FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

2020/10/05/03:01:25

米国株式市場は下落:トランプ大統領の感染で米政治の混乱懸念

NYダウは134.09ドル安の27682.81ドル、ナスダックは251.49ポイント安の11075.02ポイントで取引を終了した。トランプ米大統領が新型コロナウイルスに感染し、米政治の混乱や9月雇用統計で雇用者数の伸びが予想以上に鈍化したことを嫌気して寄り付き直後には430ドル超下げた。ただ、ムニューシン財務長官は、検査で陰性が明らかになったほか、米与野党は追加経済政策を巡り『今週末に何らかの合意に至る可能性がある』との期待が高まると買い戻しが優勢となり、指数はプラス圏を回復する場面があった。VIX指数は26.70から27.63へ上昇した。

 

NY外国為替市場:NY市場に入りリスク回避の動きが後退

ドル/円は、アジア市場ではトランプ米大統領の新型コロナウイルス感染報道を受けてリスク回避の円買いが強まり一時104.94円まで下落したものの、海外市場に入るとじり高の展開となった。『トランプ大統領の症状は軽度』と伝わったほか、米与野党が追加経済政策の協議を続けており、『近く何らかの合意があり得る』との観測が強まったことが背景となり、一時は430ドル超急落した現物のNYダウがプラス圏を回復するとドル/円にも買い戻しが入り105.39円付近まで下値を切り上げた。ペンス米副大統領やムニューシン米財務長官、バイデン米民主党大統領候補の新型コロナ検査が陰性だったことも投資家心理の改善につながった。なお、ペロシ米下院議長(米民主党)は『米景気対策について協議を続ける』『景気対策について成し遂げられる』『空運業界への支援策は合意が近い』などと述べ、合意に楽観的な見方を示した。
 米労働省がこの日発表した9月米雇用統計では、非農業部門雇用者数は前月比66.1万人増と予想の85.0万人増を下回った一方、失業率は7.9%と予想の8.2%より強い数字となったが、市場ではトランプ大統領の容態や追加経済政策を巡る米与野党協議に注目が集まっていたため、目立った反応は見られなかった。 

 

ユーロ/ドルは、アジア市場ではリスク回避の動きから一時1.1696ドルまで売られる場面があったものの、NY市場では方向感に乏しい展開だった。9月米雇用統計を通過したほか、トランプ大統領の新型コロナ感染が軽度の症状と判明したことで、市場の注目は明日3日のフォンデアライエン欧州委員長とジョンソン英首相の会談に移った。『英国とEUの将来関係を巡る最終協議では大きな進展が得られなかったものの、明日のトップ会談で行き詰まりを打開できるかが焦点』との指摘があった。

 

NY原油先物市場は大幅続落:コロナ感染再拡大で上の減速懸念

NY原油先物市場は36.63ドル-38.65ドルのレンジ相場となった。コロナ感染の再拡大で景気減速によるエネルギー需要の減退懸念が根強く、原油の上値が重い中、トランプ米大統領の新型コロナウイルス感染の報道を受けて投資家のリスク回避姿勢が強まり、売りが加速した。また、米9月雇用統計で非農業部門就業者数の伸びが市場予想を下回ったことや、米景気対策案をめぐる不透明感も、景気先行き不安を強め原油の上値を圧迫した。アジア市場でリスク回避の売りが活発となった。欧米株安を嫌気してニューヨーク市場の中盤にかけて36.63ドルまで下げ幅は拡大。その後は37ドルを挟んだ水準で推移した。米国の石油掘削装置(リグ)稼働数は、前週末比6基増加の189基となった。

 

NY金先物市場は反落:換金目的の売り優勢

NY金先物市場は1895.20-1923.60ドルのレンジ相場となった。ドルが対ユーロで上昇し、ドル建ての金は割高感から売りが優勢となったが、トランプ米大統領がコロナに感染したことが判明し、投資家のリスク回避姿勢が強まり、金の下値は限られた。アジア市場で1895.20ドルまで下げた後、米大統領夫妻が新型コロナウイルス検査で陽性反応と報じられたことから、一時1923.60ドルまで戻したが、その後は上げ渋りとなった。9月米雇用統計発表後に1918.00ドルまで買われたものの、換金目的の売りが増えたことで上値は重くなった。

 

米国債券市場は下落:米追加経済対策への期待から売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは下落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.02%高い(価格は下落)0.70%で終了した。トランプ米大統領が新型コロナウイルスに感染したことが判明し、米政治の不透明感の高まりを懸念した買いが先行したものの、米追加経済対策への期待から次第に売りが優勢となった。 

