FITS エコノミックレポート

欧米タイム直前市場コメント!

2018/01/11/15:09:50

日11月景気動向指数:全般改善方向に

日内閣府が発表した11月の景気動向指数(CI、速報)は現状を示す一致指数が118.1となり、市場予想の117.9を上回った。前回10月の116.4を上回り改善した。また、先行指数は108.6となり、市場予想通りとなった。10月は106.5を上回り改善した。

 

日経平均株価:前日米国安と円高を嫌気した売り優勢

前日に米国株の下落や外国為替市場での円高進行を背景に、半導体関連株中心に利益確定売りが先行した。また、円高進行に伴い輸出関連株への売りと相まって一時200円に迫る下落となった。ただ、売り一巡後後は押し目買いが入り下げ渋る展開となった。結局、前日比77円安の2万3710円と続落して終了した。

 

東京外国為替市場:アジア市場ではドルの買い戻し優勢

ドル/円は、日銀がこの日通知した国債買い入れオペは前回と同額だったことや、中国政府筋が前日の報道を否定したことを受けてドルが買い戻される展開となった。また、日経平均株価が引けにかけて下げ幅を縮めたことも支えに111.80円台まで上げた。ユーロ/ドルは、中国の米国債絡みの報道を受けて1.1941ドルまでユーロ安・ドル高が進んだ。ユーロ/ドルは上値の重い展開が続いた。

 

中国当局は米債購入減額報道を否定

中国の国家外貨管理局は、中国政府が米国債購入の減額や停止を検討しているとの一部報道について『我々も報道によってこのニュースを知った』とし、『誤った情況に基づいている可能性がある』と報道内容を否定した。そのうえで『外貨準備による米国債への投資は市場の状況や投資の需要に応じて運用している』と説明している。米国債の購入減額報道は米ブルームバーグ通信が中国政府関係者の話としてアジア時間10日夜に配信した。中国当局の発表を受けて、対円を中心にドルの買い戻しが入っていたが、戻りも鈍い展開

 

商品は景気循環の後期に上昇:ジェフリー・ガンドラック氏

ジェフリー・ガントラック氏は、商品が今年、もっとも有望な投資先の一つになる可能性があるとの見方を示した。同氏は、消費価格は1970年代にさかのぼり、景気循環の後期に上昇する傾向があると述べた。また、『いずれのリセッションの前にも商品価格は大幅に上昇した』と説明し、投資家らは特定の商品ではなく広範囲にわたって購入すべきだと述べた。

 

米国市場では12月のPPI(生産者物価指数)が公表

12月にかけて原油などの資源相場が上昇したほか、昨年初来のドルの累積好感も輸入物価の押し上げ要因となりやすい。中国などで過剰供給が一服となっており、緩やかな物価上昇が焦点となる。ただ、資源高による物価波及にはタイムラグが生じることもあり、改めて物価の落ち着きが示される可能性も残る。参考となる11月実績は前年比+2.2%、コア指数は銅+1.7%となった。前月を上回る結果となれば成長持続を背景に利上げ期待が高まりやすい。

 

欧米イベント

○19:00   11月ユーロ圏鉱工業生産(予想:前月比0.8%)
○21:30   欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(12月14日分)
○22:30   11月カナダ新築住宅価格指数(予想:前月比0.2%)
○22:30   12月米卸売物価指数(PPI、予想:前月比0.2%)
食品とエネルギーを除くコア指数(予想:前月比0.2%)
○22:30    前週分の米新規失業保険申請件数(予想:24万5000件)
○12日03:00   米財務省、30年債(120億ドル)入札
○12日04:00   12月米月次財政収支(予想:260億ドルの赤字)
○12日05:30   ダドリー米ニューヨーク連銀総裁、講演

カテゴリー: 欧州タイム市場コメント

欧米タイム直前市場コメント!

