★商品先物取引委員会(CFTC)が発表した5月11日付けのNY金ネット持高(赤線)では192,255枚のロングポジション(買持ち)となった。4月27日付けでは170,619枚にロングポジションまで縮小していたことから+21,636枚増加した。
3月30日付け167,528枚のロングポジションが最初のボトムとなり、その後4月7日付け189,509枚までロングポジション残高が戻したものの、その後再び減少して4月27日付け170,619枚のダブルボトムのような様相となった。そして、4月7日付け残高を超えるロングポジションまで増加している。
NY金(青線)は3月8日の1,678ドルが底値となり、徐々に下値上値を切り上げながらロングポジションの増加とともに上昇基調が継続している。
NY金の上昇と共に金標準先物(黒破線)も上昇基調が続いている。
このまま、NY金ロングポジションが引き続き増加していくようなら、金価格も上昇基調が継続しそうである。
戻り基調が始まったばかりなので、何処までロングポジションが増加してくるかが注目される。過去の経験則からは、30万枚近辺までロングポジションが膨らむと過熱感が出てくるため、現状のロングポジションでは過熱感はない。
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