FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

2020/11/19/07:46:12

米国株式市場は下落:利益確定売り強まる

NYダウは344.93ドル安の29438.42ドル、ナスダックは97.74ポイント安の11801.60ポイントと続落して取引を終了した。製薬大手ファイザー(PFE)が開発中の新型コロナウイルスのワクチンの最終分析で有効性が95%に達したと発表、年内にもワクチン実用化の目処が立ったほか、米連邦航空局(FAA)がボーイング(BA)の737マックスの運航停止措置を解除したことが好感され寄り付き後上昇した。しかし、その後は昨日と同様に目先の利益確定売りが強まった。特に旅客機『737MAX』の運航再開承認を受けて時間外から上昇していたボーイングは一転して売りが集中した。指数は引けにかけて一段と下げ足を速めた。VIX指数は22.71から23.84へ上昇した。

 

NY外国為替市場:コロナワクチン報道でもドル買いは一時的

ドル/円は、クロス円が全般重い動きとなるとドル円もじり安の展開となった。一時103.65円まで下押しする場面があった。もっとも、対ユーロを中心にドル高が進んだため、引けにかけては103.80円台まで下げ渋った。米製薬大手ファイザーが開発中の新型コロナワクチンが最終分析での予防効果が95%に達したと発表すると瞬間的に反発したものの、104円台での重さが意識され長続きしなかった。世界の新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないことなどを受けて『低リスク通貨』とされる円買いが加速する可能性も出てきた。

 

ユーロ/ドルは、株安に伴ってリスク回避のドル高が進んだ。引け前には一時1.1849ドルまで値を下げた。

 

NY原油先物市場は3日続伸:ワクチン開発で経済正常化への期待買い

NY原油先物市場は41.30ドル-42.68ドルのレンジ相場となった。石油輸出国機構(OPEC)プラスが来年以降も数カ月は減産幅を維持するとの見方が広まり、原油相場は底堅く推移した。新型コロナワクチンが早期実用化に近づき、経済正常化からエネルギー需要増を期待させ、NY原油先物は一時42ドル半ばまで上昇した。米エネルギー省(EIA)週間在庫統計の発表前後で売りに押される場面はあったが、下値は堅いままだった。なお在庫統計では、原油は76.9万バレルの積み増しと前回から積み増し幅が縮小された。

 

NY金先物市場は続落:換金目的売りが継続

NY金先物市場は1860.30-1884.20ドルのレンジ相場となった。米製薬大手ファイザーは、開発中の新型コロナウイルスワクチンの予防効果が95%に達したことを発表した。ワクチン実用化が大きく前進したことで経済正常化への期待感が高まった。金融市場全般にワクチン報道への反応は限定されつつあるが、安全資産とされる金にとって売り材料ということは変わらず、金先物の上値は重いままだった。ロンドン市場で1860.30ドルまで下げた後、ニューヨーク市場の中盤にかけて1884.20ドルまで反発したが、米国の政治不安を嫌気して換金目的とみられる売りが優勢となった。

 

米国債券市場は反落:ワクチン開発期待が相場の重石

米国債券市場で長期ゾーンは反落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.02%高い(価格は下落)0.87%で終了した。新型コロナワクチンの開発期待が相場の重しとなった。20年債入札結果が低調な内容だったことも売りを誘った。 

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2020/11/18/07:48:25

米国株式市場は下落:序盤から利益確定売りが優勢で終日軟調

NYダウは167.09ドル安の29783.35ドル、ナスダックは24.79ポイント安の11899.34ポイントで終了した。昨日に史上最高値を付けたこともあって序盤から利益確定売りが優勢となった。10月米小売売上高が予想より弱い内容だったことも投資家心理の悪化につながり、指数は一時430ドル超下げた。また、アマゾン(AMZN)の参入を嫌気してドラッグストアを中心に売りが広がった。ただ、ボーイングやセールスフォース・ドットコムなどには押し目買いが入ったため、一巡後は下げ幅を70ドル超安まで縮める場面があった。 

 

NY外国為替市場:NY市場は104.20円のもみ合い相場で終始

ドル/円は、10月米小売売上高が予想を下回る結果となったことが分かると米長期金利の低下とともに104.04円まで値を下げた。もっとも、節目の104円を前に下げ止まると、その後は104.20円を挟んだもみ合いとなるなどNY時間に限れば値幅は狭かった。
 なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が『目先の経済回復には下方向のリスク』『経済は依然として財政・金融政策を必要としている』などと述べたが、相場への影響はほとんど見られなかった。 