2018/01/10/15:12:36

中12月CPIとPPI:まちまちの結果

中国国家統計局が発表した12月消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.8%上昇となり、市場予想の1.9%上昇を下回った。また、12月卸売物価指数(PPI)は前年同月比4.9%上昇となり、市場予想の4.8%上昇を上回った。

中国人民銀行は13営業日ぶりにリバースレポで総額1200億元の資金供給を実施した。

 

日経平均株価:利益確定売り優勢に押される

朝方は米国株高を好感した買いに小幅高に転じたが年初からの3日続伸で1058円(4.8%)の急ピッチな上げの反動から利益確定売りに押された。結局、前日比61円安の2万3788円と4日ぶりに反落して終了した。

 

東京外国為替市場:新規材料難から112.30円でもみ合い

ドル/円は、仲値後も株安などを手掛かりにしたドル売りの流れが続き、一時112.16円まで値を下げた。ただ、2日安値の112.05円が目先サポートとして意識されるとドル売りも一服した。その後は、新規材料難から112.30円前後での持ち高調整が続いた。日経平均株価が90円超安から反発する場面があったが、影響は限定的だった。ユーロ/ドルは、一時1.1949ドルまで上げたが、1.1950ドル手前で上値の重さを確認すると伸び悩んだ。米長期金利の上昇も重しとなり1.1927ドルまで下落した。

 

米長期金利の上昇は債券王による宣言

昨日のNY市場では米長期金利が急騰し、一時2.553%まで上昇した。突然の上抜けに『日銀のオペ減額を受けて』といった無理のある理由付けが出回るなか、実際には債券王のビルグロス氏が『5年債と10年債で25年間続いた長期トレンドラインのブレイクを確認した』と発言したことが直接のきっかけになった。債券王による宣言の意味は大きく、今後の債券のトレンド形成の上でも重要な動きとなっていくことは間違いない。週末発表される米12月消費者物価指数(CPI)や12月小売売上高の結果如何では、米長期金利の2.5%台定着も想定される。

 

ビットコイン米ETFの上場申請を取り下げ

仮想通過ビットコインの米ETFの上場を申請していた4社が今週、米証券取引委員会(SEC)への申請を取り下げた。ビットコインの先物が上昇して1ヶ月がたった。金融業会ではこれをきっかけにビットコインの相場乱高下が収まり、ETFのような別の関連商品の市場が開かれるとの期待が一部で高まっていたが、SECは懐疑的な見方を維持している。ドル建てのビットコインは1万7200ドルまで上昇したが、現在は1万4300ドル近辺での動きとなっている。

 

米国市場では12月輸入物価指数が公表

12月には原油など資源価格が上昇したほか、昨年初来のドルの累積効果も輸入物価の押し上げ要因となりやすい。世界的にも中国などで過剰供給が一服となっており、緩やかな物価上昇が焦点となる。ただ、12月の平均珍技が伸び悩んでいるほか、資源だかによる物価波及にはタイムラグが生じることもあり、改めて物価の落ち着きが示される可能性も残る。

 

欧米イベント

○16:45   11月仏鉱工業生産指数(予想:前月比▲0.5%)
○18:30   11月英鉱工業生産指数(予想:前月比0.4%)
製造業生産高(予想:前月比0.3%)
○18:30   11月英貿易収支(予想:109億5000万ポンドの赤字)
○未定   ポーランド中銀、政策金利発表(予想:1.50%で据え置き)
○21:00   MBA住宅ローン申請指数
○22:30   11月カナダ住宅建設許可件数(予想:前月比▲1.0%)
○22:30   12月米輸入物価指数(予想:前月比0.4%)
○23:00   エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演
○23:10   カプラン米ダラス連銀総裁、講演
○24:00   11月米卸売在庫(予想:前月比0.7%)
○11日00:30   EIA週間在庫統計
○11日03:00   米財務省、10年債(200億ドル)入札
○11日03:30   ブラード米セントルイス連銀総裁、講演

カテゴリー: 欧州タイム市場コメント

欧米タイム直前市場コメント!

