FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 右肩下がりの円高傾向!

2018/02/23/07:10:25

 

★欧州市場の朝方の取引では、ドルは主要通貨に対して堅調地合いを維持した。ドル/円は107円台で不安定に上下する展開となった。なお、欧州株は軟調に取引を開始した。欧州勢の参入後に107.60円付近まで反発する場面があったものの、一段の買い材料を欠いたことから徐々に上値も重くなった。その後も米株先物が軟調地合いとなり、米長期金利も低下したことから107.20円付近まで下落した。欧州株が下げ幅を縮小、日経先物も60円高に反発する中、リスク回避による円買い圧力は後退した。米長期金利が低下したことで円買い・ドル売りが強まった。NY勢参入後、107.00円台を割り込むと、リスク回避の流れもあり、106.80円近辺へ続落した。ただ、安値圏では買い注文が厚く、一旦下げ渋る動きとなったが、戻り売り優勢地合いは変らなかった。NYダウが一時350ドル超上昇したことや日経先物も220円上げると徐々に買い戻しが優勢となった。107.07円付近まで上げたものの、買戻しが一巡すると徐々に上値を切り下げた。その後も米7年債の入札結果が低調となったものの、米長期金利は節目となる3%手前で伸び悩んだためドルの利食い売りが優勢となった。

 

ドル/円の欧米市場では、上値・下値を切り下げる典型的な下落トレンドとなった。これからのアジア市場でも、NY時間直近高値である107.07円を上抜けなければ円高基調が継続しやすい。また、NY時間106.57円を下抜けしてくると下値切り下げとなり、円高基調が高まる可能性が高くなる。本日は週末ということもあり、投機筋のポジション調整的な動きには注意が必要となる。ただ、NYダウが下げ止まり164ドル高で引けたことから、過度なリスク回避の円高は抑制される。

カテゴリー: ホットニュース

南アランド/円は何時エクスパンションしても不思議ではない!

2018/02/22/15:56:31

 

★南アランド/円のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1、±2、±3)では、一目均衡表の上限で1月中旬から急速にスクイーズ(バンド幅が縮小)している。バンド幅の伸縮を示現するボリンジャー%B(パラメータ:21、3、5)もかなり低位に位置しており、これ以上バンド幅が縮小しないほど低下している。

約2ヶ月間±2σのレンジ相場となっているが、いつ上放れ・下放れしても不思議ではない状態である。

 

一目均衡表の26期間先のスパン1とスパン2でも横ばいとなっており、もみ合い相場を示している。

問題となるのは、上放れするのか下放れするのかであるが、ヒントとなるのは先行スパン1が先行スパン2の上に位置していることから、上昇トレンドが継続していることになる。ただ、それだけでは根拠として薄い。そのため、ボリンジャー%Bが上向きになってきたところが大きなヒントになる。スクイーズが長ければ長いほど、エクスパンションした時には大きなトレンドを形成することが多いので、動いた方に順張りするのが一番確率の高い戦略となる。

カテゴリー: ホットニュース

保護中: 東京金週足では26週線の攻防!

2018/02/22/12:54:00

このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。

カテゴリー: ホットニュース

豪ドル/円中期トレンドは下落の勢いまだ強い!

2018/02/22/11:47:43

 

★豪ドル/円の週足では、三尊天井ネックラインとなる12月1日安値84.32円を下抜けた。今週一旦ネックラインを回復したものの、上ヒゲ陰線となり再び下抜けしている。そのため、戻りの上値の重さが意識されている可能性が高い。

週足では下値支持ラインとなる移動平均線を全て下抜けしたことで、中期的に保有している買い方には含み損がかなり発生している。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:12.87、%D:31.86とかい離幅を広げながら両線とも下向きとなっている。そのため、下落の勢いが現在も強いことを示しており、下落基調が継続していることになる。

 

下値の節目とすれば、2017年4月21日週の安値81.47円となることから、買い方は十分注意が必要となる。

カテゴリー: ホットニュース

ドル建て日経225のネックラインに近づく!

2018/02/22/10:00:58

 

★ドル建ての日経225一目均衡表日足では、ダブルボトムを形成後上昇基調を強めたものの、基準線(青線)と雲の上限が上値抵抗ラインとなった。雲の下限が下値支持ラインとならず、転換線(赤線)の202.30ドルを下抜けしていている。

ダブルボトムのネックラインは201.30ドルに位置しており、下値支持ラインとなるかが焦点となる。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)も、%K:45.76、%D:48.87と%Kが%Dを下抜けしてきており、下落基調となってきた。

 

外国人目線では、この段階では下落基調となっていることから、買い出動しにくい展開となっている。転換線やネックラインが下値支持ラインとなり、戻り基調となると外国人投資家も再び日本株の買いに動く可能性が出てくる。重要な節目に来ているので注意が必要となる。

カテゴリー: ホットニュース

カテゴリー

カレンダー

4月 2024
« 1月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ページの先頭へ