★『ボラティリティショック』の震源地となったNYダウは、飛び火を受けた日本株よりも早々に戻り基調となっている。1月26日の直近高値26,616.71ドルと2月9日の直近安値23,360.29ドルをフィボナッチリトレースメントと白銀比率で分析する。
ちょうど半値戻りの24,988.50ドルを挟んで上限に振れている。ただ前週末には半値戻りを上抜けしたことで、2月16日の上値抵抗ラインとなった61.8%戻し25,372.75ドルが意識される。
2月9日に長い下ヒゲ陽線となって一旦底打ちしたようなロウソク足となった。その後も上下に振りながら徐々に戻り基調となっている。ここで気になるのは、フォーメーションのフラッグのような形になっている。大幅下落基調の後、上値・下値切り上げる上向きフラッグは『下降フラッグ』といい結果的に下抜けすることが多い。
そのため、しばらくはレンジの下抜けに注意する必要がある。
注意する必要があるものの、半値戻しを上抜けしてきていることは、『半値戻しは全値戻し』とも言われ強い戻り基調となっていることも確かである。そのため、2月16日の上値抵抗ラインとなった61.8%戻しや16日高値25,432.42ドルを上抜け出来るかが焦点となる。
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