2018/01/09/15:07:03

日12月消費者態度指数:市場予想を下回る

内閣府が発表した12月の消費者動向調査で、消費者のモノなどの購買意欲を示す消費者態度指数は一般世帯で44.7となり、11月の44.9から悪化した。また、市場予想の45.0を下回った。

12月はボーナスシーズンであるもにもかかわらず、11月から悪化するなど家計の財布の紐が締まりだしていることを示現している。

 

日経平均株価:リスク選好の買いが継続

米利上げ観測との観測に連休中に世界的な株高基調を受けたリスク選好の買いが先行し、240円近く上昇した。しかし、買い一巡後に為替相場での円高進行を切っ掛けに短期筋の先物への売りに押され上げ幅を縮めた。結局、前日比135円高の2万3849円と3日続伸して終了した。

朝方高かったのは、週末にSQを控えコールオプションを売っていた筋の買戻しや先物買いから上昇幅を広げたとの指摘もある。

中国・上海総合指数は、前日まで7日続伸で利益確定売りが出やすい反面、中国の景気拡大期待や資金逼迫懸念の後退が投資家心理を支えプラス圏を維持した。

 

東京外国為替市場:日銀の債券買入れ額減少を嫌気

ドル/円は、113円台から一気に円高が進んだ。市場では『日銀が超長期債を買い入れオペを減額したことが売り材料視された』また、『国内輸出企業からのドル売りが観測された』などの指摘があり、昨日安値112.88円を下抜けて売りが強まり、一時112.50円まで下落する場面も見られた。ユーロ/ドルは、円絡みの取引が中心となったこともあり、1.1970ドル付近で方向感のない展開となった。欧米勢待ちの様相となっている。

 

株式市場はメルトアップ相場:我先に相場のリスク

欧米市場では新年度入りとなり、メルトアップ相場となっている。『メルトアップ』とは、過剰な流動性の横溢によって全ての資産価格が上がってしまう現象で、①ファンダメンタルズやバリュエーションの合理的な評価とは関係なく、②中央銀行の量的緩和による過剰流動性バブルを背景に、③『上げ相場』に乗り遅れまいとの投資家の買いが殺到する状況となっている。そのため、市場が冷静になったときがリスクとなる。

 

メキシコ国境の壁設置はハードルが高い

ドナルド・トランプ米政権は、既存フェンスの一部建て替えを含めた全長700マイル(1100キロ)超の『国境の壁』設置に180億ドル(約2兆円)近い予算を認めるよう議会に求める。トランプ大統領がメキシコとの国境に建設しようとしている壁についてこれまでで最も詳しい内容が明らかになった。現在は654マイルにわたってフェンスが張り巡らされており、新たな壁建設が実現すれば、物理的な障壁の設けられた部分は1000マイル弱に達する。メキシコに接する南西部国境の約半分に相当する長さとなる。

地政学リスクの高まりから軍事費の増額は決まっているほか、壁建設については米国における財政赤字が膨らむことから、共和党内からも反対意見が出てくる可能性が高く、実現にはハードルが高そうだ。

 

欧米イベント

○15:45   12月スイス失業率(季節調整前、予想:3.2%)
○16:00   11月独鉱工業生産(予想:前月比1.8%)
○16:00   11月独貿易収支(予想:213億ユーロの黒字)
○16:00   11月独経常収支(予想:253億ユーロの黒字)
○16:45   11月仏貿易収支(予想:47億ユーロの赤字)
○16:45   11月仏経常収支
○17:15   11月スイス小売売上高
○19:00   11月ユーロ圏失業率(予想:8.7%)
○22:15   12月カナダ住宅着工件数(予想:21万2500件)
○24:00   カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演 (ハト派)
○10日03:00   米財務省、3年債(240億ドル)入札

カテゴリー: 欧州タイム市場コメント

欧米タイム直前市場コメント!

