FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

2022/05/20/07:26:52

米国株式市場は続落:米企業決算の失望や弱い米経済指標受け売り優勢

NYダウは236.94ドル安の31253.13ドル、ナスダックは29.65ポイント安の11388.50ポイントで取引は終了した。米小売り大手の低調な決算が相次いだことを受けて、インフレが企業収益の重荷になるとの懸念が強まった。この日発表の米経済指標が軒並み予想を下回ったことも相場を押し下げ、一時470ドル超下落した。もっとも、前日に今年最大の下落を記録した反動で押し目買いなどが入ると、指数はプラス圏を回復する場面もあった。VIX指数は30.96から29.35へ低下した。

 

NY外国為替市場:欧米株安でリスク回避の円買い

ユーロ/ドルは、欧州時間に公表された欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(4月14日分)を受けて、ECBが7月にも利上げに踏み切るとの見方が強まると全般ユーロ買いが先行した。5月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や4月米景気先行指標総合指数など、この日発表の米経済指標が軒並み予想より弱い内容だったことが分かるとドル売りも活発化した。前日の高値1.0564ドルを上抜けて、一時1.0607ドルまで上値を伸ばした。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時102.66まで低下した。

 

ドル/円は、前日の米国株相場の急落や本日の欧州株相場の下落を背景に、リスク回避の円買いが先行した。米10年債利回りが一時2.77%台まで低下したこともドル売りを促し、一時126.97円と4月27日以来の安値を付けた。予想を下回る5月米フィリー指数なども相場の重しとなった。ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。節目の127.00円や4月27日の安値126.95円が目先サポートとして意識されたほか、米10年債利回りが低下幅を縮めたことが相場を下支えし、127.84円付近まで持ち直した。 

 

NY原油先物市場は反発:米長期金利の低下やユーロの反発から買い優勢

NY原油先物市場は103.24ドル-110.16ドルのレンジ相場となった。米経済指標の弱さを受けて経済活動の停滞懸念が高まり、原油相場は売りが先行した。一時105ドル前半まで大きく値を下げた。ただ安く始まった米株が下げ渋ると、リスク回避の巻き戻しの動きが波及して原油も買い戻しが優勢になった。上昇し始めると、需給ひっ迫につながる『中国のコロナ規制緩和』や『欧州連合(EU)が検討するロシア産原油の禁輸』が再び意識され、買いの勢いが増した。ニューヨーク市場の序盤にかけて103.24ドルまで下落したが、米長期金利の低下やユーロの反発を意識した買いが強まり、通常取引終了後の時間外取引で110.16ドルまで反発した。 

 

NY金先物市場は反発:弱い米経済指標受け買い優勢に

NY金先物市場は1808.40-1848.20ドルのレンジ相場となった。為替でドルが軟調に推移し、割安感が生じたドル建て金は朝方から買いが先行した。5月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を大きく下回ると、安全資産とされる金に資金が向かった。その後に発表された弱い米経済指標も支えとなり、一時1848ドル台まで上値を伸ばした。アジア市場の終盤にかけて1808.40ドルまで売られたが、欧米市場では米長期金利の低下を意識した安全逃避的な買いが観測された。換金目的の売りは一巡した。ニューヨーク市場の中盤にかけて1848.20ドルまで上昇し、通常取引終了後の時間外取引では1840ドルを挟んだ水準で推移した。

 

米国債券市場は続伸:リスク回避の動きから債券買い優勢に

米国債券市場で中長期ゾーンは続伸(利回りは低下)した。米2年物国債利回りは前営業日比0.09%低い(価格は上昇)2.58%で終了した。また、米10年物国債利回りは前営業日比0.04%低い2.84%で終了した。インフレが世界経済や企業業績に及ぼす悪影響が懸念されて、投資家心理が悪化した。相対的に安全資産とされる米国債に買いが集まった。 

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朝の市場コメント!

