FITS エコノミックレポート

ドル/円欧米市場動向:5分足!

2017/01/11/06:53:44

 

★欧米市場序盤では、米長期金利上昇を受け、ドルが持ち直したが、116.00円レベルで上値抵抗されると115.70円台に低下した。米長期金利が再び持ち直すにつれ、ドルは全般的に底堅く取引され、ドルは一時116.00円台を回復した。ドル/円は116円台を維持できず、米長期金利が伸び悩むなか、116.00円台での戻る売りが根強く上値は限られた。全般新規材料に乏しく11日のトランプ次期大統領の初の公式会見を控えてポジション調整に終始した。米長期金利の上昇や日経先物が強含んだことを手掛かりに円売り・ドル買いが進行した。米長期金利が上げ幅を縮小したことや、日経先物もマイナス圏に沈んだことで利益確定売りに下落した。また、市場ではロンドンのフィキシングに絡んだ円買い・ドル売りが出たとの指摘もあった。ただ、アジア時間に付けた日通し安値115.20円が目先サポートとして意識されると徐々に買い戻しが進んだ。株式市場の改善に伴い一時116円台を回復したものの、NYダウが再び115円台後半に反落した。

 

引け際にややドルは下落したものの、総じて116円台前半を上限として115.30円前後のレンジ相場となった。11日に予定されているトランプ次期大統領の初の公式記者会見を控えて、本日もアジア市場では大きなトレンドは出にくいと見られる。そのため、ポジション調整の値動きが継続しそうだ。そういう面では前日同様のレンジ相場内での動きが想定されるため、レンジ上下限のレンジとり戦略となる。

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ポンド/円は三尊天井ネックライン下抜け!

2017/01/10/15:59:47

 

英国のメイ首相が週末のインタビューで、シングルマーケットへのアクセス維持を断念しても移民制限を優先する方針を示したため、ハードブレグジットへの警戒感が再燃しポンド売りが強まっている。欧米市場に入って、改めて警戒感が強まると下落幅が大きくなる可能性が高い。

テクニカル的にもポンド/円は、今まで下値支持ラインとなっていた5日線(赤線)や10日線(黄線)を下抜け、25日線(青線)も下抜け上値抵抗ラインとなっている。更に200日線(紫線)をも下抜けしてしまった。

5日線、10日線、25日線とも下向きをとなっている。

三尊天井の12月29日安値142.15円をもしっかり下抜けしていることから、下値模索の動きとなりやすい。

MACD(オシレータ:12、26、9)もゼロラインの上方からMACDとシグナルがデットクロスし、ゼロラインに向かって下落基調となっている。ただ、MACDはゼロラインが、下値支持ラインとなることも多くあるので注意が必要。

 

これから欧州勢が本格参入してくることから、ポンド/円の動きには注意が必要となる。

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保護中: 東京ゴムは上値の重さを意識!

2017/01/10/10:39:18

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午前の市場コメント!

2017/01/10/09:52:31

★豪11月小売売上高:市場予想を下回る

オーストラリア連邦統計局が発表した11月豪小売売上高(季節調整済み)は前月比0.2%上昇となり、市場予想の前月比0.4%上昇を下回った。

 

発表後は、豪ドル/ドルで豪ドルが上げ渋り、豪ドル/円でも豪ドルがやや軟化した。

 

★日経平均株価:上値重いものの下値も底堅い

米国株安や原油安、そして米長期金利の低下とドル安、リスク回避の円高地合いなどが悪材料となりやすい。英国によるEU離脱のハードブレグジット懸念やそれに伴うポンド安やリスク回避の円高なども重しとなる。また、11日のトランプ氏会見や今週から本格化する米国企業の決算発表に対する警戒感もあり、現状からの日本株の上値追いは慎重にならざるを得ない。ただ、日本株は内外の投資家による買い遅れの押し目買い需要も根強くあることや、日銀の株式ETFの購入も下支え要因となる。日経平均株価は前営業日比39円安の1万9414円で寄り付いた。その後、わずかに下げ幅を広げつつも、底堅い展開で推移している。

 

★東京外国為替市場:ドル/円は116円を挟んだ方向性に乏しい展開

ドル/円は、米長期金利が伸び悩むなか、ポジション調整売りに押され一時116円割れへとドルロング解消する動きが目立った。市場は株高が円売りに反応薄である半面、株安には過敏に反応するきらいもあるだけに、徐々に上値の重さが意識されている。その中、自動車業界がトランプ氏の発言に振り回されているように、トランプ政権での経済対策を見極めるまでは安易にどちらにも動きづらい状況に置かれている。

 

本邦実需勢は本日から完全復帰で本邦輸出勢は117円後半からドル売りスタンス。米系短期筋は116.70円から売りが継続的に観測されている。また、本邦輸入勢は115円半ばからドル買いスタンス。米系短期筋も115.50円台からドル買いが継続的に観測されている。

 

中国市場では午前10:30に12月の消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)が公表

PPIについては、過剰供給、過剰生産の抑制のほか、資源反発や米欧経済の復調などによる需要回復を受けて、上昇が焦点となる。中国でのデフレ圧力後退を示す。一方でCPIについては、資源反発や食品価格の上昇、人民元の大幅下落などにより、上振れが警戒されている。予想以上の物価上昇となれば、先行きのインフレ懸念を喚起する。これは中国人民銀行による利下げなどの追加緩和措置を阻害するもので、中国当局の『政策手詰まり』を懸念させる可能性も残る。

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ドル/円欧米市場動向:5分足!

2017/01/10/07:10:29

 

★欧米市場序盤では、英国のメイ首相がテレビインタビューで、英国は断固としてEU離脱を行うとの方針を示したことを受け、ハードブレジット懸念が強まった。米長期金利が伸び悩むなか、ドルの上値が重くなった。米長期金利の低下や欧州株安を受けて、ドルは欧州市場で失速した。116.80円レベルでは押し目買いに支えられ117円台を回復したが、米長期金利の低下を受け、ドル戻り売りも根強く、117.00円台で売り買いが交錯した。ブレント原油先物が前日比1ドル超下げ、欧州主要株価指数が下落し、米長期金利の低下でドル売りが継続した。米長期金利の低下が一服したことで、ドル売りも一服。ただ、新規材料難のなか、神経質な地合いとなった。米長期金利が一服したことでひとまず下げ止まった。

 

欧米市場では、徐々に上値を切り下げ安値引けとなる展開となった。そのため、アジア市場でも上値の重い展開が予想される。下値模索の展開も予想されるため、注意が必要となる。

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