FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

2020/11/16/03:01:02

米国株式市場は反発:コロナワクチンの早期普及期待から買い優勢

NYダウは399.64ドル高の29479.81ドル、ナスダックは119.70ポイント高の11829.29ポイントで取引を終了した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は史上最高値を更新した。シスコシステムズやウォルト・ディズニーの四半期決算が好調だったことを受けて、買いが優勢となった。新型コロナウイルスワクチンの早期普及への期待から、投資家のリスク選好意欲が強まったことも買いを誘った。また、10月生産者物価コア指数が予想以上に低下したほか、11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値も予想外に悪化しており連邦準備制度理事会(FRB)が当面、大規模緩和を継続するとの見方も買い材料となり、引けにかけては上げ幅を拡大した。VIX指数は23.45から23.10へ低下した。

 

NY外国為替市場:弱い米経済指標受けドル売り優勢

ドル/円は、10月米卸売物価指数(PPI)は予想を上回ったものの、食品とエネルギーを除くコア指数が予想を下回ったため円買い・ドル売りが先行した。10日の安値104.82円を下抜けると目先のストップロスを断続的に巻き込んだ。11月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値が予想より弱い内容となったことも相場の重しとなり、一時104.56円と日通し安値を付けた。週末を控えたポジション調整目的の売りも出た。
 なお、米メディアが報じたところによると『米大統領選で勝敗が判明していなかったジョージア州では民主党のバイデン前副大統領が、ノースカロライナ州ではトランプ大統領が勝利を確実にした』もよう。全50州と首都ワシントンの勝者が決まり、全米538人の選挙人中、バイデン氏が306人、トランプ氏が232人を獲得したことになる。 

 

ユーロ/ドルは、ポンド/ドルの上昇につれたユーロ買い・ドル売りが入ったほか、米国株相場の上昇に伴うリスク選好のドル売りが出た。一時1.1837ドルと日通し高値を更新した。

 

ポンド/ドルは、ジョンソン英首相の上級顧問であるドミニク・カミングス氏が年末までに退任する見通しと伝わったことで、市場では『対欧州連合(EU)強硬派であるカミングス氏が辞任すれば、英国のEUに対する姿勢が軟化し、交渉妥結に近づくのではないか』との期待が高まりポンド買い戻しを誘った。

 

NY原油先物市場は続落:需給改善期待の後退で売り優勢

NY原油先物市場は40.09ドル-40.94ドルのレンジ相場となった。コロナワクチン期待で週前半に大きく値を上げた反動で売りに押された。欧米でコロナ感染の再拡大が止まらず、コロナの早期収束見通しに慎重なムードが広がり、原油の需給引き締まり期待が後退し、軟調な動きとなった。また、国際エネルギー機関(IEA)が昨日、2021年上半期に世界の石油需要が大きく上昇する公算は小さいとの見解を示したのも原油の上値を圧迫した。米国の石油掘削装置(リグ)稼働数は、前週末比10基増加の236基となった。

 

NY金先物市場は続伸:ユーロの反発を意識した買い優勢

NY金先物市場は1872.10-1895.80ドルのレンジ相場となった。コロナワクチン開発への楽観論を背景とした売りが一段落し、欧米でのコロナ感染の再拡大の景気への影響が懸念され、安全資産の金に買いが入った。また、ドルが対ユーロで下落したのもドル建ての金の買いを後押した。ア ジア市場で1872.10ドルまで下げたが、まもなく反転。ニューヨーク市場の序盤にかけて1895.80ドルまで買われた。

 

米国債券市場は反落:前日の上昇の反動売り

米国債券市場で長期ゾーンは反落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.02%高い(価格は下落)0.90%で終了した。前日の大幅上昇(利回りは低下)の反動で売りが出たほか、米国株相場の上昇が相場の重石となった。 

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2020/11/13/07:53:38

米国株式市場は下落:米経済活動規制の動きを嫌気した売り

NYダウは317.46ドル安の29080.17ドル、ナスダックは76.84ポイント安の11709.59ポイントで取引を終了した。米国での新型コロナウイルス新規感染者数が連日で過去最多を更新する中、経済活動規制の動きなどを受けて景気回復の遅れへの懸念が改めて浮上した。シカゴ市長が市民に外出を控えるよう勧告を出すと引けにかけ、下げ幅をさらに拡大した。また、『トランプ米大統領は中国人民軍との関係を理由に中国の一部企業への投資を禁止する』との報道が伝わると、米中関係を巡る懸念も高まり一時500ドル近く下げた。 VIX指数は23.45から25.35へ上昇した。