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2020/10/02/07:59:25

米国株式市場は上昇:米追加経済対策の期待と懸念が交錯

NYダウは35.20ドル高の27816.90ドル、ナスダックは159.00ポイント高の11326.51ポイントで終了した。週次新規失業保険申請件数が予想以上に減少し3月来の低水準となったほか、米追加経済対策の合意期待で一時250ドル超上昇した。しかし、9月ISM製造業景況指数が予想を下回ったほか、『ムニューシン米財務長官とペロシ米下院議長(米民主党)は電話会談を行ったものの、合意には至らなかった』と伝わると失速し、一時110ドル超下げた。ただ、協議は継続されることからハイテクが下支えとなり総じて堅調に推移し下押しは限定的だった。VIX指数は26.37から26.70へ上昇した。

 

NY外国為替市場:ドル/円は売買交錯で105円台半ばで行って来い相場

ドル/円は、8月米個人消費支出(PCE)や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となり、米10年債利回りが一時0.7186%前後まで上昇すると円売り・ドル買いが先行し、一時105.73円と日通し高値を付けた。ただ、9月米ISM製造業景気指数が予想を下回ったことが分かると上昇が一服した。米10年債利回りが低下に転じたことや米国株が伸び悩んだことも相場の重石となった。なお、一時は250ドル超上昇したNYダウは『米追加経済対策巡る合意は困難』との観測報道が嫌気されて下げに転じたあと、すぐにプラス圏を回復したものの、『ムニューシン米財務長官とペロシ米下院議長(米民主党)は電話会談を行ったものの、合意には至らなかった』と伝わると再び売りが強まり110ドル超下げた。もっとも、協議は継続されることから引けにかけては持ち直した。

 

ユーロ/ドルは、一時1.1770ドルと日通し高値を付けたものの、米経済指標が良好な内容だったことが分かるとユーロ売り・ドル買いが優勢となり、一時1.1722ドル付近まで下押しした。ただ、アジア時間に付けた日通し安値1.1717ドルを下抜けることは出来なかった。NY午後に入ると米追加経済対策を巡る協議の行方を見極めたい雰囲気が次第に強まり、値動きが鈍った。

 

NY原油先物市場は大幅下落:需給不均衡への懸念から売り優勢

NY原油先物市場は37.61ドル-40.47ドルのレンジ相場となった。欧米でコロナ感染の再拡大が深刻で、景気減速によるエネルギー需要の減退懸念が根強い中、大幅安となった。また、石油輸出国機構(OPEC)の9月の石油生産量が大幅に回復したことが明らかになったことも、需給不均衡への懸念を高め、売りを後押しした。アジア市場で40.47ドルまで買われたが、ニューヨーク市場の中盤にかけて37.61ドルまで反落した。

 

NY金先物市場は反発:米景気減速への懸念強まり買い優勢

NY金先物市場は1890.00-1917.90ドルのレンジ相場となった。コロナ感染の再拡大で景気減速への懸念が強いことや、米景気対策案をめぐる不透明感で、安全資産の金は買いが優勢となり、約2週間ぶりの高値水準まで上昇した。アジア市場で1890.00ドルまで下げたが、その後反転した。ニューヨーク市場の中盤にかけて1917.90ドルまで買われた。

 

米国債市場は横ばい:米追加経済対策の報道に振れる展開

米国債市場で長期ゾーンは横ばいとなった。米10年物国債利回りは前営業日と同じ0.68%で終了した。米追加経済対策の合意期待で売りが先行したものの、「本日の協議で合意出来なかった」と伝わると買い戻しが入った。 

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2020/10/01/07:53:21

米国株式市場は上昇:経済対策を巡る不透明感から上げ幅縮小

NYダウは329.04ドル高の27781.70ドル、ナスダックは82.26ポイント高の1167.51ポイントで取引を終了した。ムニューシン米財務長官とペロシ米下院議長(米民主党)が暗礁に乗り上げている新型コロナウイルス経済対策を巡る交渉の打開に期待を表明すると、買いが広がった。この日発表の9月ADP全米雇用報告や8月米住宅販売保留指数などが予想を上回ったことも投資家心理の改善につながり、一時570ドル超上げた。ただ、米共和党のマコネル上院院内総務が『経済対策巡り、米共和党と民主党は大きな隔たりがある』と発言すると、急速に伸び悩む場面があった。 VIX指数は26.27から26.37へ上昇した。

 

NY外国為替市場:米経済対策を巡る不透明感が強まりドルじり安

ドル/円は、ムニューシン米財務長官とペロシ米下院議長(米民主党)が暗礁に乗り上げている新型コロナウイルス経済対策を巡る交渉の打開に期待を表明すると、NYダウが一時570ドル超上昇した。リスク選好のドル売りが出て、一時105.40円と日通し安値を更新した。月末・期末のロンドン・フィキシングに絡んだドル売りのフローも観測された。前日の安値105.34円が目先サポートとして意識されるといったんは105.64円付近まで下げ渋ったものの、戻りは鈍く引けにかけては105.42円付近まで押し戻された。なお、米共和党のマコネル上院院内総務が『経済対策巡り、米共和党と民主党は大きな隔たりがある』との見解を示し、ムニューシン財務長官が『米経済対策の合意はまだない』と発言すると米国株は急速に上げ幅を縮める場面があった。

