FITS エコノミックレポート

CFTC金投機ネット残高とNY金・東京金価格の動向!

 

CFTC金投機筋ネット(赤破線)のネット買い残高が増加するとNY金(青線)東京金価格(黒破線)は上昇しやすく、買い残高が減少すると金の価格は下落しやすいことはチャートからも分かる。

特徴とすれば、金の投機筋買いネットが増加と共に金価格は上昇するが、一転利益確定売りから投機筋買いネットの残高が減少すると、金価格も調整的な下落基調となる。そして、金の投機筋買いネットの残高がボトムと打つと一転して増加して、金価格も再び上昇基調となる傾向がある。

要するにCFTC金投機筋買いネットの増減によって金価格の動向がつかめる。CFTC金投機筋買いネットは増加⇒利益確定売りによる買いネットは減少⇒調整後は再び増加という動きとなっている。9月4日付けで+312,444枚の残高がピークとなりポジションの減少と共に金価格も下落したが、再び12月31日に327,925枚までの増加と共に金価格も上昇している。1月7日付けでは322,291枚と前週から15,481枚の減少となり、投機筋買いネットの減少と共に金価格も上値が重くなっている。

基本的にはCFTC投機筋のポジションの動きが金価格にとって重要なので、ポジションの変動を注視する必要がある。

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