2022/05/19/07:31:38

米国株式市場は大幅下落:高インフレや景気後退入り懸念

NYダウは1164.52ドル安の31490.07ドル、ナスダックは566.36ポイント安の11418.16ポイントで取引を終了した。パンデミック時には好調だった小売りのウォールマート(WMT)やターゲット(TGT)の決算が予想外に大幅悪化したため投資家心理が悪化し、寄り付き後は下落した。前日までに3日続伸し、900ドル超上昇していただけに、この日はこれまで買い進まれていた銘柄を中心に利益確定の売りが先行した。高インフレや景気後退入り懸念がさらなる売り圧力となり、終日軟調に推移した。引けにかけては下落幅を拡大し一時1200ドル超下落した。VIX指数は26.10から30.96へ上昇した。

 

NY外国為替市場:リスク回避の円買いが強まる

ドル/円は、前日のウォルマートに続き、小売り大手ターゲットが発表した決算が低調な内容となり、インフレが企業収益の重荷になるとの懸念が強まった。NYダウが一時1200ドル超下落したほか、ナスダック総合が5%超急落するとリスク回避の円買いが優勢となり、一時127.95円と日通し安値を更新した。一時は3%台に乗せた米10年債利回りが2.87%台まで急速に低下したことも相場の重しとなった。なお、イエレン米財務長官は独ボンでの記者会見で『米国は市場が決めるドル交換レートにコミット』『ドルが上昇していることを理解』『強いドルは他国にとって懸念材料』などと語った。

 

ユーロ/ドルは、欧州中央銀行(ECB)の大幅利上げ観測が高まる中、一時1.0541ドル付近まで買われる場面もあったが、アジア時間に付けた日通し高値1.0564ドル手前で失速した。米株安を背景にリスク回避のドル買いが優勢になると一時1.0461ドルの日通し安値を更新した。高インフレによるユーロ圏景気の減速を懸念したユーロ売りも見られた。

 

NY原油先物市場は続落:欧米株の大幅安を嫌気した売り優勢

NY原油先物市場は108.46ドル-115.42ドルのレンジ相場となった。ロシアの産油量減少などを背景に序盤は買い戻しが先行し、一時115.40ドル台まで大きく値を上げた。しかしながら昨日同様に115ドル半ばで頭を抑えられると、一転売りが優勢になった。米エネルギー省(EIA)週間在庫統計では、原油は予想外の取り崩しとなったものの反発力は強まらなかった。大幅下落の米株を背景にリスクセンチメントが急速に悪化すると、リスク資産とされる原油も下げが加速した。ニューヨーク市場の序盤にかけて115.42ドルまで反発したが、欧米株安を嫌気した売りが強まり、ニューヨーク市場の取引終盤にかけて108.46ドルまで弱含みとなった。通常取引終了後の時間外取引では109ドルを挟んだ水準で推移した。

 

NY金先物市場は3日ぶりに反落:ドル高・ユーロ安を嫌気した売り

NY金先物市場は1805.00-1822.90ドルのレンジ相場となった。安寄りした米株が下げ幅を大きく広げたことを受け、安全資産とされる金は買いが先行した。ただNY昼頃からは上値を切り下げる展開になった。ドルが対ユーロで強含み、割高感が生じたドル建ての金に売りが強まった。ニューヨーク市場の中盤にかけて1822.90ドルまで戻したが、通常取引終了後の時間外取引ではおおむね1820ドルを下回る水準で推移した。

 

米国債券市場は反発:米国株安からリスク回避の債券買い

米国債券市場で中長期ゾーンは反発(利回りは低下)した。米2年物国債利回りは前営業日比0.01%低い(価格は上昇)2.67%で終了した。また、米10年物国債利回りは前営業日比0.10%低い2.88%で終了した。米株式市場でNYダウが急落し年初来安値を更新すると、相対的に安全資産とされる米国債に買いが集まった。20年債入札で米債券需要の強さが示されたことも相場を押し上げた。

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イールドスプレッドで5月18日の米国株市場を先取り!

