FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

2021/04/27/07:33:12

米国株式市場はまちまち:ポジション調整の目的の売りが優勢

NYダウは61.92ドル安の33981.57ドル、ナスダックは121.97ポイント高の14138.78ポイントで取引を終了した。強い企業決算や回復期待に寄り付き後は上昇した。その後、ディーズ国家経済会議(NEC)委員長が所得100万ドルを超える納税者に対するキャピタルゲイン課税を週内に提案する可能性を示唆したことが警戒され、NYダウは下落に転じた。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)やバイデン米大統領の増税案に関する演説など、重要イベントが目白押しとなるため、ポジション調整目的の売りが優勢となった。VIX指数は17.33から17.64へ上昇した。

 

NY外国為替市場:新規の手掛かり材料乏しくこう着

ドル/円は、米3月耐久財受注速報値が予想を下回ったためドルが軟化したが、4月ダラス連銀製造業活動指数が3年ぶり高水準となったほか、冴えない2年債や5年債入札結果を受けた金利の上昇でドル買いが優勢となった。しかし、NYダウ・米長期金利の動きが鈍く、新規の手がかりが乏しい中、108.10円台でこう着した。今週に日米金融政策イベントを控えており、一方向に大きく傾きにくい面もある。

 

ユーロ/ドルは、パネッタECB理事のハト派発言で、ECBが当面緩和策を維持するとの見方にユーロ売りが優勢となったのち、ドイツが今年の経済成長率予測を引き上げたほか、ワクチン対象を6月初旬に全成人に拡大すると発表したため回復期待を受けたユーロ買いが強まった。 東京タイムにつけた約2カ月ぶりの高値1.2117ドルを頭にNY序盤は1.2061ドルまで調整が入ったが、動きが一巡すると1.20ドル後半で動意が鈍っている。

 

NY原油先物市場は反落:OPECプラスの会合控え神経質な展開

NY原油先物市場は60.66ドル-62.31ドルのレンジ相場となった。インドで直近3日間のコロナ新規感染者数が100万人を超えるなど、感染拡大・規制強化によるエネルギー需要の落ち込みへの懸念や、リビアの石油輸出が再開したことが原油の上値を圧迫した。ただ、今週に石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の主要産油国で構成する『OPECプラス』の会合を控え、売りが一巡すると買い戻しが入り、一時プラス圏に浮上した。アジア市場で62.31ドルまで買われたが、まもなく反落し、ニューヨーク市場の序盤にかけて60.66ドルまで下落した。その後は62ドルを挟んだ水準で推移し、やや下げ渋る展開となった。

 

NY金先物市場は小反発:様子見ムード強く方向感出ず

NY金先物市場は1768.20-1783.10ドルのレンジ相場となった。先週後半下落の反動で買いが先行するも、新規材料が乏しい中、値動きは限られた。28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)の会見でインフレに関する見解を見極めたいこともあり、様子見ムードが強い。アジア市場で1783.10ドルまで買われた後、ユーヨーク市場の序盤にかけて1768.20ドルまで下げたが、米国株式の動向を意識した買いが入っており、時間外取引で1781.80ドルまで戻す場面があった。

 

米国債券市場は続落:重要イベントを控え方向感出ず

米国債券市場で長期ゾーンは続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.01%高い(価格は下落)1.57%で終了した。米連邦公開市場委員会(FOMC)やバイデン米大統領の増税案に関する演説など、今週予定されている重要イベントを前に大きな方向感は出なかった。この日行われた国債入札は強弱まちまちの結果となった。 

 

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2021/04/26/03:01:52

NY株式市場は上昇:良好な米経済指標を受け買い優勢

NYダウは227.59ドル高の34043.49ドル、ナスダックは198.40ポイント高の14016.81ポイントで取引を終了した。『バイデン米政権は富裕層を対象にキャピタルゲイン課税を引き上げる方針』との前日の報道をきっかけとした売りが一巡した。市場では『増税の影響が相場に与える影響は限定的』との見方も広がり、前日売り込まれたハイテク株中心に買い戻しが入った。この日発表の4月PMIや3月新築住宅販売件数が予想を上回ったため強い回復への期待が再燃し、上昇に転じた。潜在的な増税も、対象者数が非常に少数であることや詳細が不明で、実施もまだ先になるとの見方も支援し、引けにかけて上げ幅を拡大した。NYダウは一時340ドル超上昇する場面があった。VIX指数は18.71から17.33へ低下した。