 

ユーロ/ドルは、弱い米小売統計を受けてドル安が進んだことを支えに一時1.1894ドルまで上昇した。ただ、1.1900ドルまで断続的に観測されている売りオーダーをこなせず、一巡後はユーロ円の下落につれた面もあり1.1850ドル台まで上値を切り下げた。 

 

NY原油先物市場は小幅続伸:中東情勢の悪化懸念の買いも

NY原油先物市場は40.81ドル-41.93ドルのレンジ相場となった。昨日上昇の反動から調整売りが先行した。週間在庫統計で原油積み増しが見込まれていることも重石となり、NY原油先物は40ドル半ばまで下値を広げた。もっとも売り一巡後は、石油輸出国機構(OPEC)プラスによる減産延長への警戒感が高まり反発した。ニューヨーク市場の序盤にかけて40.81ドルまで売られたが、世界経済の早期正常化への期待や、バグダットの米国大使館付近にロケット弾着弾との報道を受けて通常取引終了後の時間外取引で41.89ドルまで買われる場面があった。

 

NY金先物市場は3日ぶりに反落:換金目的の売り優勢

NY金先物市場は1882.20-1892.70ドルのレンジ相場となった。10月米小売売上高が予想を下回り、前回値も下方修正されたことが分かると、安全資産の金はじり高となる場面があった。もっとも、売り先行の米株指数が底堅さを取り戻すと金先物は上値を切り下げ、戻り鈍いまま引けた。アジア市場で1882.20ドルまで下げた後、ニューヨーク市場の序盤にかけて1892.70ドルまで買われた。ただ、その後は伸び悩んだ。換金目的とみられる売りが優勢となり、金先物は1885ドルを挟んだ水準で推移した。

 

米国債券市場は上昇:リスク回避の債券買いが優勢に

米国債券市場で長期ゾーンは上昇(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.05%低い(価格は上昇)0.85%で終了した。時間外の米株価指数先物が下落したため、欧州時間から米国債は買われた。低調な10月米小売売上高も買いを誘い、その後も引けにかけて底堅く推移した。

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2020/11/17/07:54:40

米国株式市場は続伸:ウイルスのワクチン開発期待から買い優勢

NYダウは470.63ドル高の29950.44ドル、ナスダックは94.84ポイント高の11924.13ポイントで取引を終了した。米製薬会社モデルナ開発の新型コロナウイルスワクチンが大規模な第3相臨床試験で94.5%の確率で効果を示したとの報道を受けて感染収束への期待が膨らみ、買いが優勢となった。また、バイデン氏が議会は速やかにパンデミック経済救済策を成立させる必要があると主張したことも後押しした。節目の3万ドルに迫り、約9カ月ぶりに過去最高値を更新した。VIX指数は23.10から22.45へ低下した。

 

NY外国為替市場:ドル急伸後は戻り売りで上値の重い展開

ドル/円は、欧州中盤に米製薬大手のモデルナが新型コロナウイルスのワクチンの最終治験で94.5%の有効性を得たと発表すると時間外のNYダウ先物が急伸した。クロス円の上昇とともに、一時105.13円まで買い上げられた。ただ、一巡すると徐々に戻り売りに押される展開になった。11月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を下回り、米10年債利回りが上昇幅を縮めたことも嫌気され104.50円近辺まで押し戻された。その後は引けにかけて104円台半ばで値動きが細った。なお、米大統領選で当選を確実にした民主党のバイデン氏が大手企業のCEOなどとの会談後に会見を開き、『議会はできるだけ早く追加刺激策を可決すべき』『企業が公平な取り分を支払うことで、公平な税制を実現する』などと述べた。 

 

ユーロ/ドルは、ユーロ/円が一転下落するにつれて1.1814ドルまで下げた。もっとも、米国株高を受けて下値は堅く、引けにかけては1.1850ドル台まで持ち直した。 

 

NY原油先物市場は反発:世界経済の正常化期待から買い優勢

NY原油先物市場は40.15ドル-42.09ドルのレンジ相場となった。米モデルナが開発中の新型コロナウイルスワクチンが実用化に大きく前進し、経済正常化からエネルギー需要増に繋がるとの期待感が大きく高まった。『石油輸出国機構(OPEC)プラスが追加減産幅の縮小を先送りすることを検討』との報道にも後押しされ、NY原油先物は前週末比約4.9%高となる42ドル前半まで一時上昇した。もっとも買い一巡後は持ち高調整の売りに押され、41ドル前半まで上げ幅を縮小して引けた。世界経済が正常化に向かう時期は多少早まる可能性があることから、原油先物はしっかりとした値動きを見せた。 