2022/05/18/08:56:02

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2022/05/18/07:32:32

米国株式市場は上昇:世界経済の成長減速懸念後退で買い優勢

NYダウは431.17ドル高の32654.59ドル、ナスダックは321.73ポイント高の11984.52ポイントで取引を終了した。中国上海市の都市封鎖解除期待、国内の4月小売売上高や欧州の良好な経済指標を受け世界経済の成長減速懸念が後退し、寄り付き後は上昇した。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がイベントでインフレが低下するまで取り組みを継続することを公約、経済が想定どおり展開したら0.5%の利上げも選択肢になると発言し金利が上昇すると警戒感に、いったん上げ幅を縮小した。しかし、ほぼ想定内の内容にとどまり、イベント終了とともに買いが再燃し、引けにかけて上げ幅を拡大した。VIX指数は27.47から26.10へ低下した。

 

NY外国為替市場:ドルは米経済指標結果に振れる展開

ドル/円は、4月米小売売上高は市場予想通りの結果となったものの、前月分が上方修正されたことが好感されて円売り・ドル買いが先行した。4月米鉱工業生産指数が予想を上回ったことも相場の支援材料となり、一時129.78円と日通し高値を付けた。ただ、その後発表された5月NAHB住宅市場指数が予想を下回ったことが分かると129.07円付近まで上値を切り下げた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は米紙WSJ主催のイベントで『インフレ低下の確証を得られなければ、FRBはさらに積極的な行動を検討する必要がある』『インフレが明らかに低下している証拠を確認するまで、金融引き締めを継続する』『必要であれば中立水準以上に金利を引き上げることを躊躇しない』などと発言した。米長期金利の上昇とともにドル買いが小幅に入ったものの、反応は限定的となり、大きな方向感は出なかった。 

 

ユーロ/ドルは、欧州時間に伝わった欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの発言を受けて、ECBの大幅利上げ観測が高まると一時1.0556ドルと日通し高値を更新した。ただ、そのあとはパウエルFRB議長の発言内容を見極めたいとの思惑から様子見ムードが広がり、1.05ドル台半ばで値動きが鈍った。なお、クノット・オランダ中銀総裁はテレビ番組で『7月に0.25%の利上げを実施すべきだが、大幅利上げの可能性も現時点で排除すべきではない』とし、『論理的な次のステップは0.50%になるだろう』と述べた。 

 

NY原油先物市場は5日ぶりに反落:利食い売りが相場の重し

NY原油先物市場は111.75ドル-115.56ドルのレンジ相場となった。需給ひっ迫への警戒感が高まるなか115.50ドル台まで買いが強まり、本日も3月24日以来の高値を更新した。ただNY昼頃からは一転し上値が重い展開になった。足もとでの上昇幅が大きかっただけに調整売りも入り易かった。石油輸出国機構(OPEC)加盟国ベネズエラに対し、バイデン政権がエネルギー制裁の一部を緩和するとの報道も相場の重しとなった。ニューヨーク市場の序盤にかけて115.56ドルまで一段高となったが、利食い売りが増えたことによってニューヨーク市場の取引終盤にかけて弱含みとなり、通常取引終了後の時間外取引で111.75ドルまで売られている。

 

NY金先物市場は続伸:米長期金利や株高で上げ渋る

NY金先物市場は1811.80-1834.80ドルのレンジ相場となった。為替相場でドルが対ユーロで弱含み、割安感が生じたドル建ての金は買いが先行した。もっともその後、米長期金利が上昇基調を強めると金利が付かない金に売り戻しが入り、引けにかけて上昇幅を縮小した。ロンドン市場で1834.80ドルまで買われたが、米長期金利の上昇や株高を受けてニューヨーク市場の終盤にかけて売りが強まり、上げ幅は縮小した。通常取引終了後の時間外取引で1811.80ドルまで下落している。 

 

米国債券市場は下落:米国株高やパウエルFRB議長発言を嫌気した売り

米国債券市場で中長期ゾーンは下落(利回りは上昇)した。米2年物国債利回りは前営業日比0.09%高い(価格は下落)2.68%で終了した。また、米10年物国債利回りは前営業日比0.10%高い2.98%で終了した。4月米小売売上高の結果を受けて売りが先行したほか、米国株相場の上昇が相場の重しとなった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が『必要であれば中立水準以上に金利を引き上げることを躊躇しない』と述べたことも債券売りを誘った。 

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朝の市場コメント!

