FITS エコノミックレポート

9月の日経225相場はやや陰線の多い月!

2018/09/03/09:27:02

 

★9月の日経225では、1995年以降の月足で始値と終値で勝ち(陽線)、負け(陰線)とした場合、10勝13敗とやや陰線が出やすい月となっている。ただ、直近10年間では、5勝5敗と陽線・陰線は5分となっている。昨年は623円高となり2万円乗せとなる月となった。今年は2万3000円乗せとなるか節目となる。

月足チャートでは、12ヵ月線(赤線)がサポートとなり上昇基調を維持している。20ヵ月線(紫線)24ヵ月線(青線)も上向きとなっている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、一旦下落基調となったものの、再び%Kが%Dを上抜け緩やかに上昇基調となっている。

長期的トレンドでは、上昇基調が継続している。そのため、下落調整では押し目買い目線となる。2016年6月の安値から2016年11月の安値を結んだトレンドラインを下抜けするまでは、強気目線となる。20ヵ月線近辺が下値目処となりやすい。

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東京金日足では短中期線に挟まれ!

2018/09/03/08:02:42

 

★東京金の日足では、下値を10日線(黄線)4270円がサポートしている一方で、上値は5日線(赤線)4293円25日線(青線)4283円がレジスタンスとして上値を抑えている。また、6月15日高値と7月13日高値を結んだトレンドラインが上値を抑える展開となっている。

夜間取引では前日ロウソク足に対して『はらみ足』となっており、前日高値4313円を上抜け出来るのか、それとも安値4264円を下抜けするのかが注目される。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:81.75、%D:83.39と高値過熱感が出ている。また、%Kが%Dを下抜けしてきていることから、下落基調となりやすい。ただ、ストキャスティクスは高値圏でダマシが発生することもあるので、注意が必要となる。

 

本日は5日線や25日線を上抜け出来るのか、それとも10日線を下抜け再び下落トレンドとなってしまうのかが焦点となる。

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ユーロ/円の勝利のパターン!

2018/09/03/07:01:56

 

★ユーロ/円の日足では、5月以降260日線(茶線)がレジスタンスとして意識されている。260日線は、1年間(365日)-土曜日(52日)-日曜日(52日)-正月(1日)=主要市場の取引期間(260)日となる。

高値では、130円を超えてくると黄色信号となり、200日線(紫線)260日線赤信号となって下落調整局面となる。一旦下落トレンドを形成した後、もみ合い相場となり戻り売りに押されるパターンが多い。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、買われ過ぎ過熱感からダマシが少なくある一定期間下落基調となっている。

 

下値では、127円近辺で黄色信号が灯り、125円近辺までの下落で反転赤信号となっている。

 

ストキャスティクス・スローでは、売られ過ぎまで下落してからの反転が多くなっている。

 

現状では、5日線(赤線)10日線(黄線)を下抜け、75日線(緑線)の攻防となっている。8月15日の安値から引いたトレンドラインをわずかに下抜けしてきた。下値では25日線(青線)128.34円がサポートとして意識されやすい。ストキャスティクス・スローでは、買われ過ぎ域から%Kと%Dがかい離幅を広げながら下向きとなっていることで、勢いの強い下落基調となっている。

5月以降から上昇・下落パターン形成されるレンジ相場になっていることから、このパターンに乗ることが勝利のパターンとなっている。ただし、レンジ相場はいつかレンジからの上・下放れすることには注意が必要となる。

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東京金60分足では24時間線がレジスタンス!

2018/09/03/03:02:53

 

★8月24日以降の東京金60分足では、24時間線(緑線)4277円がレジスタンスとなり上値の重い展開となっている。引けにかけては4266円がサポートなり下抜けることなくもみ合う展開となった。ただ、上値を切り下げる展開となっていることで、下落トレンドとなっている。そのため、直近高値4294円を上抜け出来るかが注目点となる。一目均衡表の26期間先の先行スパンでは、先行スパン2が先行スパン1の上に位置していることから下落トレンドが継続している。

 

NY金先物市場は一時1214.90ドルまで買われた。新興国不安や米中貿易摩擦懸念の高まりで安全資産の金が買われた。ただ、最近ではリスクオフムードでも金が買われる傾向が限られており、値動きの鈍い展開となった。また、ユーロ安・ドル高の相場展開を受けて上げ幅はやや縮小した。

 

価格帯別出来高では、4285-4290円の出来高が多いことから、戻り基調ではレジスタンスとして意識されやすい。戻り基調時にレジスタンスとなり押し戻される展開となっている。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)では、ゼロラインの下に位置していることから、12時間線が26時間線の下に位置するデッドクロス状態であることを示している。現在は横ばいとなっており、もみ合い相場のトレンドレスの状態である。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、売られ過ぎ域から%Kが%Dをわずかに上抜けしていることから、微妙に戻り基調を示している。

 

東京金日足では、10日線4270円がサポートとなっている一方で、5日線4293円と25日線4283円がレジスタンスとなり、抵抗帯に挟まれる展開となっている。ストキャスティクスでは、%K:81.75、%D:83.39とやや買われ過ぎ過熱感が出てきており、%Kが%Dを下抜けしてきた。RSI(パラメータ:14)でも一時50%を上抜けしたものの、再び上げ幅よりも下げ幅の方が大きくなってきている。ロウソク足では、前日ロウソク足に対して『はらみ足』となっており、高値を切り下げ・安値を切り上げる状態となっている。外国為替市場では、再びドルがユーロや円に対して買われる展開となっているため、NY金では下落要因となるものの、東京金には下支え材料となる。9月26日FOMCでの利上げが98.4%織り込まれており、日米金利差拡大がドルを下支えとなりやすい。短期的には下落基調となっていることから、注意が必要となる。

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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 欧州で売られNYで買い戻しの展開!

2018/09/03/03:00:04

 

★欧州市場朝方の取引では、欧州株安を背景にドルが対スイスや対円を中心に軟調に取引された。

欧州市場では新興国通貨安を背景に欧州株は弱含み、NYダウ先物の軟調地合いとなり、リスク回避的な円買いとなった。欧州株が下げ渋り、米長期金利の低下も一服となる中、ドルはやや持ち直した。NY勢参入を控え、為替は全般もみ合いとなった。

 

米8月シカゴ購買部教会景気指数が市場予想を上回ったことで米長期金利が下げ渋り、ドルが微妙に反発に転じた。3連休を前に大きな方向感の出にくい中、米国とカナダの貿易交渉を見極めたいとの声も聞かれた。

その後、ドルがユーロなど主要通貨に対して一段となり、110.80円台でこう着相場が続いていたが、111円台を回復した。ただ、リスクオフの円買い圧力も強く、111円前後に戻して方向感が鈍った。週明けがレイバーデーで米国市場が休場となることや、米国とカナダのNAFTA再交渉を見極めたいことから、手控えムードが強まった。

引けにかけて、USTR(米通商代表部)ライトハイザー代表が『協議は建設的で、進展も見られる』とし、来週協議を再開することを明らかにすると、合意への期待が再燃し米債利回りも上昇に転じ、ドル買いが再燃した。

 

★欧米市場のポイント

・11.66-111.13円のレンジ相場

・新興国通貨下落でリスク回避

・米経済指標改善でドルじり高

・米国とカナダの通商協議継続

・引けにかけてドル買戻し

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