 

NY外国為替市場:引けにかけリスク選好のドル売り優勢

ユーロ/ドルは、欧州時間発表の仏・独・ユーロ圏PMI速報値が総じて良好な内容だったことからユーロ買い・ドル売りが先行し、一時1.2076ドルまで値を上げた。ただ、20日の高値1.2080ドルがレジスタンスとして意識されるといったんは伸び悩んだ。堅調な米経済指標を受けて米長期金利が上昇に転じたこともユーロ売り・ドル買いを促し、一時1.2046ドル付近まで上げ幅を縮めた。もっとも、安く始まったNYダウが持ち直し、一時340ドル超上昇するとリスク選好のドル売りが優勢になり、一時1.2100ドルと3月3日以来の高値を付けた。

 

ドル/円は、対ユーロ中心にドル安が進んだ流れに沿って円買い・ドル売りが先行し、一時107.48円と3月4日以来の安値を付けた。ただ、米長期金利の指標である米10年債利回りが1.58%台まで上昇すると買い戻しが優勢になった。4月米製造業・サービス部門PMI速報値が良好な内容となったほか、3月米新築住宅販売件数が予想を大幅に上回ったこともドル買い戻しを促し、一時108.15円と日通し高値を更新した。もっとも、108円台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。米10年債利回りが1.55%台まで上昇幅を縮めたことも相場の重石になった。 

 

オセアニア通貨は堅調だった。米国株相場が底堅く推移するとリスクセンチメントに敏感な豪ドルやNZドルに買いが入った。豪ドル/米ドルは一時本日高値となる0.7760米ドル、豪ドル円は83.75円まで値を上げたほか、NZドル/米ドルは0.7203米ドル、NZドル/円は77.73円と日通し高値を更新した。

 

NY原油先物市場は続伸:経済回復期待の再燃から買い優勢

NY原油先物市場は61.25ドル-62.43ドルのレンジ相場となった。欧米PMIが軒並み強い結果となったことが、新型コロナウイルス感染再拡大による経済回復の停滞やエネルギー需要後退への懸念を緩和した。週末の取引フローを買い方向へ傾かせた。ニューヨーク市場の序盤にかけて61.25ドルまで下落したが、米国株高を意識した買いが入っており、一時62.43ドルまで上昇。しかしながら、原油需要増大の思惑は後退しており、一時61.60ドルまで反落した。 米国の石油掘削装置(リグ)の稼働数は円週末比1基減少の343基になった。

 

NY金先物市場は小幅続落:欧米の景気回復期待から売り優勢

NY金先物市場は1769.60-1796.30ドルのレンジ相場となった。欧米のPMI速報値が軒並み強い結果となり、安全資産とされる金の購入意欲が後退した。米金利に底打ちの兆しがあり、金利がつかない資産である金の上値を圧迫した。金利の動向を受けてドルが底堅く推移したことも、資産としての金の相対的な価値低下や、ドル建て相場の割高感につながり、金相場を重くした。バイデン米大統領が提案している富裕層に対するキャピタルゲイン税の税率引き上げの影響を見極める必要があることから、金先物は一時1769.50ドルまで下落した。その後、1779.00ドルまで戻したが、上値の重さが残った。

 

米国債券市場は反落:良好な米経済指標受け売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは反落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.02%高い(価格は下落)1.56%で終了した。良好な米経済指標が相次いだことを受けて、相対的に安全資産とされる米国債に売りが出た。米国株相場の上昇も相場の重石になった。

 

