FITS エコノミックレポート

東京白金の週足での反転パターン!

2019/09/24/12:54:28

 

★東京白金の中長期トレンドを示す週足では、200SMA(紫線)を上回りサポートラインとして意識されている。13週SMA(赤線)26週SMA(青線)52週SMA(緑線)を上抜けるゴールデンクロスしており、13週SMAは上向きを維持している。

3,280円前後では、過去の相場においてサポートラインとなったりレジスタンスラインンになったりと、相場の節目近辺でもみ合いとなっている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、買われ過ぎまで上昇後に下落基調となるパターンが続いている。そのため、%DがSlow%Dを下抜けしてから売ればリスクは少ない。また、天井圏では『十字線』が出やすいことから、十字線後に%DがSlow%Dを下抜けしたら売るというのが良さそうだ。

 

まとめると、現在は過去の節目となった価格帯でもみ合いとなっているが、もう少し強い場面が続きそうである。ただ、相場が煮詰まってきていることから、ロウソク足とストキャスティクスの%DがSlow%Dの動きを見て売り準備しておきたい。週足なので、上手く相場のトレンドに乗れると大きなウネリをつかめそうである。

カテゴリー: ホットニュース

イールドスプレッドで9月24日の米国株市場を先取り!

2019/09/24/09:16:55

 

★NY株式市場では、三指数まちまちの動きとなった。さらに、米長期金利がわずかに上昇したことでイールドスプレッドは三指数とも小幅縮小した。以前よりは割安感は払しょくされてきている。

NYダウは、5日SAM27,047ドルと10日SMAの27,076ドルを下抜け、5日SMAが下向きとなり10日SMAとデッドクロスしたことで、短期的には下落基調となってきている。米中貿易摩擦が先行き不透明感が強いことや、欧州景気減速懸念、中東情勢悪化傾向などリスク回避要因もあり、上値が重くなってきている。下落基調場面では、75日SMAの26,595ドル、25日SMAの26,570ドル、100日SMAの26,360ドルがサポートラインとして意識される。

 

★米国市場のイールドスプレッドは、米国債金利と米国株益利回りを比較する指標である。株式市場は国債市場よりリスクが高いことから、株式市場に割高感が生じ国債市場に割安感が生じれば、投機筋は株式を売って国債を買う。また、国債市場に割高感が生じ株式市場に割安感が生じれば、国債を売却して株式を買うことになる。

そのため、株式市場の天底を探るひとつの参考指標となる。

 

米10年国債金利とNYダウ:2011/4/21以降の平均▲4.462%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲3.069%、19/4/25-▲3.048%

(NYダウが割高・米国10年債割安の状態)

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲4.226%、19/6/3-▲4.038%、

               19/8/5-▲4.102%

(NYダウが割安・米国10年債割高の状態)

・9月20日:▲3.768%⇒9月23日予想▲3.759%

 

9月23日はNYダウは小幅上昇したうえ、米長期金利はわずかながら上昇したことから、イールドスプレッドは前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)だった。平均値の▲4.462%から▲0.703%スプレッドがかい離した。19年1月3日の大底▲4.226%を▲0.467%とかい離した。19年6月3日の大底4.038%を▲0.279%、19年8月5日の大底▲4.102%を▲0.343%とかい離した。

 

NYダウがわずかに上昇したことで株式益利回りは低下した。米長期金利がわずかに上昇したことで、イールドスプレッドは前日比でわずかに縮小した。米国債に対してNYダウが前日比で割高となった。前日比ではNYダウを買うよりも米国債を買う方が良いことになった。イールドスプレッドは、以前ほどの割安感が払しょくされている。イールドスプレッドが再び4%を超えてくるまでは、割安感は出難い。

 

米10年国債金利とS&P500:11/4/21以降の平均▲3.782%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲2.731%

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲3.869%、19/6/3-▲3.881%、

                19/8/5-▲4.002%、19/8月15日-4.179%

・9月20日:▲3.697%⇒9月23日予想▲3.691%

 

S&P500はわずかに下落したものの、米長期金利がわずかに上昇したことでイールドスプレッドは前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。平均値の▲3.782%から▲0.091%と平均値とかい離した。また、19年1月3日の大底となった▲3.869%に対して▲0.178%と下回った。19年6月3日の大底となった3.881%から▲0.190%とイールドスプレッドとかい離した。また、19年8月5日の大底となった▲4.002%とは▲0.311%と19年8月15日の▲4.179%も▲0.488%とかい離した。イールドスプレッドは以前より縮小気味となっており、割安感は払しょくしてきている。米長期金利の動向が重要なポイントとなっている。

 

米10年国債金利とNASDAQ:11/4/21以降の平均▲2.319%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲1.198%

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲2.179%、19/6/3-▲2.328%、

              19/8/5-▲2.383%、 19/8/15-▲2.498%

・9月20日:▲2.199%⇒9月23日予想▲2.196%

 

