FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

2020/12/18/07:49:39

米国株式市場は上昇:追加経済対策を巡る楽観的な見方から買い優勢

NYダウは148.83ドル高の30303.37ドル、ナスダックは106.56ポイント高の12764.75ポイントで取引を終了した。追加経済対策を巡り与野党が合意に近いと楽観的見方が強まったほか、モデルナの新型コロナワクチンの緊急使用に関し、米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会の会合を控え勧告への期待に寄り付き後上昇した。しかし、週次失業保険申請者数が予想外に前週から増加し3カ月ぶりの高水準となったため労働市場が再び悪化し始めたとの警戒感から上げ幅を縮小した。引けにかけては、連邦準備制度理事会(FRB)が当面大規模緩和を継続する方針であることや追加財政支援への期待が支えとなり、堅調に推移し史上高値を更新した。VIX指数は22.50から21.93へ低下した。

 

NY外国為替市場:ドルの先安観が強まる

ドル/円は、米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和の長期化観測を背景としたドル売りが優勢となり、一時102.84円と3月10日以来の安値を付けた。ただ、一時は0.88%台まで低下した米10年債利回りが0.94%台まで上昇すると、ドル/円にも買い戻しが入り103.18円付近まで下げ渋った。なお、この日発表の前週分の米新規失業保険申請件数や12月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想より弱い内容となった一方、11月米住宅着工件数/建設許可件数は予想を上回るなど強弱入り混じる結果となった。

 

ポンド/ドルは、上げ幅を縮めた。英国と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)交渉が合意へ向けて進展しているとの観測が高まる中、ポンド買い・ドル売りが先行した。米金融緩和の長期化観測を背景としたドル売りも優勢となり、一時1.3624ドルと2018年5月3日以来の高値を更新した。ただ、フォンデアライエン欧州委員長がジョンソン英首相との電話会談後に『交渉では大きな相違が依然として残る』との見解を示すと上値が重くなった。ジョンソン氏が『交渉は深刻な状況』『EUが立場を変えない限り合意なしの可能性が非常に高い』と述べたことも相場の重石となり、一時1.3545ドル付近まで下押しする場面があった。なお、英中銀金融政策委員会(MPC)はこの日、市場の予想通り政策金利と資産購入額の据え置きを全会一致で決定した。焦点のマイナス金利導入に関する言及はなかった。 

 

ユーロ/ドルは、米金融緩和の長期化観測や米追加経済対策への期待を背景にドル先安観が強まる中、一時1.2273ドルと18年4月23日以来約2年8カ月ぶりの高値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時89.73と約2年8カ月ぶりの安値を更新した。 

 

NY原油先物市場は4日続伸:ドル軟調と原油需要の回復期待から買い優勢

NY原油先物市場は48.00ドル-48.80ドルのレンジ相場となった。前日に米エネルギー省(EIA)原油在庫が取り崩しに転じことを受けて上昇した流れを維持した。米金融緩和の長期化観測による投資資金流入や、米追加経済対策による景気浮揚がエネルギー需要の回復につながるとの見方も支援となった。ユーロなど多くの通貨に対するドル軟化も、ドル建て原油相場の押し上げに寄与した。 

 

NY金先物市場は続伸:代替資産としての需要高まる

NY金先物市場は1865.90-1902.00ドルのレンジ相場となった。景気支援のための米金融緩和措置が長期化するとの見方が、金市場への投資資金流入観測を後押した。ドル安によるドル建て金相場の割安感も押し上げ要因となり、11月9日以来の1900ドル台回復をうかがう展開となった。ユーロ高・米ドル安が進行していることや、米国金利の先高観は後退していることから、代替資産としての金の需要は増大している。

 

米国債券市場は続落:米国株高を嫌気した売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは3日続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.01%高い(価格は下落)0.93%で終了した。米金融緩和の長期化観測を背景に買いが先行したものの、そのあとは米国株相場の上昇を受けて売りが優勢となり下げに転じた。 

