★NYダウの一目均衡表日足では、転換線や基準線を上抜けて下ヒゲ陽線で雲の上限を上抜けた。また、1月26日高値26,616.71ドルと2月9日安値23,360.29ドルの半値戻りとなる24,988.50ドルを上抜けしてきた。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)も、売られ過ぎ域から%Kと%Dは上向きとなり、戻り基調となっている。
26期間手前の遅行線がロウソク足を上抜けるようならば、上値追いの動きとなりやすい。
上値では、61.8%戻しの25,372.76ドル、白銀比率の70.70%戻し25,662.58ドル、76.4%戻し25,848.19ドルなどが一旦の上値節目となりやすい。また、2月7日の高値25,293.96ドルも節目となりやすい。
『VIXショック』の震源地となった米国株の戻りが早い一方で、日本株の出遅れ感が際立っている。ただ、米国ではインフレや金利の急伸が経済成長を抑制するとの見方がある。そして、いずれスタグフレーション(インフレ上昇と景気停滞)に陥るとの警戒感も浮上し始めている。さらに、米国の財政赤字拡大懸念も指摘されており、このまま上昇基調が継続するのかは不透明となっている。米国株は一番底を付けたが、相場は二番底や三番底を付けて回復基調となることが多いことから油断は禁物である。
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