 

NY外国為替市場:米長期金利低下でドル売り優勢

ドル/円は、10月米消費者物価指数(CPI)が総合・コアともに予想を下回ったことを受けて、米長期金利の低下とともにドル売りが先行した。『トランプ米大統領は中国人民軍との関係を理由に中国の一部企業への投資を禁止する』との報道を受けてNYダウが500ドル近く下落すると、ドル円にも売りが出て一時105.03円と日通し安値を付けた。ただ、前日の安値105.01円を下抜けるほどの勢いはなかった。なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長はこの日参加した討論会で、新型コロナウイルスワクチンの臨床試験(治験)で良好な結果が出たことについて『歓迎する』としながらも、『米経済への影響を評価するには時期尚早』と述べ、足もとの感染急拡大で『この先数カ月は厳しい状況になるかもしれない』との考えを示した。ともに参加したラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁も『ワクチンの生産と配布についてはまだ不確実性があるため、熱狂的になることを望まない』などと語った。 

 

ユーロ/ドルは、NY市場では1.18ドル台前半でのもみ合いに終始した。米インフレ指標が予想を下回ったことで、米長期金利の低下とともにドル売りが出た半面、米国株相場の下落を受けてリスク・オフのドル買いが入ったため、相場は方向感が出なかった。 

 

NY原油先物市場は反落:コロナ感染再拡大から売り優勢

NY原油先物市場は40.87ドル-42.19ドルのレンジ相場となった。米エネルギー情報局(EIA)が発表した石油在庫統計で、原油在庫は予想に反して427.7万バレルの積み増しと大幅増となったが、ガソリンと中間留分(含む暖房油)は予想より大幅に減少し、原油相場の反応はまちまちだった。ただ、米国や英国でコロナの新規感染者数が1日で過去最多を記録するなど、コロナ感染再拡大による先行き経済への懸念でリスク資産の原油にも売りが入った。

 

NY金先物市場は反発:米長期金利低下を意識した買い優勢

NY金先物市場は1860.70-1883.00ドルのレンジ相場となった。米国や英国でコロナの新規感染者数が1日の最多記録を更新するなど、欧米でのコロナ感染の再拡大が深刻で、経済活動再開の動きが停滞するとの思惑が再燃し、安全資産とされる金に買いが入った。アジア市場で1860.70ドルまで下げたが、まもなく反転した。自律反発狙いの買いは一巡したが、米長期金利の低下や米国の政治不安を意識した買いが入った。

 

米国債券市場は上昇:コロナ感染再拡大などリスク回避の動きから買い優勢

米国債券市場で長期ゾーンは大幅に上昇(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.10%低い(価格は上昇)0.88%で終了した。新型コロナウイルスの感染再拡大による経済活動規制の動きなどを受けて、相対的に安全資産とされる米国債に買いが入った。予想を下回る米インフレ指標や、米中関係を巡る懸念も債券買いを後押しした。 

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2020/11/12/08:05:01

米国株式市場はまちまち:短期的な過熱感を警戒した売り優勢

NYダウは23.29ドル安の29397.63ドル、ナスダックは232.57ポイント高の11786.43ポイントで取引を終了した。前日に約9カ月ぶりの高値を付けるなど、足もとで相場上昇が続いたあとだけに短期的な過熱感を警戒した売りに押された。新型コロナウイルスが再拡大する中、NY州が飲食店の営業規制を再び強化すると伝わったことも相場の重石となり、一時130ドル超下落する場面があった。一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は週初から下げが目立っていたハイテク株に見直し買いが入り、相場を下支えした。VIX指数は24.80から23.45へ低下した。

 

