★NYのCFTC金投機ネットの動きを見てみると、9月3日付けで買越残高300,547枚まで増加した後、9月10日付けに買越残高は269,725枚で減少したものの、9月24日付けに再び買越残高は312,444枚まで増加した。しかし、最新の10月1日付けでは再び買越残高は268,993枚まで一気に減少する展開となった。
直近の投機筋の動きを見てみると、買越残高が30万枚を超えるとポジション調整による利益確定売りが出て買越残高が減少する展開となっている。
直近の買越残高が30万枚を割っているので再び買越しを増加させてくる可能性がある。
NY金のもう一つの特徴として月足でみると、投機筋の残高がダブルトップの様相となった後に、買越残高が減少するとともにNY金も下落しやすくなる。ダブルトップの期間は2~3ヵ月程度の周期とで形成されてその後減少傾向となる。今回9月に一旦のピークを形成したことから、11-12月にもう一度買越残高のピークを付けてその後は減少傾向となる可能性が高まる。
ただ、時々スパイクトップのような急速に買越残高が増えても長続きせず、その後反動で急速に減少する様相となることもあるので、注意する必要はある。
ダブルトップの次の山を形成するまでは高止まりする可能性があるものの、ダブルトップが崩れる展開となると、金価格も急速に下落する展開となりやすい。現段階では次の山を形成するまでは押し目買いの展開となりやすい一方で、次の山の形成後の来年以降は下落調整となりやすいことを過去のリバーサル・フォーメーション(パターン)が示している。
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