★NY金価格と米国債金利動向を比較すると、基本的には米国債金利が低下するとNY金が買われやすい。一方で、米国債金利が上昇するとNY金が売られやすい展開となりやすいことが分かる。
さらに、NY金と東京金はほぼ同様の動きとなりやすい。
米FRBがマイナス金利導入に関して否定的な見解を示していることから、米国10年債金利は0.60%前後で下げ止まる展開となっている。
一方で、7月14日に米労働省が発表した6月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.6%と4カ月ぶりのプラスで、予想+0.5%も上回った。前年比では+0.6%と5月+0.1%から上昇、2012年8月以降8年ぶり高水準となった。今後も物価上昇が続くようなら、米FRBとしても金融引き締め策に切り替える必要が出てくる。
米長期金利が反転するようなら、金価格の下落調整局面となりやすいことから、今後の米長期金利の動向には注意が必要となる。
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