NASDAQはわずかに下落したものの、米長期金利がわずかに上昇したことで、イールドスプレッドが前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。平均値の▲2.319%から▲0.123%かい離した。また、19年1月3日の大底となった▲2.179%に対しては+0.017%上回った。さらに、19年6月3日の大底となった▲2.328%に対して▲0.132%下回った。さらに、19年8月5日の大底となった▲2.383%から▲0.187%と19年8月15日の大底となった▲2.498%から再び▲0.302%かい離した。

 

NASDAQのイールドスプレッドは以前よりは縮小してきており、割安感は薄れつつある。そのため、利益確定売りも出やすくなり、上値を抑える可能性がある。NASDAQはハイテク関連銘柄が多く米中貿易摩擦の影響が大きく、三指数の中で上下に振れるボラティリティが最も高くなっている。

 

三指数のイールドスプレッドは米長期金利がわずかに上昇したことから、株価指数はまちまちだったものの若干縮小する傾向となった。イールドスプレッドは以前より割安感が薄れてきており、株価の上値が重くなる可能性も出てきている。今後も米長期金利の動向には注意が必要となる。

 

※PERの発表が時間的に遅行することから、前営業日の数値を使って当日終了時の予想を算定している。

 

毎日イールドスプレッドを掲載していますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

カテゴリー: ホットニュース

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 107円台半ばで方向感欠く展開!

2019/09/24/07:27:53

 

★欧州市場朝方の取引では、独仏の製造業PMIが予想以上に悪化したことを受け、欧州株が全面安、米長期金利も急低下となる中、ドルが急落した。NYダウ先物と米長期金利の下落を背景にドルは下げ幅を拡大した。ただ、本邦機関投資家の継続的なドル買いで下げ渋る展開となった。25日の日米首脳会談で署名が予定されていた日米貿易協定は、米国による文書修正の要求などから署名が先送りされる可能性と伝わったが、反応は軽微だった。ドイツの景気後退懸念でリスク回避ムードが高まったものの、サウジアラビアの原油生産が来週初までに完全に回復するとの報道を受けてリスク回避ムードがやや緩和した。その後、一部では『数日中に日米貿易協定に調印する見込み』と伝わるなど情報が錯綜した。

 

米9月製造業PMIは予想を上回った一方、米9月サービス部門PMIは予想を下回り強弱まちまちで反応は限定的だった。NYダウがプラス圏に浮上し、米長期金利も1.69%台まで持ち直す動きを眺めながらドルに買い戻しが入った。その後は、新規材料に乏しく方向感を欠くもみ合い相場となった。

 

★欧米主要経済指標

・米・8月シカゴ連銀全米活動指数:0.10(予想:-0.03、7月:-0.41←-0.36)
・米・9月製造業PMI速報値:51.0(予想:50.4、8月:50.3)
・米・9月サービス業PMI速報値:50.9(予想:51.4、8月:50.7)
・米・9月総合PMI速報値:51.0(8月:50.7)

 

★欧米市場のポイント

・107.27-75円のレンジ相場

・独仏の経済指標悪化で景気後退懸念でリスク回避

・英国のEU離脱交渉の先行き不透明感高まる

・サウジアラビアの原油生産は来週初までには回復

・目先の新たな材料乏しく大きな方向感出ず

・VIX指数は15.32から14.91へ低下

カテゴリー: ホットニュース

イールドスプレッドで9月23日の米国株市場を先取り!

2019/09/23/03:03:37

 

★NY株式市場では、三指数とも下落した。さらに、米長期金利が低下したことでイールドスプレッドは三指数とも大幅に拡大した。しかし、以前よりは割安感は払しょくされてきている。ただ、再び米長期金利が低下していくようなら再び割安感が出てくる。

NYダウは、5日SAM27,073ドルと10日SMAの27,065ドルを下抜け、5日SMAが下向きとなってきたことで短期的な下落調整場面となっている。米中両国は19日から事務レベルでの協議を再開したが、米国を訪れている中国代表団は米モンタナ州の農家視察をキャンセルし、予定を早めて帰国するとの報道が伝わると、米中貿易協議が進むとの期待が後退しリスク回避の動きが強まった。下落基調場面では、75日SMAの26,579ドル、25日SMAの26,528ドル、100日SMAの26,354ドルがサポートラインとして意識される。

 

★米国市場のイールドスプレッドは、米国債金利と米国株益利回りを比較する指標である。株式市場は国債市場よりリスクが高いことから、株式市場に割高感が生じ国債市場に割安感が生じれば、投機筋は株式を売って国債を買う。また、国債市場に割高感が生じ株式市場に割安感が生じれば、国債を売却して株式を買うことになる。

そのため、株式市場の天底を探るひとつの参考指標となる。

 

米10年国債金利とNYダウ:2011/4/21以降の平均▲4.415%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲3.069%、19/4/25-▲3.048%

(NYダウが割高・米国10年債割安の状態)

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲4.226%、19/6/3-▲4.038%、

               19/8/5-▲4.102%

(NYダウが割安・米国10年債割高の状態)

・9月19日:▲3.675%⇒9月20日予想▲3.768%

 

