FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

2021/06/25/07:27:00

米国株式市場上昇:インフラ投資法案の合意報道を好感

NYダウは322.58ドル高の34196.82ドル、ナスダックは97.98ポイント高の14369.71ポイントで取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)が当面緩和策を維持するとの期待に寄り付き後は上昇した。バイデン米大統領は1兆ドル規模のインフラ投資法案で超党派の上院議員と合意したと伝わると、買いが加速し一時350ドル超上昇した。また、長期金利の安定で、ハイテク株の買いも継続し、ナスダック総合指数は3日連続で史上最高値を更新し終了した。VIX指数は16.32から15.97へ低下した。

 

NY外国為替市場:米国株高でも為替への影響は限定的

ドル/円は、対ユーロなどでドル売りが先行すると円に対してもドル売りが先行した。米長期金利が低下に転じたタイミングで一時110.66円と日通し安値を更新した。ただ、前日の安値110.63円が目先サポートとして意識されたこともあって、一本調子で下落する展開にはならなかった。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングにかけてはドルを買い戻す動きが広がり、110.91円付近まで下げ渋った。なお、『バイデン米大統領はインフラ投資計画で超党派の上院議員グループと合意した』との報道を受けて、NYダウは一時350ドル超上昇した。ナスダック総合とS&P500は史上最高値を更新するなど、米国株は上値を試す展開だったが、為替相場への影響は限定的だった。 

 

ユーロ/ドルは、欧州時間発表の6月独Ifo企業景況感指数が予想を上回ったことで、景気回復を期待したユーロ買いが先行した。時間外の米10年債利回りが低下に転じたこともユーロ買い・ドル売りを後押しして、一時1.1956ドルと日通し高値を付けた。ただ、ロンドン・フィキシングにかけてはドルを買い戻す動きが目立ち、一時1.1920ドル付近まで下押しした。ブラード米セントルイス連銀総裁はこの日、『金融政策は上向きのインフレリスクに備える必要がある』『インフレリスクは予想よりもさらに強くなる可能性がある』と述べたほか、カプラン米ダラス連銀総裁は『インフレ率は2021年3.4%、22年2.4%を予想しているが、これらには上振れリスクがある』との考えを示したが、目立った反応は見られなかった。

 

メキシコペソは上昇した。WTI原油先物価格の上昇を受けて、産油国通貨とされるペソには買いが先行した。メキシコ中銀が予想外の利上げに踏み切ったこともペソ買いを促し、ドルペソは一時19.7167ペソ、ペソ円は5.62円までペソ高に振れた。メキシコ中銀はこの日、金融政策決定会合を開き、政策金利を4.00%から4.25%に引き上げることを決めたと発表した。予想は据え置きだった。声明では『インフレに対するリスクバランスは上向きに偏っている』『インフレ期待への悪影響を回避するため、金融政策スタンスを強化する必要があると判断』などと指摘した。 

 

NY原油先物市場は続伸:需要拡大への期待高まり買い優勢

NY原油先物市場は72.32ドル-73.61ドルのレンジ相場となった。23日引けにかけて見られた持ち高調整の動きが継続され、72ドル前半まで売りが先行した。もっとも調整一巡後は、大幅に値を上げた天然ガス先物につれて73ドル台を回復した。バイデン米大統領が超党派の米上院議員とインフラ投資法案に合意したことが伝わると、エネルギー需要拡大への期待が再び高まり、原油先物は底堅いまま引けた。ニューヨーク市場の序盤にかけて72.32ドルまで反落したが、株高を意識した買いが入ったことで73.42ドルまで戻した。通常取引終了後の時間外取引でも73ドル台を維持した。

 

NY金先物市場は反落:米国株高を嫌気した売り優勢

NY金先物市場は1772.70-1788.60ドルのレンジ相場となった。予想より弱い5月米耐久財受注や前週分の新規失業保険申請件数を受けて、安全資産とされる金は買いが先行した。ただ堅調なままの株式市場を眺めながら徐々に上値を切り下げた。バイデン米大統領が上院の超党派グループとインフラ投資計画について合意したと報じられ、米株が一段高となる一方で金先物への投資は手控えられた。アジア市場で1772.70ドルまで下げた後、ニューヨーク市場の序盤にかけて1788.60ドルまで買われたが、米国株高を意識して金買いは縮小した。