NY外国為替市場:米債券市場休場で商いは低調

ドル/円は、新型コロナウイルスのワクチン開発を巡る楽観的な見方を背景に欧米株相場が底堅く推移すると、投資家のリスク志向が高まり円売り・ドル買いが優勢になった。ユーロやポンドに対してドル高が進んだ影響も受けて、一時105.67円と日通し高値を付けた。ただ、終値ベースでは一目均衡表雲の上限105.53円を維持することは出来かなった。新型コロナが再拡大する中、米NY州が飲食店の営業規制を再び強化すると発表すると、一時105.39円付近まで下押しする場面があった。なお、本日は米債券市場がベテランズデーで休場のため、商いは低調だった。 

 

ユーロ/ドルは、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が、12月に予定する追加金融緩和では『新型コロナ向けのパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)や、長期資金供給オペ(TLTRO)の拡大が焦点になる』との見方を示したことが相場の重石となり、一時1.1746ドルと日通し安値を更新した。ただ、引けにかけては買い戻しが入り1.1782ドル付近まで下げ渋った。

 

NY原油先物市場は3日続伸:需給改善期待から買い優勢

NY原油先物市場は41.32ドル-43.06ドルのレンジ相場となった。引き続きコロナワクチン開発の進展で経済活動正常化に伴うエネルギー需要の回復期待が原油の買いを後押した。また、主要産油国による協調減産体制の緩和時期は半年程度先送りされると見られており、需給関係の改善が期待されている。米国株式の先高観は消えていないことから、調整的な買いは継続した。ただ、ドル高・ユーロ安でドル建ての原油に売り圧力が生じ、上値は限られた。

 

NY金先物市場は反落:ユーロに対してドル強含みで売り優勢

NY金先物市場は1853.90-1882.50ドルのレンジ相場となった。為替市場でドルが対ユーロなどで上昇し、ドル建ての金に割高感が生じたのが、金の売りにつながった。また、米国株が堅調な動きになるなど、コロナワクチン開発への楽観論でセンチメントが改善し、安全資産の金に売りが入りやすくなっている。自律反発を狙った買いは一巡しており、ニューヨーク市場で一時1853.90ドルまで反落した。

 

米国債券市場はベテランズデーで休場

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2020/11/11/08:08:30

米国株式市場はまちまち:ナスダック総合株価指数は続落

NYダウは262.95ドル高の29420.92ドル、ナスダックは159.93ポイント安の11553.86ポイントで取引を終了した。新型コロナウイルスワクチンの早期普及への期待から投資家のリスク選好意欲が強まった。製薬関連のほか、旅行、エネルギー、金融など経済再開による恩恵が見込まれるセクターが個別に物色された。一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落した。在宅勤務の拡大などを追い風にコロナ禍でも買われてきたハイテク株には今日も売りが続いた。欧州当局が独禁法違反の疑いがあると警告したと伝わったアマゾン・ドット・コムは3%超下落した。VIX指数は25.75から24.80へ低下した。

 

NY外国為替市場:終始105円台前半でのもみ合い相場

ドル/円は、新型コロナウイルスのワクチン開発を巡る楽観的な見方を背景に、一時105.48円と日通し高値を付けたものの、一目均衡表雲の上限105.53円や前日の高値105.65円がレジスタンスとして意識されると105.16円付近まで上値を切り下げた。その後は新規材料難から様子見ムードが強まり、105円台前半でのもみ合いに終始した。
米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領はこの日、英・仏・独など欧州各国首脳と相次いで電話会談を行い、主要問題での連携を確認した。また、同氏は『人々に経済対策は今必要』『感謝祭前の一部閣僚の発表を望む』との考えを示したが、相場の反応は限られた。 

 

ユーロ/ドルは、『欧州連合(EU)は1.8兆ユーロ規模の予算と景気刺激策のための取りまとめに向けて前進』との報道を受けて一時1.1834ドル付近まで強含む場面もあったが、反応は一時的だった。その後は新規材料難から様子見姿勢が強まり、1.18ドル台前半での狭いレンジ取引に終始した。 

 

NY原油先物市場は続伸:需給改善への期待広がり買い優勢

NY原油先物市場は39.41ドル-41.46ドルのレンジ相場となった。新型コロナウイルスのワクチン開発で大きな進展があり、欧米諸国における経済制限の長期化懸念は後退した。需給関係の大幅な改善が期待されており、ポジション調整を含めた買いは継続した。

 

