FITS エコノミックレポート

ドル/円欧米市場動向:5分足 115円台維持できず!

2017/03/15/07:09:40

 

★欧州市場序盤では、米長期金利上昇を背景に、115円台前半へ上値を伸ばした。米長期金利上昇が一服となるなか、ドル買いの動きも一巡した。今年の利上げペース加速示唆への警戒感からドル買いが先行したが、利益確定売りが優勢となった。NYダウ先物の下落や日経先物の失速が相場の重しとなり、米長期金利の低下も円買い・ドル売りを誘った。その後も、NYダウや日経先物の下落を背景にリスク回避の動きが強まり、米長期金利の低下継続も売りを促した。一時114.49円まで値を下げたものの、前日の安値114.48円が目先サポートとして意識されると徐々に下値を切り上げた。

 

欧州市場では一時115.19円まで上げたが、米長期金利が低下したこと。原油価格の急落を受けて株価が失速したうえ、クロス円の下落につれた。結局、115円台を維持できず上値の重さが意識された。FOMCなど重要イベントを控えていることもあり、上値も重いが下値も114.50円近辺で底堅いレンジ相場となっている。

 

本日は『ゴトー日』なので、仲値に向けてドル需要が高まりやすい。

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ドル/円240分足では上昇トレンド継続中!

2017/03/14/16:47:49

 

★ドル/円の240分足では、上値・下値切り上げの上昇基調となっている。22期間線(赤線)が下値支持ラインとして上昇基調にある。前回高値115.50円を上抜けしてくるようだと、高値抜けとなり上昇基調が維持される。

また、上から22期間線⇒45期間線(青線)⇒78期間線(緑線)⇒90期間線(紫線)の順番となっていることから上昇トレンドの理想的な順番となっている。

さらにストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)でも、%Kと%Dはかい離幅を拡大しながら上向きとなっている。

 

一方で、115円台では3月決算を迎える実需筋のリパトリ(円転回帰)のドル売りや利益確定売りなども出やすいことから、115円台を維持できるかが焦点となる。再び115円台を割るようなら上値の重さが意識されやすい。例年3月15-20日には決算によるリパトリが終了することが多く、ドル売り圧力も鈍化してくる。

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保護中: 東京白金は雲の下限で3日間下げ止まる!

2017/03/14/12:12:33

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ドル下落なら週足雲の上限に注目!

2017/03/14/10:29:21

 

★今週は米FOMC、2018年度予算教書、G20財務相・中銀総裁会合などドルにまつわる重要イベントを控えている。

もし、ドル安・円高となった場合には、ドル/円の一目均衡表の週足が参考となりそうだ。今年に入って何度も円高傾向が強まる場面があったが、雲の上限(4月14日現在:111.365円)が下値支持ラインとなってきた。そのため、今週のイベントでも円高傾向が強まった際は、この雲の上限が意識されやすい。

 

ただ、現段階では、転換線5(茶線:オリジナル線)と転換線9(赤線)の上に位置しており、上昇基調となっている。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)も%Kが%Dを上抜けするゴールデンクロスしている。

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午前の市場コメント!

2017/03/14/09:56:21

★日経平均株価:様子見ムード強く小幅マイナス圏

米長期金利の上昇と円高の抑制、世界景気の回復期待が下支え要因となりやすい。米長期金利は15日FOMCによる利上げは織り込まれてきたが、米国企業の社債発行急増による債券市場全体の需給悪化などが嫌気された。米長期金利上昇は利ザヤ改善期待により、本邦金融株のサポート要因となりやすい。ただ、米FOMC、日銀金融政策決定会合、オランダ議会選などを控えて様子見ムードも根強い。さらに週末に予定されているG20財務相・中央銀行総裁会合に向けては政治的なドル安・円高圧力のリスクも残されており、日本株の上値追いには慎重ムードが漂う。日経平均株価は、54円高の1万9634円で寄り付いた。その後は、模様眺めのムードが強く小幅に下落基調となっている。

 

★東京外国為替市場:ドル/円は115円目前に上値重い展開

ドル/円は、115円台の上値の重さが意識され始めているが、短期筋としては、米利上げ後の短期金融市場におけるFF金利の動向にも注目が集まっている。現時点ではFFレートは0.75%前後で推移しているが、1%台以上で推移すれば、運用対象がさらに広がる可能性があり、円キャリートレードを中心にドル買いに弾みがつく可能性がある。ユーロ/ドルは、15日にオランダ下院の総選挙が行われるが、しじょうへの影響は限定的との見方となっている。ただ、不安要因が尽きない以上、引き続き上値は重い展開となる。

 

本邦輸出勢は115円半ばでドル売りスタンス。米系短期筋は115.00円からドル売りが継続的に観測されている。また、本邦輸入勢は114.25円からドル買いスタンス。米系短期筋は114円台で買いが継続的に観測されている。

 

★米トランプ政権が予算教書概要を議会に提出

米トランプ政権が16日に2018年会計年度の予算教書概要を議会に提出する。すでに米国市場では財政・減税政策を期待する形で株高・ドル高が進行しており、具体的な内容の乏しさや実際の発動時期の遅延、議会との調整難航リスクなどが短期的な米株安・ドル安要因となりやすく警戒されている。

 

★米国北東部の豪雪でもFOMCは予定通り

米国北東部は13日から14日にかけて最大60センチの豪雪が警告されている。主な航空会社は数多くのフライトキャンセルするなど悪天候に備えている。そのため、14日に発表予定の生産者物価指数(PPI)や15日に発表予定の消費者物価指数(CPI)、小売売上高の発表にも影響がでてくる可能性がある。ただし、FRBは今のところ14-15日にかけのFOMCを予定通り開催する見通しとなっている。昨年1月時と同様にビデオコンファレンスなどを用いて行う模様と報道官が明らかにした。

 

★米・独間では早くも貿易戦争か

14日に予定されていたドイツのメルケル首相とトランプ米大統領の首脳会談は豪雪による影響から17日に延期された。独シュピーゲル誌が、首脳会談に向けた独側の文書から、ドイツ政府が報復的な対応を検討していると報じている。具体的な内容としては、米共和党やトランプ政権が導入を検討している国境税に関して、『保護貿易的な完全』であり、WTOのルール違反だと断定している。もし実施されるなら逆に米国企業に一段と高い完全を課し、加えて米国から輸入に追加課税、独企業が米国への輸出に対して支払った税額を控除できるようにし、競争で不利となる部分を補完する策も県といしていると報じている。

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