(CBOT)の投機的な米10年債ポジションは、ロングとショートの合計に占めるロング比率が6月20日週に61.9%となった(前週は59.9%)。直近最高である5月23日週の61.8%を上回り、2012年12月以来の高水準を記録している。ロング膨張に過熱感があり、海外勢の4-6月や1-6月の期末、7月4日の米国独立記念日休場などを前にしたポジション調整とロング整理には注意が必要だ。ロング(買いポジション)の整理は米長期金利上昇を招き円安になりやすい。

 

★中国政府は一段の金融引き締めは秋まで後退

中国当局が進めるレバレッジ解消の動きが経済成長や雇用を脅かすなか、今秋に見込まれる指導部交代を前に人民銀行は、一段の金融引き締めは控え、今後数カ月は若干の緩和措置さえ講じる可能性がある。複数の関係筋が明らかにした。
高リスク融資の取り締まり強化を背景とした短期金利の上昇は、実体経済に影響を及ぼし始めており、秋に予定されている5年に1度の中国共産党大会を前に経済安定へのリスクとなる。

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保護中: 東京金60分足では24時間線がサポート!

2017/06/29/07:27:04

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