FITS エコノミックレポート

保護中: 東京金の日足では75日線を死守できるか!

2018/04/23/12:16:05

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カテゴリー: ホットニュース

本日も日経225は5日線と75日線のせめぎ合い!

2018/04/23/10:08:23

 

★日経225の日足では、5日線(赤線)22,092円75日線(緑線)22,210の間で寄り付いた。5日線は上向きとなっている一方で、75日線は緩やかに下向きとなっていることから、短期的にはゴールデンクロスする可能性がある。ただ、5日線を下抜けすると、ゴールデンクロスする前に5日線が下向きになる可能性も出てくる。

3月12日高値21,971円を上抜けしたことで、ダブルボトムを確認したが再び下抜けするようなら、ダマシとなる。

 

先週一旦75日線を上抜けしたものの、レジスタンスとして意識され上ヒゲで押し戻される展開となった。今週も75日線が意識される展開が継続する。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:83.18、%D:87.92と高止まりしており、買われ過ぎ過熱感が継続している。

 

NYダウ先物がプラス圏で推移していることや、ドル/円が107円台後半で推移していることから、日経225も前週末終値近辺での小動きとなっている。

今週はゴールデンウィーク前のポジション調整売りが入りやすいため、上値が重くなる可能性が高い。

 

 

カテゴリー: ホットニュース

先行経済指標では世界の景気の勢いは鈍化継続!戻り売り目線か?

2018/04/23/08:00:02

 

J.P.モルガン.グローバル製造業PMI(季節調整済)

PMI(購買担当者景気指数)とは、景気の方向性を示す経済指標で速報性の高さから金融市場で注目されている。企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況などを聞き取り、景況感についてアンケート調査した結果を指数化したものである。50を判断の分かれ目としてこの水準を上回る状態が続くと景気拡大、逆に50を下回る状態が続くと景気減速を示す。

 

グローバル製造業PMIは、先進国や新興国を含めた世界全体の景気度合いを計る指標として注目されている。

昨年17年12月31日54.5がピークとなり景気拡大の勢いが鈍化し、指数は低下し始めた。ただ、4月23日現在でも53.4と分かれ目である50を上回っており、景気拡大は継続している。しかし、NYダウや日経平均株価は景気の拡大の鈍化を嫌気して、その後遅れて下落調整となった。その後持ち直しの動きとなっているが、上値の重い展開となっている。ドル/円に関しては製造業PMIがピークアウトと共に円買いが強まったが、一旦下げ止まり円安基調となっている。再び円安と株価が上昇するには、グローバル製造業PMIが上昇する必要がある。しかし、今年に入ってから下落が止まらないこともあり、世界的な景気拡大は鈍化傾向となっている。

 

 

エコノミック・サプライズ指数(びっくり指数)

シティグループが算出しているエコノミック・サプライズ指数(びっくり指数)は、各種経済指標と事前予想との食い違い(かい離幅)を指数化し、ゼロ(予想通り)を挟んで、上下(プラス・マイナス)で示した指数である。雇用や生産などの各種経済指標が事前の市場予想と比べてどうだったかを指数化したもので、実績が予想を上回れば指数は上昇、逆に下回れば下落する仕組みとなっている。

この指数は市場の期待値に対して上回るものが多いのか、それとも下回るものが多いのかを示す指数である。市場の期待値に対して上回る指標が多ければ当然に株価や通貨が高くなりやすい。一方で、市場の期待値を下回り続けると、市場参加者が景気の先行き懸念が生じることから、遅行して株価や通貨などが下落しやすい。

4月20日現在は米国+29.20、欧州▲90.90、日本▲47.20となっている。米国は市場予想を上回る指標の方が多いものの、4月10日よりも市場予想を下回る指標が増えている。欧州では、市場の予想を下回る展開が続いており、この1年間では最低のレベルとなっている。ECBがこのような経済状態では26日に開催されるECB定例理事会でもテーパリングやフォワードガイダンスに振れる動きにはなりにくい。ユーロが高止まっていることも市場予想を下回る結果となっている。日本でも、このところ市場予想を下回る指標が増えており、その結果低下傾向にある。

 

 

米国のびっくり指数と米ドル/円・NYダウの動向

米ドル/円に関しては、発表された経済指標に対して市場予想を上回ればドルが買われ、下回れば売られる展開になりやすいので連動性が高い。びっくり指数はもみ合いのような動きとなっており、市場予想に対して好悪まちまちの指標結果となっている。NYダウは指数が下がりだしてから遅行して下落したことが分かるが、指数が再び緩やか下落基調となってきていることから、NYダウも上値が重くなる可能性がある。

 

 

欧州のびっくり指数とユーロ/米ドル・DAX指数の動向

欧州のびっくり指数が、底値圏で横ばいとなってきた。特に対ドルに対してユーロ高となったところから、下げ止まらなくなっている。ユーロ高が欧州経済にボディブローのように効いてきていることが分かる。その中でECBによる早期のテーパリングは更なるユーロ高を招き、再び南欧問題が浮上するような事態を招くリスクがある。DAX指数は、持ち直しの動きとなっているが、びっくり指数が下げ止まらないうちは上値も限定的となりやすい。

