★SARS時のNYダウと日経225の相場動向を見てみる。2002年11月27日にWHOへの報告があったものの、数日間は共に上昇基調となっていた。しかし、一転して下落基調となった。今回も当初は株式市場への影響は軽微であったが、感染者や死亡者の増加と共に株式市場への影響も大きくなってきた。
2003年3月頃に大流行の兆しとなったが、NYダウは3月11日に底値となり回復基調となった。日経225もNYダウの上げに連れて戻り基調となったものの、再び下落基調となり4月28日の大底を付けるまで下落基調が続いた。この間はNYダウと逆相関の動きとなった。
SARSの時はちょうど大流行の兆しが出た3月頃にNYダウがボトムアウトした。それに遅れること約1ヵ月半で日経225はボトムアウトした。7月5日のSARS封じ込め成功の発表時にはNYダウと日経225はSARS発表時よりも高値を付けた。
今回も新型コロナウイルスのワクチン開発や感染者減少などポジティブ材料が出たところが、反転のきっかけとなりやすい。現在はワクチンもなく感染者も拡大していることで、リスク回避の動きになっている。
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