 

米国債券市場は小幅続落:米国株高を受けてやや債券売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは小幅続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.01%高い(価格は下落)1.49%で終了した。米国株高を受けて債券売りが出たものの、大きな方向感は出なかった。インフラ投資計画合意も影響は限定的だった。 

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2021/06/24/07:27:12

米国株式市場はまちまち:景気敏感株からハイテク株へ資金移行

NYダウは71.34ドル安の33874.24ドル、ナスダックは18.46ポイント高の14271.73ポイントで取引を終了した。前日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受けて早期利上げ観測が後退して、買いが先行した。金利の上昇も限定的となるとの見方を背景に、景気循環株からハイテク株への投資資金の移行が再燃し、NYダウは下落に転じた。ハイテク株は終日買われ、ナスダック総合指数は連日終値で史上最高値を更新した。VIX指数は16.66から16.32へ低下した。

 

NY外国為替市場:低調な米国債入札受け米長期金利上昇でドル買い

ドル/円は、欧州市場では一時111.10円と昨年3月26日以来約1年3カ月ぶりの高値を付けたものの、節目の111円台に乗せた達成感からいったん利益を確定する目的の売りが出ると110.67円付近まで下押しした。22日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受けて米早期利上げ観測が後退する中、欧州通貨や資源国通貨に対してドル売りが先行した影響も受けた。ただ、低調な米5年債入札を受けて米長期金利が上昇すると再び111円台に乗せるなど、下値の堅さも目立った。

 

ユーロ/ドルは、前日のパウエルFRB議長の議会証言を受けて、米早期利上げへの警戒感が緩んだことからドル売りが先行し、一時1.1970ドルと日通し高値を付けた。ただ、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングにかけてはドルを買い戻す動きが目立ち、次第に上値を切り下げた。米5年債入札後に米長期金利の指標である米10年債利回りが1.4970%前後まで上昇すると、一時1.1920ドル付近まで押し戻された。

 

代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは反発した。ビットコイン・ドルは一時3万4800ドル台まで上昇したほか、ビットコイン円は385万円程度まで値を上げた。市場では『中国政府の仮想通貨に対する規制強化を警戒した売りが一服した』との指摘があったほか、『価格はネガティブな要素を織り込み過ぎている』との声が聞かれた。  

 

NY原油先物市場は反発:利益化確定の売りが優勢に

NY原油先物市場は72.82ドル-74.25ドルのレンジ相場となった。経済正常化によるエネルギー需要増への期待が一段と高まり、買いが強まった原油先物は一時2018年10月以来の高値水準となる74.20ドル台まで上昇した。ただ一巡後は利益確定の売りが優勢になった。米エネルギー省(EIA)の週間在庫統計では、原油は前週を上回る取り崩し幅だったものの買い材料とはならなかった。来週の石油輸出国機構(OPEC)プラス会合への警戒感も重しとなり、引けにかけて上げ幅を縮めた。アジア市場で72.82ドルまで下げた後、ニューヨーク市場の序盤にかけて74.25ドルまで上昇した。しかし、原油先物は時間外取引で一時73ドルを下回った。

 

NY金先物市場は反発:米金利上昇で上げ幅縮小

NY金先物市場は1773.10-1795.60ドルのレンジ相場となった。NY序盤には外国為替相場でドル安・欧州通貨高が進み、ドル建ての金先物に割安感がでて買いが集まり一時1795ドル台まで強含んだ。しかしながらNY午後に入ると米金利上昇を背景に為替がドル高に傾き、つれる形で金先物も上げ幅を縮めた。 通常取引終了後の時間外取引で1773.10ドルまで下げている。

 

米国債券市場は反落:不調な米5年債入札受け売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは反落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.02%高い(価格は下落)1.48%で終了した。5年債入札が『低調だった』と受け止められ、債券売りが広がった。 

