FITS エコノミックレポート

ドル/円は基準線が最後の砦!

2017/01/05/16:10:20

 

★ドル/円は、ダブルトップラインの116.03円を下抜けると115.63円まで一気に下落基調となった。ただ、一目均衡表の基準線(青線)の115.745円で何とか下げ止まっている状態となっている。欧米市場でしっかり基準線を下抜けすると、一旦下落基調が強まる可能性が高い。そのため基準線が最後の砦となっている。

 

気を付けなければならないのは、一旦116.03円のネックラインまで戻りがあっても、そこから再び下落するとリタンリバーサルとなり下落基調が強まるので注意。

ドル/円の正念場となっている。

アノマリーに水星逆行が順行に戻る3日前後は円高になりやすいと言われているが、順行の戻るのが1月8日なので、ちょうど今日は3日前となっている。

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ドル/円はネックラインを下抜けると火事相場に!

2017/01/05/12:12:45

 

★朝方からやや円高基調が強まっており、一時116.28円まで円高が進んだが、ドル売りも一服116円台半ばで推移している。ただ、戻りも鈍い展開となっている。転換線5日(茶線)と転換線9日(赤線)はともに117.32円ところに位置しており、上値抵抗ラインとなりやすい。一方で、下値では基準線(青線)の115.74に位置している。しかし、ドル/円はダブルトップを形成していることから、12月30日安値106.03円のネックラインを下抜けると大きな調整局面となりやすい。

 

来週になると、遅行線21日(桃色)がロウソク足と遭遇する。このままだと12月15日のロウソク足を上抜け出来ずロウソク足下抜けとなりやすい。それから遅れて遅行線26日(緑線)が5日遅れて追随してくる。

 

今日明日のドル/円の動向次第では、短期的な動きとしてトランプ相場での円安基調も一服する可能性があるので注意。ネックラインや基準線を下抜けすると、CMEの12月27日付では▲87,009枚と円ショートが積み上がっていることから手仕舞い売りが入りやすくなる。

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午前の市場コメント!

2017/01/05/10:12:19

★日12月資金供給残高:前年同月比で増加

日銀が発表した12月資金供給残高(マネタリーベース、月中平均)は前年同月比23.1%増加した。前月の21.5%増を上回った。

マネタリーベースは日銀が金融機関に供給した資金の総額。当座預金残高と紙幣・硬貨の合計で示される。

 

★日経平均株価:円高でも底堅い展開

米国株の伸び悩みやドル高・円安の一服などが重しになりやすい。前日に日経平均株価は前日比で479円高と大幅高となっただけに、反動調整売りが注視される。米国では今晩から雇用関連の指標発表を控えており、ポジション調整的なドル売りや日本株売りが警戒される。ただ、米中欧の製造業PMIが改善するなど、世界経済の底入れ期待は根強く残っている。また、米国では、1月20日のトランプ新大統領の正式就任まで、過熱調整を経ながらの『ハネムーン相場』持続が期待されている。日経平均株価は、前日比7円高の1万9602円で寄り付いた。その後は、朝方から円高が116円前半まで進行しているもかかわらず、100円弱の下落に留まっている。

 

★東京外国為替市場:ドルが総じて弱含み

ドル/円は、株高による恩恵も118円台の重さから失速気味となっており、120円への期待が削がれている。米長期金利の低下が嫌気されるなか、ポジション調整主導で下値を模索するなどトレンドに勢いがなくなってきている。ただ、日米金利差拡大を背景とした運用手段が後押ししており、依然として押し目買いが入りやすい展開となっている。ユーロ/ドルは、ドルの調整売りに伴い、再度1.05ドル台に向けた回復基調にあるが、同レベルでは利益確定売りポジション調整売りが散見されている。ユーロ/ドルでも上値の重さが意識されている。

 

本邦輸出勢は118円台ではドル売りスタンス。米系短期筋も117.75円からドル売りが継続的に観測されている。また、本邦輸入勢は116.50円からドル買いスタンス。米系短期筋も116円台半ばからドル買いが継続的に観測されている。

 

★FOMC議事要旨(12月13-14日開催分)

昨年FOMCで15年12月に続き2回目の利上げに踏み切った。議事録では『現状で、緩やかなペースの利上げが適切』との見方が示されたほか、トランプ次期政権による経済政策への影響への著しい不透明感が協調された。また、数人のメンバーは『ドル高がインフレを押し下げる』と指摘した。下方リスクにも引き続き、『ドル高、海外の弱い成長』が挙げられたため、一旦ドル売りが優勢となった。一方、メンバーは同時に、財政政策による成長の上振れリスクを指摘した。また、多くの高官が速やかな利上げが必要になる可能性があると判断していることを指摘した。

 

★今週から来週の米経済に注目

11月以降は米新政権での政策期待などで、良好な経済指標が相次いできた。しかし、前週には12月のシカゴPMIが悪化に転じるなど、年末商戦のピークアウトのほか、金利急上昇やドル高、ガソリン反発といった複合逆風の影響が懸念され始めている。5日のISM非製造業景況指数や、6日の耐久財受注などは、まだ年末商戦や金利上昇警戒の駆け込み需要などがプラス要因となりやすい。その一方で5日のADP雇用統計や6日の雇用統計は、強弱両サイドのリスクをはらんでいる。

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保護中: 東京金60分足では4400円目前で上げ一服!

2017/01/05/07:42:02

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ドル/円欧米市場動向!地味に乱高下

2017/01/05/07:08:19

 

★欧州市場序盤では、前日のNY市場でトランプ発言を受けて加速したリスク回避の動きは、日経先物の大幅反発などにより後退、反発地合いを維持してもみ合い商状となった。欧州株や米長期金利が伸び悩むなか、ドル/円も117.68円付近にドルが再下落となった後、117.80円前後へ再上昇した。米長期金利が上昇幅を縮めたほか、日経先物が下落したことを嫌気して上値の重い展開になった。欧州市場では、利益確定売りに押されて117.43円前後で軟調推移となった。欧州株が大方小安く推移したことで、ドル売り・円買いが優勢となった。23時過ぎから特に材料はないものの、ややまとまったドル売りが持ち込まれ下落基調となった。一時本日安値となる117.02円まで値を下げたものの、節目の117.00円に接近したべ面では押し目買いなどが入ったため徐々に下値を切り上げた。FOMC議事要旨公表後に一時117.10円付近まで下押ししたものの、反応は一時的だった。米長期金利が一転上昇したほか、日経先物も持ち直したことでドル買いとなった。引けにかけて米長期金利が再び低下したことで、ドル売りが強まり引け安の展開となった。

 

欧米市場では派手な乱高下はないものの、地味ながらボラティリティが高まっていることに注意!

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