★NYダウの日足では、2018年12月26日を起点として2019年6月3日安値を結ぶトレンドライン(S1)を下抜けした。そのため、同起点から8月15日安値を結ぶトレンドライン(S2)を引き直すと、昨日はちょうどサポートラインとなり下げ止まる展開となった。また、7月16日の史上高値27,398.68ドルから5%の下落率ラインもサポートとして意識された。
8月から9月に掛けての下落場面では、200日SMA(紫線)がサポートラインとして意識され下げ止まる展開となった。そのため、今回も200日SMAの25,840ドルが下値目処として意識される。
トランプ政権は誰よりも米国株の動向を重視している。また、2018年に米国は世界一の産油国となったことで、株価の下落は原油価格を下押しにつながりやすい。そのため、NYダウの下値節目をチェックすることが重要となる。200日SMAも節目になるが、下抜けした場合は、高値からの10%の下落に当たる24,658ドルが強力な下値目処ラインとして意識される。10%を下抜けしてくると、トランプ政権内からも株価へのフォローコメントが出やすくなる。
ただ、米長期金利が低下傾向のあることから、株価が下落するとイールドスプレッドが拡大して、米国株に過度な割安感が出やすくなる。そのため、現状では200日SMA近辺で下げ止まる可能性が高い。
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