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2021/06/23/07:29:31

米国株式市場は上昇:緩和策の長期化期待から買い優勢

NYダウは68.60ドル高の33945.58ドル、ナスダックは111.79ポイント高の14253.27ポイントで取引を終了した。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が下院特別小委員会証言で、タカ派色を強めるとの警戒感に寄り付き後は下落した。質疑応答において、議長が労働市場の回復は程遠く、実際のインフレが上昇するまで、先制的な利上げを回避する慎重な姿勢を繰り返したため上昇に転じた。緩和策の長期化期待を受けた買いが再燃し、引けにかけ堅調に推移した。長期金利の低下で、ハイテク株も買われ、ナスダック総合指数は終値で史上最高値を更新した。VIX指数は17.89から16.66へ低下した。

 

NY外国為替市場:米早期利上げの警戒感後退でドル売り誘う

ユーロ/ドルは、米10年債利回りが低下に転じたことを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが先行した。ナスダック総合が史上最高値を更新するなど、米国株相場が底堅く推移するとリスク選好のドル売りも出た。前日の高値1.1921ドルや18日の高値1.1925ドルを上抜けると上昇に弾みが付き、一時1.1953ドルまで上値を伸ばした。
 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米下院での証言で『FRBは予防的に利上げすることはない』『FRBは利上げの引き金として実際のインフレを待つ』『インフレ要因は時間とともに後退するだろう』と述べ、米早期利上げに対する過度な警戒感が後退したこともドル売りを誘った。

 

ドル/円は、米国株の上昇に伴うリスク選好の円売りが出たほか、5月米中古住宅販売件数や6月米リッチモンド連銀製造業景気指数は予想を上回ったことも相場の支援材料となり一時110.79円と日通し高値を付けた。ただ、18日の高値110.82円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩む展開になった。パウエルFRB議長の議会証言を受けて早期の利上げ観測が和らぐと110.57円付近まで上値を切り下げた。 

 

代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは下値が堅かった。中国政府が仮想通貨の採掘や取引規制を一段と強化する中、先安観から売りが先行した。ビットコイン・ドルは一時2万8800ドル台まで下落し、1月22日以来5カ月ぶりの安値を付けた。ただ、3万ドルを下回った水準では押し目買いなどが入り、NY午後には3万2900ドル台まで持ち直している。ビットコイン円も一時319万円程度と1月以来の安値まで売り込まれたものの、NY午後には363万円程度まで値を戻した。

 

NY原油先物市場は3日ぶりに反落:利益確定売りが優勢に

NY原油先物市場は72.47ドル-73.47ドルのレンジ相場となった。新型コロナウイルスワクチンの普及により経済活動の活発化が見込まれ、それに伴うエネルギー消費拡大への期待感が依然として原油相場の支えた。ただ、昨日の大幅高の反動で利益確定の売りも出やすく、また、来週の石油輸出国機構(OPEC)プラス会合では8月からの段階的増産について協議される見通しが伝わったことも相場の重石となった。ニューヨーク市場の序盤にかけて72.47ドルまで下げた後、73.47ドルまで戻したが、利益確定を狙った売りが入ったことで72.54ドルまで下げる場面があった。 

 

NY金先物市場は反落:ポジション調整売りがやや優勢

NY金先物市場は1771.20-1790.10ドルのレンジ相場となった。米国株の底堅さが継続されるなか、安全資産の金に資金は向かいづらかった。為替相場でドルがユーロに対し売り込まれた場面では、ドル建ての金先物は下げ渋るも、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控え様子見ムードが広がったことで戻りは限定された。アジア市場で1790.10ドルまで買われたが、ニューヨーク市場の序盤にかけて1771.20ドルまで下落した。ポジション調整的な売りが入った。ただ、米長期金利は¥が伸び悩んだことから、時間外取引で1783.80ドルまで戻す場面があった。

 

米国債券市場は反発:FRB要人のハト派発言受け買い優勢

米国債券市場で長期ゾーンは反発(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.03%低い(価格は上昇)1.46%で終了した。ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁やメスター米クリーブランド連銀総裁からハト派的な発言が伝わったほか、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で予防的な利上げに対して否定的な見解を示すと、早期利上げへの懸念が和らぎ債券には買いが入った。 

