FITS エコノミックレポート

ドル/円欧米市場動向:5分足

2017/01/26/07:15:41

 

★欧州市場常磐では、前日の円売りに対する調整の動きにより、クロス円が軟調に取引され、ドル/円は113円台半ばにドルがやや反落した。欧州株高やNYダウ先物のプラス推移、米長期金利の上昇などドル買い・円売りの条件はそろっていたが、利益確定売りが続き上値の重い展開となった。さらに、トランプ米政権の政策に不透明感が広がったことも、全般的にドル売りの流れとなった。その後は、ドルの上値の重さが嫌気されてドルロング調整のドル売りが優勢となり、113.00円に迫る軟調推移となった。前日NY時間の安値112.90円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢となった。米長期金利が再び上昇したことも支援材料となった。NYダウ20000ドルの大台をつけるなど堅調推移したほか、米長期金利上昇を受け113.92円まで上げた。ドルインデックス指数の上値重く、長期金利の上昇が下値を支えたがポンド買いからドル買いの上値を抑えた。NY引けにかけ頭の重さを嫌気した売りに押され、113.20円台まで上値尾を切り下げた。

 

欧州通貨の買いからドルインデックス指数下落でドル/円も上値の重い展開に終始した。相場的には引け安の展開で終了した。上値は113.90円近辺が意識された一方で、下値は113.00円が意識された。NYダウが20000ドル台で終了したことから、リスク選好の動きになりやすい半面、トランプ大統領からのドル安けん制発言も常に警戒する必要がある。昨日の欧米市場でも、欧州通貨が買い戻された一因として、ドル安けん制がある。米長期金利が上昇したことで、何とか支援材料となり113円割れは免れた。本日も米長期金利以上に、ドルインデックス指数の動向に注意が必要となる。

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ドル/円は5分足の三尊天井ネックラインで足踏み!

2017/01/25/16:12:31

 

★ドル/円は、朝方形成した三尊天井のネックラインの113.71円前後を挟んでもみ合い相場となっている。このラインを上抜けできるのか、それとも再び下落基調なるのかが注目されるところ。

上抜けすると、113.88円近辺が次の上値節目となる。更に上抜けすると114.00円の攻防となりそうだ。

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保護中: 東京白金の上ヒゲは利益確定売りの動き!

2017/01/25/13:37:18

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ドル/円は5日線・10日線を注視!

2017/01/25/10:50:36

 

★ドル/円の上値が重くなってきている。トランプラリーで円安・ドル高が進んできた時に、5日線(赤線)10日線(黄線)が下値支持ラインとしてドルが上昇してきた。しかし、1月5日に両線を下抜けしたことから、今度は上値抵抗ラインとして抑え込まれている。

また、5日線と10日線は緩やかに下落傾向にあることに加え、25日線(青線)も下向きとなってきた。

さらに、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)も、一旦売られ過ぎ域から上昇したものの、その後は再び%Kと%Dが下向きとなっている。

これらのことから、短期的には円高になりやすい地合いと言えそうだ。短期的というのは、75日線(緑線)が上向きを維持していることからである。現在75日線は111.609円にあり、ドルが失速した場合は下値支持ラインとなりやすい。

このところ日替わりで円安・円高が繰り返されている。

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午前の市場コメント!

2017/01/25/09:59:16

★日12月貿易収支:市場予想より強い

財務省が発表した12月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた輸出超過額(いわゆる貿易黒字)は6414億円となり、市場予想の2811億円より黒字額が大きかった。

貿易黒字額が予想を上回ったことから、わずかに円高方向に振れたが影響は限定的だった。

 

★豪10-12月消費者物価指数(CPI):市場予想下回る

オーストラリアの10-12月期CPIは前期比+0.5%、前年比+1.5%となり、市場予想の前期比+0.7%、前年比+1.6%を下回った。そのため、改めて豪州でのインフレ低迷と金融緩和基調の継続が意識されいている。

 

★日経平均株価:買い一巡後は上げ幅縮小

米国株上昇や米国の指標改善、ドル高・円安地合いなどが支援材料となりやすい。米国でインフラ関連投資の法的整備が進展してきたことも、日本の資源株や建設株、素材株など追い風になりやすい。ただ、トランプ米新政権による保護主義やドル高けん制のリスクは残されたままとなっている。日米企業の決算発表は今後も継続するため、決算内容に一喜一憂の不安定さが続く。英国のEU離脱問題の不透明感や来週31日のFOMCに対する警戒感もあり、日本株は上値追いの展開には慎重となろう。日経平均株価は、前日比303円高の1万9091円で寄り付いた。朝方の買いが一巡すると、やや円高進行を嫌気して上げ幅を縮小する動きとなっている。

 

★東京外国為替市場:ドル/円は114円が意識され上値重い展開

ドル/円は先日にムニューチン新財務長官が過度に強いドルは米国経済に短期的にマイナスの影響を与える可能性あるとの考えを示したことでドル売りが強まったが、米国株が堅調に推移するなか、米長期金利の上昇に伴い114円目前まで買い戻された。ただ、115円前後では大量の実需や利益確定売りが控えており、戻り上値も限定的となりやすい。ユーロ/ドルは、ドル主導の展開を強いられているが、徐々に上値の重さが意識されはじめており、引き続き戻り売りが強くなる可能性が高い。

 

本邦輸出勢は引き続き月末要因の期日決済物以外は114円台後半から売りスタンス。米系短期筋は114.20円からドル売りが継続的に観測されている。また、本邦輸入勢は113.00円からドル買いスタンス。米系短期筋は112円台から買いが継続的に観測されている。

 

★トランプ新大統領始動:トランプ政権の不確実性が後退

トランプ米大塗料は24日、カナダから米国に原油を輸送するキーストーンXL・パイプラインと米ノースダコタ州に建設予定の石油パイプライン(ダコタ・アクセス)の建設を推進する大統領令に署名した。トランプ大統領は米国内で建設されるパイプライン建設には米国製の鉄鋼製品をりようするとの大統領令にも署名した。キーストーンXL・パイプラインが、建設されることになれば、2万8000人の雇用創出の可能性があると報じられている。また、自動車メーカー大手3社の首脳会談も行われており、トランプ政権は雇用拡大に向けてすみやかに動き始めたことから、トランプ政権の不確実性に対する市場の懸念は一旦緩和された。

 

★米FRBのバランスシートを巡る議論機運が高まる

米FRBのバランスシートについて議論を始める時期が来ている。サブプライムローン問題危機から計3回に及んだ債券購入プログラムの第一弾に金融当局が着手してから約8年が経過した。FRBのバランスシートは4兆5000億ドル(約510兆円)近辺で推移している。そのため、いつ規模圧縮に踏み切るかを問う声が上がり始めた。FRBの一部では議論を開始するよう公然と主張している。議論の展開は今後の利上げペースとドル相場に大きな影響をもたらす可能性が高い。

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