FITS エコノミックレポート

3月第4週週間米蔵FXレポート!

2017/03/20/03:01:46

★今週は前週にFOMCやオランダの下院選挙など大イベントを通過した。大きな波乱もなく通過したように感じるが、1週間でドル/円は高値115.19円、安値112.52円と約2.60円前後の値動きとなった。また、13週線を上抜け出来ずに上値抵抗ラインとして今後も意識されそうだ。さらに、前々週のロウソク足に対して、上値・下値切り下げとなったことで下落基調を示現している。今週は早々に前週安値の112.52円を下回るかが注目点となる。何故なら下値切りさげとなるからである。一方で、例年3月15-20日前後で本邦決算に伴うリパトリ(円転回帰)が一巡する。そのため、今週中には一巡しそうである。その後は新年度へ向けての投資が始まることから、円売り・ドル買いになりやすい。今週は、大阪・豊中市の国有地を巡る問題で、学校法人の森友学園の籠池理事長が23日国会にて証人喚問される見通しであり、本邦政治リスクとなる。普通に考えれば、日本国内の問題であることから円売り・ドル買いとなりやすいと考えられる。しかし、CME投機筋の対米ドルでの差し引き持ち高が、3月7日の▲54,700から3月14日の▲71,297と大幅に拡大したことから、リスクオフはポジションの解消に伴う円買い・ドル売りにつながりやすい。そうなった場合は、2月10日の111.57円を下抜けするかが焦点となる。

 

下記の『FX Weekly Report Mar-fourth week2017』をクリック

FX Weekly Report Mar-fourth week2017

カテゴリー: ホットニュース

ドル/円欧米市場動向:5分足 戻り鈍くほぼ安値引け!

2017/03/20/03:00:58

★欧州市場序盤では、米長期金利が下げ止まるなか、113.40円付近でドル底堅く推移した。ECBの早期利上げ観測を背景としたユーロ買いをきっかけに、ドル売りが優勢となった。週末やG20 会合を控えた持ち高調整の動きを背景に総じてドル軟調となった。カシュカリ米ミネアポリス総裁が17日声明の中で『引き締め過ぎるよりも緩和過ぎる方が良い』との見解を示したことで113.00円近辺へと軟調推移した。米長期金利の低下を手掛かりに売りが進行。市場では『3月ミシガン大期待インフレ率が2.2%と過去最低を更新したことも売りにつながった』との指摘があった。米長期金利の低下が一服した影響などを受け、売り一巡後はやや下値を切り上げた。米長期金利が一服すると売りは落ち着いたが、戻りも極めて限定的となった。なお、日米財務相会談では『為替の急変は世界経済に悪影響を与えるとの考えで一致した』と伝わったが相場への影響は限られた。

 

週末やG20 を控えているものの、112円半ばからの戻りの鈍さが気になるところである。今回も13週線が上値抵抗ラインとなり下押ししたことから、今後も13週近辺が上値抵抗ラインとして意識されやすい。週明けは日本市場が休場となり、流動性が乏しくなることから仕掛け的な値動きには警戒が必要となる。

カテゴリー: ホットニュース

FOMC以降ドル/円は基準線下抜けで目線変わる!

2017/03/17/16:29:27

 

★ドル/円の上値が重くなっている要因の一つとして、FOMCの結果発表後の円高進行で一目均衡表の基準線(青線)の113.58円を下抜けしてしまった。そのため、基準線が上値抵抗ラインとなっている。ここからは、買い目線から売り目線に変わった。

また、転換線5(茶線:オリジナル線)転換線9(赤線)がデットクロスしてきているので、上値の重い展開が予想される。また基準線を上抜けした際も、転換線5の114.035円や転換線9の114.190円が上値抵抗ラインとなりやすい。

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保護中: 東京白金は短期トレンドの節目に!

2017/03/17/12:58:20

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日米長期金利差からのドル/円は割安?

2017/03/17/10:22:01

 

日米の長期金利差から見るとドルは割安圏にある。昨年12月15日には日米金利差は2.522%に拡大し、ドル/円は高値118.66円まで上昇した。一方で1月13日には2.533%と12月15日を超える拡大となったものの、ドル/円は高値114.92円と3.74円ほど円高に放置されている。

 

金利差の拡大では円安方向へ、縮小では円高傾向になりやすことは分かるが、為替レベルにおいては別のようである。

 

ただ、言えることは前日のFOMCでも、あと年内2回の利上げが実施される見通しを表明している。一方で日銀は現状の金融政策の据え置きを決定している。そのため、先行き日米金利差が拡大していく以上、短期的な円高局面では買い目線で見た方が良さそうだ。

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