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2020/12/17/08:04:55

米国株式市場はまちまち:追加経済対策期待と量的緩和策の長期化観測を好感

NYダウは44.77ドル安の30154.54ドル、ナスダックは63.13ポイント高の12658.19ポイントで取引は終了した。11月米小売売上高などが予想より弱い内容となったことで、景気回復鈍化を懸念する売りが先行した。ただ、米追加経済対策への期待や米量的緩和策の長期化観測を背景に買いが入ったため、下値は限定的だった。 VIX指数は22.89から22.50へ低下した。

 

NY外国為替市場:米FOMC前後でドル波乱

ドル/円は、欧州市場では一時103.23円まで売られたものの、11月9日の安値103.19円や同月6日の安値103.18円がサポートとして意識されると徐々に買い戻しが優勢になった。米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を控えたポジション調整目的の買いも入った。FOMC後は米長期金利の動きにつれて一時103.91円まで上げたあと、103.40円付近まで急速に押し戻された。なお、米連邦準備理事会(FRB)は15-16日に開いたFOMCで、市場予想通りFF金利の誘導目標を0.00-0.25%に据え置くことを全会一致で決定した。声明では『米経済を支援するためにあらゆる手段を行使し、雇用最大化と物価安定という目標を促進することに全力で取り組む』と改めて表明した。国債など資産購入については、これまでの『今後数カ月にわたり保有額を増やす』から『雇用の最大化と物価の安定目標に向けて、著しい進展があるまで』との文言に変更し、新たな指針を盛り込んだ。また、政策金利見通しでは、今後3年以上にわたりゼロ金利政策が続くとの見通しが維持された。 

 

ユーロ/ドルは、良好なユーロ圏経済指標を受けて、欧州市場では一時1.2212ドルと2018年4月25日以来約2年8カ月ぶりの高値を付けた。NY市場では、米重要イベントを前に持ち高調整目的のドル買いが先行したほか、FOMC結果公表直後はドル買いが強まったため一時1.2125ドルと日通し安値を更新した。ただ、FOMC後のドル買いは一時的だったことから、引けにかけては1.2202ドル付近まで持ち直している。 

 

ポンド/ドルは、英国と欧州連合(EU)が将来関係を巡る交渉で合意するとの思惑から、ポンド買い・ドル売りが先行した。NY序盤に一時1.3554ドルと18年5月17日以来約2年7カ月ぶりの高値を付けた。ただ、そのあとは米重要イベントを前にポジション調整目的の売りが出たため、一時1.3451ドル付近まで上値を切り下げた。

 

NY原油先物市場は3日続伸:需要増加への期待残る

NY原油先物市場は47.17ドル-47.94ドルのレンジ相場となった。昨日の引け後に発表となった米石油協会(API)の原油在庫が積み増しとなったことから売りが先行した。しかし、本日の米エネルギー省(EIA)週間石油在庫(2020/12/11 時点)で、原油在庫が-313.5万バレル(前週 +1518.9万バレル)と取り崩しとなった結果を受けて上昇した。需要増加への期待は残されており、通常取引終了後の時間外取引で47.94ドルまで買われている。 

 

NY金先物市場は小幅続伸:ドルが弱含む展開で買い優勢に

NY金先物市場は1848.20-1870.00ドルのレンジ相場となった。対欧州通貨などでドル売りが先行したことが、ドル建て金相場の支えとなった。ドル相場が持ち直した後も、米国株の失速が安全資産とされる金を買う動きを支援した。ロンドン市場で1869.50ドルまで買われた後は1860ドルを挟んだ水準でのもみ合いがしばらく続いた。FOMCの結果判明後、一時1848.20ドルまで下げたが、まもなく1870.00ドルまで買われた。

 

米国債券市場は小幅続落:米国で量的緩和長期化観測から買戻し

米国債券市場で長期ゾーンは小幅続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.01%高い(価格は下落)0.92%で終了した。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えてポジション調整目的の売りが先行したものの、FOMCを受けて米国で量的緩和が長期化するとの観測が強まると買い戻しが優勢となり下げ幅を縮めた。

