いつもご愛読頂きまして、本当にありがとうございます。
皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、
8月27-31日のコメントはお休みさせて頂きます。
9月3日より再びコメントを掲載致しますので、
今後ともご愛顧のほどをお願い致します。
米倉教公
★ドル/円の日足では、半値押しが重要ポイントとなっているが、再び下抜けしてきた。8月14日に一旦下抜けしたものの、61.8%押しがサポートとなり直ぐに半値押しを回復した。
これは3月26日が底値となり5月21日まで円安が進行した後、調整下落となった際に半値押しとなる107.99円がサポートとして意識された延長となっている。そのため、半値押しを下回ることなく5月29日108.08円を底値に7月19日高値113.17円まで上げた。今回の下落調整でも半値押し110.63円が意識されたものの、下抜けしてしまった。しかし、61.8%押し110.02円が何度かサポートして意識されている。8月21日に一旦下ヒゲで下抜けしたものの、終値では61.8%押しを回復した。また、8月21日が底値となり回復基調を辿り、半値押しや7月19日と8月15日を結んだトレンドラインを上抜けた。
38.2%押しの111.23円も上抜けしてきたものの、5月21日高値111.39円がレジスタンスとして意識されている。
今晩のパウエル米FRB議長の講演内容次第では、円高・円安どちらにも振れやすい。円高になった場合は半値押しや61.8%近辺での動きに注意。また、円安になった場合は、白銀比率29.8%押し111.65円、23.6%押し111.97円、そして8月1日高値112.15円が上値の節目となりやすい。8月1日高値を上抜けすると、上値・下値切り下げが終了して新しい円安の世界が見えてくる。
★日経225の日足では、前日まで25日線(青線)22,444円、75日線(緑線)22,467円がレジスタンスとして意識されていた。しかし、本日寄り付きからレジスタンスを飛び越えるように上抜けした。7月13日ほどの上昇にはならなかったものの、上値を抑えるレジスタンスを上抜けしたことで、再び23,000円トライとなる可能性が高まってきた。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)も%K63.95、%D:52.53とかい離幅を広げながら両線とも上向きとなっていることから、強い上昇基調を示している。また、RSI(パラメータ:14)も一気に50%を上抜けしたことから、14期間で上昇幅が下落幅を超えたことになる。
本日の終了のロウソク足でも、ほぼ高値引けのような終わり方をしており、強い相場のロウソク足となっている。
来週の上値目標値は8月8日の直近高値22,801円となる。高値を切り下げてきていることから、8月8日の高値上抜けは重要なポイントとなる。ここを上抜けするようなら、高値切り下げが終了する。
24日PM11:00にジャクソンホールシンポジウムでパウエル米FRB議長の講演が予定されている。トランプ大統領が嫌う利上げを継続していくことを発言するのか、それとも忖度によって、利上げについて振れることない内容となるのかが注目される。今晩の発言内容次第では、もう一段の円安になるのか、再び円高基調に戻るのかで週初の日経225の動向につながるので注意が必要となる。
★南アランド/円の日足では、5日線(赤線)7.6980円と10日線(黄線)7.6655円を上抜け、5日線が上向きとなってきていることから、短期的な戻り基調は継続している。
また5日線が10日線をわずかに上抜けゴールデンクロスしてきた。
そのため、5日線や10日線がサポート出来るかが焦点となる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kと%Dが緩やかに上向きとなっており、戻り基調が継続している。RSI(パラメータ:14)はわずかに上昇基調を継続しているものの、50%を超えてくるまでは本格的な戻りになったとは言い難い。それは、過去14期間の上げ幅と下げ幅では下げ幅の方が大きいからである。もう少し日柄整理が必要となる。
上値では25日線(青線)の8.0582円が一旦の節目となりやすい。
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