 

NY金先物市場は小幅続伸:欧米株価高で上げ渋る

NY金先物市場は1861.50-1898.00ドルのレンジ相場となった。米製薬モデルナが新型コロナウイルスのワクチン最終治験で好結果を得られたことを発表し、ワクチン実用化への期待感が一気に高まった。金融市場ではリスク選好地合いが強まり、安全資産の金は売りが先行した。しかしながら足もとのコロナ感染状況は悪化しており、景気に対する慎重な見方は維持され、金先物も下落一巡後には下値を切り上げた。アジア市場で1898.00ドルまで買われたが、その後はもみ合い。ロンドン市場の中盤で1861.50ドルまで下げた後、ニューヨーク市場で1895.00ドルまで反発した。ただ、欧米株高を意識して金先物は上げ渋る展開となった。

 

米国債券市場は横ばい:不調な米経済指標受け売り一服

米国債券市場で長期ゾーンは横ばいとなった。米10年物国債利回りは前営業日と同じ0.90%で終了した。欧米での新型コロナウイルスの感染拡大を受けて時間外で債券買いが先行し、利回りは一時0.87%まで低下した。その後は米モデルナ社のワクチン開発報道をきっかけに失速し0.93%手前まで急上昇した。一方で、11月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が弱かったことで売りも一服した。 

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2020/11/16/03:01:02

米国株式市場は反発:コロナワクチンの早期普及期待から買い優勢

NYダウは399.64ドル高の29479.81ドル、ナスダックは119.70ポイント高の11829.29ポイントで取引を終了した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は史上最高値を更新した。シスコシステムズやウォルト・ディズニーの四半期決算が好調だったことを受けて、買いが優勢となった。新型コロナウイルスワクチンの早期普及への期待から、投資家のリスク選好意欲が強まったことも買いを誘った。また、10月生産者物価コア指数が予想以上に低下したほか、11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値も予想外に悪化しており連邦準備制度理事会(FRB)が当面、大規模緩和を継続するとの見方も買い材料となり、引けにかけては上げ幅を拡大した。VIX指数は23.45から23.10へ低下した。

 

NY外国為替市場:弱い米経済指標受けドル売り優勢

ドル/円は、10月米卸売物価指数(PPI)は予想を上回ったものの、食品とエネルギーを除くコア指数が予想を下回ったため円買い・ドル売りが先行した。10日の安値104.82円を下抜けると目先のストップロスを断続的に巻き込んだ。11月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値が予想より弱い内容となったことも相場の重しとなり、一時104.56円と日通し安値を付けた。週末を控えたポジション調整目的の売りも出た。
 なお、米メディアが報じたところによると『米大統領選で勝敗が判明していなかったジョージア州では民主党のバイデン前副大統領が、ノースカロライナ州ではトランプ大統領が勝利を確実にした』もよう。全50州と首都ワシントンの勝者が決まり、全米538人の選挙人中、バイデン氏が306人、トランプ氏が232人を獲得したことになる。 

 

ユーロ/ドルは、ポンド/ドルの上昇につれたユーロ買い・ドル売りが入ったほか、米国株相場の上昇に伴うリスク選好のドル売りが出た。一時1.1837ドルと日通し高値を更新した。

 

ポンド/ドルは、ジョンソン英首相の上級顧問であるドミニク・カミングス氏が年末までに退任する見通しと伝わったことで、市場では『対欧州連合(EU)強硬派であるカミングス氏が辞任すれば、英国のEUに対する姿勢が軟化し、交渉妥結に近づくのではないか』との期待が高まりポンド買い戻しを誘った。

 

NY原油先物市場は続落:需給改善期待の後退で売り優勢

NY原油先物市場は40.09ドル-40.94ドルのレンジ相場となった。コロナワクチン期待で週前半に大きく値を上げた反動で売りに押された。欧米でコロナ感染の再拡大が止まらず、コロナの早期収束見通しに慎重なムードが広がり、原油の需給引き締まり期待が後退し、軟調な動きとなった。また、国際エネルギー機関(IEA)が昨日、2021年上半期に世界の石油需要が大きく上昇する公算は小さいとの見解を示したのも原油の上値を圧迫した。米国の石油掘削装置(リグ)稼働数は、前週末比10基増加の236基となった。

 

