★NY金先物市場の日足では、8月9日安値1,692.6ドルが底値となり、戻り基調が継続していたが、100日SMA(黒線)がレジスタンスとして意識されると上値を抑えられる展開になっている。
緩やかに上向きの5日SMA(赤線)を下抜けするとレジスタンスとして意識されている。一方、下値では上向きの10日SMA(黄線)と25日SMA(青線)がサポートとして意識され下支えしている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%DとSlow%Dは緩やかな上昇基調が継続しており、上向きバイアスを維持している。
NY金は7月16日、7月30日、8月4日と200日SMA(紫線)がレジスタンスとして意識され、一旦上抜けしたものの押し戻される展開が続いている。今回100日SMAがレジスタンスとして意識されたが、200日SMAも近くに位置していたことから上値目処として意識された。
5日SMAの1,794.04ドルを上抜け出来るのか、それとも10日SMAの1,787.91ドルや25日SMAの1,787.10ドルを下抜けするのかが注目点になる。短期的には、上昇基調が継続していることから、早々に5日SMAを上抜け出来ると戻り基調が継続しやすい。
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