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2020/12/16/07:54:57

米国株式市場は上昇:米国の追加経済対策やワクチン普及期待から買い優勢

NYダウは337.76高の30199.31ドル、ナスダックは155.02ポイント高の12595.06ポイントで取引を終了した。製薬会社ファイザーに続き、バイオ、モデルナ開発の新型コロナウイルスワクチンの安全性や有効性が食品医薬品局(FDA)により確認され緊急使用が今週中に許可されるとの期待に寄り付きから上昇した。その後、米追加経済対策を巡る与野党協議が進展するとの観測が広がり、買いが優勢となった。VIX指数は24.72から22.89へ低下した。

 

NY外国為替市場:ドルはリスク選好の売りに押される展開

ドル/円は、米国の追加経済対策や新型コロナウイルスワクチン普及への期待から、リスク選好のドル売りが優勢となった。12月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が4.9と予想の6.9を下回ったことも相場の重しとなり、一時103.61円と日通し安値を更新した。同時に発表された11月米輸入物価指数も前月比0.1%上昇と予想の0.3%上昇を下回った。もっとも、市場の一部では『今月に入って、103.50円付近では本邦機関投資家の買いが意識されるレベル』との声も聞かれており、前日の安値103.51円を下抜けることは出来なかった。

 

ユーロ/ドルは、前日の高値1.2177ドルや4日の高値1.2178ドルをバックに戻り売りなどが先行すると一時1.2122ドルと日通し安値を付けた。ただ、NYダウが380ドル超上昇するなど、米国株が堅調に推移するとリスク選好のドル売りが優勢となり、一時1.2169ドルと日通し高値を更新した。もっとも、市場では『明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前に、大きな方向感は出にくい状況』との声も聞かれ、上値も限定的だった。 

 

NY原油先物市場は続伸:米国株式の上昇を意識した買い

NY原油先物市場は46.54ドル-47.73ドルのレンジ相場となった。OPEC(石油輸出国機構)による供給制限が原油価格の維持に寄与するとの見方が支えとなっている。明日に米週間石油在庫の発表を控えており、大きく動きにくかった。アジア市場の終盤にかけて46.54ドルまで売られたが、ニューヨーク市場の序盤にかけて反転し、一時47.73ドルまで買われた。米国株式の上昇が意識された 。

 

NY金先物市場は反発:ドルが弱含み割安感から買い優勢に

NY金先物市場は1828.50-1859.30ドルのレンジ相場となった。前日に進んだ米国でのワクチン接種開始を受けて安全資産の金が売られた流れは一巡した。対欧州通貨などでドルが売られたことからドル建て金価格に割安感が生じ、相場が押し上げられた。アジア市場で1828.50ドルまで売られたが、ユーロが底堅い動きを見せたことや、米長期金利の伸び悩みを意識した買いが入った 。

 

米国債券市場は下落:リスク選好から安全資産の債券売り

米国債券市場で長期ゾーンは下落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.02%高い(価格は下落)0.91%で終了した。米追加経済対策や新型コロナウイルスワクチン普及への期待から、相対的に安全資産とされる米国債に売りが出た。

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2020/12/15/07:39:36

米国株式市場はまちまち:NY市が再び経済封鎖の可能性を示唆で失速

NYダウは184.82ドル安の29861.55ドル、ナスダックは62.17ポイント高の12440.04ポイントで取引を終了した。英国と欧州連合(EU)の通商交渉継続を好感した買いが入ったほか、米追加経済対策への期待が投資家のリスク選好意欲につながり、一時270ドル超上げた。ただ、そのあとは新型コロナウイルスの感染再拡大に歯止めがかからず、経済の停滞を懸念した売りが優勢となり下げに転じた。米国では新型コロナの感染者、死者数とも高水準が続いており、NY市は14日からレストランの屋内飲食を再び禁止した。英政府も同日、ロンドンでの規制強化を発表した。VIX指数は23.31から24.72へ上昇した。

 

