FITS エコノミックレポート

日経225では逆三尊底ネックラインの攻防!

2018/05/02/09:48:56

 

★日経225の日足では、寄り付きは前日比60円高の22,568円と逆三尊底ネックラインとなる2月27日高値22,502円を維持していたが、その後は上げ幅を縮小して下抜けしてきた。

重要点では、前日の安値22,411円を下回ると『つつみ線』となる。高値圏で前日ロウソク足をつつみ陰線が現れると、2本のロウソク足を1本にすると上ヒゲ陰線となり、一旦の上昇トレンドの勢いは鈍化したことになる。ただ、5日線や10日線がサポートすると、短期的な調整は終了となる。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は%K:95.84、%D:94.44とかなり買われ過ぎ過熱感が出ていることから、短期的な調整があっても不思議ではない。

 

日本では、4連休を控えていることや、FOMCや米4月雇用統計など重要経済イベントがあり、一旦の利益確定売りが出やすい状況ではある。また、調整らしい動きもなかったことからも、短期的には調整しやすい地合いとなっている。本日終了時までにネックラインを再び上抜け出来るかも重要ポイントとなる。

カテゴリー: ホットニュース

東京金60分足では戻り基調ながら上値重い!

2018/05/02/09:47:25

 

★4月24日以降の東京金60分足では、夜間取引から窓を空けて下落基調となっていたが、日付が変わることから緩やかながら戻り基調となっている。各移動平均線を下抜け雲の下限を下抜けていることから、短期的に下落基調は継続している。節目となる4600円を回復出来るかが注目される。

 

NY金先物市場は一時1302.30ドルまで売られた。米ドル高や米インフレ加速を嫌気した売りが優勢となった。トランプ大統領は記者団に対して『米朝首脳会談の日時と場所はおそらく数日中に発表されるだろう』と述べたことも売り材料となった。北東アジアの地政学リスクに対して特別な警戒感はなくなりつつあることも金買いを抑える一因となっている。

 

価格帯別出来高では、4600円以下で出来高が膨らんでいない。4620-30円近辺で出来高が多いことから、戻り基調では上値の重石となりやすい。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの下方からMACDとシグナルがゴールデンクロスしたものの、かい離幅を広げる戻りとなっていないため、戻りの勢いは鈍い。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)も%Kと%Dは上昇基調にあるものの、%Kの勢いが鈍化してきている。

 

東京金の日足で、上値を25日線4597円、75日線4604円、200日線4600円がレジスタンスとして意識され戻り上値の重石となっている。レンジ相場の下限となっていた200日線を下抜けしていることから、早々に戻るかが重要ポイントとなる。また、260日線4573円がサポートとして意識される。

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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 押し浅くドル買い優勢!

2018/05/02/07:14:53

 

★欧州市場朝方の取引では、独仏などが祝日のため、市場参加者が少ない中で、主要通貨に対してドル全面高の流れが持続した。英国の4月製造業PMIと3月住宅ローン承認件数はいずれも予想を下振れ、来週の英中銀金融政策委員会(MPC)での利上げ観測は弱まったことを受け、欧州通貨が弱含んだ影響でドル買いが広がった。欧州市場中盤では、翌日のFOMC結果発表において利上げ継続の方針が示されるとの見方に支えられドル高地合いを維持した。米長期金利の上昇などを手掛かりに全般ドル買いが先行し、一時109.70円を付けたあとも高値圏で推移した。米4月ISM製造業景況指数の下振れを機に円買い戻しが入ったが、相場への影響は一時的だった。一時109.79円と2月5日以来の高値圏まで値を上げたものの、買い一巡後はNYダウが320ドル超下落したことを受け徐々に上値を切り下げた。NYダウの下げ幅縮小や米長期金利上昇をながめドルの買い戻しが優勢となった。

 

米3月建設支出や4月ISM製造業景況指数が予想を下回ったものの、ISM支払い価格が予想を上回り2011年4月以降7年ぶり高水準となったため、インフレ上昇や速やかな利上げ観測が強まり、ドルが堅調推移となった。注目されていたアップルの3Q売上見通しは515億-535億ドルとなり、市場予想の514億ドルを上回った。また、1000億ドルの新たな自社株買いと16%増配を発表した。時間外取引でアップルの株価は上昇している。NYダウは下落したものの、円安やアップルの決算を受けて、日本株は強含む可能性が高い。大証日経先物は40円高の22,540円で終了した。

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日経225逆三尊底ネックラインの6円越え!

2018/05/01/16:59:17

 

★日経225の日足では、逆三尊底ネックラインとなる2月27日高値22,502円を約6円上回って終了した。今晩の米国株式相場動向が重要なポイントとなる。明日確り上抜けすることができると、このネックラインがサポートとして意識されやすい。

5日線(赤線)22,358円10日線(黄線)22,224円25日線(青線)21,794円が上向きとなっており、短中期的には上昇基調が継続している。また、サポートして75日線(緑線)22,120円も意識される。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:96.31、%D:92.12とかなり過熱感が出ているものの、両線とも上向きを維持しており上昇トレンドは維持している。

 

3月短観の大企業為替想定レートである通期109.70円近辺で推移していることから、為替相場による減益懸念がないことが日経225を支えている。また、4月に入ってからは円安・株高の流れとなっている。逆三尊底のネックラインを確り上抜けしてくると、先物売りや空売りからの買戻しも入りやすくもう一段の上げにつながりやすい。ただし、レジスタンスとして意識され再び下落基調となると、上値の重さが意識される。明日の動向が非常に重要な節目となる。

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東京ゴムは雲の中に入って暴騰!

2018/05/01/13:35:46

 

★東京ゴム一目均衡表日足では、雲の下限75日指数平滑線(紫線)がレジスタンスとなり上値を押さえ込んでいた。しかし、雲の中に入った途端レジスタンスとなっていた75日指数平滑線を上抜け暴騰した。

転換線5日(茶線)転換線9日(赤線)基準線(青線)とも上向きとなった。重要なのは、相場の方向を示す基準線が上向きとなったことである。

また、26期間先の先行スパンでは、ネジレが発生して先行スパン1が先行スパン2を上抜けしてきたことで、上昇基調を示している。

さらに遅行線(緑線)がロウソク足を上抜けしたことで『好転』したことになる。

また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、上値・下値を切り上げる上昇基調となり%Kが%Dを上抜けし、%Kが上向きとなった。

上昇基調に変わったものの、雲の上限となる194.80円がレジスタンスとして上値を抑えるかが注目点となる。

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