 

ユーロ/ドルは、ドイツのミヒャエル・クラウス駐EU大使が『EU復興基金の運用開始の遅れ』を警告したほか、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が現在進めている戦略見直しについて『米連邦準備理事会(FRB)に追随して目標を上回る物価上昇率を容認する可能性』を示唆すると、全般ユーロ売りが先行し、一時1.1685ドルと日通し安値を付けた。ただ、前日の安値1.1661ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢になった。米国株相場の上昇を背景にリスク選好のドル売りが出たことも相場を下支えし、一時1.1752ドル付近まで持ち直した。もっとも、アジア時間に付けた日通し高値1.1755ドルを上抜けることは出来なかった。EU復興基金を巡る懸念やECB総裁発言が引き続き意識されて、買い戻し一巡後は1.1706ドル付近まで押し戻された。 

 

NY原油先物市場は反発:原油在庫減少から買い優勢

NY原油先物市場は38.68ドル-40.37ドルのレンジ相場となった。米エネルギー情報局(EIA)が発表した石油在庫統計で、原油在庫が市場の在庫増予想に反して198万バレルの取り崩しとなり、原油は反発した。ガソリン在庫が予想外に増加し、発表直後は売り買いが交錯したが、原油在庫が3週連続で減少したことが材料視され、徐々に上げ幅を拡大した。ロンドン市場で38.68ドルまで下げたが、ニューヨーク市場の中盤に40.ドル台を回復した。

 

NY金先物市場は下落:ユーロ高一服と米国株高で売り優勢に

NY金先物市場は1885.80-1908.20ドルのレンジ相場となった。米追加経済対策をめぐる協議の進展期待を背景に米株が大幅高となり、投資家のリスク回避姿勢が後退し、金は売りが優勢となった。ロンドン市場で1885.80ドルまで下げたが、その後反転し、ニューヨーク市場で一時1908.20ドルまで買われた。ただ、ユーロ高は一服していることや、米国株高を意識して金先物は伸び悩み、再び1900ドルを下回った。

 

米国債券市場は下落:米経済指標の軒並み良好な結果を受け売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは下落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.03%高い(価格は下落)0.68%で終了した。米追加経済対策で与野党が合意するとの観測が強まり、米国株が大幅に上昇した。相対的に安全資産とされる米国債に売りが出た。この日発表された米経済指標が軒並み良好だったことも相場の重石となった。 

 

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2020/09/30/07:35:17

米国株式市場は反落:欧米での感染再拡大を嫌気した売り優勢

NYダウは131.40ドル安の27452.66ドル、ナスダックは32.28ポイント安の11085.25ポイントで取引を終了した。7月住宅価格指数が予想を上回ったほか、9月消費者信頼感指数が3月来の水準を回復したため寄り付き後、堅調に推移した。しかし、欧米で新型コロナウイルスの感染が再拡大していることを受けて、経済の先行きを懸念した売りが優勢となった。収束傾向であったNY市の感染者数が6月来で最高に達したことが明らかになると警戒感から下げ幅を拡大する展開となった。原油先物価格の下落を背景にシェブロンやエクソンモービルなど石油株が売られたほか、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株が軟調だった。VIX指数は26.19から26.27へ上昇した。

 

NY外国為替市場:様子見ムード強くドル/円はこう着相場

ドル/円は、NY市場に限れば狭いレンジでのもみ合いに終始した。日本時間30日10時に予定されているトランプ、バイデン両大統領候補の第1回テレビ討論会を控えて様子見ムードが強まった。NY時間の安値は105.54円、高値は105.73円で値幅は19銭程度と小さかった。対欧州通貨などでドル安が進んだ影響を受けた半面、ユーロ/円などクロス円の上昇につれた買いが入ったためドル円自体は方向感が出なかった面もある。 

 

ユーロ/ドルは、ユーロ/ポンドやユーロ/スイスフランなどユーロクロスの上昇につれたユーロ買い・ドル売りが先行した。市場では『月末・期末が近づく中、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けたユーロ買いのフローが入った』との声が聞かれ、一時1.1744ドルまで値を上げた。
 その後、メルケル独首相が『ベルリンの新型コロナウイルスの状況は深刻』と述べたほか、『新型コロナ復興基金の遅れ』を警告すると一時1.1710ドル付近まで失速する場面もあったが下押しは限定的となり、一時1.1745ドルと22日以来1週間ぶりの高値を更新した。 