9月20日はNYダウは下落したうえ、米長期金利も大幅低下したことから、イールドスプレッドは前日比で拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)だった。平均値の▲4.415%から▲0.647%スプレッドがかい離した。19年1月3日の大底▲4.226%を▲0.458%とかい離した。19年6月3日の大底4.038%を▲0.270%、19年8月5日の大底▲4.102%を▲0.334%とかい離した。

 

NYダウが下落したことで株式益利回りは上昇した。さらに、米長期金利も低下したことで、イールドスプレッドは前日比で大幅拡大した。米国債に対してNYダウが前日比で割安となった。前日比では米国債を買うよりもNYダウを買う方が良いことになった。イールドスプレッドはNYダウが下落したうえ、米長期金利も低下したことでイールドスプレッドは拡大したが、以前ほどの割安感は払しょくされている。イールドスプレッドが再び4%を超えてくるまでは、割安感は出難い。

 

米10年国債金利とS&P500:11/4/21以降の平均▲3.738%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲2.731%

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲3.869%、19/6/3-▲3.881%、

                19/8/5-▲4.002%、19/8月15日-4.179%

・9月19日:▲3.610%⇒9月20日予想▲3.697%

 

S&P500が下落したうえ、米長期金利も低下したことでイールドスプレッドは前日比で大幅に拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。平均値の▲3.738%から▲0.041%と平均値とかい離した。また、19年1月3日の大底となった▲3.869%に対して▲0.172%と下回った。19年6月3日の大底となった3.881%から▲0.184%とイールドスプレッドとかい離した。また、19年8月5日の大底となった▲4.002%とは▲0.305%と19年8月15日の▲4.179%も▲0.482%とかい離した。イールドスプレッドは以前より縮小気味となっており、割安感は払しょくしてきている。米長期金利の動向が重要なポイントとなっている。

 

米10年国債金利とNASDAQ:11/4/21以降の平均▲2.273%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲1.198%

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲2.179%、19/6/3-▲2.328%、

              19/8/5-▲2.383%、 19/8/15-▲2.498%

・9月19日:▲2.107%⇒9月20日予想▲2.199%

 

NASDAQは下落したうえ、米長期金利も低下したことで、イールドスプレッドが前日比で拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。平均値の▲2.199%から▲0.074%かい離した。また、19年1月3日の大底となった▲2.179%に対しては+0.002%上回った。さらに、19年6月3日の大底となった▲2.328%に対して▲0.129%下回った。さらに、19年8月5日の大底となった▲2.383%から▲0.184%と19年8月15日の大底となった▲2.498%から再び▲0.299%かい離した。

 

NASDAQのイールドスプレッドは以前よりは縮小してきており、割安感は薄れつつある。そのため、利益確定売りも出やすくなり、上値を抑える可能性がある。NASDAQはハイテク関連銘柄が多く米中貿易摩擦の影響が大きく、三指数の中で上下に振れるボラティリティが最も高くなっている。

 

三指数のイールドスプレッドは米長期金利の低下から、株価指数はまちまちだったものの若干拡大する傾向となった。米長期金利の上昇が一服したことでイールドスプレッドも拡大した。イールドスプレッドは以前より割安感が薄れてきており、株価の上値が重くなる可能性も出てきている。

 

※PERの発表が時間的に遅行することから、前営業日の数値を使って当日終了時の予想を算定している。

 

※毎日イールドスプレッドを掲載していますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

カテゴリー: ホットニュース

東京金60分足ではレンジ上限を上抜け出来るか!

2019/09/23/03:02:31

 

★9月13日以降の東京金60分足では、レンジ相場の上限となる5,241円に向けて上昇基調は継続している。ただ、引けにひけて迷い線となる『十字線』で終了した。雲の上下限がサポートラインとなると、引けに掛けて上昇の勢いが増した。

 

NY金先物市場は1505.30-1524.50ドルのレンジ相場となった。次官級の米中協議で訪米している中国代表団が来週予定されている米農家の視察を中止したとの報道を受けて、米中通商協議の進展期待が後退し、安全資産の金が買われた。北米市場では株安を意識した買いが入ったことで、通常取引終了後の時間外取引で1524.50ドルまで買われた。

 

価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯を上抜けしたことで、買い方からの『やれやれ売り』を吸収しての上昇となっている。レンジ上限に向けて、出来高が膨らむかがポイントとなる。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインを上抜ける上昇となっており、MACDとシグナルがかい離幅を広げていることから、上昇の勢いが強いことを示している。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、買われ過ぎ過熱感がある中、%Dが横ばいとなってきたことで寄付き後の動向に注意。

 

東京金の日足では、5日SMAの5,205円、10日SMAの5,187円、25日SMAの5,188円を上抜けしており、上昇基調は継続している。週末に米中通商協議の先行き不透明感が出たことで、リスク回避の動きが強まった。そのため、NY金先物市場も戻り基調が強まり上昇基調を回復した。為替市場は、リスク回避の円買いが強まり、107円半ばまで円高が進行した。

米中通商協議の行方に市場が振り回される展開となっている。大統領選が終了するまでは、今後も歩み寄ったかと思えば離れる展開が続く可能性が高い。そのため、金は押し目買い目線となりやすい。

 

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