FITS エコノミックレポート

ドル/円欧米市場動向:5分足 インフラ計画報道でドル買い!

2017/12/08/07:09:33

 

★欧州市場朝方の取引では、株高を背景にアジア時間の流れを引き継ぎ全般にドルが底堅く取引される展開となった。欧州主要株価指数は前日小幅高、日経先物は10円高に小幅続伸し、ドルは資源国通貨を中心にドル買い圧力が強まった。ドル買いが加速する状況には至らず、緩やかなドル高の流れが続いた。翌日の米雇用統計を控え、積極的な取引は手控えられた。欧州株式市場でも全面高となり、リスク回避ムードが後退して円売りが先行。その後、米長期金利が再び2.34%台に上昇していることでドル買いが優勢となった。米新規失業保険申請件数の上振れにも反応薄で、米長期金利の低下やNYダウ先物の下落を横目に112.79円高値から下げに変化した。新規材料難から様子見ムードが広がり、112円台後半での値動きが続いた。新規材料難から様子見ムードが広がり、112円台後半での値動きが続いた。NYダウが一時120ドル超上昇し、日経先物が110円上昇すると円売り・ドル買いが優勢となった。

 

米国が政府機関閉鎖を回避できるとの期待、トランプ大統領が1月30日に予定されている一般教書演説前に、インフラ計画を発表する用意があるとの報道を好感したドル買いに拍車がかかった。

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豪ドル/円は再び下落基調に!

2017/12/07/16:13:45

 

★豪ドル/円は、11月27日安値84.32円を底値に戻り基調となっていたが、25日線(青線)85.70円200日線(紫線)85.87円260日線(茶線)85.88円が上値抵抗ラインとなり、戻り相場も一服となっている。

5日線(赤線)85.25円10日線(黄線)85.01円を下抜けしたことで、短期的にも下落基調となっている。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:43.97、%D:48.74とデッドクロスして%Kが下向きとなっている。

 

11月27日の安値84.32円を下抜けすると、高値・安値切り下げとなり下落基調が継続していることになる。そのため、84.32円が重要なポイントとなる。

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保護中: 東京金240分足では下落の勢いは鈍化か!

2017/12/07/11:52:48

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豪ドル/円240分足では節目に!

2017/12/07/10:34:21

 

★豪ドル/円のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1、±2、±3)240分足では、プラスマイナ3σのバンド幅が拡大するスエクスパンションが継続している。ボリンジャーバンド幅の伸縮を示現するボリンジャー%B(パラメータ:21、3、5)も上向きとなっていることから、バンド幅が拡大していることを示している。

ただ、一目均衡表の雲の上限が下値支持ラインとなり、一旦だ下止まりの動きとなっている。ただ、午後に入ると雲のネジレがあり、反転または加速する節目となりやすい。

現在のところでは、プラス3σが上向きとなっていることから、雲のネジレでは加速する可能性の方が高い。一方で、プラス3σが閉じ始めるような動きとなると、戻り基調となりやすいので今後の動きが重要になってくる。

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午前の市場コメント!

2017/12/07/10:03:47

豪10月貿易収支:市場予想を下回る

オーストラリアの10月貿易収支は1億5000万ドルの黒字となり、市場予想の14億ドルの黒字額を下回った。

期待ほど改善しなかったことから、発表後は豪ドル売りにつながっている。中国の全人代以降、中国の景気減速観測がでているが、その影響をオーストラリアに波及してきている可能性もある。

 

11月26-12月2日分の対外及び対内証券売買契約等の状況

国内投資家は対外中長期債は2081億円の売り越しとなり、売り腰は3週間ぶりとなった。対外株式は6039億円の買い越しとなり、買い越しは28週連続となった。また、海外投資家は対内株式は1671億円の売り越しとなり、売り越しは3週連続となった。対内短期債は1兆0169億円の大幅売り越しとなった一方で、中長期債は2218億円の買い越しとなり、買い越しは2週連続となっている。