NY外国為替市場:ドルは欧州市場で売られNY市場で買い戻し

ドル/円は、英国と欧州連合(EU)の通商交渉継続や米追加経済対策への期待を背景に、NYダウ先物が上昇した。リスク選好のドル売りが先行した。前週末の安値103.82円を下抜けると目先のストップロスを巻き込んで一時103.48円と11月9日以来の安値を更新した。ただ、売り一巡後は徐々に下値が堅くなり、104.10円付近まで持ち直す場面があった。市場では『11月9日の安値103.19円や同月6日の安値103.18円がサポートとして意識される』との指摘があったほか、『15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えてポジション調整目的のドル買いが入った』との声が聞かれた。もっとも、週明け早朝取引で付けた日通し高値104.12円を上抜けることは出来なかった。 

 

ユーロ/ドルは、リスク選好のドル売りが先行したことを受けて、一時1.2177ドルと日通し高値を付けたものの、4日の高値1.2178ドルが目先レジスタンスとして働くと伸び悩んだ。1.2180ドルにかけては断続的に売りオーダーも観測されており、1.2123ドル付近まで下押しした。もっとも、週明け早朝取引で付けた日通し安値1.2112ドルがサポートとして働くと再び強含み、1.2161ドル付近まで値を上げた。 

 

ポンド/ドルは、英国とEUが自由貿易協定(FTA)交渉の継続で合意し、交渉決裂がひとまず回避されたことを好感したポンド買いが先行し、一時1.3446ドルと日通し高値を付けた。ただ、デービス英首相報道官が『EUとの交渉時間は非常に短く、合意なしという結果の可能性もあり得る』と述べたほか、ハンコック英保健相が『英国はEUとの話し合いにおけるあらゆる結果への準備ができている』との見解を示すと一時1.3310ドル付近まで押し戻された。英政府がロンドンで新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、行動制限を強化すると発表したことも影響した。 

 

NY原油先物市場は反発:テロによるタンカー爆破で供給懸念による買い

NY原油先物市場は45.69ドル-47.44ドルのレンジ相場となった。サウジアラビアでテロによるタンカー爆破が発生し、供給への懸念から買いが先行した。ザンギャネ・イラン石油相が『OPEC(石油輸出国機構)は原油価格の維持に必要なコミットメントを持ち合わせている』と、原油相場の下支えに前向きな姿勢を示したことも支援となった。英独など新型コロナウイルスの感染拡大を目的とした活動規制がエネルギー需要の先行きに関する不透明感を高め、マイナス圏へ下押す場面もあったが、プラス圏へ持ち直して引けた。ニューヨーク市場の序盤に47.44ドルまで買われた後、45.69ドルまで反落したが、世界経済正常化への期待は持続しており、通常取引終了後の時間外取引で47.03ドルまで戻した。

 

NY金先物市場は反落:ワクチン接種スタートでリスク回避後退で売り

NY金先物は1820.00-1845.60ドルのレンジ相場となった。先週の英国に続き、米国でも新型コロナウイルスのワクチン接種がスタートした。市場のリスク回避姿勢が緩和し、安全資産とされる金を買う動きが弱まった。アジア市場の序盤に1845.60ドルまで買われた後はさえない動きとなり、ロンドン市場で1820.00ドルまで下げた。ニューヨーク市場で一時1842.90ドルまで戻したが、換金目的の売りが増えたことによって1825.40ドルまで売られており、通常取引終了後の時間外取引では1830ドルを挟んだ水準で推移した。

 

米国債券市場は横ばい:感染拡大で経済停滞を懸念した買い戻し

米国債券市場は長期ゾーンは横ばいとなった。米10年物国債利回りは前営業日と同じ0.89%で終了した。米追加経済対策への期待などを背景に債券売りが先行したものの、そのあとは新型コロナウイルスの感染再拡大による経済停滞を懸念した買いが優勢となり持ち直した。 