2022/05/17/07:33:35

米国株式市場はまちまち:高PERのハイテク株が売られる展開

NYダウは26.76ドル高の32223.42ドル、ナスダックは142.21ポイント安の11662.79ポイントで取引を終了した。中国の鉱工業生産や小売りの悪化、NY連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込んだため世界経済の成長鈍化を警戒し、寄り付き後は下落した。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが従来想定されたほど急速にならないとの見方も同時に浮上し、金利が低下するとNYダウは上昇に転じ、一時310ドル超上昇する場面もあった。高PERのハイテク株では利食いと見られる売りが続き下落した。VIX指数は28.87から27.47へ低下した。

 

NY外国為替市場:米経済指標悪化を受けてドル売り強まる

ユーロ/ドルは、15日投開票の独西部ノルトライン・ウェストファーレン州の州議会選挙では、ショルツ独首相が率いる与党・社会民主党(SPD)が大敗した。独政局不安からユーロ売りが出やすい面もあり、一時1.0390ドル付近まで値を下げた。ただ、アジア時間に付けた日通し安値1.0389ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢になった。米10年債利回りが2.85%台まで低下したことや、資源国通貨主導で進んだドル売りの流れに歩調を合わせ、一時1.0443ドルと日通し高値を更新した。 

 

ドル/円は、時間外の米10年債利回りが2.93%台まで上昇したことを受けて、一時129.61円付近まで買われる場面もあったが、アジア時間に付けた日通し高値129.64円手前で失速した。5月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が▲11.6と予想の17.0を大幅に下回ったことが分かると、一時128.99円付近まで下押しした。米10年債利回りが低下に転じたことも円買い・ドル売りを誘った。

 

産油国通貨は堅調だった。WTI原油先物相場が一時1バレル=114.90ドルと3月24日以来の高値を更新すると、産油国通貨であるカナダドルやメキシコペソに買いが入った。カナダドルは対米ドルで1.2837カナダドル、対円では100.69円まで上昇したほか、メキシコペソは対ドルで20.0208ペソ、対円で6.46円まで値を上げた。

 

NY原油先物市場は4日続伸:需給ひっ迫を警戒した買い優勢

NY原油先物市場は108.11ドル-114.90ドルのレンジ相場となった。中国・上海市のロックダウン(都市封鎖)が6月中に解除の見通しとなり、エネルギー需要増への思惑が高まった。くわえて、欧州連合(EU)によるロシア産原油の段階的な禁輸措置について、関係筋から月末まで合意を目指す考えが示された。需給ひっ迫への警戒感が一気に強まり、相場は買いが買いを呼ぶ展開になり、一時114.90ドルと3月24日以来の高値を記録した。アジア市場で108.11ドルまで下げたが、需給ひっ迫を警戒した買いが新たに入ったことで、ニューヨーク市場の取引終盤にかけて114.90ドルまで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引では114ドルを挟んだ水準で推移した。

 

NY金先物市場は3日ぶりに反発:景気の減速懸念を背景とした買い優勢

NY金先物市場は1785.00-1826.00ドルのレンジ相場となった。時間外では売りが強まり、節目1800ドルを割り込んで1月下旬以来の安値となる1785ドルまで下げ足を速めた。ただ一巡後は底堅い展開になった。5月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を大きく下回り、景気の減速懸念を背景とした買いにも後押しされた。アジア市場で1785.00ドルまで売られたが、ロンドン市場で反転し、ニューヨーク市場の終盤にかけて買いが強まる展開となった。通常取引終了後の時間外取引で1826.00ドルまで上昇した。 

 

米国債券市場はまちまち:悪化した米経済指標を受け買い優勢

米国債券市場で中期ゾーンは続落(利回りは上昇)した。米2年物国債利回りは前営業日比0.01%高い(価格は下落)2.59%で終了した。また、長期ゾーンは反発(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.04%低い2.88%で終了した。5月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を大幅に下回ったことで、安全資産とされる米国債に買いが入った。 

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