★商品先物取引委員会(CFTC)が発表した9月7日付のNY金投機筋のネットポジション(赤線)は金ロング(買持ち)+206,039枚と前週の216,550枚から▼10,551枚のロングポジションの減少となった。
それに連れてNY金と東京金も下落基調となっている。
5月25日ではNY金ロングポジションは+214,642枚で、NY金先物(青線)は1,898ドル、金標準先物(黒破線)は6,562円だった。しかし、8月31日のポジションでは+216,550枚で、NY金先物は1,818.1ドル、金標準先物は6,415円とロングポジションは増加したにも関わらず、日米金価格は上値を切り下げる展開になっている。
実需の金買いの勢いが鈍化している可能性がある。
それだけに、投機筋の売買に金価格が左右されやすくなっている。
直近の投機筋によるロングポジションのボトムは、6月29日の+162,226枚そして8月10日の+168,406枚となっている。そのため、このまま、ロングポジションの整理があるようなら、約40,000枚前後のポジション調整が必要となる。
投機筋のポジション整理が終了するまでは、上値も重くなりやすい。
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