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2021/04/23/07:34:40

米国株式市場は下落:大幅な増税報道を嫌気した売りで失速

NYダウは321.41ドル安の33815.90ドル、ナスダックは131.80ポイント安の13818.41ポイントで取引を終了した。高値付近から利益確定売りが続き、寄り付き後、下落。週次失業保険申請件数の減少で労働市場に回復期待感が広がり下げ幅を一時縮小した。しかし、複数の米メディアが『バイデン政権は富裕層を対象に株式譲渡益(キャピタルゲイン)への課税を従来の約2倍に引き上げる方針』と報じると、売りが優勢となった。指数は一時420ドル超下げる場面があった。VIX指数は17.50から18.71へ上昇した。

 

NY外国為替市場:リスク回避のドル買い・円買い優勢

ユーロ/ドルは、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁はこの日、定例理事会後の記者会見で『短期的な見通しは不透明』『ECBは必要に応じてあらゆる手段を調整する用意がある』と述べた一方、『中期的なリスクは均衡』『経済活動はまだ限定的だが底を打った兆候がある』などと発言した。記者会見中に一時1.2069ドルと日通し高値を付ける場面もあったが、買いの勢いは長続きせず、すぐに失速した。市場では『先月11日の会見内容とほぼ同じで、手掛かり材料難だった』との声が聞かれた。NY午後に入ると、『米政権はキャピタルゲイン課税を2倍に引き上げる方針』との報道が伝わり、NYダウが一時420ドル超下落した。リスク回避のドル買いが優勢となり、一時1.1994ドルと日通し安値を更新した。なお、複数の米メディアが報じたところによると、バイデン米大統領は所得が100万ドルを超える富裕層に対するキャピタルゲイン課税の税率を、現行の20%からほぼ2倍の39.6%に引き上げることを提案する見通し。所得税の限界税率は37%から39.6%に引き上げる。20万ドル以上の所得に課せられる純投資所得税(NIIT)の3.8%を含めると、全体のキャピタルゲイン税率は43.4%に上る可能性がある。

 

ドル/円は、日本時間夕刻に一時107.82円と3月5日以来の安値に面合わせしたものの、一目均衡表雲の上限107.89円や同日安値の107.82円がサポートとして意識されると買い戻しが優勢になった。米長期金利の指標である米10年債利回りが一時1.5856%前後まで上昇したことも相場の下支え要因となり、一時108.23円と日通し高値を更新した。もっとも、バイデン政権のキャピタルゲイン増税を警戒して米国株が下げ幅を拡大すると、ドル円の上値も重くなった。米10年債利回りが低下に転じたことも相場の重しとなり、107円台後半まで押し戻された 。

 

NY原油先物市場は小反発:加原油輸出の4割落ち込みが買い材料

NY原油先物市場は60.61ドル-61.87ドルのレンジ相場となった。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大による需要懸念を背景に、重く推移する場面もあった。しかし売り一巡後は、コロナ対策による米加国境閉鎖の延長もあって、鉄路での加原油輸出が4割以上の落ち込みとなっていることなどを材料に買い戻しが入った。ロンドン市場の序盤に60.61ドルまで下落したが、欧米経済正常化への期待で、ニューヨーク市場での序盤にかけて61.87ドルまで戻した。米国株式の反落が意識されたことで60.81ドルまで反落したが、押し目買いが観測されており、61.72ドルまで戻した。 

 

NY金先物市場は3日ぶりに反落:換金目的の売りが優勢に

NY金先物市場は1777.10-1798.10ドルのレンジ相場となった。米国株が反落するなか、リスク回避で資源国通貨や欧州通貨が下落した一方ドルが強含んで、ドル建て金価格に割高感が生じ、高値圏での金の調整売りを誘った。取引時間中に米10年債利回りが一時1.58%台へ持ち直すなど、米金利の上昇が進んだことも、金利を生まない資産である金の下押しを誘った。また、金融資産の投資収益に対する税率引き上げを想定して換金目的の売りが広がった。

 

米国債券市場は上昇:米国株急落で買い優勢に

米国債券市場で長期ゾーンは上昇(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.01%低い(価格は上昇)1.54%で終了した。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことを受けて売りが先行したものの、午後に持ち直した。複数の米メディアが『バイデン政権は富裕層を対象に株式譲渡益(キャピタルゲイン)への課税を従来の約2倍に引き上げる方針』と報じると、米国株相場が急落し、相対的に安全資産とされる米国債に買いが入った。 

