FITS エコノミックレポート

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 NYダウ大幅下落でも押しは浅い!

2018/06/20/07:13:47

 

★欧州市場朝方の取引では、欧州株が全面安となる中、リスク回避のドル高・円高の流れが持続した。米中貿易摩擦激化への懸念が強まったことを受け、世界的な株安が進展する中、米長期金利が下げ渋ったことにつれ、ドル下落は一服となったが戻りは鈍かった。NYダウ先物が400ドル超安、米長期金利も再低下となるなど、売り買いが交錯した。ECB理事会メンバーでフィンランド中銀のリーカネン総裁が『必要に応じて2019年夏以降も金利を据え置くことが可能』と発言するとユーロ/ドルが一段安となると、ドルもある程度押し上げられた。トランプ大統領のモーニング・ツイートに高い関心が寄せられる中、ドルは堅調地合いとなった。米5月住宅着工件数の結果を受け、米長期金利が低下幅を縮小したことにつれて戻り基調となった。米長期金利が低下幅を縮めたことに伴って一時110円付近まで回復したものの、NYダウが420ドル近く下落したことを受けて109.70円台までリスク回避のドル売りに押された。一時420ドル下落したNYダウが266ドル安まで戻したことや、米長期金利が下げ止まったことでドルが買い戻された。NY時間午後になると新規材料に乏しく徐々に小幅な値動きとなった。

 

欧米市場では下値を109.70円、上値では110.10円が抵抗ラインとして意識された。この抵抗ラインを下抜け・上抜けすると、値動きが早まる可能性が高い。本日も米中貿易摩擦激化の影響が残っていることから、リスク回避の動きには注意が必要となる。ただ、NYダウが大幅下落となったものの、ドル/円の下押しも浅かったことから、下値では押し目買いも入りやすく底堅い。本日は『ゴトー日』となるため、仲値決めまでは底堅く推移しやすい。仲値決め後の値動きが重要となる。

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日経225日足では逆三尊底ネックラインも下抜け!

2018/06/19/16:19:22

 

★日経225の日足では、25日線(青線)22,625円を下抜け、さらに逆三尊底となる2月27日高値22,502円を下抜けた。そのため、下値では75日線(緑線)22,075円ダブルトップネックラインとなる5月30日安値21,931円がサポートとして意識されやすい。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:60.17、%D:73.94と、%Kと%Dがかい離幅を広げながら両線とも下向きとなっていることから、下落の勢いが強いことを示している。

 

ロウソク足でも、『陰の大引け坊主』となり安値引けとなったことで、先安観が強いロウソク足となった。

 

NYダウも大幅下落の様相となってきた。そのため、トランプ政権としても1月26日高値26,616ドルから10%下落の23,955ドルまで下落するようなら、中国への追加関税の見直しを図る可能性もある。それは、11月の米中間選挙のための中国制裁にも関わらず、NYダウが大幅下落すると支持層の年金に打撃を与えてしまい、支持層が離れてしまうからである。誰でも、中国への制裁よりも自分の年金が重要だからである。

 

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ドル/円一目均衡表日足では基準線を維持できるか?

2018/06/19/11:48:11

 

★ドル/円の一目均衡表の日足では、基準線(青線)109.74円がサポートして意識されている。基準線は、相場そのものの基準であり、ロウソク足が基準線より上に位置している場合は『強い相場』、下に位置している場合は『弱い相場』と判断する。そたのめ、基準線の攻防は今後の相場の動向に影響する。

また、遅行線(緑線)は26期間手前のロウソク足と接触しており、下抜けすると弱い相場に転換する。

基準線を下抜けすると、52期間の高低の中心値となる先行スパン2当日線(灰線)と雲の上限の109.01円が視界に入る。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、買われ過ぎ域から%Kが%Dを下抜け、両線とも下向きとなっていることから、短期的には下落基調となってきた。

 

ドル/円は一旦基準線を下抜けすると、レジスタンスとして意識され上値が重くなる可能性が高い。そのため、基準線を維持出来るかが重要なポイントとなる。

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保護中: 東京金60分足では狭いレンジ内で底バイ!

2018/06/19/08:20:19

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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 欧米株安でも狭いレンジ内で推移!

2018/06/19/07:12:59

 

★欧米市場朝方の取引では、欧州株が全面安となる中、リスク回避によるドル高・円高の流れが継続した。NYダウ先物が米長期金利も低下気味だったことで、ややドル売り・円買いが観測された。一方、独連立政権内での移民政策を巡る対立への過度の懸念後退からユーロの買戻しにつながった。欧州株とNYダウ先物は軟調地合いとなったが、米長期金利が反発したことで、ややドル買いが強まった。ユーロ絡みの取引が中心となり110.55円近辺でのもみ合いとなった。米長期金利が2.90%台に低下したことでドル売り・円買いが優勢となった。新規材料に乏しい中、110円台半ばでもみ合いが続いた。NY勢の本格参入や米国株の取引開始待ちの状況となった。米6月NAHB住宅市場指数は下振れで、ドル売り気配となったが、NY市場入り後もこう着推移となり、方向感が出ない状況となった。週明けとあって引き続き様子見ムードが強く、110.45円前後での小動きとなった。その後も、新規材料の中、NY時間午後に入り次第に値動きが細った。

 

欧米市場では、欧米株式市場が全面安となったものの、過度なリスク回避の円買いにつながらず約0.2円内での狭いレンジ相場となった。NY市場では高値・安値を切り上げる戻り基調で引けた。新規材料待ちの予想となっている。

なお、本日より新たに就任したウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は『経済成長や雇用は強く、インフレは目標に近い』と述べたほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁は『今年は3回の利上げを望んでいる』などと語ったが、相場への影響は限られた。

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