FITS エコノミックレポート

CRB指数と南アランド/円・メキシコペソ/円の動向!

 

★CRB指数とは、米国の商品先物取引所等で売買されている商品価格から算出される国際商品先物のことをいう。正式には『ロイター/ジェフリーズCRB指数』と呼ばれている。この指数は、1957年に米国のCRB社(Commodity Research Bureau)によって28品目の指数として開発され、その後、構成品目の入れ替えなどの修正が行われている。世界的な物価や景気の先行指標、特にインフレ動向の先行指標として注目度が高い指数となっている。

構成銘柄は、原油、無鉛ガソリン、暖房油、天然ガス、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、トウモロコシ、大豆、小麦、綿、生牛、豚赤身肉、コーヒー、ココア、オレンジジュース、砂糖の19品目となっている。

 

資源国通貨でもある南アランド/円とメキシコペソ/円をCRB指数のチャートに合わせみると、相関性のある値動きとなっていることが分かる。

3月の急落から4月下旬に大底を打って戻り基調となっているが、同様の値動きとなっている。

CRB指数は9月から若干調整的な値動きになったが、両通貨とも遅れて調整下落となっている。

CRB指数は現在持ち直しの展開になっていることから、南アランドとメキシコペソも円に対して戻り基調が継続している。

そのため、CRB指数が上昇基調を継続している間は、南アランドやメキシコペソも底堅い展開となりやすい。

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