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2021/06/22/07:55:37

米国株式市場は上昇:前週末の大幅下落からの反動買い戻し

NYダウは586.89ドル高の33876.97ドル、ナスダックは111.10ポイント高の14141.48ポイントで取引を終了した。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ前倒し観測で、前週今年最大の下げ幅となった反動から買い戻しが優勢となった。市場では『前週の株売りは行き過ぎだった』との声が聞かれ、景気敏感株を中心に買い直されると一時610ドル超上げた。米経済が新型コロナウイルス禍から回復する中、エネルギー株の上昇が目立った。NY連銀のウィリアムズ総裁が経済の強さが金融政策を修正するにはまだ不十分であるとの見解を示すと引けにかけて、上げ幅を拡大した。10年債利回りが依然1.5%割れで安定しているためハイテク株も買われた。VIX指数は20.70から17.89へ低下した。

 

NY外国為替市場:ドル/円ではショートカバーが優勢

ドル/円は、アジア時間に一時109.72円まで売り込まれた反動で、海外市場ではショートカバーが優勢となった。米長期金利の上昇に伴う買い戻しも入り、一時110.35円まで値を上げた。米国株相場の上昇に加えて、日経平均先物の大幅上昇も円売り・ドル買いを誘った。ただ、欧州・オセアニア通貨に対してドル安が進んだ影響で、一本調子で上昇する展開にはならなかった。前週末の高値110.48円が目先レジスタンスとして意識された面もある。なお、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は経済指標や経済状況が示す景気実態は『米連邦準備理事会(FRB)が政策スタンスを変えるほど進捗していない』と述べたほか、インフレ上昇については『経済再開による一時的な影響を反映している』として、『現在のような高水準の物価上昇率は続かない』との見通しを示した。また、パウエルFRB議長は22日の議会証言で『経済活動と雇用は引き続き強まった』『インフレ率はここ数カ月で顕著に加速した』『インフレ率はFRBの目標に向けて低下する見通し』(証言原稿)との見解を示すと伝わった。 

 

ユーロ/ドルは、米国株高で、為替市場ではリスク選好のドル売りが優勢となり一時1.1921ドルと日通し高値を付けた。なお、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は『引き締めは時期尚早であり、進行中の経済回復とインフレ見通しにリスクをもたらす』『必要ならECBには利下げする余地がある』などと述べたが、相場の反応は限られた。 

 

オセアニア通貨は堅調推移した。米国株の大幅反発でリスクセンチメントに敏感な豪ドルやNZドルに買いが入った。豪ドル米ドルは一時本日高値となる0.7546米ドル、豪ドル円は83.25円まで値を上げたほか、NZドル米ドルは0.6999米ドル、NZドル円は77.19円と日通し高値を更新した。

 

NY原油先物市場は続伸:欧米株高を好感した買い優勢

NY原油先物市場は70.78ドル-73.28ドルのレンジ相場となった。新型コロナウイルスワクチンが普及している欧米では、夏の観光シーズンを前に行動規制の緩和が進んでいる。これを受けてエネルギー需要への楽観的な見方が強まるなか、週明けの原油相場は買いが先行した。株式市場が持ち直してリスク回避ムードが大きく後退したことも、リスク資産でもある原油の買いやすさに繋がった。アジア市場で72.05まで買われた後、ニューヨーク市場の序盤にかけて70.78ドルまで下落したが、欧米株高を意識した買いが入り、原油先物は73.28ドルまで反発した。時間外取引では73ドルを挟んだ水準で推移した。

 

NY金先物市場は3日ぶりに反発:欧州通貨高・ドル安を好感した買い優勢

NY金先物市場は1764.10-1786.90ドルのレンジ相場となった。時間外では1770ドルを下回る場面もあったが、為替相場でドルが欧州通貨などに対し軟調に転じ、割安感がでたドル建ての金先物は買い戻しが優勢となった。また、米債券相場が落ち着きを取り戻したことも金の調整買いを促した。アジア市場で1764.10ドルまで下げた後、反転した。安全逃避的なドル買いは一巡しており、ニューヨーク市場の中盤にかけて金先物は1786.90ドルまで買われた。ただ、その後は株高を意識して上げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では1780ドル台前半でもみ合う展開となった。