 

 

日本のびっくり指数と米ドル/円・日経225の動向

日本のびっくり指数では、びっくり指数が下落するとリスク回避の円買いになりやすく、欧米の動きとは異なる動きとなる。日本のびっくり指数は欧米よりも早く下落基調となっていたが、NYダウが強い動きとなっていたことで、日経225も底堅い動きとなっていた。しかし、よく見ると、日経225が2万3000円近辺でもみ合いっていた頃びっくり指数が下落基調であった。日本も欧州のように今年に入ってから円高傾向が強まっていることから、びっくり指数が低下すると日経225やリスク選好の円安の重石になりやすい。びっくり指数が緩やかに低下傾向にあることから、円高基調は継続していることになる。このところやや円安基調となっているが、再び円高基調に戻る可能性があるので注意が必要となる。

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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 24時の鐘と共にドル失速!

2018/04/23/03:00:47

 

★欧州市場朝方の取引では、ポンド/ドルの下落に主導され、全般的にドル高が持続した。NYダウ先物は続落し、日経先物も30円安で推移した。欧州株はまちまち、NYダウ先物は軟調地合いリスク選好的な円売りは後退した。ただ、米長期金利は一旦2.90%付近まで持ち直し、ドル買いを誘発した。NYダウ先物が下げ幅を縮小、米長期金利も上昇基調を維持する中、ドル高地合いが持続した。107.70円台から上の水準では継続的にドル売り注文が観測された。ドル全面高の地合いの中、米長期金利の上昇幅拡大も支えに一時107.86円と2月21日以来の高値を更新した。ただ、同日高値の107.90円が目先のレジスタンスとして意識されたほか、NYダウの240ドル超安が重石となり、107.60円まで失速した。また、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル売りも出た。その後、ユーロ/ドルの買い戻しに伴って円買い・ドル売りが入ったほか、米国株の下落が相場の重石となった。新規材料難の中、NY時間午後に入り次第に値動きが細った。

 

米長期金利の上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。その後、米国株の下落幅拡大で警戒感が高まり、リスク回避の円買いとロンドンフィキシングによるドル売りでドル/円は失速した。欧米市場では、約0.35円のレンジ内での相場展開となった。米長期金利は2.96%と2014年1月10日以来約4年3ヵ月ぶりの高水準となったものの、為替市場は米国株の大幅下落に反応した。ただ、日米金利差が拡大していることから、ドル/円の下値も限定的となっている。

 

23日(月)午後5:00よりラジオNIKKEI第1の『真壁昭夫のマーケット・ビュー』に出演します。今回は深堀コーナーで『4月相場を振り返り、5月相場に挑む!』についてお話しします。最新のグローバル製造業PMIやエコノミックサプライズについてもお話しするほか、目玉としてトランプ大統領の言動とNYダウ相場動向についてお話しますので、是非ご視聴ください。YouTube LIVEやUstreamでも配信します。

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日経225は5日線に支えられ窓閉め!

2018/04/20/16:29:27

 

★日経225日足では、朝方窓を空けて寄り付いたことで、昨日のロウソクが『宵の明星』のように見えたが、何とか5日線(赤線)22,039円3月12日高値21,971円のダブルボトムネックラインがサポートとして意識された。お陰で5日線10日線(黄線)25日線(青線)は上向きを維持していることで、短中期的な上昇トレンドは維持して終了した。ただ、本日も75日線(緑線)22,219円まで上昇したものの、維持出来ずに下抜けして終了したことから、75日線がレジスタンスとしてかなり意識されている。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は%K:89.22、%D:91.25と買われ過ぎ過熱感は継続している。

 

75日線を上抜けて買い上がる材料に乏しいことから、上値の重い展開が継続しそうである。ただ、ダブルボトムのネックラインを上抜けたことで、テクニカル的には上向きのバイアスはまだ残っている。

日本の需給ギャップでは10-12月期が+1.5%となり、需要が供給を上回る展開となってきたことで、株高・円安にフォーローとなっている。しかし、グローバル製造業PMIは昨年12月末から下落が続いていることや、日本のエコノミックサプライズの下落基調が継続しており、市場予想を下回る経済指標が続いていることを示している。世界的に経済成長の勢いが鈍化していることから、以前のような株高の勢いは削がれている。

 

23日(月)午後5:00よりラジオNIKKEI第1の『真壁昭夫のマーケット・ビュー』に出演します。今回は深堀コーナーで『4月相場を振り返り、5月相場に挑む!』についてお話しします。最新のグローバル製造業PMIやエコノミックサプライズについてもお話しするほか、目玉としてトランプ大統領の言動とNYダウ相場動向についてお話しますので、是非ご視聴ください。YouTube LIVEやUstreamでも配信します。

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