★NYダウは7連騰で75日線(緑線)24,693.45ドルを上抜けした。ただ、ダブルボトムネックラインとなる4月17日高値24,858.97ドルが上値抵抗ラインとなり、押し戻されて終了した。ダブルボトムネックラインを確り上抜けすると上昇基調に勢いがつく可能性がある。ただし、大きな節目となることから、利益確定売りが増えることから週初は上値の重い展開となる可能性もある。
トランプ相場を見る上で重要なポイントは、1月26日高値26,616.71ドルからの10%下落23,955.04ドルラインである。ここを下抜けるとトランプ政権内から株価に優しい発言が出て、戻り基調となってきた。一方で、10%以内に戻ると、トランプ大統領から株価には厳しい発言が飛び出してきた。トランプ大統領の言動は11月の米中間選挙対策としての言動であることから、株価が大きく下落してしまっては意味がない。また、トランプ大統領の支持層である50-60代の白人や退役軍人の多くが年金生活者であることから、株価が大きく下落すると支持層の年金に打撃を与え、支持層からの不満が出てくることは避けたい。そのため、年初来高値から10%の下落を目処として、言動しているように見える。厳しい言動を繰り広げながら、管理相場をする綱渡りのような政権運営をしている。少なくとも11月の中間選挙までは、このような管理相場が継続する可能性が高いため、NYダウが10%以下に下落した際は注目である。
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