FITS エコノミックレポート

ドル/円欧米市場動向:5分足 米上院議員発言で一時失速!

2017/12/13/06:59:27

 

★欧州朝方の取引では、米長期金利が持ち直すなか、ドルはもみ合い商状を継続した。欧州株が軟調に推移、日経先物も50円安に続落となるなか、ドル/円は、全般的なドル安試合にも戻りを圧迫した。欧州株式市場は高安まちまちとなるなか、米長期金利が2.38%台まで戻り、売り買い手掛かりにくい状況となった。FOMCが始まることや、米アラバマ州上院補欠戦況の投開票を控えて、模様眺めムードが広がり、小動きとなった。米11月卸売物価指数(PPI)が前月比0.4%上昇となり、市場予想の前月比0.3%上昇を上回ったほか、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数も前月比0.3%上昇となり、市場予想の0.2%上昇を上回ったことを受け、全般ドル高が進んだ流れに沿った。米長期金利の上昇もドル買いを後押した。米共和党のランド・ポール上院議員が『大規模な米債務を押し上げる歳出法案は支持できない』との見解を示したことで、113.37円まで下げたが、直ぐに買い戻しが入った。しかし、政府機関の懸念も再燃しドルが伸び悩んだ。

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ユーロ/ドルは下ヒゲ・上ヒゲ・コマ足!

2017/12/12/16:03:45

 

★ユーロ/ドル日足では、基準線26日(青線)基準線52日(紫線)の1.1757ドルを挟んで下ヒゲ・上ヒゲ・コマ足の順番で出現した。下押しトライも失敗し、上値トライではダブルトップのネックライン1.1807ドルがレジスタンスとなり失敗、そして本日は基準線の上方で値動きの少ない迷い足となっている。

 

ダブルトップネックラインを下抜けしたことで、下落基調が強まると思われたが、下げ止まっている。そして、一旦ネックラインまで戻るリターンリバーサルとなったものの、上抜け出来なかったことで再び下押し圧力が強まる可能性も残る。ただし、両基準線は上回っていることから、サポートされていることになり相場を難しくしている。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kの下落基調が鈍化してきていることで、次の展開が注目される。

 

短期基準線となる基準線9日(赤線)基準線(緑線)の下抜けしていることから、直近でユーロ買いした買い方には含み損が発生していることとなり、ネックラインを上抜けしても両基準線が上値抵抗ラインとなりやすい。

 

この3日間で方向感がなくなったと言える。そのため、次の動意を待つ必要がありそうだ。現状は上下どちらに振れても不思議ではない。

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保護中: 東京ガソリンの月足は雲下限が抵抗!

2017/12/12/12:50:13

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南アランド/円は200日線近辺で足踏み!

2017/12/12/10:34:50

 

★南アランド/円の日足では、米格付け会社ムーディーズの格下げ回避による安心感や、第3四半期の国内総生産(GDP)が前期比2.0%増となり、市場予想の1.7%増を上回ったことも支援材料となり、戻り基調となっている。

 

12月5日には200日線(紫線)上抜けトライとなったが、上抜け出来ず一旦の利食い売りに押され75日線(緑線)10日線(黄線)まで下落したが両線がサポートラインとなった。その後、再び200日線上抜けトライとなっている。そのため、ダブルトップを形成しており7日の安値8.22円がネックラインとなっている。

また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:88.56、%D:83.22と買われ過ぎによる過熱感が出ている。

 

そのため、短期的な上昇ピッチには過熱感もあり、200日線近辺では利食い売りが優勢となる可能性がある。そのため、上値の重さが意識されると、下落調整場面も予想されることから、その際はネックラインとなる8.22円が重要ポイントとなる。一方で、与党ANCの時期党首選が週末からスタートすることから、目先は思惑先行から下がりにくくなる可能性も残る。

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午前の市場コメント!

2017/12/12/09:57:05

豪州経済指標:さえない結果に豪ドル売り

・オーストラリアの11月企業景況感指数は+12となった。10月は+21。
・オーストラリアの11月NAB企業信頼感指数は+6となった。10月は+9。
・オーストラリアの7-9月期住宅価格指数は前期比-0.2%、前年比+8.3%となった。予想は前期比+0.5%、前年比+8.8%。

企業景況感や企業信頼感が前月から低下したほか、住宅価格指数も市場予想を下回ったことから、豪ドル売りとなった。

 

日11月国内企業物価指数:市場予想を上回る

日銀が発表した11月の国内企業物価指数(2010年平均=100)速報値は前月比0.4%上昇となり、市場予想の前月比0.2%上昇を上回った。前年同月比は3.5%上昇となり、市場予想の前年同月比3.3%上昇を上回った。

徐々に物価が上昇してきていることから、日銀のテーパリングに向けた思惑も出てくる可能性もある。

 

日経平均株価:プラス圏回復するなど底堅い展開

米国株は底堅さや原油続伸、米ハイテク株の上昇などが支援材料となりやすい。前日は中国株がビックデータ開発促進への期待感などで上昇したことで、リスク回避の抑制となった。リスク選好による円安地合いもあって、押し目買い地合いが支援されやすい。ただ、12-13日にかけては、米FRBによるFOMCが控えている。12日には、トランプ米大統領の求心力や米税制改革協議の行方を左右するアラバマ州上院補欠選挙に対する警戒感も根強い。また、日本株は前週後半から大幅反発となったことで、利益確定売りやヘッジ売りなどは注視される。日経平均株価は、前日比2円安の2万2936円で寄り付いた。その後は、FOMC待ちで小動きならも、プラス圏を回復するなど底堅い展開となっている

 

東京外国為替市場:ドルはFOMC結果を控えてこう着感漂う

ドル/円は、FOMCの結果待ちの段階のなか、引き続き実需売買に挟まれ、113円台半ば前後でもみ合い相場となっている。市場全般が地政学リスクや株式市場などに反応薄である以上、米長期金利の動向に左右される展開となっている。ユーロ/ドルは、手掛かり何のなか、引き続きドル主導の展開となっている。ドイツ政局不安などを背景に、1.18ドル台では利益確定売りやポジション調整売りに押され上値の重い展開が予想される。FOMCの動向次第であり、結果がでるまでは狭いレンジ内での動きとなりやすい。

 

本邦輸出勢は期日決済分以外は静観スタンス。米系短期筋のドル売りは113.70円から継続的に観測されている。また、本邦実需勢は113.00円からドル買いが観測されている。

本日からFOMCが開催されるが、既に利上げについては織り込まれている。注目は声明文やイエレン米FRB議長の会見となり、見極めるまでは全般様子見ムードが広がる。

 

北朝鮮の核実験の兆候:17日前後に実験の可能性も

北朝鮮の豊渓里核実験場で前回の核実験以降小規模な揺れが続いているにもかかわらず、トンネル工事が『依然として進行している』と、38ノースが伝えた。最近の商業衛星の画像を引用している。

12月17日(日)は故金正日正書記長の6回忌となることから、注意が必要となる。

 

米10月JOLTで強い雇用を確認:利上げを正当化

米国労働省が発表した10月JOLT求人件数は599.6万件と、9月の617.7万件から予想以上に減少した。しかし、9月分は609.3万件から617.7万件と過去最高に上方修正された。同指数はイエレン米FRB議長が労働市場のスラックを判断する上で注目している指標のひとつになっている。9項目あるダッシュボードのうち、7項目が金融危機前の水準を回復した。経済の強さと同様に雇用も強いとの見方が強く、FOMCの12月利上げを正当化すると見られている。

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