 

米国債券市場は3営業日ぶりに反落:景気減速を意識した買いは行き過ぎ

米国債券市場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.05%高い(価格は下落)1.49%で終了した。利回りは時間外取引で一時1.3526%前後まで低下する場面もあったが、通常取引では一転1.4954%前後まで上昇した。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ前倒しによる景気減速を意識した債券買いは行き過ぎとの見方から、売りが優勢になった。

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2021/06/21/03:01:42

米国株式市場は下落:セントルイス連銀総裁のタカ派発言受けリスク回避

NYダウは533.37ドル安の33290.08ドル、ナスダックは130.97ポイント安の14030.38ポイントで取引を終了した。セントルイス連銀のブラード総裁による『最初の利上げは2022年後半になる見通し』とのタカ派発言を警戒し、寄り付きから下落した。インフレ高進や早期の緩和縮小への警戒感に加え、株価指数先物、オプションなど4商品の清算日が重なるクアドラプル・ウィッチングで調整にも拍車がかかり、大幅下落となった。VIX指数は17.75から20.70へ上昇した。

 

NY外国為替市場:ドルは急騰後に金利低下で急落

ドル/円は、ブラード米セントルイス連銀総裁が『米連邦準備理事会(FRB)は必要であれば政策調整の準備をすべき』『最初の利上げは2022年後半になる見通し』などの見解を示したことが手掛かりとなり、NY勢の参入後は買いが先行し一時110.48円まで本日高値を更新する場面があった。ただ、その後は米10年債利回りが1.43%台まで低下した影響もあり、110.00円手前まで上値を切り下げる場面も見られた。 

 

米セントルイス連銀総裁の発言をきっかけにドル買いが強まった流れに沿って、一時1.1848ドルと4月6日以来の安値を更新した。その後は週末ということで1.1870ドル台を中心とするレンジ内でのもみ合いに転じたが、引けにかけてはじわりと上値が重くなった。

 

NY原油先物市場は反発:供給不足懸念から買い優勢

NY原油先物市場は69.87ドル‐71.82ドルのレンジ相場となった。NY午前はドル高になっていたことで、ドルで取引される原油先物は割高感から弱含んで取引されていた。しかしながら、石油輸出国機構(OPEC)関係者から今年の米国のシェールオイル供給の伸びが限定的との見解が出たことで、供給不足を懸念し原油価格は反発して引けた。 ニューヨーク市場の序盤にかけて69.87ドルまで下落したが、今年後半にかけて原油需要の増大が予測されたことで反転し、一時71.82ドルまで買われた。ただ、株安を嫌気して伸び悩み、時間外取引では71ドル台前半で推移した。米国の石油掘削装置(リグ)稼働数は前週末比8基増加の373基となった。

 

NY金先物市場は続落:ドル高を嫌気した売りが優勢

NY金先物市場は1761.20-1797.90ドルのレンジ相場となった。ブラード・セントルイス連銀総裁の『最初の利上げは2022年後半になる見通し』との発言で、米2年債利回りが昨年4月以来の水準まで急騰したこともあり金先物価格は続落した。また、ドルが対オセアニア通貨で年初来高値を更新したほか、対欧州通貨でも軒並み買われたことで、ドルで取引される金先物は割高感もあり上値が抑えられた。ロンドン市場で1797.90ドルまで買われたが、ユーロ売り・米ドル買いが再び強まり、通常取引終了後の時間外取引で1761.20ドルまで下落した。 

 

米国債券市場は続伸:インフレ圧力抑制の思惑から買い優勢

米国債券市場で長期ゾーンは続伸(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.06%低い(価格は上昇)1.44%で終了した。米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が高まるなか、先行きのインフレ圧力が抑制されるとの思惑から債券買いが入った。 

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