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2021/04/22/07:26:25

米国株式市場は上昇:ワクチン普及への期待から買い戻し

NYダウは316.01ドル高の34137.31ドル、ナスダックは163.95ポイント高の13950.22ポイントで取引を終了した。新型コロナウイルス変異種感染拡大を受けて、国務省が100カ国近くを渡航禁止国に指定したため経済活動の再開が抑制されるとの懸念に、下落して寄り付いた。しかし、米疾病対策センター(CDC)によると、米国の新型コロナワクチン接種回数は2億回を超え、バイデン米大統領の目標接種回数を達成した。ワクチン普及への期待から景気敏感株中心に買い戻しが広がった。好決算を発表したIBMが3.9%ほど上昇し、1銘柄でダウ平均を36ドル程度押し上げた。VIX指数は17.29から17.50へわずかに上昇した。

 

NY外国為替市場:新規の手掛かり材料に乏しく方向感出ず

ユーロ/ドルは、欧州時間に一時1.1999ドルと日通し安値を付けたものの、NY市場ではユーロ買い・ドル売りが優勢となり一時1.2039ドル付近まで持ち直した。BOCが金融緩和の規模を縮小し、利上げ時期のめどを前倒しすると対カナダドル中心に米ドル売りが先行した。ユーロに対してもドル安が進んだ。ただ、アジア時間に付けた日通し高値1.2044ドルを上抜けることは出来なかった。市場では『明日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会やラガルドECB総裁の定例記者会見を前に大きな方向感は出なかった』との指摘があった。

 

ドル/円は小幅ながら3日続落となった。NY時間に限れば値幅22銭程度のレンジ取引に終始した。本日は主要な米経済指標の発表もなく、新規の手掛かり材料に乏しかったため大きな方向感は出なかった。 

 

カナダドルは、カナダ銀行(BOC)はこの日、市場予想通り政策金利を0.25%のまま据え置くことを決めたと発表したものの、声明では『世界とカナダの経済見通しは改善した』と分析し、債券買い入れプログラムを従来の週40億カナダドルから週30億カナダドルに減額すると表明した。また、現行の金利水準維持の前提となる経済のスラック(緩み)が吸収される時期の見通しを従来の2023年から22年後半に前倒しした。市場では来年にも利上げが開始される可能性が高まったとしてカナダドル買いが広がった。対米ドルでは一時1.2460カナダドル、対ユーロでは1.4991カナダドル、対円では86.79円まで大きく値を上げた。 

 

NY原油先物市場は続落:原油需要の増加期待薄から売り優勢

NY原油先物市場は60.86ドル-62.56ドルのレンジ相場となった。主要石油輸入国インドでの新型コロナウイルス感染状況の悪化が重石となった。また、米エネルギー省(EIA)週間石油在庫で、原油は小幅な在庫積み増しへ転じた一方、原油受け渡し地点オクラホマ州クッシングの在庫は取り崩しへ転じた。結果公表後62ドル台へ持ち直す場面もあったが失速した。 原油需要のすみやかな増加は期待できないことから、売りが優勢となった。ただ、米国株式の反発が意識されたことで下げ幅はやや縮小した。

 

NY金先物市場は続伸:ドル弱含みで買い優勢

NY金先物市場は1776.60-1793.10ドルのレンジ相場となった。利上げ前倒しの可能性を示唆したカナダ銀行(BOC)会合後に買われたカナダドルほか資源国通貨や、ユーロなど欧州通貨といった主要通貨の上昇で相対的にドルが弱含んだことで、ドル建ての金相場に割安感が生じた。低位での米債券利回りの推移も、金利を生まない資産である金の相対的な価値向上を意識させ、買いを促した。金先物はニューヨーク市場の序盤にかけて1798.40ドルまで買われる場面があった。

 