 

本邦投資家の海外株式投資は根強いものがある。株式・債券を合わせても3389億円の買い越しとなっていることから、円売り・外貨買いが引き続き継続しており、ドルの下支えになっていることを示現している。一方、外国人投資家は、12月決算対策もあり日本株を3週連続の売り越しとなり売りが止まらない状況となっている。このところの不安定な株価の動きも外国人投資家の売りの影響もありそうだ。

 

日経平均株価:為替相場でリスク回避の動き後退を好感

米国株の下げ幅が限られたことや、米ハイテク株の反発、対円以外でのドルの底堅さなどが下支え要因となりやすい。中東リスクは前日で一旦のショックが消化されたほか、前日の日本株急落の一因となった中国株の急落についても、前日は引けにかけて下げ幅を縮小している。ただ、今後も中豪問題や中国の景気減速と金融引き締めリスクなどに神経質となる地合いが継続する。8日にはメジャーSQ算出を控えていることや、8日の米雇用統計を見極めたいという様子見ムードも強い。原油価格の下落もあり、内外の投資家による年末決算対応の日本株戻り売りの圧力は引き続き注目される。日経平均株価は、前日比140円高の2万2317円で寄り付いた。その後もリスク回避の動きの後退から上げ幅を拡大する動きが継続している。前日に東証空売り比率が42.8%と大幅上昇したことから、朝方は買い戻しの動きも上げ幅拡大の要因となっている。

 

東京外国為替市場:ドル/円は112円台前半でもみ合い

ドル/円は、再び112円台前半でこう着相場を強めている。米税制改革法案や債務上限引き上げ期待もあり、ドルの買い戻しが優勢となっているが、米長期金利の低下を踏まえて、実需勢やポジション調整売りが散見されている。市場では、不安定な株価推移や地政学リスクの高まり、トランプ政権のロシアゲート問題が重なり、上下どちらにも振れやすくなっている。ユーロ/ドルは、メルケル首相の連立協議に対する不透明感を踏まえて、ユーロロングの手仕舞いが進行し、当面の節目である1.18ドル割れとなり、下値模索の段階にある。ただ、米長期金利の低下や不安定なトランプ政権を横目に、深押しは考えにくい展開となっている。

 

本邦輸出勢は期日決済分以外は静観スタンス。米系短期筋のドル売りは112.70円から継続的に観測されている。また、本邦実需勢は111.85円からドル買いが継続的に観測されている。米系短期筋は111円台ではドル買いスタンス。

 

意外にも米国市場では中東情勢への地政学リスクへの反応は限定的だった。8日の米11月雇用統計を控えて、ドル/円は方向感に欠ける動きとなりそうで、112円台前半を中心とした値動きを予想する。

 

8日の米11月雇用統計でも賃金動向に注目

米国労働省が発表する米11月雇用統計の発表を8日に控え、統計と最も相関関係が強い先行指標とされる米国のADP11月雇用統計は前月比+19万人となり、10月の+23.5万人から伸びが鈍化した。雇用統計でも雇用の拡大ペースが鈍化することが予想されている。ただ、引き続き20万人近くの増加予想され12月の追加利上げを後押しすると見られている。来年の利上げ軌道を占うためにも賃金動向に最も注目が集まっている。米7-9月期単位労働コスト改定値は前期比年率-0.2%と、予想外に2四半期連続のマイナスと、賃金圧力はいまだ見られない。

 

ロシアのプーチン大統領は大統領選に出馬予定

ロシアのプーチン大統領は、『ロシア大統領の候補者となる』と述べ、来年3月18日に予定されている大統領選への出馬を表明した。世論調査ではプーチン氏の支持率は8割を超えており、有力な対抗馬もいないことから圧勝する公算が大きい。

一部では、米国の北朝鮮による軍事行動はロシアの大統領選終了後ではないかとの声もある。また2月には韓国の平昌五輪もあり米国も動きにくいと見られている。

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