NY金先物市場は続伸:ユーロの反発を意識した買い優勢

NY金先物市場は1872.10-1895.80ドルのレンジ相場となった。コロナワクチン開発への楽観論を背景とした売りが一段落し、欧米でのコロナ感染の再拡大の景気への影響が懸念され、安全資産の金に買いが入った。また、ドルが対ユーロで下落したのもドル建ての金の買いを後押した。ア ジア市場で1872.10ドルまで下げたが、まもなく反転。ニューヨーク市場の序盤にかけて1895.80ドルまで買われた。

 

米国債券市場は反落:前日の上昇の反動売り

米国債券市場で長期ゾーンは反落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.02%高い(価格は下落)0.90%で終了した。前日の大幅上昇(利回りは低下)の反動で売りが出たほか、米国株相場の上昇が相場の重石となった。 

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2020/11/13/07:53:38

米国株式市場は下落:米経済活動規制の動きを嫌気した売り

NYダウは317.46ドル安の29080.17ドル、ナスダックは76.84ポイント安の11709.59ポイントで取引を終了した。米国での新型コロナウイルス新規感染者数が連日で過去最多を更新する中、経済活動規制の動きなどを受けて景気回復の遅れへの懸念が改めて浮上した。シカゴ市長が市民に外出を控えるよう勧告を出すと引けにかけ、下げ幅をさらに拡大した。また、『トランプ米大統領は中国人民軍との関係を理由に中国の一部企業への投資を禁止する』との報道が伝わると、米中関係を巡る懸念も高まり一時500ドル近く下げた。 VIX指数は23.45から25.35へ上昇した。

 

NY外国為替市場:米長期金利低下でドル売り優勢

ドル/円は、10月米消費者物価指数(CPI)が総合・コアともに予想を下回ったことを受けて、米長期金利の低下とともにドル売りが先行した。『トランプ米大統領は中国人民軍との関係を理由に中国の一部企業への投資を禁止する』との報道を受けてNYダウが500ドル近く下落すると、ドル円にも売りが出て一時105.03円と日通し安値を付けた。ただ、前日の安値105.01円を下抜けるほどの勢いはなかった。なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長はこの日参加した討論会で、新型コロナウイルスワクチンの臨床試験(治験)で良好な結果が出たことについて『歓迎する』としながらも、『米経済への影響を評価するには時期尚早』と述べ、足もとの感染急拡大で『この先数カ月は厳しい状況になるかもしれない』との考えを示した。ともに参加したラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁も『ワクチンの生産と配布についてはまだ不確実性があるため、熱狂的になることを望まない』などと語った。 

 

ユーロ/ドルは、NY市場では1.18ドル台前半でのもみ合いに終始した。米インフレ指標が予想を下回ったことで、米長期金利の低下とともにドル売りが出た半面、米国株相場の下落を受けてリスク・オフのドル買いが入ったため、相場は方向感が出なかった。 

 

NY原油先物市場は反落:コロナ感染再拡大から売り優勢

NY原油先物市場は40.87ドル-42.19ドルのレンジ相場となった。米エネルギー情報局(EIA)が発表した石油在庫統計で、原油在庫は予想に反して427.7万バレルの積み増しと大幅増となったが、ガソリンと中間留分(含む暖房油)は予想より大幅に減少し、原油相場の反応はまちまちだった。ただ、米国や英国でコロナの新規感染者数が1日で過去最多を記録するなど、コロナ感染再拡大による先行き経済への懸念でリスク資産の原油にも売りが入った。

 

NY金先物市場は反発:米長期金利低下を意識した買い優勢

NY金先物市場は1860.70-1883.00ドルのレンジ相場となった。米国や英国でコロナの新規感染者数が1日の最多記録を更新するなど、欧米でのコロナ感染の再拡大が深刻で、経済活動再開の動きが停滞するとの思惑が再燃し、安全資産とされる金に買いが入った。アジア市場で1860.70ドルまで下げたが、まもなく反転した。自律反発狙いの買いは一巡したが、米長期金利の低下や米国の政治不安を意識した買いが入った。

 

米国債券市場は上昇:コロナ感染再拡大などリスク回避の動きから買い優勢

米国債券市場で長期ゾーンは大幅に上昇(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.10%低い(価格は上昇)0.88%で終了した。新型コロナウイルスの感染再拡大による経済活動規制の動きなどを受けて、相対的に安全資産とされる米国債に買いが入った。予想を下回る米インフレ指標や、米中関係を巡る懸念も債券買いを後押しした。 

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