2018/01/05/15:10:45

日12月新車販売台数:12月は前年比マイナス

日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した12月の新車販売台数(軽自動車除く)は262,345台となり、前年比▲1.0%となった。また、11月は258,164台となり、前年比▲5.4%だった。

 

また、全国軽自動車協会連合会(全軽自連)が発表した12月の軽自動車新車販売台数は131,909台となり、前年比▲0.5%となった。11月は148,696台となり、前年比+2.9%だった。

 

日経平均株価:後場から利食い売りを吸収して上げ幅拡大

米国株式市場が過去最高値更新を背景に投資家のリスク選好姿勢が強まり160円近く上げたが、3連休を控えて足もとの急騰に対する利食い売りも出て10円超高まで失速した。後場になると利食い売りを飲み込み買い優勢のまま上げ幅を広げた。結局、前日比208円高の2万3714円と続伸して終了した。

 

東京外国為替市場:リスク選好のドル買い・円売り優勢

ドル/円は、112.75円を挟んでもみ合いとなっていたが、緊急地震速報が伝わるとやや神経質な展開となった。地震速報の直後に112.73円まで下げたものの、その後は直ぐに112.80円台まで買い戻された。日経平均株価が上げ幅を拡大するとリスク選好のドル買い・円売りが進み113円台を回復した。ユーロ/ドルは、1.2075ドル前後で方向感の乏しい動きが続いた。欧州勢の参入待ちの様相となっている。

 

朝『緊急地震速報』の警報音が鳴り響くなか、慌てて売り込んだものの、茨城県での震度が3程度の地震だったことが分かると、一斉に買い戻されるなど不安定な市場となった。地震イコール円買いという動きに変化がないことが分かる場面となった。

 

北朝鮮の表裏交渉:いつもの時間稼ぎの可能性も

北朝鮮情報サイトの『38ノース』は4日、北朝鮮が北西部にある西海発射場でロケット発射の兆候は見られなかったが、様々な計測から今後、ロケット発射実験を行う準備が進んでいることがわかったと伝えた。その一方で、1日の演説で韓国で開かれる冬季五輪に参加する意向を示したほか、韓国とのホットラインを再開し、9日には韓国と会談を行うとの提案を受け入れるなど、平和的解決に向けた意向も覗かせている。どちらが本意なのかは分からないが、過去から繰り返されている時間稼ぎなのかもしれない。

 

米国市場では12月雇用統計が公表

12月にかけて、年末商戦向けの臨時雇用が増加した。小売や住宅販売の底堅さのほか、ハリケーン復興事業などもあって、米国の雇用は緩やかな改善傾向の持続が注目される。前日に公表された同じ12月の米ADP雇用統計は前月比で+25万人の増加となり、市場予想の+19万人を大きく上回った。過去9ヶ月では最大の伸びとなった。参考となる11月実績は非農業部門雇用者数が前月比+22.8万人、失業率は4.1%、平均時間給は前年比+2.5%だった。12月については非農業部門の雇用者数は20万人未満の増加にとどまる見込みだが、失業率は4.0%まで低下する可能性がある。平均時給は11月実績と同じ伸びとなる見込み。

 

欧米イベント

○16:00   11月独小売売上高指数(予想:前月比1.0%)
○16:45   12月仏消費者信頼感指数(予想:103)
○16:45   12月仏消費者物価指数(CPI)速報値(予想:前月比0.3%)
○19:00   11月ユーロ圏卸売物価指数(PPI、予想:前月比0.3%/前年比2.5%)
○19:00   12月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値(予想:前年比1.4%)
○22:30   11月カナダ貿易収支(予想:11億3000万カナダドルの赤字)
○22:30   12月カナダ雇用統計(予想:新規雇用者数変化2000人/失業率6.0%)
○22:30   12月米雇用統計(予想:非農業部門雇用者数変化19万人/失業率4.1%/平均時給、前月比0.3%)
○22:30   11月米貿易収支(予想:500億ドルの赤字)
○24:00   12月カナダIvey購買部協会景気指数
○24:00   11月米製造業新規受注(予想:前月比1.1%)
○24:00   12月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数(総合、予想:57.6)
○6日00:15   ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
○6日02:30   メスター米クリーブランド連銀総裁、講演

 

カテゴリー: 欧州タイム市場コメント

欧米タイム直前市場コメント!

