FITS エコノミックレポート

日経225の騰勢を見る上ではWTI原油価格の動向も重要!

2019/04/15/16:07:46

★2015年1月以降のWTI原油価格(赤線)日経225(青線)の週足を見る。100%連動しているわけではないが、WTI原油価格が上昇すると日経225も上昇しやすく、一方WTI原油価格が下落すると、日経225が下落しやすいことがわかる。

このところのWTI原油価格の上昇に伴って、日経225も上昇している。

これは日経225の売買シェアで70%以上が外国人投資家であり、なお且つ75%超が欧州からの売買である。

要するに日本株の売買はオイルマネーが相当量入っていることが推測される。

そのため、原油価格が下落すると資金繰りから日本株を売る一方で、原油価格が上昇してくると日経225の売り圧力が低下し、余裕があれば買ってくるからに他ならない。

ただ、原油価格が急騰すると、インフレ懸念から世界的に利上げの動きが強まり、株式市場には悪材料となりやすい。そのため、ほどほどの原油高が日本株を支えることになる。

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南アランド/円は再び260日SMAで足踏み!

2019/04/15/08:08:07

 

★ノルウェー政府系ファンド(SWF)は10種類の新興国の国債と社債をベンチマークから削除するように提言した。ただ、南アフリカはこのベンチマークに組み込まれていなかったものの、各国の新興国離れの状況を浮き彫りにしている。新興国投資に慎重な姿勢を見せるファンドが追随する可能性もあり、南アフリカに投資資金が集まりにくい状況となっている。また、国債通貨基金(IMF)が2019年の成長見通しを10月予想の1.4%から1.2%へ引き下げたことも上値の圧迫要因となっている。

南アランド/円の日足では、260日SMA(茶線)がレジスタントして意識されている。2月上旬に260日SMAがレジスタンスとして意識され、その後下落基調となったことは記憶に新しい。そのため、260日線を超えられるのか、それとも2月のように下落基調になるかが注目される。短期的には5日SMA(赤線)10日SMA(黄線)が上向きとなっており、上向きバイアスは残っている。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%K:93.00、%D:91.72とかなり過熱感が出ていることからも、上値の重い展開が予想される。

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保護中: 東京白金の上値のは月足が原因!

2019/04/15/06:51:09

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イールドスプレッドで4月15日の米国株市場を先取り!

2019/04/15/03:03:16

 

★昨年12月3日のイールドスプレッドにかなり近づいてきており、米長期金利に対して株式市場に割高感が漂い始めていることには留意する必要がある。

 

4月12日(金)の米国3市場は、NYダウ:269.25ドル高の26,412.30ドル、S&P500:19.09ポイント高の2,907.41ポイント、NASDAQ:36.80ポイント高の7,984.16と三指数ともに大幅に上昇した。一方、米長期金利は、リスク選好の動きが強まり2.562%へ上昇(価格は下落)した。『11日付けPERと株価から逆算』して4月12日付け予想PER計算すると、NYダウ:17.67倍、S&P500:18.05倍、NASDAQ:24.55倍と、三指数ともに前日比PERで上昇した。2011年4月21日以降の平均値は、NYダウ:15.01倍、S&P500:16.60倍、NASDAQ:21.78倍で現在3指数とも大幅に上回っている。このPERを基に12日付けのイールドスプレッドを算出すると、NYダウ:▲3.097%、S&P500:▲2.978%、NASDAQ:▲1.511%と、三指数ともにイールドスプレッドは前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。

米長期国債金利は、。中国やユーロ圏の経済指標が良好な内容となり、世界景気への過度な懸念が緩和。米金融機関の好決算も手掛かりに米国株が堅調に推移すると、安全資産とされる米国債に売り(金利は上昇)が出た。

米国株が大幅高となり、米長期金利も上昇したことで、イールドスプレッドは大幅に縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。

 

昨年12月3日の高値時のイールドスプレッドを参考にする。12月3日に戻り天井となり下落基調となった。NYダウ:▲3.069%、S&P500:▲2.731%、NASDAQ:▲1.198%だった。

 

12日(金)のNYダウの予想イールドスプレッドは前日▲3.221%⇒▲3.097%となり縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。1月3日の直近割安となったイールドスプレッドの▲4.226%から1.129%に拡大(米国株に割高感)している。また、12月3日の戻り天井となった12月3日の▲3.069から0.028%へ縮小してきている。NYダウは、米3月輸入物価指数が予想を上振れ米経済の底堅さが示された。また、JPモルガン・チェース(4.69%高)が発表した1-3月期決算が増収増益となり、予想を上回ったため買い安心感が広がった。動画配信サービスの詳細を発表したウォルト・ディズニー(11.54%高)が急伸し、1銘柄でダウ平均を101ドルほど押し上げた。半面、アナダルコを買収すると発表したシェブロン(4.94%安)が買収に伴う財務負担への警戒から大きく売られた。VIX指数は13.02から12.01へ低下した。

S&P500の予想イールドスプレッドは前日▲3.080%⇒▲2.978%となり、イールドスプレッドは拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。1月3日のイールドスプレッド▲3.869%から0.891%に拡大してきている。また、12月3日の戻り天井の2.731%から▲0.247%へ縮小してきている。

 

NASDAQの予想イールドスプレッドは、前日▲1.595%⇒▲1.511%となり、イールドスプレッドは拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。1月3日のイールドスプレッド▲2.179%から0.668%に拡大してきている。また、12月3日の戻り天井の▲1.198%から▲0.313%へ縮小してきている。

 

テクニカル的には、NYダウは、5日SMA、10日SMAを一気に上抜け、再び上昇基調を取り戻した。4月15日に付けた高値26,488ドルが意識される展開となっている。一目均衡表では、転換線を再び上抜けてきた。相場の方向性を示す基準線が横ばいで推移している。

 

S&P500も5日SMAの2,892ポイントを上抜けしたことで、再び上昇基調となってきた。5日SMAと10日SMAは上向きとなっており、上昇基調は維持している。また、一目均衡表では転換線と相場の方向性を示す基準線が上向きとなってきおり、上昇基調の継続を示している。

 

NASDAQは、5日SMAの7,952ポイントがサポートラインとして意識され上昇基調を維持している。また、10日SMAが上向きは維持していることで、短期的には依然として上昇基調を維持している。一目均衡表では、転換線の7,782ポイントの上方に位置しており基準線もわずかに上向きとなっていることから、三指数の中では一番強い相場となっている。

 

ストキャスティクス(パラメータ:14、5、3、20、80)では、三指数とも過熱感が出ている。また、NYダウは%Kが%Dを下抜けして両線とも下向きとなっていたが、%Kが横ばいとなってきている。イールドスプレッドからも、12月3日以降の暴落に近づいており週明けも米国株高・米長期金利が上昇するようなら、12月3日のイールドスプレッドを下回る可能性が高く、下落調整に注意が必要となる。1-3月期の米企業の決算発表が本格かすることから、業績結果に一喜一憂する展開が予想される。また、米国では決算発表までは自社株買いを控えることから、悪材料が出ると買い方が減少しているなか大きく下落しやすいことには注意が必要となる。

 

2011年4月21日以降のイールドスプレッドの平均値のNYダウ:4.186%、S&P500:3.473%、NASDAQ:2.017%も下落時の節目となりやすい

 

※毎日イールドスプレッドを掲載していきますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

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保護中: 東京金60分足では雲下限がレジスタンス!

2019/04/15/03:02:38

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