FITS エコノミックレポート

NYダウの下値目処をリーマン危機時から探る!

 

★NYダウの月足では、120ヵ月SMA(緑線)の18,010.95ドル240ヵ月SMA(茶線)の14,235.58ドルが下値目処として意識される。一方で、リーマン危機時の下落率から計算すると、2007年10月高値14,198.10ドルから2009年3月安値6,469.95ドルまで下落したことで、54.43%の下落率となった。2020年2月高値29,568.57ドルから同率下落すると、13,474.40ドルが下値目処として意識される。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、リーマン危機時は売られ過ぎまで低下後に戻り基調となった。現在は、買われ過ぎ高値圏から%DがSlow%Dを下抜け両線ともかい離幅を拡大して真下を向いていることから、下落の勢いが強いことを示している。

下値では、120ヵ月SMAや260ヵ月SMAが意識されるものの、下落の勢いが強いことからサポートラインとして機能しない可能性もある。そうなると、リーマン危機時の下落率近辺まで下落する可能性がある。

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