米国債券市場は横ばい:米国債入札好調で買い戻し

米国債券市場で長期ゾーンは横ばいとなった。米10年債利回りは前営業日比と同じ1.55%で終了した。米国株相場の上昇を受けて債券売りが先行したものの、20年債入札が好調な結果になると買い戻しが入ったため持ち直した。 

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2021/04/21/07:29:09

米国株式市場は下落:行き過ぎの株高に対する利益確定売り優勢

NYダウは256.33ドル安の33821.30ドル、ナスダックは128.50ポイント安の13786.27ポイントで取引を終了した。新興国中心に世界の新型コロナウイルス感染者数の増加基調が続いていることから、世界景気の回復を期待した最近の上昇は行き過ぎとの見方が強まり利益確定の売りが広がった。また、来週に決算発表を控える主力ハイテク株も持ち高調整の売りに押され、指数の押し下げ要因となった。終日軟調に推移し、引けにかけて下げ幅を拡大した。VIX指数は17.29から18.68へ上昇した。

 

NY外国為替市場:リスク回避のドル買い・円買い

ユーロ/ドルは、欧州で新型コロナウイルスワクチン接種が加速するとの見方から、経済正常化を期待したユーロ買いが入り、欧州市場では一時1.2080ドルと3月3日以来の高値を付ける場面があった。ただNY市場に入ると、世界の新型コロナ新規感染者が過去最多になったことなどが嫌気されて、NYダウが一時390ドル超下落した。日経平均先物も大証終値比630円安の2万8510円まで下げるなど、株価が軟調に推移した。為替市場ではリスク回避のドル買いが優勢となり、一時1.2023ドルと日通し安値を付けた。なお、世界保健機関(WHO)の集計によると、世界で過去1週間(12-18日)に報告された新型コロナ新規感染者は約522万人に上り、過去最多となった。

 

ドル/円は、 アジア時間に一時107.97円まで売り込まれた反動でショートカバーが入ると、欧州市場では一時本日高値となる108.55円まで値を戻す場面があった。ただ、NY市場に入ると米国株相場や日経平均先物の下落に伴って円高傾向が強まったため、ドル/円にも売りが出た。米長期金利の指標である米10年債利回りが一時1.5554%前後まで低下したことも相場の重石となり、一時108.01円付近まで下押しした。 

 

オセアニア通貨は軟調だった。欧米株価の下落でリスクセンチメントに敏感な豪ドルやNZドルには売りが出た。豪ドル/米ドルは一時本日安値となる0.7709米ドル、豪ドル/円は83.36円まで値を下げたほか、NZドル/米ドルは0.7165米ドル、NZドル/円は77.47円と日通し安値を更新した。

 

NY原油先物市場は反落:感染拡大による経済低迷の懸念で売り

NY原油先物市場は61.49ドル-64.38ドルのレンジ相場となった。リビアが原油輸出を一部停止したことによる買いは強まらず。アジアほか新興国の新型コロナウイルス感染拡大による経済低迷の懸念が再燃し、エネルギー需要停滞の不安を高めた。ロンドン市場の序盤にかけて64.38ドルまで買われたが、インドなどにおける新型コロナウイルスの感染再拡大を嫌気した売りが活発となり、ニューヨーク市場の序盤にかけて61.49ドルまで反落した。ただ、押し目買いも観測されており、62.73ドルまで戻す場面もあった。

 

NY金先物市場は小幅高:米長期金利低下を好感した買い

NY金先物市場は1763.50-1780.80ドルのレンジ相場となった。昨日は米長期金利の持ち直しを受け、金利を生まない資産の金は売られたが、本日は米10年債利回りが1.55%台まで下押ししたことで、金利低下を支えに金相場は戻した。米国株安もリスク回避資産とされる金の買いを促した。

 

米国債券市場は3営業日ぶりに反発:リスク回避の債券買い優勢

米国債券市場で長期ゾーンは反発(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.05%低い(価格は上昇)1.55%で終了した。世界で新型コロナウイルス新規感染者数が増加基調にあることから、株価が軟調に推移すると、相対的に安全資産とされる米国債に買いが入った。

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