2018/01/04/15:11:29

日経平均株価:買い安心感広がり上げ幅拡大

日本の年末年始休暇中に、世界景気の拡大期待に3日まで海外株高を背景に買いが先行した。市場では『海外勢から年始に絡んだ買いが持ち込まれた』との指摘もあった。後場には日経平均ボラティリティ(VI)の大幅低下に買い安心感が広がり上げ幅を700円超に拡大した。結局、前営業日比741円だかの2万3506円と大幅反発して終了した。

 

東京外国為替市場:株高でも為替市場はこう着相場

ドル/円は、日経平均株価が700円超の上げ幅となり、1992年1月以来の高値で大発会の取引を終えたものの、影響は限定的となり、112.65円前後での持ち高調整が続いた。ユーロ/ドルも1.2015ドル前後で欧州勢の参入待ちの様相となっている。

 

びっくり10大予想

世界最大の米投資家会社ブラックストーンのバイロン・ウィーン副会長が、年初恒例の『びっくり10大予想』(2018年版)を公表した。予想は今回が33回目となり、各シナリオは50%以上の確立で起こる前提で予想している。円相場については、米GDP成長率が高まりドル高が進みドル/円は120円まで円安が進むと予想。米国株については、金利上昇などを背景に一時10%調整するが年末にかけて再び盛り返すとしている。一方、原油価格は世界景気拡大や産油国の生産調整で80ドルまで上昇する可能性を予想、政治情勢については中国が北朝鮮に経済制裁を科し、同国が核開発を一時中断するとし、米11月中間選挙についてはトランプ不評で与党共和党が敗北すると予想した。ほかには、Brexitで欧州大陸が結束し強力関係を強め成長が加速、米国の賃金が年4%に迫り、CPI伸びが3%を超える。さらに米長期金利が4%に向かい米FRBは今年4回の利上げ等を予想している。

 

トランプ政権は130年のジンクスを打ち崩す

昨年8月に世界最大ヘッジファンド『ブリッジウォーター・アソシエーツ』率いるレイ・ダリオ代表が株式の弱気に転換』(日経新聞8月22日付)した際、西暦『末尾に7の付く年』の株価暴落『130年ジンクス』を意識していたに違いない。トランプ政権の発足当初は経済政策や景気に楽観的だったダリオ氏だが、その後の社会の分断、政局混乱を嫌気し弱気に転じた。しかし、世界的投機王ジョージ・ソロス氏もそうだが、著名投資家の米価部ショート戦略はことごとく失敗した。改めて130年ジンクスの瓦解の意味を肝に銘じる必要がありそうだ。

 

米国市場では12月ADP雇用統計が公表

12月にかけては、年末商戦向けの臨時雇用が増加した。小売や住宅販売の底堅さのほか、ハリケーン復興事業もあって、米国の雇用は緩やかな改善傾向の持続が注目される。ただ、米国の議会で、税制改革法案の協議が難航した。最終的には法案は成立されたが、採用警戒の様子見も想定される。また、人手不足により余剰労働力の減退を通じて新規の雇用者数の天井も警戒される。そのため、期待ほど雇用者数が増加しない可能性も残っている。

 

欧米イベント

○16:00   12月英ネーションワイド住宅価格指数(予想:前月比0.1%)
○17:50   12月仏サービス部門PMI改定値(予想:59.4)
○17:55   12月独サービス部門PMI改定値(予想:55.8)
○18:00   12月ユーロ圏サービス部門PMI改定値(予想:56.5)
○18:30   12月英サービス部門PMI(予想:54.0)
○18:30   11月英消費者信用残高(予想:15億ポンド)
○18:30   11月英マネーサプライM4
○21:30   12月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ)
○22:15   12月ADP全米雇用報告(予想:19万人)
○22:30   前週分の米新規失業保険申請件数(予想:24万1000件)
○22:30   11月カナダ鉱工業製品価格
○22:30   11月カナダ原料価格指数
○5日01:00   EIA週間在庫統計
○5日03:30   ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
○米財務省3年、10年、30年債入札条件

カテゴリー: 欧州タイム市場コメント

カテゴリー

カレンダー

5月 2024
« 1月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ページの先頭へ