FITS エコノミックレポート

ユーロ/ドルが目指す次のターゲットは?

2018/02/16/11:29:46

 

★ユーロ/ドルの長期トレンドを示す月足では、上昇基調が継続している。ユーロが市場で取引されるようになった1999年1月以降の2000年10月安値0.8228ドルと2008年7月高値1.6039ドルをフィボナッチリトレースメントと白銀比率から分析する。

 

白銀比率の70.7%押し1.0517ドル近辺で逆三尊底を形成し、ネックライン1.1714ドルを上抜けした後、半値押しとなる1.2134ドルが上値抵抗ラインとなり半年間上抜け出来ずにいた。今年1月に半値押しラインを上抜けしたことから、今後はサポートラインとしても意識される。

 

次のターゲットは、節目らしい節目がないことから38.2%押しとなる1.3055ドルとなる。

 

2月相場では一旦下押ししたものの、下ヒゲとなり戻り基調となっている。そのため、目先は1月高値の1.2537ドルを上抜け出来るかが焦点となる。

カテゴリー: ホットニュース

NYダウは一番底から雲上限上抜け回復!

2018/02/16/09:46:44

 

★NYダウの一目均衡表日足では、転換線や基準線を上抜けて下ヒゲ陽線で雲の上限を上抜けた。また、1月26日高値26,616.71ドルと2月9日安値23,360.29ドルの半値戻りとなる24,988.50ドルを上抜けしてきた。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)も、売られ過ぎ域から%Kと%Dは上向きとなり、戻り基調となっている。

 

26期間手前の遅行線がロウソク足を上抜けるようならば、上値追いの動きとなりやすい。

 

上値では、61.8%戻しの25,372.76ドル、白銀比率の70.70%戻し25,662.58ドル、76.4%戻し25,848.19ドルなどが一旦の上値節目となりやすい。また、2月7日の高値25,293.96ドルも節目となりやすい。

 

『VIXショック』の震源地となった米国株の戻りが早い一方で、日本株の出遅れ感が際立っている。ただ、米国ではインフレや金利の急伸が経済成長を抑制するとの見方がある。そして、いずれスタグフレーション(インフレ上昇と景気停滞)に陥るとの警戒感も浮上し始めている。さらに、米国の財政赤字拡大懸念も指摘されており、このまま上昇基調が継続するのかは不透明となっている。米国株は一番底を付けたが、相場は二番底や三番底を付けて回復基調となることが多いことから油断は禁物である。

カテゴリー: ホットニュース

保護中: 東京金60分足では120時間線がサポート!

2018/02/16/08:00:03

このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。

カテゴリー: ホットニュース

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 ドル安値引け!

2018/02/16/07:09:22

 

★欧州市場朝方の取引では、前日のNY市場の流れを引き継いで、債券安、株高、ドル安が進展106円台前半にドルは続落した。なお、欧州株は続伸して取引を開始した。欧州勢参入後、ドルが全面安商状となったことを受け、クロス円は東京市場での下げ幅を縮小、株高にも支えられて前日NY市場引け値まで持ち直した。NYダウ先物の300ドル近い上昇や日経先物の160円高を横目にやや買い戻しが進んだ。米国経済指標の発表を控え、欧州株が全面高、NYダウ先物も上昇、米長期金利が2.93%台に定着する中、ドル買い・円売りが優勢となった。米長期金利が低下に転じたことが嫌気され、ドル売りが優勢となった。また、米2月NY連銀製造業景気指数や米1月鉱工業生産指数などが予想を下回ったことも相場の重しとなった。NYダウが一時下げに転じたことや、米長期金利が低下に転じたことで円買い・ドル売りがじわりと強まった。NYダウが220ドル超上昇したことで106.85円付近まで買い戻されたものの、節目の107.00円手間では戻り売りなどが出たため失速した。米1月生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったため、一時ドル買いが再燃した。しかし、スタグフレーション懸念の浮上や米国の財政赤字拡大懸念、ドル安政策への思惑にドル売りが継続した。

カテゴリー: ホットニュース

日経225下落の勢いがプラス3σ低下で鈍化傾向!

2018/02/15/16:38:44

★日経225株価指数のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1、±2、±3)日足では、プラス3σがわずかに内側に入ってきたことから、下落の勢いが鈍化してきていることを示している。バンド幅の伸縮を示現するボリンジャー%B(パラメータ:21、3、5)もボリンジャー%Bは上向きとなっているが、若干勢いが鈍化している。そのため、下落基調の鈍化を示している。

 

ロウソク足でも、前日ロウソク足に対して上値・下値切り上げる動きとなってきている。そのため、マイナス1σの21839円に向かって上昇基調となっている。

 

一旦は日経225の下落の勢いが鈍化してきた。そのため、明日以降もプラス3σがこのまま内側に入ってくるとともに、ボリンジャー%Bも横ばいから下向きになると、戻り基調の初動となる。その後、マイナス3σが内側に入ってくるような動きとなれば、一旦は反転の兆しとなったと言えそうだ。

カテゴリー: ホットニュース

カテゴリー

カレンダー

4月 2024
« 1月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ページの先頭へ