 

NY原油先物市場は反落:原油需要の後退への警戒感から売り優勢

NY原油先物市場は38.41ドル-40.70ドルのレンジ相場となった。コロナ感染の拡大が止まらず、世界的な景気減速を背景としたエネルギー需要の後退への警戒感が強く、原油先物は売りが優勢となった。また、今週発表の原油在庫統計で原油の在庫が増加するとの見通しも、原油の上値を圧迫した。アジア市場で40.70ドルまで買われたが、ニューヨーク市場の中盤に38.41ドルまで下落した。 

 

NY金先物市場は続伸:ユーロ高を意識した買い優勢

NY金先物市場は1880.80-1904.80ドルのレンジ相場となった。米国株が反落してスタートしたことも、安全資産の金の買いを後押しした。アジア市場で1892.40ドルから1880.80ドルまで下げたが、ユーロ高・米ドル安の相場展開となったことから、ニューヨーク市場の中盤に1900ドル台を回復した。

 

米国債券市場は横ばい:様子見ムード強く横ばい

米国債券市場で長期ゾーンは横ばいとなった。米10年物国債利回りは前営業日比と同じ0.65%で終了した。日本時間30日10時に予定されているトランプ、バイデン両大統領候補の第1回テレビ討論会を控えて大きな取引は手控えられた。 

 

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2020/09/29/07:38:49

米国株式市場は続伸:米追加経済対策への期待高まる

NYダウは410.10ドル高の27584.06ドル、ナスダックは203.97ポイント高の11117.53ポイントで終了した。アジアや欧州の株式相場が上昇した流れを引き継いで買いが先行した。9月ダラス連銀製造業活動指数が予想を上回り2年ぶり高水準となったほか、ペロシ米下院議長(米民主党)が『経済対策について昨日、ムニューシン米財務長官と協議した』『本日も再協議する』と述べると、米追加経済対策への期待が高まり買いが加速した。米規制当局が運航停止中の『737MAX』の試験飛行を予定していると伝わったボーイングが6%超上昇し、1銘柄でダウ平均を70ドルほど押し上げた。VIX指数は26.38から26.19へ低下した。

 

NY外国為替市場:重要イベントを控えて様子見ムード強まる

ドル/円は、NYダウが一時540ドル超上昇したことを受けて、リスク選好の円売りが優勢となり、一時105.65円付近まで値を上げたものの、アジア時間早朝に付けた日通し高値105.69円を上抜けることは出来なかった。NY午後に入ると、29日に始まる米大統領選テレビ討論会や10月1日の9月米ISM製造業景気指数、2日の9月米雇用統計など重要イベントを控えた様子見ムードが強まり、105円台半ばで値動きが鈍った。

 

ユーロ/ドルは、 ポンド/ドルの上昇につれたユーロ買い・ドル売りが先行したほか、欧米株価の上昇を背景にリスク選好のドル売りが優勢となり、一時1.1680ドルと日通し高値を付けた。ただ、前週末の高値1.1685ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州議会で『ユーロ上昇はインフレ率を押し下げるだろう』『ECBは必要に応じて手段を調整する用意』『ユーロの動きを極めて注意深く監視している』などと述べたことも相場の重石となり、一時1.1643ドル付近まで下押しした。もっとも、米国株が底堅く推移したこともあって、引けにかけては再び強含んだ。 

 

NY原油先物市場は反発:ユーロ高・ドル安で割安感から買い戻し

NY原油先物市場は39.78銅r-40.80ドルのレンジ相場となった。欧米でコロナ感染が再拡大し、景気回復の遅れが懸念され、エネルギー需要が後退するとの思惑が強まり、原油先物は売りが先行したが、為替市場でドルが対ユーロなどで下落し、ドル建ての原油に割安感が生じたことで買い戻しが入った。

 

NY金先物市場は反発:ドル安を手掛かりに買い優勢

NY金先物市場は1851.10-1888.20ドルのレンジ相場となった。為替市場でのドル安を手がかりに買いが優勢となった。ただ、米国株が大幅高になるなど、投資家のリスク回避姿勢が後退し、安全資産とされる金に売りも入り、上値は限られた。ロンドン市場で1851.10ドルまで売られたが、ニューヨーク市場ではユーロの下げ止まりを意識した買いが強まり、一時1888.20ドルまで買われた。 

 

米国債券市場は横ばい:材料不足から小動き

米国債券市場で長期ゾーンは横ばいとなった。米10年物国債利回りは前営業日と同じ0.65%で終了した。米経済指標の発表や国債入札がなかったことに加えて、29日の大統領候補テレビ討論会を前に大きな取引は控えられた。 

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