NY金先物市場は反発:急落後の自立反発の域を出ず

NY金先物市場は1858.90-1888.90ドルのレンジ相場となった。昨日にコロナワクチン開発への楽観論が広がり、リスク選好ムードの高まりで急落した反動で買い戻しが優勢となった。為替市場でドル高が一服したのも金の買いを後押した。アジア市場で1888.90ドルまで買われたが、新型コロナウイルスのワクチン開発進展への期待は持続しており、米長期金利は続伸していることから、金先物の反発は一服し、自律反発の域を出なかった。

 

米国債券市場は続落:ワクチン開発と低調な入札結果を受け売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは3日続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.04%高い(価格は下落)0.96%で終了した。新型コロナウイルスのワクチン開発を巡る楽観的な見方を背景に、安全資産とされる米国債に売りが出た。10年債入札が『低調だった』と受け止められたことも債券売りを誘った。

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2020/11/10/07:45:37

米国株式市場はまちまち:新型コロナウイルスの感染収束期待から買い

NYダウは834.57ドル高の29157.97ドル、ナスダックは181.45ポイント安の11713.78ポイントで取引を終了した。米大統領選の結果に目処がつき不透明感が一段と後退したほか、米ファイザーが発表した新型コロナウイルスのワクチンの治験結果を受けて、感染収束への期待が高まった。NYダウは一時1600ドル超上昇し、取引時間中の史上最高値を更新した。3万ドルの大台に迫った。一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反落した。在宅勤務の拡大などを追い風にコロナ禍でも買われてきたハイテク株には売りが優勢となった。VIX指数は24.86から25.75へ上昇した。

 

NY外国為替市場:米長期金利急騰でドル買い優勢

ドル/円は、米大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領の勝利が確実となり、米政治の不透明感が後退すると、投資家のリスク志向が高まり円売り・ドル買いが優勢になった。米製薬大手ファイザーが独バイオ医薬ベンチャーのビオンテックと共同開発中だったワクチンについて、『臨床試験で90%以上に感染予防の効果があった』と発表すると、市場では『新型コロナ感染を制御できる可能性が高まった』との受け止めが広がり、世界の株価指数が急騰した。ドル/円にも買いが集まった。米10年物国債利回りが0.9730%前後と3月20日以来の高水準を付けたことも相場の支援材料となり、一時105.64円と10月20日以来の高値まで上値を伸ばした。その後の下押しも105.29円付近にとどまった。 

 

ユーロ/ドルは、新型コロナワクチン開発の進展や米大統領選でのバイデン氏勝利を好感し、欧州株やNYダウ先物が急伸するとリスク選好のドル売りが優勢になり、一時1.1920ドルと日通し高値を付けた。ただ、米長期金利が急騰すると一転ドルを買い戻す動きが優勢となり、1.1795ドルと日通し安値を更新した。 

 

NY原油先物市場は大幅反発:ウイルスワクチン開発で需給改善期待

NY原油先物市場は37.16ドル-41.33ドルのレンジ相場となった。コロナワクチンの開発期待が高まり、景気減速に伴うエネルギー需要の減退への懸念が緩み、原油先物は急速に買い戻された。また、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相が石油輸出国機構(OPEC)の加盟国の協議で減産措置の調整が可能だと述べたことも、原油の支えとなった。需給関係は大幅に改善する可能性があるとみられており、ポジション調整を含めた買いが優勢となった。

 

NY金先物市場は大幅安:安全資産の金売りが優勢に

NY金先物市場は1848.00-1966.10ドルのレンジ相場となった。米製薬大手ファイザーが開発中の新型コロナウイルスワクチンは第3相試験の中間解析で90%の有効性があるとの報道を背景に経済活動の正常化への期待で投資家のリスク選好志向が強まり、安全資産の金は売りに押された。下げ幅は一時100ドルを超え、12月限は約3カ月ぶりの安値をつけた。

 

米国債券市場は続落:リスク選好の動きが高まり安全資産は売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは大幅に続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.10%高い(価格は下落)0.92%で終了した。米ファイザーによる新型コロナワクチン治験の好結果や米大統領選でバイデン氏が当選確実となったことから、相対的に安全資産とされる米国債に売りが集まった。利回りは一時0.9730%前後と3月20日以来の高水準を付けた。 

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