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2020/12/14/03:01:12

米国株式市場はまちまち:ワクチン実用化への期待高く買い戻し

NYダウは47.11ドル高の30046.37ドル、ナスダックは27.94ポイント安の12377.87ポイントで取引が終了した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けてニューヨーク市も14日からレストランの室内営業を停止すると発表するなど、回復が停滞するとの懸念で寄り付きから下落した。また、米追加経済対策を巡り、前日に与野党リーダーから『協議は進展している』との声が聞かれた一方、『米上院共和党は超党派案を支持しない』と報じられた。刺激策の年内成立期待が後退し、売りが先行した。ただ、新型コロナウイルスのワクチン実用化による経済正常化への期待は高く、引けにかけては上げに転じた。 VIX指数は22.52から23.31へ上昇した。

 

NY外国為替市場:米長期金利低下がドルの重石

ドル/円は、一時104.15円付近まで買い戻される場面もあったが、東京午前に付けた日通し高値104.28円が目先戻りの目途として意識されると失速した。11月米卸売物価指数(PPI)が予想よりも若干弱い内容となったことも相場の重石となり、一時103.79円と日通し安値を付けた。米10年債利回りが0.87%台まで低下したこともドル売りを誘った。ただ、4日の安値103.74円や3日の安値103.67円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。取引終了前には104.06円付近まで下げ渋った。 

 

ユーロ/ドルは、英EU交渉をめぐる懸念が高まる中、ポンドドルの下落につれたユーロ売り・ドル買いが先行した。ビルロワドガロー仏中銀総裁が『ユーロ相場動向を警戒している』と発言したことも相場の重石となり、一時1.2105ドルと日通し安値を付けた。もっとも、NY市場に限れば1.21ドル台前半での狭いレンジ取引に終始した。NY時間の高値は1.2133ドル付近で値幅は0.0028ドル程度だった。 

 

ポンド/ドルは、11月13日以来約1カ月ぶりの安値を付けた。難航している英国と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)交渉について、両首脳から悲観的な発言が伝わると、交渉が決裂に終わる可能性が警戒されてポンド売りが先行した。ただ、11月12日の安値1.3106ドルや90日移動平均線1.3097ドルなどがサポートとして意識されると買い戻しが優勢になった。週末を控えたポジション調整目的のポンド買い・ドル売りも入り、1.3254ドル付近まで下げ幅を縮めた。 

 

NY原油先物市場は反落:週末絡みの利益確定売りに押される展開

NY原油先物市場は46.34ドル-47.29ドルのレンジ相場となった。米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンの緊急使用許可が下りる可能性が高まり、経済活動の正常化期待から強含む場面があった。ただ47ドル台では買いの勢いは強まらず、週末を控えて持ち高調整の売りが徐々に優勢となり、一時46ドル台前半まで水準を落とした。アジア市場で47.29ドルまで買われたが、週末前に短期筋の利食い売りが増えたことで伸び悩み、ニューヨーク市場で46.34ドルまで反落。ただ、世界経済正常化への期待は持続しており、通常取引終了後の時間外取引では46ドル台半ばでのもみ合いが続いた。米国の石油掘削装置(リグ)稼働数は、前週末比12基増加の258基となった。

 

NY金先物市場は小幅高:長期金利の低下から買い優勢

NY金先物市場は1826.80-1851.80ドルのレンジ相場となった。早朝に売りが優勢となる場面があったものの、安寄りした米国株を眺めながら買い戻しが優勢になった。市場予想を上回った12月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)を受けた下押しも限定的だった。ただ昨日高値の手前では伸び悩み、週引けにかけては上値を切り下げた。ロンドン市場で1826.80ドルまで下げたが、まもなく反転し、ニューヨーク市場の中盤にかけて1851.80ドルまで買われた。政府機関の閉鎖は回避されたものの、ニューヨーク市内飲食店の屋内営業は12月14日に停止されることから、米長期金利はやや低下しており、安全逃避的な買いが入った 。

 

米国債券市場で長期ゾーンは続伸:米景気不透明感から買い優勢

米国債券市場で長期ゾーンは続伸(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.02%低い(価格は上昇)0.89%で終了した。米追加経済対策を巡る与野党協議に目立った進展が見られない中、米景気の不透明感が強まり買いが広がった。ただ、12月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値が予想を上回ったこともあり、引けにかけては伸び悩んだ。

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